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小さい赤ちゃんを迎えよう~低体重児と寒い季節を乗り切るために

2014/05/18

小さく産まれるということ

待望の赤ちゃんが小さく産まれてきたら、パパもママも心配なものですよね。今は医学が発展し、小さく産まれた赤ちゃんをサポートする態勢も整っています。400グラム以下で産まれた赤ちゃんであっても、無事に育つ時代がやってきたのです。

とはいえ、実際に小さな小さな我が子を見ると、動揺してしまう方もたくさんいます。NICUの保育器の中で、一生懸命がんばっている赤ちゃんには、涙が止まらないパパママも多いと思います。これからしっかり育っていくのだろうか…不安がつのるものです。

赤ちゃんは37週0日から、正期産に入ります。それ以前に出産した場合は早産と呼ばれ、産まれた赤ちゃんは一般には未熟児と呼ばれます。さらに正期産であっても、体重が規定の2,500グラムに満たない場合は、低出生体重児、もしくは低体重児と呼ばれます。

赤ちゃんのコンディションは、体重だけで決まるわけではありません。週数が少ないほど、ママの胎内で備わるべき機能が未熟なまま生まれてくるため、体重は大きくてもNICUで、保育器などのサポートを受けながら成長を待つこともあります。

小さくても大丈夫

早産というと、不安になるママも多いですよね。でも赤ちゃんは、だいたい34週から35週ころには、肺機能など外界で元気に生きてゆくための機能は、すべて整うと言われています。またそのころには免疫力もぐんとアップしてくるので、あまり心配はいらないケースも多いでしょう。

小さく産まれた赤ちゃんといっても、2,000グラムを超えていれば、かなり大きめと考えて大丈夫です。外の世界に出てきた赤ちゃんは、驚くほどぐんぐん育ちます。経口で栄養たっぷりの母乳やミルクを飲み、自由に手足を動かすことは、とても偉大なことですね。

2,500グラム以下の赤ちゃんは、低出生体重児と呼ばれますが、実際は病院の方針で、それ以下の体重で産まれた子であっても、早めに退院できることもあります。季節にもよりますし、赤ちゃんの生育状況にもよりますが、2,200~2,300グラムを超えれば、退院できることが多いようです。

赤ちゃん退院の準備をしよう

赤ちゃんの退院に、準備しておきたいものの1つが衣類です。事前に準備しておいた服が大きい場合、通販なら新生児用の50サイズの衣類も、比較的見つけやすいですよ。でも2,500グラム前後で退院すれば、1か月後には軽く3,000を超えてきます。すぐに普通のベビー服が着られるようになります。

もう1つはおむつです。通常の新生児用はちょっと大きくて、オシッコやうんちが洩れてしまうこともあります。そういった場合は、パンパースやメリーズなどのマイクロサイズが良いですね。一般の店舗には販売されていなくても、通販で手軽に手に入ります。

お部屋の温度管理が大切です

小さく産まれた赤ちゃんにとって、体温低下は大敵です。特に冬場に退院する場合は、注意が必要です。赤ちゃんを迎えるお部屋は、室温の管理がしやすい場所にしましょう。風の通りやすい窓の下やドアの側は、温度が低くなります。特に冬の夜間は、雨戸やカーテンを閉めても窓の下はとても冷えます。注意しましょう。

病院から湯たんぽの使用を指導されることもあります。湯たんぽは、必ず毛布やタオルで二重に包んで、赤ちゃんの体から30センチほど離して置きましょう。決して肌に触れる所に置いてはいけません。また電気アンカや電気毛布は、危険なので使用しないようにしましょう。

足の裏に非常に汗をかくので、就寝時はくつしたをはかせない方が健康的です。その代わり、足の出ないおくるみやスリーパーなどで、充分保温しましょう。頭が外に出ていると体温が逃げるので、小さなニットの帽子をかぶせてあげると良いですよ。

上手な暮らしのコツ

お風呂も注意が必要です。お風呂場が寒い場合は、温かい部屋にシートを敷いてベビーバスを置き、入浴させるとよいでしょう。慣れない間は手間もかかるので、暖かい昼間や、お手伝いがお願いできる時間に入れるなど、工夫するとよいですね。

深夜の授乳も寒いので、部屋を暖めたり、おくるみで包んであげるとよいでしょう。湯たんぽを包んでいたタオルでスリーパーごとくるみ、おむつも一緒に温めておくとよいですよ。ママも風邪を引かないように、十分注意してくださいね。

小さく産まれた赤ちゃんも、パパとママの愛情をうけてすくすく育っていきます。おっぱいは免疫たっぷりですし、ママの素肌を介して得るものもたくさんあります。保温や授乳量に注意しながら、できるだけゆっくりとおっぱいを吸わせる機会をとりましょう。

標準以上の体重で産まれた他の赤ちゃんと、我が子を比較する必要はありません。我が子なりに昨日よりも今日、今日より1ヶ月後に大きくなっていれば、立派な成長です。あせらず、生活リズムを作りながらゆっくり育てていけば大丈夫ですよ。

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