- 子供心を揺さぶる芸術に出会えるかも!東海地方のおすすめ美術館 | MARCH(マーチ)

子供心を揺さぶる芸術に出会えるかも!東海地方のおすすめ美術館

2015/08/08

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子供とのお出かけに少し敷居が高く感じてしまうのが美術館や博物館ではないでしょうか?でも最近では体験型で幅広い年齢層が楽しめる施設も増えているんです。

今回はお子さんと行ってみたい東海地方の美術館・博物館をご紹介します。

愛知県の3施設~体験型施設が充実~

まずは愛知県から。ご紹介する3施設はお子さんが体験できるイベントが多く、からだ全体で芸術に触れられること間違いなしです。

1.名古屋市美術館~キッズプログラムに参加してみては~

名古屋の中心部、白川公園内にある美術館です。建物はとても近代的な外観でこれだけでも立派な芸術作品。建物の外にも様々なオブジェがありますので探してみましょう。

常設展に加えて年5~6回の企画展が開催され、国内外の芸術作品を見て回ることができます。現代美術にも力を入れているため、子供の感性に訴えるような面白い作品に出会うことが出来るでしょう。

さらにこの美術館では「キッズプログラム」と題して子供向けの様々なイベントが行われます。2015年は「びじゅつびっくりたまてばこ」というプログラム。公式HPにイベントの日時や申込み方法が記載されています。

これらのイベントは小学生が対象になっているものが多いのですが、未就学児でも参加できるものがありますのでぜひ体験してみたいですね。

同じ白川公園内には名古屋市科学館もあり、こちらもとても近代的な迫力のある建物。公園には子供向けの遊具や広場もあります。外でたっぷり遊んでからのんびり美術館をまわるも良し、美術館でゆっくり楽しんだ後、外で思いっきりはしゃぐのも良し、ですね。

▼名古屋市美術館 公式HP
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/q7sqE

2.おかざき世界子ども美術博物館~手作りの楽しさを体感~

愛知県の東部、岡崎市にあるこちらの美術博物館。子供たちが「考える」「見る」「作る」力も養うことを目的としています。

「子ども美術博物館」の名の通り、世界の子供たちが描いた絵や著名な芸術家たちが10代の頃に描いた作品も展示されているのには驚きです。

1~2か月ごとに変わる企画展も子供たちが楽しめる内容となっていますので、お子さんが興味を持ちそうな企画の時にぜひ訪れてみたいですね。

また2階には図書室があり日本・世界の絵本、飛び出す絵本、美術図録など約5000冊を自由に閲覧することができます。

こちらの美術博物館には「親子造形センター」が併設されており、ここではさまざまなものを「作る」体験教室に参加できます。

造形センターのみ利用の場合には入館は無料。何を作るかによって料金は変わってきますのでHPでご確認ください。家ではなかなか作ることが出来ないものに挑戦してみたいですね。

▼おかざき世界子ども美術博物館 公式HP(岡崎市のサイト)
http://www.city.okazaki.aichi.jp/1200/1208/1242/p010841.html
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/Ps5Pw

3.ノベルティ・こども創造館~親子で土遊びしよう~

「瀬戸物」を生みだしたまち、瀬戸市にあるのがこちらの施設。瀬戸では「陶磁器製の置物や装飾品の総称」のことを“ノベルティ”と呼び、ノベルティの歴史や技術を感じ、自分でも創り出すことのできるプログラムが用意されています。

つちプールで思いっきり粘土で遊んだり「プレプレハウス」でおもちゃで遊んだりと、小さなお子さんでも楽しめます。

「ノベテクたいけん工房」では土遊びや本格的な絵付けなどを職人さんと一緒に創作体験できます。作るものによっては持ち帰り出来なかったり、年齢制限があったりしますので事前に確認しましょう。

瀬戸ならではの陶磁器の文化に触れることが出来るこの施設。汚れてもいい服装で親子で土遊びに没頭してくださいね。

▼ノベルティ・こども創造館 公式HP(瀬戸市のサイト)
http://www.city.seto.aichi.jp/docs/2010111000080/
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/9860O

岐阜県の2施設~紙と陶器の懐かしいぬくもりに触れる~

続いて岐阜県。今回ご紹介するのは、どこか懐かしくなるような温かい作品に出会うことが出来る2施設。どちらも手作り体験が出来て楽しめること間違いなし!

