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インフルエンザの予防接種に賛否!予防接種は受けない方がいい?

2015/01/16

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インフルエンザの予防接種は、子供を怖いインフルエンザから守るためには大事なものですよね。

でも、最近になってインフルエンザの予防接種は受けない方がいいなんて言う話もちらほら聞くようになりました。インフルエンザの予防接種を受けるべきか受けないべきか、ちょっと考えてみましょう。

なぜ反対派がいるの?

予防接種で感染が防げない?

インフルエンザの予防接種を受けない方がいいという意見の裏には、「予防接種をしても感染を防ぐことができない」という事実があります。

他の感染症、たとえば「はしか」や「おたふく風邪」の予防接種の場合、規定の回数の予防接種をきちんと受ければ、ほぼ100%の確率で感染を予防できますが、インフルエンザの場合は、予防接種をしても感染してしまうことが多々あります。

これは、インフルエンザウイルスが鼻や口などの粘膜で増殖するため。血液中の抗体だけではこの増殖を防ぎきれないのです。

また、インフルエンザの抗体はすぐになくなってしまうので、毎年受けねばなりません。インフルエンザウイルスは日に日に変異しており、それに対する恒久的な抗体を人が持つのことは不可能とされています。

さらにインフルエンザの予防接種をしても、型が違えば感染リスクを下げることができないため、予防接種を受けたから感染しないとは言えないのです。

ただ、血液内に抗体があることで、ウイルスが血液によって肺や脳などに到達し、重症化するリスクは低減できるとされています。

インフルエンザ予防接種の副反応

インフルエンザの予防接種の後には副反応が起こる可能性があります。

インフルエンザの予防接種では、接種した人の10~20%に副反応が出るとされており、この副反応の多くは軽いインフルエンザ様の症状や摂取部の痛みや腫れです。通常は3日程度で治まることがほとんどです。

ただし、人によって高熱が出たり、ギランバレー症候群という免疫の病気を引き起こす可能性があり、場合によってはインフルエンザにかかるよりも、予防接種の副反応の方が強く出るケースがあります。

そのためインフルエンザの予防接種では、重篤な副反応が出た人に対しては接種を見合わせることもあります。

乳幼児の場合は、2回接種が基本ですが、1回目の摂取で強い副反応が出た場合には、2回目の摂取を行えません。

インフルエンザの場合は、感染してもほとんどの場合は後遺症なく回復するため、感染するよりも副反応のリスクの方が高いと考える医師もいます。

予防接種では抗体ができない?

インフルエンザの予防接種は子供や高齢者には2回接種が奨励されていますが、これは予防接種による抗体ができにくいためです。免疫機能が弱い子供は、予防接種をしても抗体ができにくいために、大人よりも多く打たなければなりません。

さらに、2回打ったからと言っても抗体が確実にできる保証はありません。

近年は抗インフルエンザ薬の開発も著しく、早期の治療によって症状をかなり軽減できるために、敢えて確実ではない予防接種を受ける必要はないという意見もあるんですね。

予防接種は必要?必要ない?

予防接種で症状が軽減できる

インフルエンザの予防接種では100%感染を防ぐことはできませんが、感染した際の症状を抑えることができると言われていますよね。

子供や高齢者はインフルエンザによって肺炎や脳炎などを起こすリスクが高いですが、抗体があるとある程度ウイルスの活動が抑えられるので、重症化を避けることができるとされています。

ただし、型が違うインフルエンザに感染した場合や抗体が失われている場合には、効力がありません。インフルエンザの予防接種の効力は一般的には接種後5カ月程度とされており、季節外れの流行の場合は予防接種の効果が得られないこともあります。

予防接種は打つべき?

現在、インフルエンザの予防接種は任意であり、難しい判断を個人でしなければなりません。小児や高齢者は接種が奨励されていますが、副反応のリスクを考えると摂取しないというのも一つの考え方です。

一つ言えることは、副反応が強く出る子は医師と相談して接種の方針を決めていくことが大事だということです。

また、インフルエンザの予防接種ではアナフィラキシーショックという強いアレルギー反応を起こすケースがあります。アナフィラキシーショックを起こした場合には、今後インフルエンザの予防接種をすることができません。

インフルエンザの予防接種は副反応を考慮しながら打つか打たないかを決めるというのがポイントとなっています。

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