- 子どもの予防接種を受ける・受けないの選択と理由 | MARCH(マーチ)

子どもの予防接種を受ける・受けないの選択と理由

2014/05/17

BCGや三種混合など、定期接種は生まれてから1年間、毎月のように予防接種だらけ。しかも種類によっては1回だけじゃなく、2、3回受けなければならないものもありますよね。子どもの体調不調などの都合で、スケジュールどおりにいかないこともしばしば。

そして、最近ニュースなどでも聞くようになった、予防接種による副作用の影響が気になる今日この頃。それを見て、どこまで予防接種を受けさせようか悩んでしまう親御さんも多いと思います。そこで、受ける、受けないという選択と理由を紹介して、少しでも悩み解決の糸口になってくれればと思います。

定期接種と任意接種の違い

この2つの予防接種の違いは、「被接種者及び医師の責任と判断によって行われるものであり、行政が勧奨するもの」か否か、という法制度上の違いです。医学的には、定期と任意に区別はないということです。

何となくイメージで、「定期」と定められているのは危険な病気だからで、任意はそれほどでもないんだろうなぁ、なんて思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

例えば、任意接種の中でも、インフルエンザやおたふくかぜは、重症化すると死亡したり、後遺症が残ってしまうケースもあります。つまり、医学的には定期と任意で、予防する病気の重さは変わりないということです。

予防接種を受けさせない理由

昨今、ニュースなどで「予防接種(主に定期)を受けさせない親」などと特集が組まれ、世間の注目度は高くなっています。予防接種を受けさせないという親の理由としては、以下のようなものがあります。

  • 仕事が忙しい、上(または下)の子の面倒で、病院に予防接種を受けに行くのが困難。
  • 自然にかかったほうが免疫力がつくと聞いて、受ける必要性を感じなくなったから。
  • 小さい子に何度も注射させるのはかわいそう。
  • 予防接種を受けられないほど、健康面に心配事がある。
  • 定期は受けているが、任意は費用が高いから。

色々な理由がありますが、皆さんが1番気になるのは、副反応・副作用ではないでしょうか?予防接種後の発熱や、かぜに似た症状、注射したところが腫れることを、副反応・副作用と呼びます。

また、まれに痙攣やひきつけなどの緊急対応が必要な副反応(アナフィラキシー)は、接種後30分に起こることが多いので、接種後30分は、病院でお子さんの様子を見て下さいと言われるのはこのためです。

やはり受けることをオススメします

個人的な見解ですが、予防接種は受ける派が圧倒的に多いです。受ける派の理由として、1番は、ワクチン接種で防げる病気があるのなら、わが子のためでもあるが、自分や家族、お友達など周りにうつさないことも大切、という考えから来ているようです。

ただ、任意接種も医学的には定期との差はないとは言え、自治体によって接種費用の助成がバラバラです。おたふくも水疱瘡も、完全に助成してくれるところもあれば、全額自己負担、しかも取り寄せですぐには接種できないなど、病院の対応もバラバラ。

任意接種をしたいと思ったワクチンは、一旦保健センターなどに問い合わせるか、かかりつけ医に相談するといいでしょう。

最後はやはりご家庭の判断で

結局最後はご家庭の判断で、というところに着地してしまいました。因果関係は別として、予防接種後に死亡したというニュースを見ると、怖くなるのは当然です。それこそ、わが子のためを思えばこそ尚のことですよね。

副反応・副作用が全く出ないワクチンは、今のところありませんが、出にくい工夫はなされているので、私自身は過剰に心配しなくてもいいのではないかと思っています。

ちなみにうちでは、スイミングに通うので、日本脳炎やインフルエンザの予防接種よりも、水疱瘡の予防接種を優先させました。(全額自己負担で9,300円でした)その際、「日本脳炎がまだなんだから、先に受けて下さい!」などと、強要されることもありませんでした。

そのご家庭の状況(保育所、習い事、海外旅行計画など)、お子さんの健康面を考慮して、周りに相談しながらスケジュールを立てましょう。予防接種を受けられる期間は意外と長いので、たとえスケジュールどおりにいかなくとも落ち込まず、かかりつけ医に相談して、予防接種を受けることをオススメします。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