もしやチック症の症状では?気にすべき子供のチック行動

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2017/04/28

最近子供に変な癖が着いてしまった、と気になっているママはいませんか?注意しても治らない場合、それはチックかもしれません。

チック症を発症すると、子供はどのような行動をとるようになるのでしょうか。自分の子供の行動は、果たしてチックなのか。

そこでどのような行動をとる時に、それがチックと言えるのかについて説明して行きますので参考にしてください。

そして子どもさんについてしまった癖と比較して、チックかどうか観察してあげてください。まずは自分の子どもとしっかり向き合うことが大切です。

チック症とは子供の発達段階の過程に見られる疾患

チックの症状は一見すると癖のようにも見えますが、単純な癖とは違います。チックは幼児期から学童期に掛けて観られる子供の神経疾患です。

▼チックは癖とは違う!という内容についてはコチラも参考にしてみて!

症状の現れ方の特徴は、自分の意図に関係なく、ある特定の部位に筋肉に急な運動や緊張が怒る、また発声が見られる、というものです。

子供を対象に診療している精神科や心療内科では、チックの子供の中に心身症や神経症を発症している例が多いとされています。

そんなチック症の症状とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。チックには運動性チックと音声チックの二種類の出方があります。

それぞれがすぐに症状の収まる一過性の物と、一年以上続いてしまう慢性の物に分けられます。

更にそれが単純チックと複雑チックに分類されています。それぞれの症状がどのような現れ方をするのか、ひとつひとつ見てきたいと思います。

運動性チックは筋肉の不随意な運動

運動性チックは、肉体的に表れる不随意な動きを指して言います。具体的な症状は。

  • 瞬きをする
  • 首を振る
  • 顔をしかめる
  • 口をすぼめる
  • 肩を上げ下げする
  • 足踏みをする

などです。上半身の首ふり、瞬きが多く見られる症例で、下半身のチックが出るケースは比較的少ないようです。

複雑運動チックになると、

  • 自分を叩く
  • 飛んだり跳ねたりする
  • 何かを触り続ける
  • 匂いを嗅ぐ

と言ったような症状が現れます。特に自分を叩く、匂いを嗅ぐなどの行動が慢性的に表れているとママは何があったのかと心配になるでしょう。

これらの運動が突発的に起こって、本人の意思では止めることが出来ません。原因はまだ解明させていませんが、神経の障害などの仮説があるようです。

音声チックは発声に関する意図しない運動のこと

音声チックは本人の意思とは関係しない処で、突発的に起こるので非律動的な発声と言われています。この点は運動性チックと同じです。

単純性音声チックの特徴は、

  • 咳払いをする
  • 鼻を鳴らす
  • 吠えるような声を出す
  • ああうう、と唸るような声を出す

などでです。これらの症状もほとんどの場合が一過性の物ですぐに消えてしまうのでそう心配することはありません。

複雑音声チックになると、出てくる症状と言うのは

  • 汚い言葉を使う(汚言)
  • 人の言った言葉を繰り返して言う
  • 自分の言った言葉を何度も繰り返す(反響言語)

などの症状をさして言います。これらの複雑音声チックはその特徴から、人間関係のトラブルを招きがちです。

そこで、わざとではなくて病気だから仕方ないのだ、ということを周囲がよく理解してあげなくてはなりません。

これらのチックの症状に似た癖を子供が見せていたら、小児科や心療内科を受診することをお勧めします。

特に、症状が1年以上続く場合には重症化が懸念されますので、早く専門家に相談してみてください。

重症化したチックをトゥレット症と言います

トゥレット症、トゥーレット症候群、トゥレット障害などと言われる症状は、チック症が重症化したものです。

原因は良くわかっていませんが、脳の神経伝達物質の異常がその鍵とされていて、一種の神経障害だと考えらえています。

学童期の発達段階にある子供の神経はまだ未完成なものなので、いわばチック症はその未熟な神経が一時的に不具合をおこしているものと考えることが出来ます。

トゥレット症は、運動チックが一度に複数種類発生し、加えて音声チックも見られる状態が一年以上継続するという複雑なものになっています。

またトゥレット症になると並行して、強迫性障害、注意欠陥多動症候群、睡眠障害、学習障害、抑うつ傾向などの症例が見られるという報告もあります。

これらもやはり、自分の意思では止める事の出来ないものですので、早めの受診や専門機関への相談が重要です。

本人の意図しなところで起きるチック。子供との接し方に注意して

音声チックや運動チックなど、チックの症状には様々なものがありました。多くは1年以内で治まりますが、時折重症化する場合もあって心配です。

運動性チックも音声チックも、時として家族や友達など周囲の人間関係を悪化させるというリスクを負っています。

自分の子どもがある日突然物を蹴っ飛ばすようになったり、バカ、死ねなどの言葉を繰り返すようになると親として心配になるでしょう。

同じようにチックの症状に苦しんでいて、学校で孤立してしまったり中では家庭内に居る事すらストレスの元になってしまう子供もいます。

運動性チックや音声チックは一見変な癖に見えますが、実態は病気です。その事がまだ充分に知られてはいません。そこで子どもがわざとやっているのだと思ってしまったり、誤解を招きやすいのが問題とされています。

上に上げたような咳払いや奇声、首ふりや飛び跳ねなどを繰り返すお子さんが身近にいたら、もしかしたらチックなのかも、と思ってください。

▼チック症の主な原因についてはコチラも参考にしてみて!

チックを理由にして不登校になってしまう例もあるのです。まずは周囲の理解がチックの子どもを救う方法です。

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