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つわりがないから太っちゃう…妊婦さんにおすすめの料理と運動

2015/08/11

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妊娠するとみんながみんな「つわりがあって気持ちが悪くなる」と誤解されやすいのですが、一概にそうとは言えません。つわりの中には気持ちが悪くならないつわりもありますし、食べないと気持ちが悪くなるつわり(食べづわり)もあります。

一番厄介なのは、この食べづわりや、つわり自体がない人です。思いのほか食べてしまい、本来痩せてしまう時期でありながら太ってしまうこともあります。それ以降の体重セーブも難しくなり、食べたいのに我慢しなさい!と言われてしまうことも。

これはとても辛いものです。そんな我慢はストレスにもなってしまい体によくありません。

食べることを我慢しないために、出来るだけ太りにくいもの、そして太ってしまったら運動をする、というやり方を提案したいと思います。

つわりがない妊婦さんは、なぜ太ってしまいがちなの?

妊娠すればつわりはあるもの、と思っていませんか?先ほども書いたように、つわりらしいつわりがない方もいますし、逆につわりが激しくて入院してしまう方もいるほど個人差があります。

私が妊娠した時には「自分の母親のつわりと結構似てくる」と言われていて、母親のつわりがひどいと自分もつわりがひどくなるのだと言われていました。確かに血の繋がりが濃いですから、遺伝として子供に強く出る可能性は高いでしょう。

しかし遺伝の部分はある程度あったとしても、母親のコピーロボットではありません。必ずしも同じようにつわりとなるわけではありませんし、もう少し言えば妊娠した胎児によってもつわりの出具合が異なります。

私の場合は比較的つわりの軽いほうだと思いますが、一番つわりでしんどいと感じたのは最初の子供の時でした。つわりがいつまで続くかわからないこと。

初めての体験なのでどのくらい気持ち悪さが現れるかがわからないという点で、どうしてもナーバスになっていたのだと思います。

私の周りではだいたいの方がつわりを経験していますが、ほとんどつわりらしいものがなかったという方も10人に1人くらいいたので、つわりがないケースも比較的あるのではないでしょうか。

つわりがないと、妊娠前と同様に食事を食べていても栄養の吸収が良くなることから、量のコントロールやカロリー控えめにしないとどうしても太ってしまう、というわけです。

つわりのある方は体重が減少するか、もしくは横ばいの状態をキープするくらいが通常で、スタートの体重が少なくなります。

しかしつわりがない場合、妊娠前の体重からプラス10キロなどを目標としていても、目標体重を楽々越えてしまう可能性が高いでしょう。

妊婦の太りすぎは危険!様々なリスクが

妊婦さんは「適正な体重増加を目標に」と口酸っぱく言われます。妊娠初期に体重が増えすぎると、どうしてもあとが辛くなるからです。

妊娠後期になると胎児の成長が特に著しくなることで、母体であるママたちの体重も必然的に増加傾向になります。

妊婦さんが太りすぎたらダメな理由(体重増加で考えられるリスク)を下記にてご紹介します。これを見ると、すぐに気をつけなければ!となると思います。

体重増加で考えられるリスク

妊娠高血圧症候群などの母体合併症が起こりやすい。
破水異常が多くなる。

陣痛がないのに破水が起こったりする(前期破水)。
分娩時間が延長して難産になりやすい。
産後の出血量が多くなる。

吸引分娩・帝王切開を受ける率が上がる。
赤ちゃんの周産期死亡率が上がる。
将来の生活習慣病(成人病)になりやすい。

絶対だめ!妊婦がダイエットすると将来生活習慣病になる?

ダイエットをしてしまえば、胎児に大事な栄養が届かなくなるので、出来る限りダイエットはしないことがベストです。そのかわりに、食べ物に気をつけてほどほどに体重が増加するように配慮したいものです。

胎児が必要な栄養を摂れないと、どうしても順調に成長しにくくなります。また、栄養不足だった胎児が大人になった際に、生活習慣病などのリスクも高まることが現状明らかになってきているようです。

低出生体重児とは出生時体重が2,500g未満の赤ちゃんをさします。子宮内低栄養による低出生体重児の赤ちゃんは、将来、生活習慣病になる可能性が高いことが知られるようになってきました。この理由として、次のように考えられています。

