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【妊娠初期】つわりはなぜ起こるのか?重いつわりを乗り切る方法

2015/02/17

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妊娠初期で最も辛いのが「つわり」。多くの人が経験するとされるつわりですが、そもそもつわりってどんなものなのでしょう?そのメカニズムや対策に迫ってみましょう。

つわりのメカニズム

つわりとは

つわりは妊娠中に現れる吐き気に代表される体調不良の総称です。一般的には吐き気や嘔吐として知られていますが、頭痛・眠気・唾液過多・倦怠感などもつわりの症状とされます。

妊娠した女性の約5~8割ほどが経験するとされていますが、つわりの有無や症状は人によって全く違います。だから、つわりが全くない(感じない)という人ももちろんいます。

つわりの程度や症状は人によって大きく違いますが、つわりの有無や程度は赤ちゃんの性別や成長には関係ないとされています。つわりが重いから、あるいはないからといって赤ちゃんや母体に異常があるわけではないので心配は無用。

ただ、つわりの症状が非常に重い場合は「妊娠悪阻」と呼ばれ、入院などの加療が必要となります。特に嘔吐が酷い場合には飲食ができず、脱水や栄養失調を起こすことがあるので無理は禁物です。

つわりの原因は不明!?

つわりは現在の医学をもってしてもその原因が不明とされています。ホルモンバランスが崩れるためという説や、赤ちゃんを異物とみなすためなど、様々な説がありますが、どれも仮説の域を出ません。

そのため、つわりを根本的に解決することはできず、症状に応じて個別に対処していくことになります。原因がわからないため、つわり自体をなくすことはできません。これがつわりの最も辛い点です。

つわりはいつまで続くの?

つわりによる体調不良の期間は人によって違います。妊娠4~6週ぐらいから自覚症状が出ることが多く、一般的には12~16週程度で落ち着くと言われます。

ただし、つわりの期間は個人差が非常に大きく、安定期に入っても治まらない、産まれるまで続いたという人もいます。

つわりがいつ終わるかは全くわかりません。徐々に体調がよくなる人もいますし、ある日突然劇的に気分が良くなったという人もいます。長引くと辛いですが、いつか終わる日が来ると考えて頑張りましょう。

吐きづわりの対処法

食べたいものを食べれるだけ

つわりの主な症状である「吐き気」ですが、吐き気や嘔吐がある場合には無理をしてバランスよく食べる必要はありません。

赤ちゃんへの影響を気にして無理をする人もいますが、この時期赤ちゃんが必要としている栄養はまだまだ少なく、よほど母体が栄養不足でない限り、赤ちゃんに影響が出ることはありません。

だから吐きづわりの場合は、「食べたいものを食べられるだけ食べる」が基本

ただし、吐くと水分やミネラルも一緒に失われ、脱水症状を起こしてしまうことがあるので、水分補給だけは欠かさずに。

つわりの時期に食べたくなるモノ

つわりと言えばレモンなんて思っている人も多いですが、人によってつわりの時期に食べたくなるもの、食べられるものは違い、人によってはチョコレートやファストフードなどの脂っこいものが食べたくなることもあります。

レモンなどのすっぱいものや炭酸水は清涼感があり、口の中がすっきりするので、吐きづわりの人は欲しくなることが多いようです。

とにかく吐く場合は、こだわりを捨てて、食べられるものを見つけることが大事です

水が飲めないと危険!

吐きづわりで吐き気が非常に強いと、水も飲めなくなってしまうことがあります。この水も飲めないという状態は危険なので、病院で相談しましょう

体重が4~5kg減った・おしっこの量や回数が極端に少ない・めまいがするといった場合も、妊娠悪阻になっている可能性があります。

つわりは病気ではなく妊娠による生理現象なので、つい無理をしてしまいがちですが、重症の場合は加療が必要なので早めに病院で相談しましょう。

吐き気を抑えるには

つわりの吐き気を抑えるには口の中をすっきりさせることが効果的。すっぱいものを食べたり、頻繁に歯磨きをしたりすると少し楽になることがあります。吐き気で歯磨きができない場合は、マウスウォッシュなどを活用しましょう。

また、お腹が空っぽの状態だと吐き気が強くなり、低血糖の状態も吐き気を強く感じやすいので要注意。たんぱく質と複合炭水化物を摂ると吐き気を抑えられます。

また、身体を締め付ける下着は厳禁。ゆったりとリラックスすることが、つわりの吐き気を軽減するコツです。

食べづわりの対処

食べ過ぎには注意!

