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親子でおもちゃを手作りすることは幼児に3つの喜びを与える

2014/06/19

しいのみ学園理事長兼園長を務める昇地先生は、世界最超寿命の教育学者です。昇地先生は現在107歳という高齢でありながら、世界中を飛び回り「手作りおもちゃ親子愛情教室」を開いています。

昇地先生によると、親子一緒におもちゃを作ることは、子供に3つの喜びを与えるそうです。それは「親から愛情を受ける喜び」「物を作り上げる喜び」「新しいおもちゃを手にする喜び」です。

親から愛情を受ける喜び

幼児向けの英会話教室やスイミング教室など、様々な幼児教室があります。これらの教室と比べると、お家でおもちゃを手作りすることなんて、只の遊びに過ぎないと思われるかもしれません。

しかし子供としては、見知らぬ先生に何かを教えてもらうよりも、大好きなお母さんと一緒にいる方を好みます。お家でお母さんが先生になり、子供と一緒に作業することで、子供がお母さんの愛情を直に感じる事ができるからだそうです。

物を作り上げる喜び

普段は捨ててしまうようなお菓子の空き箱や紙きれ、ペットボトル等を使いおもちゃを作ります。おもちゃを完成させるために、それらを切ったり、貼ったり、組み合わせたりしていきます。おもちゃの完成までに、いくつもの作業をこなしていかなくてはなりません。

大抵の作業は大人にとって簡単なことばかりでしょう。しかし、子供にとっては難しいことの方が多いのです。例えば、ハサミで紙を2つに切り離す作業にしても、子供にとっては大変なことです。

作業中は紙とハサミから一瞬たりとも目を離さずに、真剣な表情で作業します。でも紙を切り終わった瞬間、パッと笑顔になり喜ぶことでしょう。ハサミで紙を切った経験が、達成感へとつながるからです。それと同時に、子供は使用した道具の知識も得ます。

そして、ハサミを使えたという達成感と道具の知識により、「もっといろんなものにハサミを入れてみたい」という好奇心が、子供の中に芽生えます。ハサミで紙を切るだけでも、子供はこんなに心を動かされるのです。

しかし気をつけてもらいたい事が1つあります。おもちゃ作りは月に1回までとしてください。何個もおもちゃを作れば飽きることもなく、壊れても気にしません。

1つしか作らないことで、色や形を変える工夫や、修理する楽しみができます。月に1回しかおもちゃを作らないとした方が、子供の成長をより促すそうです。

新しいおもちゃを手にする喜び

手作りのおもちゃには、市販のおもちゃのような派手さはありません。しかし市販のおもちゃとは違う、手作りならではの良さがあります。ゴミとして扱われるものが、自身の努力とお母さんの協力によって、ペットボトルの船や、空き箱で出来た車、割りばしのゴム鉄砲などのおもちゃに変わることです。

新しく手に入れた手作りおもちゃには、おもちゃとしての価値だけでなく、出来上がるまでの過程や思い全てが含まれているのです。新しいおもちゃに喜ばない子供はいないと思います。手作りおもちゃは、その喜びをいつもとは違った形で、子供達にもたらしてくれることでしょう。

注意:おもちゃ作りの際は、お子さんから目を離さずに行ってください。ハサミ等の道具を使わせる場合は、お子さんが怪我をしないよう気をつけてください。お子さんの年齢に合わせて、作業を行わせてください。
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