- つわりは敵じゃない!赤ちゃんの成長を知って辛さをのりきろう! | MARCH(マーチ)

つわりは敵じゃない!赤ちゃんの成長を知って辛さをのりきろう!

2014/05/29

赤ちゃんは嬉しいけれど、もうあんな状態にはなりたくない…。人によって程度はそれぞれですが、つわりによる体の変化は本当につらいものですよね。やらなきゃいけないことは山積みなのに、体がいうことを聞いてくれず、そんな自分が嫌になってしまうことも…。

なんでこんなことになるんだろう。原因が分からないことってとても不安で、先が見えずに暗い気持ちになってしまいがちです。でも、つわりとはこういうものと知ることで、ちょっとだけ楽になるはずです。

つわりが始まる時期っていつ?その時おなかの中では…

多少の個人差があるものの、多くの人は受胎後30日から40日の間につわりと自覚するようです。実はこの時、赤ちゃんはものすごい速さで、ものすごい変化をしているのです。学校の生物の教科書で目にしてきた“小さな魚”のような胎児。それが、誰が見ても“ヒト”と分かるようになるまで10ヶ月かかるわけです。

この300日、長いと思われますか?地球上に生命が誕生してから“ヒト”ができるまで約30億年。気の遠くなるような数字です。そんな長い時間をかけた進化を、赤ちゃんはたった1年足らずでこなしてしまう。

そう考えると、まさにあっという間、一瞬の間に色々の変化が胎児には起こっているといえます。そしてつわりが始まる時期というのは、“えら呼吸”をしている魚類から“肺呼吸”をする陸上生物へと変わるころなのだそうです。

進化の過程で海から陸へ上がる時、それまで“えら”で呼吸していた生物たちは、どれほど息苦しかったでしょう。きっと死にものぐるいで、なんとか生き延びようと必死だったのではないでしょうか。赤ちゃんはまさにそんな状況の中にいるのです。それに比べたら、つわりの苦しみもすこし小さく感じませんか?

“冷たさ”よりも“温かさ”を!

経験豊かな人生の先輩たちは口をそろえて言います。「体を冷やすな!」と。妊娠中ならなおのこと!冷えは体をこわばらせ、血流を悪くします。すると体に酸素が行き渡らず、内臓が働いてくれません。きちんと温めて子宮を元気にしてあげると、赤ちゃんにも十分な血液が送られます。赤ちゃんの苦しさが軽減すれば、つわりも軽くなるというわけです。

お腹周りはもちろんのこと、首、手首、足首の露出を控えることで、酸素いっぱいの血液を全身に送ることができます。また、入浴はシャワーだけで済まさず、湯船につかるようにしましょう。血流を良くし、腸がきちんと働くと排便がスムーズに行われ、腸に囲まれた子宮も元気に働けます。

もちろん中からの冷えも大敵ですから、いくら美味しくても冷たすぎるアイスや飲み物は、極力とらないようにしましょう。おススメは1度沸騰させた白湯。熱々をふうふうしながら、時間をかけてすすって飲みます。便秘解消にも効果的です。

眠りが明日の体を作る!

人間の細胞は、夜眠っている間に新しく作り出されます。そして、すべての細胞が生まれ変わるために必要な睡眠時間は、8~10時間といわれています。妊娠中は、その作業をもう1人分(双子ちゃんなら2人分!)こなさなくてはなりません。どうりで眠たいわけですよね。ここぞとばかり、眠っちゃえばよいのです。

お母さんが眠ってくれないと、体作りがうまくいかず、赤ちゃんが大変になります。普段5時間程度しか眠らない人も、意識して睡眠をとるようにしましょう。連続して取られないのであれば、昼寝などでおぎなって。横になり目を閉じるだけでも良いのです。夜の楽しみな番組も、この時期には我慢我慢。眠って、赤ちゃんの成長を助けてあげましょう。

赤ちゃんからのメッセージを聞こう!

つわりの期間は、まさに生死の境にいる赤ちゃん。まだ小さすぎて、動いても分かってもらえないし、言葉でも伝えられない!でも、この頑張りをお母さんに伝えたい!だから、体調の変化を通して自分の状況を教えてくれているのかもしれません。

体調がすぐれない時は、大きく深呼吸してみてください。鼻からゆっくり深く、お腹をふくらませるように吸い込み、今度は口から少しずつ時間をかけてふ~っと吐き出す。それを3~5回繰り返します。新しい血液が体をかけめぐり、これだけでもスッキリするはずです。

そしてお腹に手を当てて、赤ちゃんに意識を持っていきます。すると不思議と、今自分の体が求めていることが分かるはずです。たとえば何が食べたいのかとか、ゆっくり睡眠をとりたいだとか。あとはできる限りその要求に応えてあげることです。

永遠に続くんじゃないかと思える苦しみも、出産後には笑って話せる思い出になっているものです。妊娠にもれなくついてくる付録と思って、上手に付き合いましょう。

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