「健康及び疾病は胎生期にその起源がある(Development Origins of Health and Disease)、すなわち、

「生活習慣病の素因は、受精時、胎児期、乳児期に低栄養又は過栄養に曝露されることにより形成され、それ以降の負の生活習慣に曝露されることにより生活習慣病が発症する」。

現在、明らかに低出生体重と関係がある疾患として、高血圧、冠動脈疾患、2型糖尿病、脳梗塞、脂質異常症、血液凝固能の亢進、神経発達異常があげられています。

このようなことから、妊娠中のダイエットはせず、別の方法で対策していかなければならないということが分かります。ではどういった面から食事に気をつけていけばいいのでしょうか?

まず知っておきたいこと!「何を控えたら太りにくい」のか?

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栄養不足は良くありません。しっかりと食べてほどほどの栄養を蓄えておきたいところです。体重の増加が激しい場合や要注意レベルになった時に制限しようと頑張るレベルでいいので対策は必要です。では、実際には何を控えていったら良いのでしょうか。

油を極力使わないようにする

油を全く摂らないのは良くありませんが、摂りすぎるのは明らかに良くないというのは世間で言われていることです。

油で炒め物を作るよりも、蒸し料理にしたり、先にゆでて油を落としておくなどの調理法がオススメです。

お肉にある脂を減らすためにも、冷しゃぶのような食事も良いと思います。油で炒めるほうが手軽ではありますが、妊娠中はほどほどにしましょう。

お菓子や果物にも注意して

あとは当然お菓子も食べたら太りやすいので、出来る限り買いおきしないようにしましょう。果物にも果糖が含まれているので、摂り過ぎは要注意です。

洋菓子より和菓子にするとか、ジュースよりお茶にするというのも基本です。

ノンカロリーのものなどもたくさん流通しているので、体重が増え始めて気になるようになった時に活用するという方法も良いのではないでしょうか。

止まらない食欲対策…妊婦さん向きの運動をしよう

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妊婦さんに向いている運動といえばマタニティとつくものです。例えば「スイミング」「ヨガ」「エアロ」などは有名なものだと思います。これらはドクターストップがなければ、前向きに取り組みたいものではないでしょうか。

私はスイミングをやっていたのですが、ちょっと食べすぎかなと感じた日にはバタフライなどのハードな泳ぎをやってみたこともあります。食べてもかわりに運動をすることが出来るのでしたら、何もしないよりは効果があると思います。

特別な運動をしなくても、散歩を20分以上するだけで運動のひとつになると言われています。お金をかけなくても散歩は出来るので、暑さや寒さ、天候などと睨めっこしながら試してみませんか。

自宅で出来ることはない?いえいえ普段の家事でもカロリー消費できる

特別に運動をしようと思うと、億劫に感じる方もいるかもしれしません。しかし私達が生活している中で、知らず知らずに運動まではいかなくても、カロリーを消費している家事はいくつもあります。

例えば雑巾がけ。雑巾を使って拭き掃除することもめっきり少なくなっていますが、特に妊娠後期は安産のために雑巾がけを行うと良いと言われています。お腹の調子を見つつ、実践してみてはいかがでしょうか?

重い荷物を持つことは危険ですが、部屋の片付けなどで体をちょこまか動かすと、万歩計でもそれなりの数字を叩き出せます。

座っている時間を少なくし、ちょこまか家事を行って対策ということもありだと思います。

運動をする前に気をつけること

つわりの時期はまだ、胎児の状態が不安定の時期であることが多いです。胎盤が出来るまでの運動は必ず医師に確認をし、無理のない範囲で行うようにしましょう。

太極拳やラジオ体操など、ゆったりと動けるエクササイズはつわりの時期でも安心です。

「減量」にストイックになりすぎないこともポイントです

もちろん太りすぎたら良くないのは事実です。でもそればかり考えていては妊婦生活もつまらなく、またストレスも溜まってしまい体に良くない状況になってしまう可能性も。

お菓子や果物などをはじめ、太りやすいものを控えて、更に少しの運動を加えて生活していけば体重の増加は緩やかになります。

たまにはご褒美としてそういった物をいただくのも良いですが、普段はなるべくそういった物を控え目に。反面、体重ばかり気にしてイライラすることのないような意識も持ち合わせたいところです。

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