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赤ちゃんがなかなか指しゃぶりを卒業できないその原因とは?

2015/04/24

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妊娠中、エコー検査の映像を通して胎内にいる我が子の姿を見たくて、妊婦健診を楽しみにされていたママもいらっしゃると思います。今日はどっちを向いているのかな、顔が見れるかな、今日こそ性別が分かるかな、などなど、とても期待に胸が膨らみました。

「今日は指しゃぶりをしていますね」と医師に言われて見ると、なるほどこんな小さなうちから指しゃぶりをするんだとその小さな姿に感心し、目を細めた記憶があります。

しかし、まだ小さな赤ちゃんの頃は可愛いとされる指しゃぶりも、成長するにつれてデメリットがあることも分かってきています。赤ちゃんの指しゃぶりについて考えてみましょう。

指しゃぶりと子供の発達

まだ胎内にいる頃の胎児は、生まれてすぐに母乳を飲むための練習をしているとされています。その様子が、たまたま健診時のエコー検査の映像に映ることがあります。

誰に教わることもなく、自ら行っている様子にこれから生きていくんだというとても強い生命力を感じます。

この時期の指しゃぶりは、生きていくうえでとても重要なことですので、まったく心配はいりません。

学習のための指しゃぶり

生後2ヶ月頃からは、偶然口の側にきた自分の指先をしゃぶったり、吸ってみたりします。生後5ヶ月頃には、自分で口元に持っていってしゃぶることをし始めます。これらは、なめたりしゃぶってみることで味覚や形状を学んでいるとされています。

その後、徐々につかまり立ちやひとり歩きを始めるようになると、指しゃぶりの動作がしにくくなるために自然に減少していきます。学習には欠かせない行為となりますので、心配はいりません。

やすらぎを得るために

2歳頃までの赤ちゃんは、昼間に指しゃぶりをすることはほとんどなくなっていきます。おもちゃをつかんだり、クレヨンを持ってみたりなど、指先も器用に使えるようになってくるので、遊びに夢中になる時間が増えてくるためです。

この頃には学習のためではなく、単純に手持ちぶたさな時や、眠くなった時や不安な時に心を落ち着かせてやすらぎを得ようと指しゃぶりをするようになります。さほど神経質にならず、経過をみていても良い時期です。

社会性を築いていくようになると

幼稚園や保育園へ入園し、それまでママと過ごしていた時間を他人と過ごすことで、社会性を築いていきます。周囲と自分との違いを意識し始めるのもこの時期ですので、自然に指しゃぶりをしなくなることもあります。

しかし、3歳半を過ぎる頃になると、指しゃぶりを自然にやめさせるのは難しくなってきます。こちらからの働きかけが必要になってきますが、まずは指しゃぶりはいけないことだときちんと伝えて、認識させることから始めましょう。

指しゃぶりのデメリット

一般的に考えられている子供が指しゃぶりをすることで生じるデメリットは、以下のようになります。

  • 噛み合わせが悪くなる
  • 口呼吸になる
  • 話し方が舌たらずになる
  • あごの発達にも影響してしまう

やめさせるための対策とは

大人も一緒ですが、すでに癖になってしまっている場合、それを周りが直そうとしてもできるものではありません。本人が自覚して直そうとしない限り、とても難しいのが現状です。

昼間は外遊びや運動をさせてあげて、体を動かすことで体内にこもっているストレスも発散させてあげましょう。

また、眠る時は子供がリラックスできるように、絵本を読んであげたり、眠るまで手をにぎってあげましょう。

4歳半~5歳までにやめられるようになれば、たとえ乳歯の歯並びが悪くなっても永久歯の歯並びは正常に戻る可能性があるとされています。永久歯の生え替わり前までには、やめられるようにしたいものです。

指しゃぶりはいけないことだときちんと伝え、本人に少しでも気をつけようという様子が見られたら褒めてあげましょう。

いきなりやめるのは、とても難しいことです。子供のペースに合わせながら無理強いすることなく進めるには、やはり早めの対策が必要です。

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