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たったこれだけ低体温改善法!5つの点から子供の体温アップ

2015/11/02

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働くお母さんにとって、我が子が元気に保育園へ通ってくれる事が当り前でありつつもありがたい事だと思います。小さい子ほど一般的には体が弱く、よく熱を出しますが、その原因の1つに子供の”低体温”があるということをご存知でしょうか。

そして、近年低体温の子供が増えているようです。人間の体温は平均36.5度が理想的で、これは体内の酵素が活発に活動できる温度。体温が低下すると様々な悪影響が…。風邪の原因のひとつにもなりやすいようです。

お子さんの平熱が低めだと感じているあなた。普段の生活が、徐々にお子さんの体温低下を招いているのかもしれませんよ。どんな習慣が悪いのか、その改善法も具体的に見ていきましょう。

意外と知らない!?子供の「低体温」原因と症状について

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一般に平熱が36度を下回る場合に「低体温」であると呼ばれますが、医学的に決まった病名というわけではありません。

ただし、子供の場合は一般に大人よりも平熱が高めですので、いつも35度台というのは注意が必要ですね。

小さい子は保育園などに通っていると毎朝体温を測定しなくてはならないので、ご自分の子の平均体温がどのくらいか把握されていると思います。子供の平均体温は37度前後で、夏は高め。冬は低めになっています。

乳児期は平均37度位と体温が高く、学童以上は成人と同じ平均36.5度位 です。 子供の体温は一定ではなく、朝は低く、昼は少し高めで0.5度位 ちがうのが普通です。また冬は低く、夏は高くなり、運動、食事、入浴などで高くなることもあります。

「低体温」どういった症状だとこう呼ばれるのか?

我が子が低体温かもと思った時に、どんな症状が出ているのでしょうか。人の体温は朝は低く、午後から夕方にかけて一番高くなります。発熱しているお子さんが夕方になるとさらに熱が高くなるのはそのためです。

低体温の子の場合は1日を通して35度台ですとか、夕方になっても36.2や36.3度といった36度台前半のままの子を含みます。まずは1日を通して体温がどのくらい推移するのか、これを何日間か測定してみましょう。

低体温の子供の場合には、そのバランスが乱れている事が多くなります。早起きが出来ないですとか、起きても午前中はやる気がなくてボーっとしているというタイプは低体温かもしれません。

ずっと静かにしている子、逆にいつも落ち着きがなくて動き回る子、すぐに怒ってキレる子なども、実は低体温が関係しているかもしれません。

時々体調が安定していなくてこのような症状があるのならばわかるのですが、いつも落ち着かない、集中力がない、黙っていられない、ゴロゴロしている、という時は要注意です。

体温が低下すると酵素の働きが落ちるため、消化が悪くなって免疫力が下がり、疲れやすいといった症状が現れます。免疫力が下がると病気になりやすく、アレルギーの症状も出やすくなるという影響が出てきます。

新陳代謝も活発でないため、太りやすくもなってしまいます。またガン細胞は体温が35度代だとより活発になるなどとも言われています。

低体温の子はよく風邪をひいたり、はやりの病気をすぐにもらってきたりします。自分の中で病気と戦う力が普通の子より劣ってしまっているのかもしれません。

確認してみて!「低体温」になる原因は主に5つあります

子供に低体温が増えていると言われていますが、原因はいくつか考えられています。

運動不足

まず1つ目は運動不足です。昔と比べて外遊びをする子供が減っていますし、移動手段として歩くのではなく車を使うようになった事も原因となっています。低体温の子が運動をする事で子供の体温が上がった、という研究結果も出ています。

運動により筋力が増えると、細胞内のミトコンドリアが増えて熱を発生させるため体温が上がるというメカニズムのようです。

私の知り合いの子も少し太った子なのですが、運動が嫌いで低体温です。筋肉を使う事で体温が上がるので、低体温の子は普段から筋肉を使っていない子が多いのです。いつもゲームばかりしているタイプは要注意でしょう。

夜型生活

24時間眠らない街になって数十年。夜遅い時間に電車の中で赤ちゃん連れがいたり、居酒屋に子連れがいたりして大盛り上がり、なんて光景は決して珍しくはありません。

普段あまり夜遅くに出歩かない私でも、21時や22時に街中へ出かけますと乳幼児を連れたご家族に必ずといっていいほど遭遇します。

社会全体が夜型になりつつあるのである程度仕方がない事かもしれませんが、出来るだけ夜型の生活にしないよう心がけましょう。自律神経が乱れると、体調も悪くなります。

人間は夜眠っている間に、脳内の温度を下げています。身体を休めるホルモンと成長ホルモンが出ているのですが、生活リズムが乱れるとホルモンの分泌も当然狂ってきます。そうなると体温も高くなったり低くなったりと不安定になるのです。

冷暖房環境が良くなった

冷暖房の環境が整った事により、自分で体温のコントロールをしなくてすむようになった、というのはあります。自律神経が乱れるのは低体温の原因と同時に悪化にも繋がります。

