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親は信じたいけど…子供だって嘘をつく!どう対処するべき?

2015/03/16

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自分の子供が嘘をつくところって想像できますか?子供はいつから嘘をつくようになるのでしょうね。

幼少期によくあるメルヘンチックなものから、自分の身を守るための防衛反応としての嘘、そして他者に対する悪意のある嘘。

嘘にも様々な種類がありますが、「嘘をついたらいけません!!」という一言だけでなくなるというものでもなく、かと言って嘘を容認することもできないし…。

私たち親は子供の嘘とどうやって向き合っていけばいいのでしょうか?

歯磨きはしたの?

子供たちに限らず、何かに夢中になっていたり、今やりたいことが目の前にあると、とっさについてしまう嘘というものがあります。

「歯磨きはした?」「手を洗ってうがいはしたの?」という親の声かけに対する答えもその一つ。

「うん。やったよ。」とほとんどいつも答えますが、さあ、実際はどれだけ本当にやっているのやら…。もしかしたら、3回に1回くらいはやっていないと考えた方がいいかもしれません(笑)。

子供の言葉を信じる?

親も半信半疑で、「本当はまだしていないでしょ?」とカマをかけたりもしますが、「やったもん。」と子供も言い張ります。

そんな時皆さんはどうしていますか?

子供が認めるまで、「本当にやったの?」と問い詰める?それとも子供の言葉を信じてそのままにする?

ママの目の前ではやっていないので、ママ自身にも本当かどうか見分けがつかないことってありますよね?!

我が家では、こんな方法で子供とやり取りをしています。参考までに…。

どら猫チェック

きっかけは、子供が夕飯で魚を食べた時のこと。アジの開きを食べていた子供の手は、魚の油でベタベタ。

「手を洗ってから遊びなさい。」と伝えていたのに、トイレから帰ってきた私が見た様子では、手を洗った気配がありません。

でも「手は洗ったの?」と聞くと案の定「洗ったよ!」と答えます。「洗ってないとおもちゃがお魚で汚れちゃうよ。」と言っても、「洗ったもん。」と言って聞きません。

「これは正攻法ではダメだ。」と思った私は、「じゃあ、どら猫チェックしま~す!」と子供のそばへ。「ママ、どら猫チェックって何??」と子供は興味津々です。

「〇〇ちゃんのお手々からお魚のいい匂いがしたら、どら猫が大喜びで寄って来るよ~。さあ、どうかなぁ?」と言って子供の手をクンクン。

「ママどう?どら猫来る?」と嬉しそうに聞くので、「うわっ、これは来ちゃうねぇ。」

すると、「じゃあママ、もう一回洗ってくるから待ってて!」と言って、自分から手を洗いに…。

そして石けんでしっかり洗って戻ってくると「ママ、もうどら猫来ない?」と聞くので、「どれどれ」と言って再度子供の手をクンクン。

「うん。これでどら猫は来なくなったよ!」と言うと、「よかった~。」ですって(笑)。それ以来、(魚を食べた時に限らず)子供が手を洗ったかどうか怪しい時は、すかさず「どら猫チェック」。

「どら猫チェックするぞ~。」と言うだけで、「あっ、もう一回洗って来ようかな?」なんて、自分から進んで洗いに行くようになりました。

それからは私も、「手は洗ったの?」という代わりに、「どら猫チェックしてもいい??」と聞いています。皆さんもぜひ試してみてくださいね。

虫バイ菌が喜ぶよ!

自分でできるようになった当初は得意気にやっていた歯磨きも、ちょっと慣れてくると面倒になってくるのか、何となくさぼり始める子供…。

こちらも余裕がある時であれば、子供が歯を磨いていようがいまいが関係なく、仕上げ磨きをしてしまえばいいのですが、歯を磨かせたいタイミングというのは食事の後片付けで慌ただしくしている時間です。

3度の歯磨きに必ずしも仕上げ磨きができるわけではなく、とりあえず子供に声をかけるだけになってしまうこともありますよね?!