1.心の森ミュージアム 遊童館~温かい作品に出会える~

岐阜県中部の郡上市、昔ながらの風情ある建物が並ぶ地区にあるこの美術館には郡上市出身・在住の画家である水野政雄さんの作品が展示されています。

絵画だけでなく折り紙、切り紙、木彫りなど様々な作品を楽しめます。中でもとても精巧に作られていて迫力ある紙人形は一見の価値アリ。

1階では折り紙や紙コップを使った動かして遊べるクラフトの手作り体験もできます。ショップでクラフトキットも購入できますよ。

水野さんの「心の森」であるこの遊童館で、親子でゆったりした時間を過ごしてみてはいかがですか?

▼心の森ミュージアム 遊童館 公式HP
http://www.yudokan.jp/
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/n7dih

2.こども陶器博物館~お茶碗を見る目が変わるかも~

岐阜県南部、美濃焼で有名な多治見市にあるこちらの施設は「大正~平成のこども茶碗博物館」というだけあって、懐かしさを感じるこども茶碗が数多く展示されています。

キャラクターものも多数ありますので、パパママが「あ、こんなの使ってた!」と幼い頃を思い出すお茶碗に出会えるかも。普段何気なく使っているお茶碗も、もっと大事に使いたいと思うようになるはず。

また五味太郎さん、やなせたかしさんなど著名な作家たち直筆の絵皿ギャラリーもあり、個性豊かな作品にお子さんの中には「お皿に絵を描いてみたい!」という気持ちになる子もいることでしょう。

そんなお子さんのために、実際に絵付けができる「絵付け工房」もありますよ。こちらでは色々なコースを選ぶことができます。

  • 真っ白な陶磁器に筆で絵を描く(初心者向け)焼き上がり2週間後
  • 専用のクレヨンで絵を描く(小さなお子さんにオススメ)焼き上がり2週間後
  • ミッフィーの転写シールを貼る(小学生以上向け)焼き上がり2週間後
  • 下描き→色塗りの本格絵付け。焼き上がり1~2か月後
  • マジックで直接絵を描く(小さなお子さんにオススメ)当日持ち帰りOK

焼きあがった作品は連絡があってから取りに行くか、送料550円で配送してもらうかを選ぶことが出来ます。自分で作ったものはやっぱり特別。お子さんが物に対する愛着を持つきっかけになることでしょう。

また期間限定の企画展では絵本の原画展やアニメに関する展示があったりと、お茶碗以外の企画もありますので、ぜひ公式HPで確認してみてくださいね。

▼こども陶器博物館 公式HP
http://museum.kanesho.co.jp/index.html
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/ft7br

三重県の2施設~「日本とアフリカ」芸術は世界共通~

次に三重県。日本の美術を中心とした施設とアフリカの作品を集めた施設の2つをご紹介します。どちらも訪れることが出来ればお子さんに芸術の幅広さを感じてもらえるはずですよ。

1.三重県立美術館~ゆったりと鑑賞できる居心地の良い美術館~

三重県中部、津市にあるこちらの施設は日本近代美術を中心として現代までの美術の流れを捉えられることを目指した常設展示に加えて、独自のテーマでの企画展も随時開催されています。

こちらでは子供とその家族が美術館を楽しめるような活動を行っており、夏休みを中心として主に小学生を対象とした企画があります。毎年違った内容になっていて、対象年齢もイベントごとに異なりますので、公式HPでご確認ください。

