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カワイイ!赤ちゃん特有の笑う・握るなどの反射のフシギに迫る!

2015/05/21

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たくさんミルクを飲んで眠ってしまった赤ちゃんを見ているとにこーっと満足そうな顔で笑うことがあります。また小さなお手手に指をあててみるとギュッと握ってくることも。

こんな「かわいい!」と本当に愛おしくなってしまう赤ちゃんの行動が実は「反射」によるものだということはご存知でしたか?今回はそんな反射のフシギに迫ります!

反射って何?

反射というのは自分の意思に関係なく体が反応して起こってしまうこと。皮膚などから入った刺激が脳まで行かずに脊髄から反射の指令が出て起こるものです。

鼻に何か入ってくしゃみが出る、明るい場所に出ると瞳孔が狭くなる、バランスを崩しそうになったら足を出したり手を動かすというのも反射です。

私たち人間は何でも脳で考えて動いているわけではなく、瞬時に反応するためにこうした反射で体を動かして身を守っているんですね。

どんなものがあるの?

生まれたばかりの頃には、その時期特有の反射がいろいろあるんです。どんなものがあるか見ていきましょう。

新生児微笑

寝ている赤ちゃんがにこーっと笑うことがあります。この笑顔を見ることが出来ると本当に親になった幸せを感じ、赤ちゃんが愛おしくなるものです。この瞬間を撮影したい!とカメラを構えるパパも多いかも?!

でも実はこれも反射なんですよね。笑っているというのではなくて、単に顔の筋肉がひきつっているだけというから何だか興ざめしてしまうかもしれませんが、可愛いことにはかわりありませんね。

ミルクを飲んだ後やお昼寝の後によく見られるということですので、そのタイミングでよく見ているといいかも!

把握反射

赤ちゃんのかわいい手に指をあてるとギューッと結構強い力で握ってきます。足も同じように親指の付け根の辺りを押してみるとギューッと握るように指を曲げます。

モロー反射

赤ちゃんが寝たからとゆっくりベッドに下ろそうとするとビクッとして両手を広げてしがみつくようにすることがあります。これがモロー反射。

ちょっとした音などでもビクッとして赤ちゃんが自分のモロー反射で起きてしまうなんてことがあり、ママとしては困ってしまうものです。

口唇探索反射

頬など口の周りに何かが触れるとそちらに顔を向けてお乳を探すように口を開けるのがこれ。頬を右、左と触ってみると本当にそちらを向くので、私も面白くて試したことを覚えています。でもほどほどにしないとかわいそうですね。

吸啜(きゅうてつ)反射

赤ちゃんの唇に指をあててみると吸い付いてお乳を飲むように口を動かします。

自分の下唇を吸っていることもよくあるので「お乳が足りていないのかな?」と不安になってしまうママもいらっしゃるかと思いますが、ただ反射的に吸っているだけということもありますので、判断の基準にはならないですね。

何か理由があるの?

なぜこのような反射が起こるのか、気になりますよね。

愛されるため

新生児微笑については理由はハッキリと分かっていないのですが、笑うことで「かわいい」と思われて愛されるためだという説があります。

人間のように全くの無力な状態で生まれてくる赤ちゃんは、このように親の感情に訴えることで自分の身を守っているのかもしれませんね。赤ちゃんの微笑みを見たら「これって反射なんでしょ?」と思わずに正直に「かわいい!」と思えばいいんです。

赤ちゃんが愛されるためという説に加えて、私はまだ育児に慣れていないママやパパが「この子は満足しているんだ」と親としての自分に自信を持つ役目も持っているのではないかと思います。

情報がたくさんあっても、情報があふれているからこそ初めての育児には不安がつきもの。そんな中で「これでいいんだ」と思わせてくれるだけの力を持っている、素敵な笑顔ですよね。

ここから反射ではなく本当の笑顔を見せてくれるようになるように、たくさん話しかけスキンシップをとって愛情たっぷりに育てていきたいものです。

身を守るため

サルの赤ちゃんを思い出してみてください。いつもママにギュッとしがみついていますよね。そこから落ちそうになった時に反射的に体が動く必要があります。

落ちそうになった時にモロー反射で手を広げ、把握反射で触れたものにしがみつくということで身を守っていたという名残りが残っているのだろうと言われています。人間の場合は自分でしがみつくのは当然無理。落ちる時には確実に落ちます。

あくまでも残っている反射だという程度なので、落ちないようにしっかり抱いてあげてください。反射を見たいからと危ないことはしないでくださいね。

お乳を飲むため

頬に何かが触れたらそちらに顔を向け、唇に触れたものに吸い付くというのは赤ちゃんにとって必要不可欠なお乳を飲むという動作を確実にするための反射です。

今まで全くしたことがないはずなのに、生まれてすぐに上手にお乳を飲めるのはそういう動きがちゃんとインプットされているからなんですね。当たり前のことなんですが、改めてすごいなと感じてしまいますね。

生命の神秘を感じて

新生児をそばで見ることがないとなかなか知る機会のないこれらの反射ですが、この時期特有のものってとても興味深いですね。

育っていく中でいつの間にか見られなくなっていきますので、気を付けて見てみるといいですよ。生命って神秘的だなと思えますよね。これからの成長も楽しみになりませんか?

でもくれぐれもやり過ぎには注意!お乳をあげないのに赤ちゃんの頬を触りまくって遊んでしまうなんて可哀想なことをしないようにしましょうね!

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