- 【原因・症状・対策】すぐ広がるので注意!子供の「とびひ」について | MARCH(マーチ)

【原因・症状・対策】すぐ広がるので注意!子供の「とびひ」について

2015/10/16

shutterstock_144900346
蚊などの虫に刺されてすぐに治療をせずに放置すると、子供や赤ちゃんは「痒い」という本能からかきむしります。虫さされだけではありません。

夏場を中心に汗をかくシーズンはあせもが出来やすい事もあり、あせもの部分をかいてとびひになる事があります。

とびひは頻繁になる子もいれば一度もならないで大きくなる子もいます。とびひの原因と予防策について考えてみましょう。

【とびひの原因】皮膚のトラブルがきっかけ

加工後shutterstock_107092469
とびひの原因を知ることでとびひになるのを防ぐ事になります。ここではとびひの原因をご紹介します。

とびひは、虫さされや痒みなどの何らかの肌にトラブルがある場合にまず起きます。例えばアトピーなどで肌が乾燥し、乾燥から痒みを伴うというケースも同様です。

とびひの原因には痒みが存在します

根本には「痒み」というものが存在していないと、とびひにならないと思っていいでしょう。

痒みがあることで我慢できずに肌をかいてしまう。そして細菌が皮膚に入りこんでしまうのがきっかけです。私たちが肉眼では見えない菌が、ぐじゅぐじゅになってしまった皮膚から元気な皮膚にうつるのがとびひなのです。

とびひになった箇所をかいたり触ったりした手から基本的に感染します。掻きむしった本人の体へははもちろん、別の人の体へもその手を介して感染してしまいます。

見えない菌とは、具体的に言いますと黄色ぶどう球菌、化膿レンサ球菌です。

これはかきむしった周囲だけでなく、それ以外の場所にも広がりますので注意が必要です。いずれの菌も健康な人たちが持っていることが多いもので、普通の生活をしているだけでは問題になりません。

しかし肌トラブルで傷ができると、そこから菌がでてくるので問題になります。

ついつい掻いてしまう…というのが、広がってしまう原因です

既にとびひになってしまった場所はとても痒く、適切な治療をしないと掻きまくってあちこちがとびひになってしまう可能性が高いです。医師に診察してもらった後も、やはりどうしても痒みは残ります。

一番注意して欲しいのは、寝ている時だと思います。寝ているとどうしても無意識に痒かったらかいてしまうので、お風呂上がりにしっかりと傷口をカバーして掻けないようにしておきましょう。

【とびひの症状】ぐじゅぐじゅだととびひの可能性大です!

加工後shutterstock_251801584
私自身、小さい頃にとびひに感染した事もありますし、我が子も一昨年とびひになりましたので、とびひの症状はリアルで見ています。

医師ではない人がとびひと見分ける簡単な方法としては、かきむしった場所がぐじゅぐじゅになっていないか、です。

とびひの症状と一般的な治療法は投薬です

既に肌から血液と液体などが出ているほどになると、とびひになっている可能性が高いです。こうなると家庭での治療は困難です。

とびひになってしまうと、普通のかゆみ止めでは効きません。抗菌剤というものを処方してもらい、それを使うことになります。

とびひは一度なったからといって、次は大丈夫という病気ではありません。

とびひかもしれない、という疑いをもったら出来るだけ早く皮膚科を受診します。小児科でも対応できるとは思うのですが、皮膚の薬はやはり専門家のほうがスムーズに治ります。

また状況によっては塗り薬だけでなく、飲み薬も使って(抗生剤)治療します。さらに基本は痒くてかきむしった、というのが原因なので、痒みも同時に抑えなくてはなりません。痒み止めの塗り薬や飲み薬も追加して処方される事が多いでしょう。

きちんと処方された薬を飲んだり塗ったりしていれば、基本的には1週間から10日程度で完治できるでしょう。しかし稀にとびひが良くならずに、さらにひどい症状から熱が出るなど全身状態が悪化する事があります。

「とびひはよくある事だから」と甘く見ずに、根気よく治療をしてください。薬を飲みきる、薬を患部に塗る、というシンプルな事を繰り返すだけでほぼ完治できるのがとびひなのです。

【とびひの対策】傷口を絶対に触らないように!

