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原因、それは叱られたくないから。嘘をつく子どもは知能派です

2014/07/25

「嘘をつくのはいけないことです」「本当のことを話すいい子になってね」子育て中のママならこう思うのが当たり前。でも、ご自身も覚えがありませんか? 子どもは、あんまりにも頻繁に嘘をつくものだったのだと。

どうしていつも嘘をつくのか。いつも同じことで叱られているのに、どうしても覚えない。すぐに嘘とばれてしまうのに、平気で嘘をつくわが子。ママは心配されるでしょうし、お悩みを深いことでしょうね。

個人差はあるものの、子どもは2歳を基準に「嘘」をつくようになっていきます。この時期は、言語の獲得が生涯で最初に行われる時期でもあるので、自分の頭の中にあるイメージを、言葉を使って広げていくことが出来るようになるのです。

つまり、子どもの嘘は、知能の発達と平行して現れるもので、ある意味知能発達のバロメーターという側面もあります。ふむふむ、利口になりおったな、とまずはおおらかに受け止めましょう。

知的に成長することは、それまで自分中心だった世界観が、自分以外の世界、家族や、友達やそれ以外の人達との関係、あるいはそのさらに先へと広がっていくことを意味します。それだけいろいろなものや情報に触れるようになるのですから、当然なんらかのトラブルにも出会うようになるでしょう。

その原因は、お子さんの「欲求」。もしお子さんが嘘を頻繁についているのなら、それは嘘をつくことによって自分の欲求、言い換えると願いを叶えようとしているとも見ることが出来ます。

友達がヒーローのおもちゃを買ってもらったと聞いたら、自分は持っていなくても、「持っている」と言ってしまう。これは友達に対して、自分も負けたくないという負けず嫌いの心がそうさせています。

顕かにズボンが汚れていて、自分で汚したのでしょうに、「知らない、汚れていない。」と言い張る。これはズボンを汚せば、お母さんに叱られるのが分かっているので、それを恐れているんです。子どもが嘘をつくのは、自分を守りたいからなのかもしれません。

負けたくない、叱られたくない、と。まるで嘘というのは子どもの着ている鎧みたいですね。ですのできっと、「嘘つき」なお子さんは鎧を着ないとならないような、何かの理由があるのでしょう。

なのであえて、「はて、この子はなんのために鎧を着ているのかな?」と、視点を変えてみてはいかがでしょうか。汚れたズボンを履いているのに汚れていないと言い張るのなら、「そんなこと言って、ほんとは叱られるのがいやなんじゃないの~」と、ちょっとおふざけな感じで言って見たり。

そうしたら素直に嘘を認める子どももいるでしょうが、中には断固違う、と頑張る子もいるでしょう。しかしそれでも、やみくもに叱るよりは「本当のことを話してくれたら、ママはうれしいのよ」と、ママが思っていることを伝えましょう。お子さんの何よりの願いは、いつだってママとたくさん関わることなのですから。

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