前駆陣痛って何?なぜ起こる?本陣痛の前に起こる仕組みと症状

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2017/07/04

前駆陣痛って何か知りたいと思っている妊婦さん

赤ちゃんを出産する時に陣痛が起こるのはよく知られていることですが、それとは別に「前駆陣痛」というものがあるのをご存知でしょうか。

前駆陣痛は本物の陣痛(本陣痛)とは異なるものなので、本当の陣痛との違いやどういった症状なのかを把握しておくと、出産間際に「これは陣痛?前駆陣痛?」となった時に安心です。

では、前駆陣痛はどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。また、症状にはどのような特徴があるのでしょうか。

本陣痛の前に起こることがある前駆陣痛が生じる仕組みと症状について、知っておくと便利な知識をまとめました。

前駆陣痛はなぜ起こる?前駆陣痛が起こる仕組み

前駆陣痛は出産前、妊娠後期や臨月に起こる不規則な子宮収縮の事を指します。別名「偽陣痛」とも呼ばれている通り、お産前の本物の陣痛「本陣痛」とは異なるものです。

では、この前駆陣痛はどのようにして起こるのでしょうか。

  • 前駆陣痛が起こる理由
  • 前駆陣痛が起こる仕組み

それぞれひとつずつ詳しく見ていきましょう。

前駆陣痛は本陣痛に向けての予行演習

前駆陣痛が起こるのは、本陣痛の予行演習のような意味があります。本陣痛前に子宮収縮を起こすことで、子宮の下部や赤ちゃんが通る子宮口、子宮頚管の部分を柔らかくする作用があります。

ここで注意しておきたいのが、前駆陣痛が本陣痛の前に必ず起こるわけではないということです。

しかし、「前駆陣痛が起こらなかったから子宮頚部が柔らかくならずに難産になる」というわけでもなく、出産への流れや出産時の状況は個人差が大きいものです。

前駆陣痛がないからと言って不安にならなくても大丈夫ですので、安心して赤ちゃんが生まれる合図を待ちましょう。

前駆陣痛が起こる理由は未解明…ホルモン作用の指摘も

前駆陣痛が起こる理由はまだはっきりと解明されていませんが、子宮の中で大きくなった赤ちゃんが出産に向けて徐々に下がってくることにより、子宮が刺激されて収縮を始めるためだと考えられています。

また、陣痛を起こすホルモンが関わっているのではないかとも言われています。

これまで妊娠を継続できる体を保つために作用していた黄体ホルモンは、臨月に入ると出産に向けてだんだん分泌されなくなっていき、代わりに子宮の収縮を促す卵胞ホルモンが多く出るようになっていきます。

このようなホルモン量の変化によって子宮収縮が起こりやすくなるため、前駆陣痛が始まると考えられているのです。

前駆陣痛は本陣痛とは違う…起こる時期と症状

先にも述べましたが、前駆陣痛は不規則な子宮収縮のため、痛みが生じる間隔や強さは不安定です。

本陣痛に先駆けて起こることから「前駆陣痛」と呼ばれていますが、本陣痛とは似て異なるものという意味を込めて「偽陣痛」とも言われます。

では、この前駆陣痛が起こるのはいつ頃で、どのような症状があるのでしょうか。

  • 前駆陣痛が起こる時期
  • 前駆陣痛の症状

それぞれひとつずつ詳しく見ていきましょう。

前駆陣痛の多くは臨月…個人差が大きいのも特徴のひとつ

前駆陣痛が起こる時期としてよく言われているのは、臨月に入った妊娠36~40週頃です。

しかし、出産の様子と同じように前駆陣痛が起こる時期も個人差が大きく、臨月に入る前から前駆陣痛を体験する人もいますし、本陣痛が来る前日にようやく前駆陣痛があったという人もいます。

中には、前駆陣痛そのものを経験せずにいきなり本陣痛が来たという人もいますし、出産予定日を超過しても前駆陣痛がなかったという人もいます。

前駆陣痛が出産間近に起こることがほとんどなのは事実ですが、前駆陣痛が起こる時期と前駆陣痛を感じてから本陣痛が始まるまでの時間は、人によってかなり差があるのです。

前駆陣痛の痛みの程度は不規則…感じ方は人それぞれ

前駆陣痛の痛みや症状も時期と同じように個人差が大きく、一概にはっきりと痛みの様子を形容することは難しいです。

また、一人目妊娠と二人目以降の妊娠・経産婦かどうかで感じ方が異なったり、気づかないで終わってしまうということも多々あります。

一般的によく言われる前駆陣痛の症状を以下にご紹介します。

  • 腹痛:生理痛が酷くなったような痛み、赤ちゃんに蹴られた時の痛み、お腹を下したときの痛み など
  • お腹の張り:ガスが溜っているようなゴロゴロとした感じ、便秘の時のお腹の張り方 など
  • 腰痛:生理前や生理痛の腰が重い感じ など
  • 胃腸の不調:胃痛や腹痛が起こる、キュッと締め付けられたような痛み など

前駆陣痛の痛みは本陣痛と比べると比較的弱く感じる人が多く、時間が経っても徐々に強くなる可能性はかなり低いです。安静にすると痛みが薄れる場合も多いです。

また、痛みが生じる間隔や長さも不規則で、急に痛くなったと思ったらすぐに痛みが消えてしまったという人もいて、時間を測っても意味がないくらいに予測不可能です。

ただし、個人差が大きいものなので、人によっては息が出来ないくらい急に痛みに襲われたという人もいますし、激痛で夜中眠れなくなってしまう妊婦さんもいます。

前駆陣痛と思われるお腹の痛みと一緒に、破水やおしるしなどの症状が現れた場合は確実に「お産が始まるサイン」で出産直前とみて間違いありません。

もうすぐ本陣痛が始まる兆候の一つですので、出産に向けた心の準備と病院に持っていく入院用の持ち物や手続きについてなどの最終確認をしておきましょう。

▼前駆陣痛と本陣痛の違いについてはコチラも参考にしてみて!

▼陣痛の痛み方についてはコチラも参考にしてみて!

前駆陣痛は出産へのカウントダウン!気になる症状はすぐに確認を

これまでにも申し上げましたが、前駆陣痛は長く続く人もればほとんど起きないケースもあり、人それぞれです。

特に初産の場合は前駆陣痛があったとしても、初めての事で経験がないので気づいていないこともあります。

前駆陣痛がなかったり、わからなかったとしても、本当の陣痛と出産はもうそこまでやってきているサインなのは確かです。

前駆陣痛がなかったとしても、安産・難産や予定日超過との関係性は指摘されていませんので、ママは安心して出産分娩に臨みましょう。

また、もしも前駆陣痛でも破水が同時に起こってしまったり出血を伴う場合、胎動が急になくなった場合は、速やかに出産予定の病院やかかりつけの産婦人科に連絡をして診断を仰ぐようにしてください。

皆様の健やかな出産をお祈りしています。

▼陣痛が起こる兆候についてはコチラも参考にしてみて!

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