でも聞くと、当然のように「うん、やったよ!」という子供に、どう対処していますか?

本当ならばいいけれど、もしやっていなかったらまたやらさないといけないし…。でも毎日毎日同じことを言い続けるのもさすがに疲れてきてしまいます。

そんな時、「歯磨きしなさい!」と言う代わりに、「おっ、虫バイ菌が喜んでるぞ~。」と言ってみてください。

ママが虫バイ菌(バイキンマンみたいなもの?)になったつもりで、「〇〇ちゃん、このまま寝てね~。絶対歯磨きしちゃだめだよぉ。せっかく美味しいものがいーっぱい残っているから僕たちうれしいなぁ。そのままにしておいてねー。」と言ってみましょう。

そうすると子供は、「ちょっと、歯磨きしてこようかな?」と言うので、「えっ、そんなこと言わないでそのままにしておこうよ~。歯磨きしないでよー。」という悪魔のささやき(笑)をします。

「歯磨きをしなさい!」という言葉には、「やったもん。」と意固地になったり、「イヤっ。」という反応。なのに、「歯磨きしないで~。」と歯磨きをしないように勧めるとと逆に、「嫌だよー。歯磨きするもんね~。」という反応が返って来るのです。

本当にあまのじゃくですよね?!「やりなさい。」というとやりたくなくなるし、「ダメ!」と言うとどうしてもやりたくなってしまうという困った生き物です(笑)。

嘘をついちゃった…

上記に挙げたような嘘は可愛いものですが、子供も知能が発達するにつれて中には困った嘘も少しずつ出てきます。

それは自分が悪いことをしてしまったという認識があるからこそ、それを隠すための嘘だったり、パパやママに怒られたくない一心でついた嘘だったり…。

そんな子供の嘘がだんだんエスカレートしていってしまうか、大きな嘘にならずに済むかは、嘘をついた時の周囲の大人たち(多くの場合は親)の対処の仕方によって変わって来るのではないかな?と思います。

例えば自分の子供の言い分と、お友達の言い分とが食い違った時はどうでしょうか?

「うちの子は、私には嘘は言わないはずだから、きっとお友達の方が嘘を言っている。」そう私たち親は考えます。

もちろん、子供を無条件で信じてあげられるのは親しかいないので、「みんなが信じてくれなくても親だけは信じてあげる」という姿勢は間違いではありません。

でも、「〇〇ちゃんは、ママに嘘なんかつかないもんね!ママは信じているからね。」という親の何気ない言葉が、子供たちに無言のプレッシャーを与えてしまっていることがあります。

本当は嘘をついてしまっていたのに、それを伝えたくても言いだせない。ママに本当のことを言う機会を逃してしまうことがあるのです。

本当のことを言える環境

私たち大人はしばしば、「本当のことを言いなさい。そうしたら怒らないから…。」と言って子供に話をさせ、結果当然叱ることになってしまって、「やっぱり怒ったじゃない。」と子供に言われることがあります。

子供自身も、怒られないかどうかを確かめてから話をしたり、一度は正直に話をしてくれたけれど、前回の経験から学習して次回からは口をつぐんでしまうということも。

かと言って、「嘘はいけない」と教える身でありながら子供に嘘をつくこともできません。そんな親が子供にできること..。

それは、「嘘をつくことはいけないこと。」と教えるのと同時に、本当のことを言いやすい環境を作ることではないでしょうか?

「話を聞いて、怒らないといけないことだったらママは怒る。悪いことをしたのだから仕方がないよね?!でも本当のことを言ってくれたらママは嬉しいな。」と、日頃から子供に伝えておく。

すると子供は、「悪いことをしたから怒られることは避けられないけれど、本当のことを言えば、言わないより全然いい。」と、きっと理解してくれるでしょう。

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