子供が指を挟む危険性…子供が指を挟んだ時の応急処置と防止策

2016/06/03

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小さな子供は本当にいろいろな隙間に指を挟んでしまいます。ちょっと挟んだだけならいいのですが、場所や場合によっては大きなケガにつながってしまうことも。

子供が指を挟んで怪我をしたとき、どのように対処すればいいのでしょうか。子供が指を挟みやすい場所とともに解説します。

こんなところが危ない!子供が指を挟みやすい場所とは

歩き始めた赤ちゃんや小さなお子さんほど指を挟む事故が起こりやすいものです。まだ何が危険がよくわからないので何にでも手を出してしまうからですね。

家庭内、外出先などで子供が指を挟みやすい場所とはどんなところがあるでしょうか。

  • 開き戸、引き戸、戸棚
  • 二重ガラスのサッシ
  • 車のパワーウィンドウ
  • エスカレーターのベルト
  • ベビーカー、ベビーゲート、ベビーサークル
  • スライドドア

実際に体験したことを含めながら解説します。

子供が興味を持つ開き戸などは指を挟みやすい

私の息子もそうなのですが、子供は戸棚の引き戸や開き戸が大好きです。中に何が入っているのかを探るのが楽しくてしかないのですね。

また蝶番の部分もとても危険で、実際に開き戸で遊んでいるうちに蝶番の部分で指を挟んで切断という事例もあったそうです。

でも手をつかって開く、という感覚がまだ発達していません。勢いよく開いたらそのままバタンと開き戸を閉めてしまって、結果指を挟んでしまうということも。

開く、閉じるという動作の知識がないからこそ指を挟んでしまう危険性があるのです。何度も繰り返していくうちに自然に覚えることもあるかもしれません。

でも子供が好奇心に勝てなくて何度も同じことを繰り返してしまう時は注意が必要ですね。見守りが必要です。

重さがあって軽く開くガラスサッシに要注意

最近の家庭の窓ガラス断熱の目的から二重になっているものが多く、重量を増しているものが多くなっています。

そんな重たいガラスサッシなのですが、動かすときは意外とスムーズに軽く動いてしまうものでもあります。

そういう場所で子供が遊んでいると、小さい子の力でも簡単に開閉が出来てしまうので指を挟んでしまう心配が出てきます。

また洗濯物を干しに外に出たママが近くに子供がいるのに気づかず指を挟んでしまうこともあるようです。

赤ちゃんがついついママを追って外に出たがったりするので、サッシの上に足の指が乗っていて知らずに挟んでしまうことも。

赤ちゃんはママの姿が見えなくなると探して窓の近くまで寄ってくるものです。ベランダなどに出るときは赤ちゃんの安全を確保したり声かけをするのが大切ですね。

子供を載せている時にはよく見て!パワーウインドウに指を挟む原因

外出中、車の窓の窓に指を挟んでしまうという危険性もあります。原因としては車を運転しているパパやママが気がつかないということです。

子供はちょっと開いている窓や扉から手を出すのが好きです。車の運転中ちょっと窓を開けておいてそこから子供が手を出しているのに気がつかないこともあるでしょう。

そして気がつかないまま窓を閉めてしまったために、子供の指が挟まれてしまったということになりかねないのです。

家族で車に乗る時には、極力子供の座っている場所の窓を開けておかない、ロックして開かないようにしておく必要があります。

家族で楽しいお出かけという時にケガをしてしまうなんてトラブルは避けたいものです。防止対策はしっかりしておきましょう。

大怪我の危険性大!外出先のエスカレーター

買い物先などでエスカレーターを使う場合も注意が必要です。常に動き続いているエスカレターですから乗り慣れていない子供にはとても危険なものでもあります。

一番心配なのは手すりベルトの吸い込み口です。過去にここに手を吸い込まれてしまって指を切断したという事故が何件か起こっているようです。

こうした事故は付き添っている親がちょっと目を離した隙に起こるようです。外出先でエスカレーターを使うときはしっかりと手をつないで子供の安全対策を怠らないようにしましょう。

