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赤ちゃんの予防接種は難しい!スケジュールの立て方と副反応対策

2015/05/21

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予防接種というと、インフルエンザ対策を思い浮かべる人は多いと思いますが、赤ちゃんが受ける予防接種の数はとても多く、きちんとスケジュールを立てておかなければ、全て受けることは難しいほどです。

特に、赤ちゃんが受ける予防接種は受けられる時期や次の予防接種が受けられるまでの期間があり、タイミングがずれれば受けられなくなってしまうのです。

病気から赤ちゃんを守るためにも、予防接種の基本をしっかりマスターしておきましょう。

赤ちゃんに必須!予防接種

予防接種は感染症となる病気から、赤ちゃんの体を守るために受けるものです。特にワクチン接種では、赤ちゃんの免疫力を高め、病気に対する抵抗力をつけていくためには欠かせないものです。

受け忘れが起こらないよう、医師と相談しながらしっかりスケジュールを立てていきましょう。

受け忘れ防止対策!

予防接種には定期接種と呼ばれるタイプと任意接種の二種類があります。

定期接種は予防接種法に基づき、必ず受けるよう指示されているもので、無料で受けられるので家計の負担にもならず安心です。

一方、任意接種はその名の通り、個人の判断で受けるか受けないかを決め、費用も自己負担ですので、ついつい後回しにしてしまいがちです。

しかし、赤ちゃんが受けるべき予防接種の数が多いため、「まずは定期接種を終わらせ、その後余裕があれば任意接種を受けよう」と考えていると、受けそびれてしまうことが少なくありません。

予防接種は定期接種であれ、任意接種であれ、どちらも赤ちゃんの体を守るためには必要なものです。受け忘れが起こらないよう、定期接種と任意接種は分けてスケジュールを立てるのではなく、同時進行で計画していきましょう。

予防接種の基礎知識

ここでは、予防接種の基本として是非知っておいてもらいたいことを紹介していきます。まず、ワクチンについてです。ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンがあります。

生ワクチンは病原菌の毒素を弱らせ、生きたまま接種するワクチンです。生ワクチンを接種すると、赤ちゃんはその病気に軽く感染した状態になり、取り込んだ病原菌と戦いながら免疫力をつけさせるために行うワクチン接種です。

一方、不活化ワクチンは病原体の免疫成分を取り出したもので、不活化ワクチンを接種することで、体に免疫をつけさせます。

どちらも赤ちゃんの体を強くするためには欠かせないものですので、両方とも忘れず接種させましょう。

また、生ワクチンは一度接種すると、他のワクチンを接種できるまでに1ヶ月近く間をあけなければなりません。しっかりとしたスケジュールを立てなければ終わらないので注意が必要です。

予防接種の注意点

どんなに病原体を弱めたといっても、予防接種は赤ちゃんの体内に病原体を入れる行為です。受けるタイミングを間違えると逆効果ということにもなってしまいますので、十分注意していきましょう。

ベストなタイミング

予防接種を受けさせるのにベストなタイミング、それはズバリ赤ちゃんの体調が良い時です。

予防接種はスケジュール通りに進めることは大切ですが、疲れている様子やいつもよりも機嫌の良くないときに無理に受けさせてしまうと、予防接種の効果が得られないどころか、病気を悪化させてしまう危険があります。

季節の変わり目時期など、気温の変化で体が疲れやすいので注意が必要です。

効果的な接種方法

赤ちゃんが受けるべき予防接種の数はとても多く、綿密にスケジュールを立てていく必要があります。

そこでお勧めなのが、同時接種です。予防接種の種類によっては、同じタイミング、同じ時期に接種できるワクチンがあります。

同時に数種類のワクチンを接種することで、病院へ通う回数も、体に負担のかかる期間も短くなるので、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても負担が少なくなりやすい方法です。

特に、夫婦共働きの家庭であれば、同時接種を行うことでスケジュールは立てやすくなり、また仕事を休む回数も減らせるのでお勧めです。

また、定期接種を受けた後に重大な副反応が出た場合、予防接種健康被害救済制度といって、国から補償を得ることができます。そして、この補償は、同時接種の中に任意接種が含まれている場合も同様です。

同時接種を受けて副反応が出た場合、例え定期接種以外のワクチンによる副反応であったとしても、予防接種健康被害救済制度を利用することができるのです。

赤ちゃんの身体的負担、万が一の時の金銭的負担を減らすためにも、同時接種は上手く活用していきましょう。

予定がずれたらどうする?