今は35度を超える日々も多く、冷房に関して言えば一日中使っているご家庭もあるかと思います。しかも暑いからと、温度設定を低くしていませんか?子供は暑がりなので、冷房温度を低くするとそれも原因のひとつになります。

体温コントロールを自分でしなくなると、自律神経が乱れ、体温調整する機能が鈍くなってしまいます。

また、子供は3歳までにどのくらい汗をかいたかが大事だと言われています。能動汗腺という汗の線がほぼ3歳までしか成長せず、それ以降はあまり期待出来ないからです。

自律神経が乱れたら、体温コントロールも上手に出来ないので低体温に繋がります。

低体温が増えた理由のひとつは、子どもの運動不足による基礎代謝量の低下が指摘されています。疲れやすい、だるいという子どもに、早寝早起きの励行と十分の運動により症状がとれてくるケースは少なくありません。これらの子どもの多くは、概して朝低体温の傾向にあります。子どもたちに増えている低体温や、自律神経の正常な発達を妨げているのは、夜更かし、朝寝坊といった生活リズムの乱れだけでなく、過保護、運動不足が大きく関係しているようです。

食習慣について

冷たい食べ物や甘い食べ物は、体を冷やしてしまうと言われています。また、夏が旬もしくは南国が原産の野菜や果物も同様に体を冷やしてしまいます。年中手に入る野菜や果物も低体温の原因になると言われています。

そして、現代の食生活では普通に取り入れている”インスタント食品”や”スナック菓子などの嗜好品”は脂質や糖質が多い反面、ビタミンやミネラル不足しているためエネルギーや熱を作り出しにくいです。

また、朝食を食べない…というお子さんやご家庭もあるようですが、朝食は寝ている間に下がった体温を上げる効果があります。

ストレス

ストレスを受けやすい環境の中にいる子供は、気づかないうちにストレスをためてしまっていることも。このストレスが血行不良を招き、子供が低体温になってしまうこともあります。

すぐ知りたい!低体温を改善する方法を紹介します

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我が子が低体温だと思った場合、出来るだけ早く体温を元通りにしたいと思うのは当然です。実際にどうしたら良いのでしょうか。先程記した低体温の原因になる事を行わない、というのがベストです。

すぐ出来るものばかり!「低体温」改善する方法

低体温も本人と親の努力で改善する事が可能です。ただし今すぐ、と都合よくはいきません。簡単に出来ることばかりですが、時間をかけていくことが必須です。ここで具体的に改善法をご紹介します。

  • 1 生活リズムを整える
  • 2 体を動かして代謝をあげる
  • 3 体操をする
  • 4 朝ごはんはしっかりと食べる
  • 5 食生活の見直しをする

以上の5点は必ず守って欲しい項目です。

1 生活リズムを整える

生活リズムを朝型にし、夜早く寝れば朝からお腹がすいて朝食をもりもり食べます。ところが夜更かししている子供は当然朝ごはんを食べたくないとか、食べても少量だけという可能性が出てきます。

大人が夜型になっていると子供もついつい一緒に起きがちです。ぜひ親子で早く寝るように心がけましょう。

遅くても21時に就寝(理想は20時)。朝は自然に7時までに起きるようにします。21時に眠れば7時起床は難しくはありません。

お休みの日につい寝坊したり夜更かししたりしがちですが、なるべく普段のペースは乱さない。また乱れても早く立て直しましょう。

2 体を動かして代謝をあげる

特に午前中に体を動かすほうがより効果的だと言われています。体を動かす事で体温が上がりますから、出来るだけ早い時間帯に運動したほうがいい、というわけです。もちろん午後に体を動かす事も良い事です。

運動で筋力を増やして、細胞内のミトコンドリアを増やし熱を発生させて体温を上げていきましょう!

幼稚園や保育園へ通う子供たちは外遊びを行うと思うのですが、問題は通っていない乳児たちです。またお休みの日も朝の早い時間から活動する事で、自然に歩いたり動いたり出来るので、早寝早起きしていっぱい体を動かせるようにしておきましょう。

また、毎日のお風呂も入り方を見なおしてみてください。シャワーでなく湯船に浸かることでうっすらと汗をかく程度が最適です。

3 体操をする

体操を取り入れる際は、親子で行うというのがポイントになります。ではどんな体操を取り入れればよいのか?2歳頃から取り組める体操について、参考になるサイトを見つけましたので、是非子供と一緒に楽しみながら取り組んでみてくださいね。

テルモ体温研究所 「親子ふれあいブンブン体操」
http://terumo-taion.jp/health/teitaion/pdf/bunbun.pdf

2歳位の小さい子に対しては「高い高い」や、子供の抱えて持ち上げて上下させる「スーパーマン」、そして子供の腰を持ってまわる「メリーゴーランド」などが取り組みやすいようです。

もう少し大きい子に対しては、親の足の甲に子供を乗せて二人で前向きになり、一緒に歩行したりする「ロボット歩き」などがオススメとのこと。

更に子供が大きくなったら、(3歳位~)子供の両足を持ち、子供は逆さまになって親が歩く「逆さロボット」や、子供の手を使って歩行させる「ネコ車」なども紹介されています。

4歳位~の子供とは楽しめる体操のラインナップが増えるので、是非色々と試してみて、親子でお気に入りの体操を見つけてみてはいかがでしょうか?