また子供が楽しめるようにスタンプラリーも出来ますので、スタンプを探しながら館内をゆっくり見て回るのもいいですね。

ゆったりと楽しむことが出来ると評判のこちらの美術館にある作品は、きっとお子さんの心に何かを訴えかけてくることでしょう。

▼三重県立美術館 公式HP
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/x8Q7o

2.マコンデ美術館~アフリカの芸術に感動~

三重県伊勢市、伊勢志摩リゾートゾーンの一角の高台にあるこちらの施設は、東アフリカ、タンザニアのマコンデ族の彫刻を集めたとても珍しい美術館です。

民芸品店でマコンデ彫刻に出会い、虜になってしまった館長が集めた彫刻、絵画、楽器や生活用具など約600点以上を展示しています。

アフリカの独特のユーモラスでしなやかな彫刻や、鮮やかに描かれた迫力のある動物の絵画などは幼い子供が見てもハッとさせられるものがあることでしょう。

日本とは違った文化に幼い頃から出会うことで子供の感性もより刺激され、もっと世界を知りたいと思うきっかけになるといいですね。

▼マコンデ美術館 公式HP
http://www.museum.makonde.jp/index.html
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/D5WTM

静岡県の3施設~優しい雰囲気に心温まる~

最後は、静岡県。バラエティーに富んだ3施設を紹介します。お子様のお気に入りの施設が見つかるといいですね。静岡県をあげての活動についても触れておきます。

1.ビュフェこども美術館~遊びながら芸術を体感~

静岡県東部、長泉町のクレマチスの丘の中にある「ベルナール・ビュフェ美術館」の別館がこちらの美術館。

クレマチスの丘は次世代に芸術や文化を受け継いでいくための美術館や文学館、自然公園やレストランなどが立ち並ぶ、丸一日かけて楽しみたい複合施設です。

そしてビュフェこども美術館には木のボールプールや木のおもちゃ(キッチンやパズルなど)があり、遊びながら芸術に触れることができます。

ワークショップも様々な内容のものが企画されています。年齢制限がないものが多いのも嬉しい特徴です。開催日時や内容、費用は毎回異なりますので公式HPでご確認ください。

美術館を出てもクレマチスの丘全体がアートを体感できる施設となっていますので、ゆっくり散歩して楽しみたいですね。子供連れで来る地元のリピーターが多いというのも納得です。

▼ビュフェこども美術館 公式HP
http://www.buffet-museum.jp/childe/education.html
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/pn9wE

2.ねむの木こども美術館~障害のある子供たちの芸術作品~

静岡県西部、掛川市の北にある養護施設、ねむの木学園が運営する美術館です。施設の子供たちが描いた絵や、設立者である宮城まり子さんの原画を見ることが出来ます。

日本最初の肢体不自由児養護施設として設立されたねむの木学園は、感性と感受性を大切にすることで集中力を養う教育を続けており、子供たちの作品はニューヨーク、パリなどでも美術展が行われたことがあるほど。

美術館は「どんぐり」と「緑の中」の2館があり、特に「どんぐり」は緑豊かな景色の中に建つ真っ白な壁に黒っぽいどんぐりの帽子のような丸い屋根のとても可愛らしい建物。

外観だけ見ても心が優しくなります。館内も温かい雰囲気のある作品が並び、言葉では言い表せない何かをきっと子供心に訴えかけてくることでしょう。

▼ねむの木こども美術館(どんぐり・緑の中) 公式Hp
http://nemunoki.or.jp/kmuseum/index.html
▼地図はコチラ(どんぐり)
https://goo.gl/maps/JPfs4

3.ワイルドスミス絵本美術館~色彩の魔術師の原画に感動~

静岡県伊豆地方、伊東市にあるのが絵本画家ワイルドスミス氏、本人の協力を得てアトリエを模した世界で唯一の専門美術館です。

ワイルドスミスは”色彩の魔術師”とも呼ばれ動物の絵はとても迫力がありながらも、繊細で優しい雰囲気を持っています。

「どうぶつ」や「うさぎとかめ」など有名な絵本がたくさんありますので、ご存知ない方はぜひ一度絵本を探してみてください。

こちらの美術館は大人も「子供の頃の記憶がよみがえった」「生きているものへの敬意を感じた」「とても温かい気持ちになれた」と絶賛の声が多いので、パパママもぜひゆっくりと原画を見て、絵画の世界を楽しんでみてくださいね。