スケジュール通りに受ける必要のある予防接種は、時に予定通りに受けられない場合もあるでしょう。

予防接種には受けるべき適齢期が定められていますが、定められた年齢でなくても予防接種を受けることはできるので、具合の悪い時に無理に受ける必要はありません。

但し、本来無料で受けられる定期接種であっても、定められた年齢を過ぎてしまった場合は自己負担となりますので理解しておきましょう。

また、予防接種が予定とずれてしまった場合、今後は優先すべき予防接種から受けることになりますので、スケジュール通りに進まなかった場合は必ず医師に相談するようにしましょう。

病院へ行くなら

予防接種を受けに病院へいく際、忘れてはならないものがあります。

それは、母子手帳におもちゃです。

母子手帳は受けた予防接種を記録していくので必要になり、おもちゃは待ち時間にあやしているために必要になります。予防接種は待ち時間が長くなることが多いので、赤ちゃんが夢中になれるおもちゃをいくつか持って行きましょう。

そして、予防接種に行く際は、出来る限り薄着にさせてあげましょう。病院内は暖房がしっかり聞いている所がほとんどですので、厚着させてしまうと、長い待ち時間の間に体調を崩してしまう心配があります。

温度の変化に柔軟に対応できるよう、薄着が基本でその上にカーディガンやベスト、タオルケットを持って行くようにしましょう。

副反応の安全対策

予防接種は赤ちゃんの健康と安全のために行うものではありますが、一方で副反応の心配があります。

定期接種であっても、どんなに安全と言われるワクチンであっても、副反応の出方は人それぞれ違います。自分の子どもにいつ副反応が出るか分かりません。

予防接種を受ける基本として、副反応の対策もしっかり確認しておきましょう。

副反応とはどんな症状?

ワクチンを接種することで出るであろう主な副反応は、発熱、けいれん、下痢、そして発疹です。

ワクチンを接種すると免疫力がつくと言われていますが、ワクチンが免疫力になるのではなく、ワクチンを体内に取り込むことで、赤ちゃんの体が異物と戦うことで免疫力が鍛えられるのです。

つまり、体を強くするために接種するワクチンは、言わばあえて赤ちゃんの体を病気にしているようなものなのです。そのため、発熱や発疹、下痢といった副反応が出てしまうことも当然なのです。

赤ちゃんの様子を見ながら、的確な対応を取ってあげられるよう、予防接種による副反応の対応策はしっかり理解しておきましょう。

家で様子を見る副反応

副反応は場合によっては命の危険が伴う恐れがありますが、副反応が出たからといってすぐに病院へいく必要はありません。

発熱や下痢であれば、まずは自宅休養にて様子を見てみましょう。

予防接種の副反応として最も多いのが、発熱です。発熱は赤ちゃんの体がワクチンと戦い、免疫力をつけている証拠ですので、過剰に心配せずに、安静にして見守っていてあげることが大切です。

但し、発熱に加えてけいれんが続く場合は病院へ連れていきましょう。

下痢をした場合は、赤ちゃんの機嫌が良く、食欲もしっかりあるのであれば問題はありません。3日前後で治りますが、なかなか下痢が治まらない場合や、顔色が優れない場合は病院へ相談しましょう。

また、発疹も多い副反応の一つです。発疹が出た場合、痛みや痒みで赤ちゃんが泣き止まないこともありますので、発疹部分を冷やすなど痛みや痒みを軽減してあげましょう。

病院へ連れていく副反応

発熱や発疹、下痢など軽い副反応であっても、症状が軽くならずに悪化、あるいは数日続くようであれば、病院へ相談することが大切です。

例えば、38度以上の熱が2日、3日続いている場合、あきらかに赤ちゃんの体調が優れない場合は、様子を見るのではなく、病院へ連れていきましょう。

また、40度近い発熱や意識がもうろうとしている場合は救急車を呼んで病院へ連れていきましょう。

重度な副反応は滅多にでることではありませんが、いつ何時表れるか分かりません。いざという時に冷静な判断ができるよう、副反応対策はしっかり押さえておきましょう。

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