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男の子のトイレの仕方って?洋式・和式・外出時の方法の教え方

2016/10/31

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子供が2歳になったあたりから漠然と考え始めるトイレトレーニング。1歳半くらいから始めるママもいれば、保育園や幼稚園の入園前までのんびり構えているママもいます。

男の子のママが必ずぶつかるトイレの疑問について考えていきましょう。

どうやって教える?男の子のトイレトレーニングの疑問

最近では、成人男性でも座った姿勢でのトイレ好む割合が増えてきており、自分の息子には立ち姿勢と座った姿勢のどちらを教えるべきか悩みます。

育児書等でも、「初めは座って・慣れたら立って」と順番に教えたほうが良いと言っている意見もあれば、「初めから立ちスタイルを教えるべき」と言っている意見もあります。

実際にどちらが良いのか、自分の子供にはどちらが向いているのかは、人それぞれ感じ方が違うので断定はできません。

幼稚園の説明会で、立ち姿勢のトイレを完了させておいてほしいと言われるところもあるようなので、完璧でなくても抵抗がない程度にはしておきたいものです。

立ちスタイルのトイレのやり方はママにとって経験のない未知の世界ですので、ぜひともここはパパとおじいちゃんの力を借りましょう!

普段の育児は主に遊び担当というパパやおじいちゃんにとっても、男同士の絆を深める良い機会です。ママからは口出しせずに、全てを任せてみて下さい。

女親にできないことは男親におまかせ

我が家の近所の公園では、小さなお孫さんたちを連れたおじいちゃんのグループがよく遊んでいます。イクメンならぬイクジイの皆さんです。

ここでお会いするイクジイの皆さんは、男の子のトイレ教育は男親の仕事だと話していて、まだ小さなお孫さんたちを公園のトイレで当然のように立ち姿勢でさせています。

たまに「失敗した~」という声も聞こえてきますが、怒った声は一切聞こえてきません。皆で笑っている声だけが聞こえます。

イクジイの皆さんの話では、女親はどんなに気をつけていても、失敗すると落胆や怒りが顔に出るのだそうです。思い当たるフシがありはっとさせられました。

失敗の度に洗濯するのも掃除するのもママの仕事です。「大丈夫」と言葉にはしますが、どんなに気をつけていても多少なりとも表情には出てしまいます。

それを見た子供が「ママが悲しむ顔を見たくないからトイレに行くのが嫌」と考えるようになってしまうと、ますますトイレに近寄らなくなってしまいます。

イクジイの皆さんは、トイレまで競争・カッコイイ姿勢のまねっこなど、子供のやる気を上手に引き出しながらお世話をしていました。

普段から子供と遊んでいるパパやじいじなら、遊びのイメージで楽しくトイレの仕方を教えてくれるかもしれません。

初めから立つ姿勢を教えた我が家の場合

我が家では3歳の夏にトイレトレーニングを開始しました。息子は1月生まれのため、どちらかと言うと遅めのスタートです。

息子には初めから立ち姿勢を教えました。きっかけはパパと一緒にトイレに行ったときに、パパが「立ってするのはカッコイイだろ」と言ったことです。

パパと一緒の初めての立ちスタイルは、ズボンもパンツもビシャビシャでした。その後はおしっこが飛んでいく様子がおもしろかったらしく、立ちスタイルのみで練習しました。

それと同時にパンツもお兄ちゃんパンツ(普通のパンツをこう呼んでいました)に変えました。トレーニングパンツは使っていません。

カッコイイお兄ちゃんは一人でトイレに行くんだよ、と夫が話したことが効いたのか、トイレを嫌がることなく順調に進み、2ヶ月で完了しました。

トレーニングが完了しても、汚さずにトイレができるようになるまでには長い時間がかかります。あせらず気長に取り組みましょう!