食べづわりは、吐かないけれど何か食べていないと気持ち悪いという状態です。むかむかや吐き気を抑えるために食べてしまうので、食べ過ぎには要注意。

つわりの時期は食べたいものを食べられるだけ、というのが基本ですが、食べづわりの場合はこれを実践してしまうと体重増加や妊娠高血圧症などの原因となってしまいます。

食事を少量にし、回数を増やす

食べづわりの場合は、1回の食事の量を減らして、回数を増やすといいでしょう。食べづわりは胃が空っぽになると症状が強くなる状態なので、胃を空っぽにしないことが大事なんです。

いつもと同じように3食にこだわる必要はありません。

栄養の偏りが即座に胎児に影響することはありませんが、塩分や糖分を摂りすぎると妊娠高血圧症になってしまうことがあるので、ジャンクフードや甘い物の摂り過ぎには注意!

また四六時中アメやガムを食べている人は虫歯リスクが高いので、食べづわりの場合は小まめな歯磨きも必須です。

その他のつわりと対処法

眠りづわりって?

寝ても寝ても眠くなってしまう、眠気が強く思うように動けないというのが眠りづわりと呼ばれるものです。

妊娠中は普段よりも眠気が強くなるものですが、眠りづわりの場合、うたた寝が増えて日常生活に支障をきたすこともあります。

また、眠りづわりはあまり知られていないので、周囲の理解が得にくいというのが難点。病的に眠いのに怠けているとしか見られないことも多く、悩んでしまいがちです。

眠りづわりの対処

眠りづわりの対処法は無理はしないことの一点のみ。眠りづわりは、車の運転中や仕事中に突然眠ってしまうことがあるので、事故リスクがあることはできるだけ避けるようにしましょう。

火を使う料理などは、短時間でできるものを中心にする、つわりの間は料理をしない、レトルトや冷凍食品を活用するなど工夫してみましょう。

仕事に支障が出る場合は、しばらく休職したり、産休を早めにとるなどの対処が必要です。

眠りづわりの対処はとにかく周囲の理解を得ることが大事。旦那さんや職場に理解してもらうことが何よりも救いになります。

よだれづわりって?

よだれづわりもあまり知られていないつわりです。これは唾液の分泌量が増えてしまうもの、もしくは自分の唾液が呑み込めなくなる症状を差します。

とにかく、自分の唾液が不快で仕方なく、唾液を吐き出さないと気分が良くならないという厄介なつわりです。このよだれづわりはあまり知られていませんが、実際にはかなり多くの人が経験しています。

経験者以外にはあまり知られていないため、理解されないのがこのつわりの辛いところです。

よだれづわりの対処

よだれづわりにはこれといった対処法がなく、不快な唾液を吐くことしかできません。アメなどを舐めていると多少気分が良くなるという人もいますが、逆に唾液の分泌量が増えて不快になるケースもあります。

よだれづわりの場合は、とにかく唾液から気を逸らすことが大事。歯磨きやマウスウォッシュを小まめにしたり、食べられるものを探したりして、唾液のにおいや味を意識しないようにすると多少軽減します。

つわりの時期に必要なのは休息と気分転換

他にもつわりの時期は頭痛や倦怠感など体調不良に悩まされがちですが、辛いと思ったら迷わずに休むことが大切です。

つわりのピークである妊娠初期は母体も赤ちゃんも不安定な状態なので、無理をしてはいけません。気分が悪い時は横になって休む癖をつけましょう

また、つわりは精神的な不安やイライラがあると強くなるとも言われていますので、気分転換も大事。二人目の妊娠はつわりが強くなりやすいと言われますが、これは一人目の妊娠時のつわりの記憶から、嫌悪感や不安が生じるためではないかと考えられています。

無理のない範囲で仕事をしたり、趣味に打ち込んだりすると気が紛れて症状が軽くなることがあるので、気分転換の方法も考えてみて。

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