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赤ちゃんの耳は聞こえない?産まれてから変化する聞こえ方

2014/12/24

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赤ちゃんはお腹の中にいる時から、お母さんの声や外の世界の音を聞いています。しかし、お腹の中にいるときは羊水という液体を通して音が伝わり、聞いていましたが、産まれてからは空気を通して伝わる音を聞くようになります。

そのため、赤ちゃんは音を聞き取ることはできるけれど、液体ではなく空気を通して聞く初めての音に戸惑いながら聴覚を鍛えているということを理解した上で、コミュニケーションをとっていくことが大切です。

大人と赤ちゃんの聞こえるスピードは全く違う!

音が「聞こえた」と分かるには、音の振動が空気を通して鼓膜と骨にその振動を伝わらせ、鼓膜の奥にある細胞が振動を電気信号へと変換し、それが脳に伝わることで、私達は「音が聞こえた」ということになるのです。

これだけの伝達を一瞬のような速さで行われているので、目の前で話した人の言葉がすぐに聞き取ることが出来るのです。

しかし、赤ちゃんの場合はこの伝達スピードが遅いため、話してからワンテンポ遅れて反応するようになります。大人と赤ちゃんとでは、音の伝達スピードに3倍から4倍近い差があり、この伝達スピードが大人と同じ速さになるには、4歳から5歳ころになってからです。

赤ちゃんに話しかける時は、言葉を聞き取れるよう、ゆっくり短い言葉で話しかけてあげるようにしましょう。

赤ちゃんはお父さんの声が聞き取りにくい?

音の伝達スピードが遅いということは、より聞こえやすい音量、近さ、声に反応しやすいということでもあります。

例えば、大人であれば音の伝達スピードは一瞬のように伝わりますので、遠くから話しかけても近くで話しかけても、同じようにすぐ聞こえます。

しかし、赤ちゃんの場合は音の伝達スピードが遅いので、遠くで話しかけるよりも近くで話しかけてあげた方が早く反応します。

同じように、高い音と低い音では、高い音の方が早く伝わります。そのため、赤ちゃんは男性の声よりも女性の声の方が反応しやすく、聞こえやすいのです。

お母さんが話しかけた時はすぐに反応し、また言葉が伝わっているかのようにコミュニケーションが取れるのに、お父さんが話しかけると反応が悪い、あるいは無反応になることが多いのはそのためです。決して、お父さんよりもお母さんの方が好きということではありませんので、安心しましょう。

お父さんが赤ちゃんに話しかける時は、なるべくはっきりと、そして高い声を意識して話しかけるようにしてみましょう。

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