ママの注意が必要!ベビーカーやベビーゲート、ベビーサークルの指挟み

折りたたみ式のものが多く可動部分が多いベビーカーも指挟みの危険を抱えています。折りたたみ金具の部分で指を挟むケースは本当に多いのです。

ベビーカーとやベビーゲートを使うママの注意がとても大切です。こうしたケースの指挟みは、ママのうっかりが原因なことが多いからです。

ベビーカーやベビーゲートを使う時には必ず子供が近くにいないこと、ベビーカーから安全な場所に下ろしていることを確認してからを習慣づけましょう。

特に露出している金具などは子供も面白がって触りたがりますから注意が必要です。何度も触りたがるときはちょっとキツめに叱ることも考えておきましょう。

また赤ちゃんや小さな子供の安全グッズとしてや、小さな遊び場として人気のベビーサークルも開け閉め式の扉が付いているものなどは指を挟んでしまうこともあります。

ベビーサークルもベビーカーやゲートと同じで、可動式の物に子供は指を挟みやすいということなのです。

育児中はその点をしっかりと気を付けてください!例えばエアー式のベビーサークルを選んでみるなどの安全のための工夫をしてみてください。

車のスライドドアで指を挟んでしまう事故

スライドドア式の自家用車は狭い所でもドアの開閉がしやすいために、お子さんのいる家庭ではよく利用されていますね。

でもこのスライドドアにも注意が必要です。国産車の機能は発達しているので重いドアでも簡単に開閉してしまします。ここに子供が指を挟みやすいのです。

軽く動くので意識しにくいのですが、実は車のスライドドアの閉まる時の力はとても強いものがあります。

そんな力で閉まるものに子供が指を挟まれたら、ちょっとした怪我で済まずに骨折や出血など大変なことになってしまうかもしれません。

駐車場が狭いからこそスライドドアの車を選んでしまいがちですが、乗り降りの時は子供の安全に十分な注意が必要です。

実際に指を挟んで怪我をした時の対処法

救急箱
このように子供が指を挟む危険のある場所は数えていくときりがありませんね。絶対に指を挟まないように気をつけているのはまずむりでしょう。

では実際に子供が指を挟んでしまったら、ママに出来ることはどんなことがあるでしょうか? 状況別に考えていきます。

まずはママが落ち着いて患部の様子を見ましょう

子供は指を挟むと大きな声で泣きますよね。そんなときはママの方もパニックを起こしてしまうかもしれません。

特に目を離した隙に指を挟んでしまっていたら何が起きたのかわからないので余計にままも焦ってしまうでしょう。

だからこそ、まずはママが落ち着いて挟んでしまった手の様子をしっかりと観察してみてください。血が出ていないか、腫れていないかなどです。

ある程度言葉の話せるお子さんだったら、今まで何をしてこうなってしまったのかを問いかけてみてください。万が一病院にいかなくては行けなくなった時に、お医者さんに説明しなくてはいけないためです。

実際に指を挟んでしまった時の応急処置の方法

指を挟んだ時にどう対処したらいいのでしょうか。

まずは子供さんが挟んだ指を曲げ伸ばし出来るか確認しましょう。

痛いけど、どうにか曲げ伸ばしが出来るようなら簡単な応急処置で対処出来そうです。

冷やす
まずは挟んだ患部を冷水やアイスノンなどで冷やします。
包帯を巻くなどして圧迫
次に包帯を巻くなどして圧迫して腫れが出てくるのを抑えましょう。
挟んだ手を心臓より高く上げて少し休んでください。リンパの流れが落ち着い悪化を抑えてくれます。
止血

切り傷になったり出血があるような時は怪我をした部分を消毒してバンドエイドなどで軽く止血してみてください。

挟んでから応急処置をしたのち子供さんが落ち着いて機嫌が治ってきたら大丈夫な証拠です。子供の怪我や病気は機嫌の善し悪しが一番の判断基準ですから。

受診が必要になる怪我の判断基準は

指を挟んでしまった時ご家庭で対応出来る程度の怪我なら病院ま行く必要はありません。

でも大したことはないかなと思っても、子供がすごく痛がっている、患部の判断がよく出来ない、などの状況で不安な時は受診をしてください。

以下に受診が必要な程の重症と言える状態を挙げていきます。

  • 爪が剥がれてしまった
  • 出血の量が多い
  • 血豆が出来ている
  • 痛がって指を動かせない

剥がれた爪を子供に触らせないように!

