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妊娠を望むなら葉酸を摂ろう!いつまで飲むのが効果的?

2014/07/12

母子手帳にも記載され、育児グッズ売り場にも商品が並べられるなど、「葉酸」は妊婦さんに積極的に摂ってほしい重要な栄養素。でもどうしてそんなに大切なの?人気者の「葉酸」のヒミツを探ってみました!

葉酸とは?

葉酸はビタミンB群の1種で、ホウレンソウの葉から発見され、その名が付きました。新しい細胞を作り出す時、また古い細胞を作り直す時、私たちの体はタンパク質やアミノ酸、核酸の合成を必要とします。

その中でも核酸は、遺伝情報をつかさどる役割を持っており、どのように体が作られていくかは、この核酸の手にかかっています。葉酸はこれらの合成に働きかけ、スムーズな代謝を助けます。また赤血球を作り出す働きも担っています。この体中をめぐる血液があるから私たちは動けるわけです。

なぜ妊娠に重要なの?

赤ちゃんはまさに“新しい細胞”そのものです。受精卵は細胞分裂を繰り返して成長しますが、その勢いはすさまじいもの!この時にきちんと細胞が形成されることが大事で、葉酸はそれを助ける重要な存在というわけです。

また、妊娠によって貧血になる人も多いと思いますが、造血作用のある葉酸を摂取することで、重度の貧血を予防することができます。もし不足した場合には、どんなことが起こるのでしょう?

体の基礎が作られる妊娠初期には、脳や脊髄などの神経細胞もすでに準備されますが、これらがうまく形成できなかった時に先天異常が起こってしまいます。運動障害や排せつ機能に障害を引き起こす“二分脊椎症”や、流産や死産につながる“無脳症”などです。葉酸は、こういった神経系の障害が起こるリスクを下げてくれるのです。

いつから摂ればよいの?

細胞分裂が最も盛んであるのが、受胎から2週~4週といわれます。ところが、妊娠に気づいた時、この時期はもう過ぎていたということが多いのです。神経系の形成に間に合わせるには、少なくとも1ヶ月前から意識して摂取するのが理想です。

そうは言っても、いつ赤ちゃんがやってくるのかは正確に予想できませんよね。ですから、妊娠したいと考えているのであれば、今日からでも早すぎることはありません。しかも、余分な分は尿となって排出されるため、“摂り過ぎ”を心配しなくてもよいのです。

普段から貧血気味の人であれば、改善も期待できるでしょう。体調管理の一環として、積極的に取り入れたい要素なのです。

どのくらいの量が必要?

女性が1日に摂取すべき量は、400μgとされています。妊娠してからはさらに増えて440~480μg、出産後も授乳を考えて340μgは欲しいところ。これはホウレンソウなら約200gに相当します。だいたい1把分ですが、どうでしょうか?

3食に分けていただくと考えれば、そんなに無理な量ではありませんよね。他にも葉酸を多く含む食品としては、ブロッコリー・パセリなどの緑黄色野菜、レバー(鶏・牛・豚いずれも)、豆類、のりなどの海藻類があげられます。

どうやって取り入れる?

葉酸が多い食品を見ると、普段の食生活で十分たりてしまうんじゃないかと思ってしまいます。ところが、この葉酸!水に溶けだしたり、熱で破壊されたり、調理の途中でその栄養が50%も減ってしまうことがあるのです。

きちんと理想の量を摂取するためには、1つの食材に頼るのではなく、多くを取り入れた献立を考える必要があります。サプリメントで補うのも1つの方法です。ただ、食事と合わせて摂ることをこころがけましょう。

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