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兄弟がいる子の宿命?我慢しがちな上の子への配慮を忘れずに!

2015/04/02

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自分が子供を持つとしたら、二人以上欲しい…。そう願っているママも少なくはないでしょう。

自分が一人っ子だったから兄弟がいる子がうらやましかったり、小さい頃はケンカばかりしていたけど、「兄弟がいてよかった。」と今は実感しているなど、動機は様々ですが。

兄弟の数が増えるほど、経済的にも負担は増えますし、手をかけてやれる範囲も限られてきます。

「それでもやっぱり二人以上子供を育ててみたい!」と兄弟を望んでいる方、または今現在二人以上の子育てに奮闘中の方必見!

兄弟がいる子ならではの難しさの一つ、「上の子育児」について考えてみませんか?

よくある風景だけど…

先日、スーパーの駐車場で見かけた風景です。ベビーカーに小さい赤ちゃんを乗せていたママが5歳くらいの上の子に、「ちょっとここを持ってて」とベビーカーを持つように言い残し、ショッピングカートを戻しに…。

また、別の時にはあちこちうろうろと歩き回る下の子と手をつないでいる上の子に、「ちょっと〇〇ちゃんを見ていてね。」と頼んで慌てて用事を済ませています。

子育て経験者なら痛いほど分かることだと思いますが、子供が小さいうちは「ほんの少しの時間」を作ること自体が、実は想像以上に難しい。

コンビニに寄るのも、ATMで出金するのも小さい子供を連れているとひと苦労です。

だから、少しこちらの言うことが理解できるようになった上の子というのは、ママたちにとって頼もしい存在。

「ほんのちょっとだから…。」とつい頼みたくなってしまう母親のことを責めることはできないでしょう。

普段子供たちの世話をしている母親だからこそ、「きっとこのくらいなら大丈夫」という加減も分かり、その上で頼んでいるのだろうということも分かります。

無理なお願い?!

ですが、

  • もし下の子が動いてベビーカーが上の子の手から離れたら?
  • もし、好き勝手歩き回る下の子が急に車の前に飛び出したら?

「何でちゃんと見てないの?」「〇〇ちゃんをお願いねって、ママ頼んだでしょう?」そんなことを上の子に言えるでしょうか?

まだ自分自身も小さな子供であるお兄ちゃんやお姉ちゃんにとって、それはあまりにも重すぎる荷物です。

万が一事故があった時に、下の子が怪我をするだけでなく、上の子にも深い傷を負わせてしまうことになるということを忘れないで!

「パパやママのお手伝いをしたい。」「パパやママに認めてもらいたい。」

そう思って、パパやママからの頼みも快く(あるいは嫌々ながらも)引き受けてくれている上の子に、無理なお願いをしていないかどうか、一度考えてみてくださいね。

お兄ちゃんお姉ちゃんの現実

下の子が生まれてまだ間もないときなど、ママは下の子の世話で手いっぱい。

子供一人ひとりにきちんと向き合いたい気持ちは強くあっても、現実問題としてそれが不可能であるということに気がつきます。

二人同時に世話なんてできないので、その時その時で急がなくてはいけない方を優先することになります。

すると、優先順位のいつも上位になるのは、一刻も待っていられないかのように泣き叫ぶ下の子の授乳やお昼寝やオムツ替え…。

自然に、「ちょっと待っててね。」と伝えやすい上の子に我慢をさせることが多くなるのではないでしょうか?

そんな時、

  • 「赤ちゃんが先でいいよ。」と特に嫌がりもせずじっと待っていてくれる?
  • それとも、こちらの都合もお構いなしにわがままばかり?

お子さんはどんな反応をしているでしょうか?

いい子でいてね

ママとしては、上の子が聞き分けが良くいい子でいてくれると本当にありがたいもの。

逆にわがままばかり言って困らせる子の場合、「いい加減にしなさい!」「わがまま言わないの!」とイライラをぶつけてしまうことも多いのでは?

いい子でいてくれるとママの機嫌も良く、「さすがお兄ちゃん(お姉ちゃん)」と褒めてもらえるので、上の子も鼻高々。一生懸命「いい子」であろうとする場合も少なくはありません。

泣いてママを困らせてばかりに見える弟や妹が、小さいと言うだけで無条件に構ってもらい、可愛がってもらえているのに比べて、自分は条件付きで母親の愛情が与えられているかのように感じます。

「いい子でいればママが褒めてくれる」「いい子でいたらママがこっちを見てくれる」…上の子にそう感じさせてしまってはいませんか?

上の子は我慢するもの?

とは言っても、親も余裕のない時はそんなこと言っていられません。わがままを受け入れてあげられる心のゆとりも、物理的な時間もない場合もあります。

「ごめんね。」という気持ちで上の子の我慢に、甘えさせてもらう必要もあるでしょう。

でも、上の子に我慢させることを当たり前にしてしまわないように気をつけて!上の子だってまだまだママに甘えたい盛りなんですから…。

下の子が生まれたことで、上の子の人生で最も親に甘えてもいい時間を中断してしまっているのだということを、私たち親は知っておかなければなりません。

いい子じゃなくていい

私には姪っ子と甥っ子がいます。お姉ちゃんと下の男の子の年の差は5歳。我が家は2学年差でしたので、また違った兄弟の形を目にして、なかなか新鮮な気分です。

まだ小さい二人を見ながら、自分の子育てを反省してみたり、今はだいぶ大きくなっている我が子たちにも「こんな時期もあったのか。」とちょっぴり羨ましくなったり、様々な思いがめぐります。そして今自分が当事者ではないからこそ分かること、気づくことの何と多いことでしょう。

5歳離れている弟と毎日大変なママのために、一生懸命お姉ちゃんをしている上の子の姿が健気で可愛く、そして同時に少し胸が痛みます。(私も口には出しませんが。)

だから会った時は、抱っこしてやったり、手をつないで歩いたり、わがままに付き合ったり、親ではないからこそできる無責任さ(笑)で可愛がっています。

普段いい子でいようと頑張っているその子に、「いい子じゃなくていいんだよ」と言ってあげたくて…。

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