重いドアになど指を挟んで爪が剥がれてしまった、という時にはびっくりしている子供さんに剥がれた爪を触らせないようにしましょう。

取れかけになっている爪を無理に剥がそうとすると出血を促してしまい、そこからばい菌が入って化膿してしまう危険性があります。

爪は剥がれてもまた新しいものがきちんと生えてきますから心配しなくても大丈夫です。でもその間に指を守るためにも病院でしっかりと処置してもらうことが大切です。

縫うよう必要があることも…切り傷には慎重な対応を

挟んでしまった指から出血が多い場合は、大きな血管が切れてしまっている可能性も考えるので慎重な対応が必要です。

患部が皮膚の組織の奥まで避けている場合は、家庭で止血するにも限界があるので病院を受診して縫合してもらうことが必要になってくるでしょう。

小さなお子さんならかかりつけの病院があると思うので、よくわかった先生に見てもらうのが一番なのですが、外科的処置の場合は小児科で見てもらえないこともあります。

ですから最寄りの外科医院を受診しましょう。指を布などで抑えて止血しながら病院に向かうのですが、パニックを起こしている子供さんに自分で指を抑えさせるのは難しいですよね。

よっぽど酷い場合には救急車を呼ばなくてはならないかもしれませんが、大きな怪我をしたときは自家用車ではなくタクシーなどで病院まで向かいましょう。

子供さんが怪我をしているときはママもパニックを起こしがちですから、ご自宅の車で病院まで向かうことはあまりおすすめ出来ません。

大きな血豆は病院で治療を!

指を挟んだ時に皮膚の下で血液が圧迫されて血の塊が出来てしまうものが血豆です。小さな血豆だったら問題ありませんが豆粒大の大きさになってしまうとかなり痛みます。

本来血豆は自然治癒していくものなので、放っておいても大丈夫なのですが、あまりに腫れがひどく何日も治らない場合は患部を冷やすなどして様子を見て、病院に行きましょう。