それから、トレーニング期間中の洋服は脱ぎ着しやすいものを選んで下さい。我が家はオーバーオールで外出し、靴まで濡らす大惨事になったことがあります。

また、小さな男の子のズボンのほとんどはウエストがゴム仕様になっているため、ファスナーが付いたズボンは幼稚園の制服が初めてでした。

多くの子供服は、ファスナーのあるズボンでもウエストにはゴムが入っています。そのため、幼稚園でもほとんどの子がそのままズボンを下げておしっこをしていました。

先輩ママに聞くと、実際にファスナーを活用するようになるのは小学校高学年になってからのようです。

実際にやってみよう!立ちスタイルの教え方

パパやじいじにお願いしたいけれど、生活時間があわないためママが教えなければならないというケースのために、幾つかのポイントを紹介します。

座った姿勢でのトレーニングは、洋式でも和式でも補助便座を使って行うことをお勧めします。大人用では「お尻が便器に落ちそうで怖い」と感じてしまう子もいるからです。

座りスタイルの成功のポイントは、トイレにいく前にズボンもパンツも脱いでおくことです。

補助便座をまたぐことは、ママが考えているよりも子供にとっては怖いことです。失敗すると足が便座に入ってしまうからです。

トイレの中では何ごともゆっくり進めるようにし、決して「早く」と急かさないようにして下さい。

立ちスタイルの基本の教え方

立ちスタイルの一番の問題点は周りを汚しやすいということです。方向が定まらないため床や壁を汚したり、自分のズボンを汚してしまうこともあります。

パンツの中ではおちんちんはピッタリと皮膚にくっついているため、パンツを下ろしてすぐの状態だと、どの方向へ飛んで行くのか見当がつきません。

初めのうちはママがおちんちんを持って、きちんと前を向くように補助してあげて下さい。以下は基本の流れです。

  • ズボンとパンツを膝の下までおろす
  • おちんちんの方向を定める
  • お腹を前に突き出すような姿勢で用を足させる
  • 終わったら軽く振って水滴を落とす(またはトイレットペーパーで拭く)

真ん中くらいを優しく持って、手前に(根元の方に)少しだけ引っ張ってあげます。何回かやってみせ、その後は自分でやるように教えます。

ここで正しく教えないと上手にマトを絞れないまま成長してしまい、トイレを汚し続けることになります。

用を足すときの姿勢は小便小僧のポーズを参考にして下さい。ママが後ろからお尻を押してあげるイメージです。体を反らせないとズボンが汚れてしまいます。

そして男の子のトレーニング成功のポイントは「カッコイイ」を連発することです。とにかく「カッコイイ」と褒めて、やる気をUPさせてあげて下さい。

洋式のトイレには踏み台を用意

総務省の統計によると、現在の住宅では持ち家・賃貸を問わず約89%が洋式のトイレを保有しているそうです。

洋式のトイレで一番困ることは、子供にとっては位置が高すぎるということです。一人で登り降りできる、安定感のある安全な踏み台を用意してあげて下さい。

踏み台に上がってからズボンを下ろし、便器に膝から下をくっつけて用を足すようにすると、ズボンが汚れるのを防ぐことができます。

男の子のトイレでは、狙いを定めておしっこを飛ばすことも重要です。

  • 手前狙い・・・飛びはねは少ないが、便器の縁にあたって体にはねることもある。
  • 奥狙い・・・勢いが強すぎると上げた便座に当たってしまうことがある。
  • 水たまり狙い・・・目印になりやすく飛びはねも少ないので、最も適している。

