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子供の「告げ口」には、れっきとした心理的理由があるんです!

2014/06/21

兄弟、あるいは幼稚園や保育園での「告げ口」は、日常茶飯事ですよね。「お兄ちゃんが、おもちゃ取った~!」「〇〇くんが、たたいた!」などなど…様々な状況で、色んな「告げ口」が飛び交っています。

大人にしてみれば、なんでそんな些細な事を、いちいち言いに来るのかな~? なんて、思ってしまいますよね。そんな時、「そんなこと言わないの!」とか、「気にしない!気にしない!」なんて、軽く流してしまうこともあるかと思いますが、ここでは言いつけにきた子の気持ちを考えてみたいと思います。

「告げ口」と言うと、大人から見ると「悪口」のように受け取りがちですが、子どもには子どもなりの理由があって、「悪口」を言っているわけではないようです。

子どもの訴えと、その時の気持ちは?

「お兄ちゃんが、ボクのおもちゃ取ったけど、ボクは取ってないよ」「〇〇くんが、たたいたけど、ボクはたたいてないよ」と、自分が正しいことをしているんだと、大人にアピールしていることが殆どなんです。

自分がやってないことを、大人に認めてもらいたいだけで、相手を叱ってほしいという意味ではないようです。そして、その自分の判断が「正しい」という確信がほしい…そんな思いをうまく伝えられずに「告げ口」のようになってしまうんですね。

「告げ口」には、どう対応したらよいのでしょう。

そんな時こそ、「そっか…〇ちゃんはおもちゃ取られたけど、我慢できたんだね」「〇〇くんにたたかれたけど、〇ちゃんはたたかなかったんだね。えらいね!」…と、認めてあげることで、自信につながっていきます。

「ボク、やっぱり間違ってなかったんだ!」「分かってもらえてよかった!」と、たちまち笑顔になることでしょう。逆に、自分がおもちゃを取ったり、相手をたたいたりした時には、訴えてくることは、あまりありませんよね。

そういったことの繰り返しで、道徳的な判断が身につき確立していくのだと思います。幼児期には特によく見られる光景ですが、小学校の低学年でもまだまだ見かけます。

何とか大人に分かってもらおう、自分の気持ちやしていることを認めてもらおうと、子どもながらに必死で訴えているのだと受け止め、その子自身の気持ちと行動を認めてあげられれば、だんだんと「告げ口」はなくなります。たくさんの「告げ口」が、たくさんの「自信」につながるために、子どもの言葉を笑顔で受け入れてあげられたらいいですね。

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