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ちょっと待って!子供が手伝いをしたときにお小遣いって必要ですか?

2014/04/05

子供が小学生になって、そろそろお金の使い方を教えたいと思ったとき、悩むのは「お小遣い制」を取り入れるかどうか?だと思います。

年齢が上がるにつれて「お小遣い制」を取り入れる家庭が増えてくるようですが、お小遣いをあげるタイミングや使い方など、難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?

お小遣いを上手に活用するためには何に気をつけたらいいのか、与える側としての注意点をいくつか挙げてみたいと思います。ぜひご家庭で一度考える時の参考にしてみてくださいね。

毎月決まった額のお小遣い制

毎月決まった日に決まった額をあげることに決めているお宅が多くあります。

毎月決まった額をもらえることで、その中で自分の欲しいものや必要なものを買うという習慣をつけたり、足りない分は我慢したり、翌月まで貯めて買うという計画性を養うためにはとても有効な方法だと思います。

ただ、お小遣いで買うものと、母親に買ってもらうものとの線引きが曖昧になっていることも多く、「自動で毎月もらえるのが当たり前になってしまわないか心配。」と言っていたママもいました。

テストで100点とったら!

私の周りでよく耳にするのが、「テストで100点を取ったらお小遣いをあげる」というものです。確かに、頑張ったときにご褒美をもらえるというのは、自分の努力と結果を認めてくれている証拠なので子供にとってはとても嬉しいものですよね。

嫌いな勉強も苦にならなくなりますし、親にとっても100円程度をあげることで子供が頑張ってくれるなら安上がりです。子供があまりにも勉強をしないので、背に腹は代えられない思いでしている場合もあるのだと思います。

でも、「勉強というのは自分のためにするものであるはず!」と考えると、「お小遣いをもらえるから」という理由で勉強をやらせることが正しいことなのかどうか..。

また、「どこからどこまでを対象にするのか?」、「いずれはお小遣いをあげなくても勉強するようになってくれるのかどうか?」不安になるそうです。

「あんまりもらってたらママのお金がなくなっちゃう。だからいいよ!」と100点をとっても遠慮していたという男の子の可愛いエピソードも聞きましたが..。

お手伝いの報酬として

お手伝いの報酬としてお小遣いを与えることは、自分のやったことに応じて報酬がもらえるという感覚を身に付けるという意味で、将来の「働く」ということに結びつくことにもなると考えられます。

でも本来なら、お手伝いしたときに母親たちからもらった「ありがとう!」という言葉で十分、子供にとってはとても嬉しいものです。

「〇〇ちゃんのおかげでママ助かっちゃったなぁ。」と褒めてもらえたことで、「人のために役に立つことの喜び」を知ったり、それがまた「自信」につながることもあります。

それなのに、そこに「お小遣い」という報酬が伴うとしたらどうでしょう?子供たちの純粋な思いやりの心を奪ってしまうことにならないでしょうか?

以前、洗濯機だけ回しておいたものの、体調が悪くて起きられなかったときに、子供が前の日の洗濯物を畳んで、新しく洗濯物を干しておいてくれたことがありました。

「もうさすがに起きなくては..。」と、のそのそと起き上がった私は、憂うつだった洗濯物が干されているのを見てそれはもう感激です。

子供に「ママ、今日は調子が悪かったから、とっても嬉しくて感動しちゃったよ。ありがとう!」と伝えたのですが、その時子供が嬉しそうに、「ママいくらくれる??」とわくわくした顔で私に聞いてきました。

お小遣いをもらおうと思ってやってくれたのか?それとも私を助けようという一心でやってくれたのか..?きっと子供にとってはどちらも正解だったんでしょうね。

その時は、子供がお手伝いに費やしてくれた時間を考えると、「ありがとう。」という気持ちでお小遣いをあげましたが、それが正しかったのかどうか、今でもよく分かりません。

与え方には気を付けて!!

小さい子供であればご褒美はお金である必要はあまりなく、ママが作ってくれた賞状や折り紙で作ったメダル、好きなシールを一枚、好きなトレーディングカードを一枚でも十分ご褒美になります。

そして大きくなれば、自分のためや人のためにたとえご褒美がなくても動けるようになるものです。

物であふれる世の中、子供に何かを与えることは私たち大人にとってきっと簡単なことですが、それ故に何か別の大事なものを見落としてしまっていたり、失ってしまっていたりしているような気がします。

子供はデリケートなので、与えることでいい方向に向かう場合も、またその逆の場合もあることを知っておいた上で、上手に与えていきたいですね。

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