加工後shutterstock_65474995
とびひの対策はどうしたら良いのでしょうか。まず家庭でのケアで完治は難しい事から、皮膚科を受診するのが大切です。医師から適切な治療薬をもらい、それを塗ったり飲んだりします。

と同時に家で気をつける点もあります。とびひになっている部分を絶対に掻かない事です。

投薬の時以外、基本的には触らないようにします。薬を塗ったらガーゼなどで覆うようにしましょう。

特にとびひになった子供は「触ってはいけない」と言ってもつい忘れてしまうものです。とびひが完治するまではその子だけのタオルかハンカチを渡して、それ以外のタオルは使わないように注意します。

とびひになってしまったら気をつけたい3つの事

とびひになったら気をつけたい3点についてご紹介します。

1.とびひの何が怖いのかを知り、甘く見すぎないようにしよう

とびひになったら、まずはプールには入れてはいけないです。あせもや虫さされに悩まされている時期ですから、夏場に多い病気ですので、とびひが感染してしまう、という懸念から完治するまでプールは禁止と思って下さい。

習い事のスイミングも当然NG。暑いから「プールに入りたい」という子供の気持ちを考えますと、これは少しかわいそうですがいたしかたありません。

とびひは本人の肌だけでなく、他の人にもうつる可能性があるので気をつけなくてはなりません。タオルの使いまわしはNGですので、トイレや洗面のタオルはとびひの子供専用を用意して使わせると良いでしょう。

稀にですがとびひが悪化して全身に広がると外来での治療ができなくて入院となってしまう場合もが出てきます。

簡単に薬で治るものではありますが、ちゃんと薬を飲まないと完治しなかったり、ぶり返してしまう事が起きてしまうので注意して看病しましょう。

とびひが完治するまで、プールは禁止と書きましたが自宅での入浴も禁止です。完治まではシャワーで洗い流すようにしましょう。

2.登園禁止の可能性もある!

保育園や幼稚園など子供が密着する空間では、患部が出ていると他の子供にも感染するケースがありますので、大事を取ってお休みするように言われる事が多くあるようです。

とびひは安全法で第三種感染症というものに指定されています。幼稚園や保育園の登園は医師と園側双方の判断により決定されます。ひどいとびひの場合には医師の診断で禁止される事もあるので、医師に確認は絶対に必須です。

またとびひにはなっていなくても、痒みがあるとか肌のトラブルが少し起きている場所は既にとびひができていると感染しやすくなるので、疑いの部分もガードをする事が前提、と言われて登園を許可される事があります。

抗生剤を飲むのも1日3回となれば、登園時間にかぶってしまいます。2回で対応できるのか、はたまた登園中に園で飲ませてくれるのか、などの確認は登園前にしておきたい問題です。

3.お友達や家族にまで感染させないための注意点

加工後shutterstock_237203302
とびひになったら心配になるのは他の人に感染しないか、だと思います。インフルエンザや水ぼうそうなどと比べたら周りにうつる可能性はやや低いのですが、それはあくまで予防法をちゃんとできている場合です。

タオルを共用してしまうと、そのタオルが感染源となってしまうため、他の家族にうつるというリスクは高くなっていまいます。タオルを家族と共有せずに、その子だけのタオルを用意します。

また子供は密着して遊ぶもの。とびひになりそうな肌と別の子の傷がくっついてしまう可能性もゼロではありません。

とびひになってしまったら、腕や足などは夏場でも極力隠すようにしたほうが他人にうつすリスクは減ります。

とびひに限らずタオルは共有すると感染してしまうという病気があるので、普段から別々のものを用意しておくとひと安心です。冬場などの胃腸炎などは同じタオルを使うと感染してしまうリスクがアップするようです。

そのためにも医師と相談の上ですが、とびひになりそうな傷があればとびひのようにガーゼと包帯でカバーしておくほうが安心です。

お友達にうつしてしまうのはやはりマナー違反。とびひになっていてもお友達と一緒に遊ぶことは可能なのですから、しっかりと防御して子供同士遊ばせるようにしたいものです。

3つの予防法を守り、とびひを防ごう

加工後shutterstock_227520931
このように、とびひになると家族や友達にも気を配らなくてはならないので、とびひにならないような予防を完璧に行う事がポイントとなります。とびひの原因も説明していますので、この原因にならないような行動を取ると良いでしょう。

  • 虫刺されやあせもなどが出来たらすぐに対処すること
  • 掻きむしった箇所を見つけたら病院へ行く
  • 汗をかいたらそのままにせず拭く

この3点は必ず守っていきましょう。特に見落としてしまいがちなのは”汗対策”です。首元肘や膝の後ろなど、くびている箇所は汗がたまりやすくなるので、あせもが出来やすくなります。我が子も首のあせもが原因でとびひになりました。

たくさんの汗をかいたらシャワーをする。出来ないのならばせめてタオルで拭く、くらいのことをしてあせもにならないようにまずは気をつけてあげてください。

そして、子供が少しでもかきむしっている箇所があるのであれば、注意してみて見てあげて!そしてとびひにならないようにしっかりと対策をしていきましょう。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