「おやこふれあいブンブン体操」のサイトで詳しいやり方を確認してみてください。ママも一緒に体を動かしてみましょう。親子で楽しく気持ち良く汗をかくことでストレスも吹っ飛びますよ!ストレスも低体温の原因なのでこれも改善できるなんて一石二鳥ですね1

また、体操をされる際、室内であれば換気をし、屋外では帽子を被ってなどの対策も忘れずに。そして、結構汗をかくと思いますので、しっかりふいてあげてくださいね。また、くれぐれも怪我をしないように十分に注意を払って行ってください。

4 朝ごはんはしっかりと食べる

朝ごはんをしっかり食べると、排便もスムーズに行われ体調が安定します。朝ごはんは和食でも洋食でも構いません。人間は食べ物を食べると体温が上がります。朝は一般的に体温が低い、と説明していますが朝ごはんを食べる事で体温が上がりやすくなるのです。

朝ごはんを食べなくては排便もスムーズに行われず、体が十分に動きません。水分はたっぷり摂りつつ寝坊して朝ごはんなし、にならないように注意しましょう。夜遅くまで起きて夕飯が遅いと、どうしても朝ごはんの時に空腹でなかったりします。

また菓子パン程度の朝ごはんでも子供たちには栄養が不十分です。

ビタミン、ミネラル、食物繊維など、バランス良い食事を目指して頑張りましょう。

5 食生活を見直す

先ほど触れましたが、食べ物からも低体温になってしまうという原因があるので、ここを改善する必要があります。

冷たい食べ物や甘い食べ物を控えること、そして旬の野菜や果物をしっかりと食べるようにシフトしていきましょう。また、インスタント食品や嗜好品はなるべく控えて熱を作り出しやすい体作りを目指す必要があります。

更にタンパク質を摂り、筋肉量を増やして熱を作り出しやすい体作りをすることも大事です。

加えて低体温に効果的な栄養素である”亜鉛や鉄、ビタミンB1、B2”を積極的に摂取していくように心がけてください。

「体温が高め」と「低体温」の子はどう違うかをご紹介します

体温が高い子と低い子、何が違うのでしょうか。

37度くらいの発熱の場合

体温が高めの子:我が家の次男は子供3人の中では一番高く、だいたい37度から37.2度が平熱です。おかげですぐ発熱します。保育園へ通っているので38度越えて早退の電話も時々かかってきますが、37度では平熱なのでいつも通りです。私も38度越えるまでは基本的に発熱ではない、と判断しています。

低体温の子:しかし低体温の子は平熱の1度プラスが発熱となるので、37度にもなれば低体温の子にとっては高熱です。ただの風邪でも元気に走り回る、という事が出来なくなります。

38度くらいの発熱の場合

体温が高めの子:平熱が高い子にとってようやく発熱というレベルです。ただし比較的38度越えても元気な事が多く、38度後半から39度になってようやくおとなしくなります。さすがに40度を超えるとぐったりですが、39度越えもよくあるので見ているほうがびっくりします。

低体温の子:38度も越えたら本人は動くのもしんどく、じっと静かにしているか、寝ているだけになります。中には病院すら行きたがらない子もいます。というより、行きたくても体が動かない、という事でしょう。

このように子供の平熱によって、発熱の際の様子が全く異なります。一概に何度以上が発熱とせずに、我が子の平熱を知って保育園や幼稚園に伝えておく事は大切です。

現代は運動不足もありますし、夏場のエアコンがないと熱中症になるリスクが高くなります。原因を全てシャットアウトするのではなく、やれる範囲で続けましょう。

保育園や幼稚園には徒歩で通うとか、お休みの日には体を動かす。移動の際にはバスや電車などを利用し、車は控える。たったこれだけでも違ってくると思いますよ。

低体温は改善できる!改善されないなら病気が隠れている可能性も…

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寒いから、暑いからと冷暖房の効いた家でダラダラと好きなものを食べていて、健康でいられるはずがありませんよね。今日から体温アップ目指して健康的な生活を始めましょう!

「体温なんか上がらない」と勘違いされている方もいるかもしれませんが、人の体温は子供でも大人でも生活を気を付けていれば改善されます。5つのポイントに目を向け、子供にもストレスのない生活を送らせましょう。

ただし、いずれの方法を試しても体温が全く変わらない、というケースもあります。その時は甲状腺機能低下症が関係している事もあります。

この場合、低体温だけでなく寒がる、便秘になる、身長があまり伸びないといった他の症状が見られます。

このような時にはすぐに病院を受診し、原因をきっちり調べてもらうほうが良いでしょう。血液検査で診断が出来るので、気になったら一度相談してください。

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