▼ワイルドスミス絵本美術館 公式HP
http://www.metm.co.jp/
▼地図はコチラ
https://goo.gl/maps/xlwNk

キッズアートプロジェクトしずおか~子供たちの感性を磨く~

ここで一つご紹介しておきたいのが「キッズアートプロジェクトしずおか」という活動。静岡県内には美術館・博物館がたくさんあり、県内の子供たちに「本物」に触れる機会を提供したい!と始まったものです。

公式HPではプロジェクトに参加している県内の美術館・博物館の企画展を一度にチェックすることができるので、わざわざいろいろなHPを検索しなくてもいいんです。

無限の可能性を秘めた子供たちにもっと芸術に触れてもらいたい、社会全体でその未来を育んでいこうというこのプロジェクトに参加している施設に足を運んでみたいですね。

▼キッズアートプロジェクトしずおか 公式HP
http://kidsart-shizuoka.com/

芸術を楽しむために押さえておきたいマナーを心得ておいて!

子供を連れて美術館・博物館に行くことを躊躇してしまうのは「マナーを守れるか」が心配だからですよね。今回は子供たちでも楽しめるような10の施設をご紹介しましたが、押さえておきたいマナーも併せてチェックしておきましょう。

館内は基本”撮影NG”と心得て

お子さんとのお出かけに欠かせないのがカメラ。スマホのカメラもどんどん性能が上がって、いつでもどこでもお子さんの表情を収めたくなってしまいます。

でもちょっと待って!芸術作品が多く展示されている館内は基本撮影はNG。お子さんの表情を撮るだけでも紛らわしいので避けましょう。

ただ作品によっては撮影可だったり体験型の施設では全面的にOKというところもありますので、どちらか分からない時には「ダメだったら後で消せばいいや」ではなく必ず係りの方に確認しましょう。

また、撮影可でもフラッシュを焚いてしまうと強い光の刺激で作品に影響が出てしまうこともありますので注意して下さい。

飲食できるスペースを事前に確認しよう

飲食についても可能なスペース以外は一切禁止というのが一般的ですよね。

「のどかわいた~!」というお子さんに少しお茶を飲ませるだけでもNG。少しぐずってきたからとベビーカーに乗せてお菓子をしゃぶらせておくのもNG。

魅力的な作品をゆっくり見たいと大人はついつい時間をかけてしまうのですが、子供はどうしても退屈してくる時間帯があるものです。

事前に飲食可能な休憩スペースがどこにあるかを確認して、子供がぐずってしまう前に休憩を取るようにしておきましょう。

トイレ失敗・ぐずる…もしもの時を想定して物と心の準備を

普段行く公園やお店とは違った雰囲気の美術館や博物館では、お子さんも緊張してしまいトイレを失敗してしまうこともあるかもしれません。

また大きな声を出したり走ったりしてしまって叱られて、もう取り返しがつかない程ぐずり始めてしまう可能性も…。

お子さんとのお出かけはそんなトラブルが起きて当然といってもいいですよね。

絶対全部見て回るぞ!と思わずに半分くらい見られたらいいかな?1時間もいられたら上出来かな?と少しだけ楽しむくらいの気持ちで出かけるとイライラせずに済みますね。

”もしも”の場合を考え始めるとキリがありませんが、着替えとちょっとした食べ物を用意して、美術館を早く出ることになった時にどうするかの計画を立てておくといいですね。

子供の感性を刺激する、素晴らしい経験をぜひ!

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いかがでしたか?「ここに行ってみたい!」と思う施設があれば嬉しく思います。子供時代はあっという間。美術館デビューもそのうち…と思っているとどんどんお子さんは大きくなってしまいます。

小さい頃だからこそ感じるものもあるでしょうし、残せる作品もあるでしょう。これらの施設を訪れてみることで、お子さんに自身が持つ可能性をぐんと伸ばしてあげられることもあると思います。

その時にしか出来ない「素晴らしい体験」を是非させてあげましょう!

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