血豆を自分で潰して血を抜く方もあるようですが、そうした処置はバイ菌感染の危険が考えられますから必ず病院に相談してください。

自分で血豆を潰そうとするときは、針などの先をしっかり焼いて消毒してからおこなうのがよいようですが、やはり病院の先生に処置していただくのが一番よいでしょう。

痛くて指を動かせない時は骨折しているかもしれません

指が骨折してしまっているときは、強い痛みを伴う筈なので子供が激しく反応しているはずです。

挟んだ指が痛くて動かせない場合は特に骨折が心配されます。完全に折れてしまっている場合、あるいはヒビが入っている場合とありますが家庭では処理出来ません。

腫れが酷く、指が痛くて動かすことができず、抑えると強い痛みを伴う、こういった場合の時に挟んだ箇所の骨折の可能性は濃厚です。

やはり患部をしっかり冷やして固定しながら出来るだけ早く整形外科を受診しましょう。骨だけでなく皮膚組織や筋肉がダメージを受けている心配もあります。

子供が指を挟まないように家庭で注意出来ること

このように子供は毎日様々な場所に指を挟んで怪我をしてしまいます。出来ることなら大きな怪我になることは避けてあげたいですよね。

それにしても指を挟んでしまう可能性のある場所はたくさんあって、挟んでしまう回数も本当に頻繁にある…

そんな時は子供さんに対してどう対応してあげたらいいのでしょうか。家庭や外出中に指を挟まないようにするにはどんな方法があるのでしょうか。

一番の対策は何度も声かけをすること

引き戸や開き戸、ガラスサッシ、エレベーターの手すりベルトなど指を挟む危険性が高い場所をいくつか見てきました。

一番の対応は、そういった箇所では指を挟むことがあるので気を付けようね、と何度も声かけをすることです。

でも小さな子供さんは一回「ダメよ!」と言ったくらいでは理解出来ません。私の息子もまだ言葉が理解できず、何度声をかけても毎日同じ戸棚に指を挟んで泣いています。

声かけは回数が大切です。何度も何度も、同じ場所でも指を挟まなくなるまで「ここには触ってはだめよ。」「危ないのよ。」と言葉をかけていきましょう。

特によちよち歩きの赤ちゃんのうちは手の動きもだいぶ活発になってきて、でも自分が何をしているのか分からないので指を挟む危険が大きいです。

しつこいかな、と思うくらい何度も声かけをしていきましょう。実際子供は注意散漫なのでそのくらい何度も言わないと親の言うことを聞いてくれません。

どうして挟まないように気をつけなくてはいけないかを伝えましょう

ただ気をつけるように、と声かけをするだけではなくて、何故気をつけなくてはいけないのかを具体的に説明してあげることも大切です。

小さな子供さんは自分が怪我をすることの危険を予測出来ませんから興味をもった扉などにどんどん手を出してしまいます。

「お手てを挟んで怪我をしてしまうかもしれないからやめようね。」と何故そこに手を出したらいけないのかを伝えましょう。

その時、「骨が折れてしまうかもしれない」「手を切って血が出てしまうかもしれない」などと伝えることも大切です。

でもきっと一番子供さんの心に響くのは「お医者さんに言って怖い思いをしなくてはいけないかも」ではないでしょうか。

病院という場所を本能的に怖がっている子供さんは多いので「病院にいかなくてはいけない」と話すことで自然に緊張感を持ってくれるようです。

挟みやすい場所にはストッパーで対策を

指を挟んで怪我をしやすい一番の場所はドアの蝶番部分です。ここに手を挟んでしまう事故は本当に多いようですし中には指を切断してしまうケースもあったようです。

そんな危険を避けるためにも、蝶番部分につけるカバーをホームセンターや通信販売などで探してみてください。

また注意を促すために指を挟む危険のある場所に赤やオレンジなどの目立つテープを張っておくこともいいでしょう。目印があると子供も自分で気をつけやすくなります。

ガラスサッシで指を挟む不安があるときは、挟んでも大丈夫なようにクッション素材をつけてカバーしておきましょう。

こちらもホームセンターなどでスポンジ素材のテープなどを販売しているので、手軽に購入することができます。緩衝材を使っているだけでも指を挟んだ時の怪我を緩和してくれます。

また赤ちゃんや小さな子の指挟み防止のための輪っか状になったウレタン素材のドアストッパーなども市販されています。

ドアの隙間に挟んでおくことでドアが突然バン! と閉まってしまうことを防いで子供の指を守ります。

可愛い動物の形をしたものなどの商品も販売されているので、「くまちゃんのいるところは気を付けようね」など声かけしやすいのもメリットです。

大切な指を守るために普段から危険予測に気をつけましょう

おてて
指を挟むというのは、子供の怪我の中でも特に起こりやすいものです。その理由は挟む危険のある場所が日常に溢れているからなのですね。

小さな指を守ってあげるのには日頃からのママの危険予測が必要です。一度ドアなどに指を挟んでしまったら、「よし、ここでは指を挟んでしまうのね」と先ず覚えましょう。

子供はなかなか危険な場所が分からないので、パパママが守ってあげることが大切になってきます。

危険予測をしておくことで、いざ指を挟んでしまって骨折や大きな切り傷が出来た時に落ち着いて行動できるように心の準備をしておきましょう。

怪我をしてしまって一番辛いのは子供ですから、ママが取り乱していてはいけませんよね。安全に対処するためにもまずはお家の中で危険のある場所をチェックしてみてください.

みんなのコメント
  • あのんさん

    私は小6なのですが、今指を挟めてしまいました…。
    家に1人なので、検索してみたら、分かりやすく載っていたこの記事を見つけたので
    本当にありがとうございました//

  • らりさん

    今指を挟んで

  • チプデさん

    今指を挟んでしまったんですけど書いてあった通りにやったら治りそうでよかったです。ありがとうございます。

  • かりんさん

    自転車のチェーンで指を挟んで、、、

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