立ちスタイルの理想は小便小僧のポーズですが、初めのうちはトイレが怖くて腰が引けてしまうこともあります。

その場合は上げた便座につかまる・覆いかぶさる・便器の縁に膝を乗せるなど、子供が用を足しやすいポーズを探してみて下さい。

和式トイレでは距離感を考える

学校や公共機関・遊園地などのトイレには一定数の和式トイレがあります。やはり、外出先の洋式便座に触れることには抵抗がある、という意見が多いからです。

和式トイレの場合、おしっこのマトをどこにするかが大きなポイントです。和式の便器は縦長で低い位置にあるので、子供にとっては距離のとり方が難しいようです。

  • 手前狙い・・・確実にズボンを汚す
  • 奥狙い・・・狙いをつけやすく確実

洋式トイレと違い、和式トイレではズボンを汚しやすい傾向があります。自宅の場合、初めのうちは下半身全裸の状態トレーニングしたほうが良いかもしれません。

水たまり部分は目印になるので、目標として狙うのに向いています。また、おしっこの飛び散りも少なめです。

外出先でカッコ良く済ませるために

商業施設などの女性トイレには、子供用の小便器が設置されているケースが多くありますので、子供にはそれを使って用を足させます。

自宅以外の場所では、おしっこでズボンを汚してしまうことも気になりますが、それ以上に床の汚れが気になります。

裾をあらかじめ何回か折り曲返しておくと、ズボンが全部下に落ちてしまうのを防ぐことができます。

さらに、下ろしたパンツでズボンを覆うようにすると、失敗してもパンツだけの被害で済みます。

外出先のトイレでは焦りは禁物です!早めにトイレに誘導し、ゆっくりと準備をしてあげて下さい。急がせないことが失敗しないポイントです。

小便器と体の距離が近いので、正面を狙うとそのまま自分の体に跳ね返ってきます。子供用小便器では下の部分を狙って下さい。

トイレトレーニングのお助けグッズ

大人が使うトイレは、やはり子供にとっては高すぎたり大きすぎたり、少々使いにくく感じられるものです。

子供にとってトイレが使いやすいものであれば自分から行くようになりますし、汚れも少なくなります。子供のトレーニングに役立つ商品を紹介します。

【ズオアオ トイレ踏み台】片付けの煩わしさなし!

洋式トイレは子供が一人では昇り降りできない、という不満を解消するトイレの踏み台。大人も使用できる丈夫な作りで、滑り止めも付いた安全設計。

トイレの形状に合わせて設計されているため、設置したままで大人もトイレの利用ができ、使う度に設置・片付けをするという煩わしさを軽減できる。

ズオアオ トイレ踏み台1031-1

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¥2,133
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【三栄水栓 飛散防止シール】狙いを定めて汚れを防止!

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的があると男性は心理的に狙いたくなるのだとか。便器の中に貼ることでおしっこの目印になり、周りへの飛び散りを防ぐことができる。

4種類がセットになっているので、子供の好みに合わせて使うことができる。シールなので取り付けも簡単。

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¥590
https://goo.gl/jTZM0E

【サンコー おしっこ吸うパット】気になる隙間をブロック!

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便器と便座の隙間から飛び出してしまう汚れをキャッチする、便器に貼り付けるタイプの尿とりパッド。子供用補助便座を置いたときの隙間もピッタリ防ぐ。

弱粘着のシールタイプなのでずれにくく付け外しも簡単。水には溶けないので、取り替えるときにはトイレに流さないよう注意。

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¥752
https://goo.gl/CB5Mv9

掃除と洗濯で気が滅入る・・・ママと汚れとの戦い

トイレトレーニング期間で憂鬱になることの一つがトイレの掃除です。男の子が立ちスタイルでの練習を始めると、その汚れ具合は今までよりも数段パワーアップします。

男の子によるトイレの汚し方は成長によって変わります。

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タイミングが合わなかったことによるおもらしが原因。主に床が汚れる。成長に伴ってだんだん少なくなっていく。
トイレトレーニング後期
上手に便器に狙いを定めることができないマト外れが原因。床だけでなくトイレ内の全てが汚れる。成長とともに自然に直るというものではない。

トレーニング開始直後では、トイレだけでなく家中の床が汚れてしまう場合もあるため、ママは常に気を配っていなければなりません。

特にきれい好きのママにとっては、トレーニングが思うように進まないことと部屋が(トイレが)キレイにならないことが重なり、でストレスが溜まってしまいます。

全てを完璧に、と考えていては心が疲れてしまいます。子育てにおいては、生命に関わること以外はほどほどで大丈夫ですよ!肩の力を抜いて取り組んでいきましょう。

トイレトレーニング実施中のトイレの工夫

トイレトレーニング中のトイレはとにかく汚れます。一日に何度もトイレ掃除をするのは本当に大変ですので、できるだけ簡単に掃除を済ませる工夫をしましょう。

周りの先輩ママやママ友の多くが実践していたことがこの2つです。

  • トイレマットを取り去る
  • 薄手のトイレ用お掃除シートを使う

トイレマットを毎回洗うことはとても大変です。トレーニング卒業まではマットなしにして、床には極力何も敷かないことをお勧めします。

トイレ用お掃除シートは使用枚数が格段に増えます。薄手の物を選ぶことで、トイレが詰まってしまうことを防ぎます。

トイレのたびに周りを拭き取るようにすると臭いが抑えられますので、この機会に子供にトイレ掃除を教えるのも一つの方法です。

トイレットペーパーでおしっこを拭き取ったあと、お掃除シートを使って床の拭き掃除をし、トイレに流して石鹸で手を洗う、という一連の流れを子供と一緒に行います。

このとき「ピカピカのトイレはキレイだね、気持ちが良いね」と話しながら掃除することで、トイレを清潔にすることで気分が良くなる、ということを理解してくれます。

一緒に掃除することで、トイレに愛着を持ってもらえます。トイレに対する恐怖心を取り去るためにも、掃除は有効な手段の一つです。

トイレ以外の部屋を清潔に保つ工夫

トイレトレーニング中には、子供がトイレ以外の場所でおもらしをしてしまうことは何度もあり、水拭きできない場所の掃除には本当に苦労させられます。

ほんの短い期間ですので、この間は凝ったインテリアは諦め、掃除しやすい環境にすることに重点を置いて生活することをお勧めします。

カーペットを敷いて生活をしている場合は、思い切って取ってしまうか、ホームセンターなどで売っている安いラグマットに変えてしまいましょう。

床の掃除には消毒用エタノールを使います。薄めずそのままボトルに入れてスプレーし、自然乾燥させるだけで除菌できます。揮発性なのですぐに乾きます。

アンモニアの臭いにはクエン酸がオススメです。200mlの水に小さじ1杯のクエン酸を溶かしてボトルに入れ、しっとりする程度スプレーしてからボロ布などで拭き取ります。

エタノールとクエン酸のスプレーは、床以外にも布製のソファーや畳・布団にも使うことができますが、1ヶ月を目処に使い切るようにして下さい。

取っ手の付いたカゴに雑巾とスプレーボトルを一緒に入れた「掃除セット」を用意しておき、子供が届かない場所に置いておくと便利です。

また、子供がいつも遊んでいる場所やおもちゃ置き場の横に、ラグ代わりにオムツ替えシートやおねしょシーツを敷いておくのも便利でおすすめです。

おもらしをした洋服の後始末

トイレトレーニングの期間中、家の中では基本的にズボンを履かせずにパンツだけで過ごす、というお家もあるほど、洗濯物の数が増えます。

おもらししたスボンの臭いは洗濯をしてもなかなか取れません。臭いが取れないままタンスに入れてしまうと、他の衣類に臭いが移ってしまうこともあります。

おしっこの臭いはアンモニアなので、ここでもクエン酸が活躍します。バケツに10リットル位の水とクエン酸を小さじ1入れ、5分位浸け置き洗いをします。

面倒くさがりの我が家では、大きめの専用バケツにたっぷりとクエン酸溶液を用意して、おもらしの度に息子のパンツとズボンを入れていきました。

洗濯機で洗うのは1日1回でしたので、半日以上浸けたままの衣類もありましたが、特に生地の痛みがひどくなることもなく、臭いもキチンと取れました。

クエン酸溶液は時間が経ってしまったアンモニアの臭いにも有効なので、うっかりそのままにしてしまった衣類でもケアすることができる便利な対処法です。

うんちの場合はセスキ炭酸ソーダでの浸け置き洗いがオススメです。こちらも同様に漬け込んでおくだけですので、目的に合わせて使い分けて下さい。

あせりは禁物!その子に合ったペースでトレーニング

比べる対象ではないことだとわかってはいても、周りのお友達のトイレトレーニングが進んでいると、ついついママは焦ってしまいます。

トレーニングは早く始めれば良いというものではありません。途中でオムツに戻ってしまうことだってあります。

大切なのは無理をしないこと。ママが気合をれすぎると空回りしてしまいます。子供のスピードに合わせて進めていって下さい。

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