感動だけじゃない・・立ち会い出産を経験した旦那さんの感想

2015/06/08

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立ち会い出産は、陣痛から分娩にかけて夫など家族が一緒に分娩室に入って妊婦さんの傍らで寄り添い、共に出産の瞬間を迎えることを言います。

立ち会い出産は一見、とても感動的で思い出に残る出来事のように見えますが、実際に立ち会った旦那さんに聞くと必ずしもそうとは言えません。

そこで、立ち会い出産を経験した旦那さんの感想や妊婦さん側の意見などを紹介していきます。

これから出産を迎える予定で、旦那さんに立ち会いしてもらうか迷っている妊婦さんや、立ち会いするか悩む旦那さんが決断する時の参考になれば幸いです。

よかったところ

出産の瞬間を夫婦で一緒に迎えられる立ち会い出産は、夫婦にとっても思い出に残る出来事になるでしょう。 そこで立ち会い出産を経験して、よかった点を紹介するので参考にしてみましょう。

感動できる

我が子が今誕生するという瞬間を目の当たりにすると、感動で胸が熱くなるものです。出産を終えて満面の笑顔の妻と、一方感動で号泣する夫の姿が最近ではよく見られるようです。

一生のうちでこんなにも感動できるシーンというのはあまりない ので、立ち会っておいたほうがよいという感想を抱く旦那さんも結構多いものです。

夫婦・親子の絆が深まる

妻が必死に痛みに耐え、我が子を出産しようとしている姿を見て、自分も父親として夫としてしっかりしなければならないと改めて感じるようです。

頑張る妻の姿を見て、更に産まれたばかりの我が子と対面して、一生自分が家族を守っていくという決意を新たにしたという旦那さんもいます。

出産の大変さが分かる

実際に自分が妊娠、出産するわけではないので、妊娠中のつわりの辛さなども本当のところはよくわからないという旦那さんもいます。

しかし、陣痛で苦しみ痛みと戦って出産に臨む妻の姿を目の当たりにすることで、改めて出産という大仕事の大変さがよくわかり、 妻を尊敬するようになったという意見もあります。

育児に協力的になれる

お腹で赤ちゃんを育てている母親と違って、父親は妻が妊娠中は親になるという実感が湧きにくいものです。

しかし、出産で我が子の誕生を目の当たりにすることで、父親としての自覚が芽生えやすいのではないでしょうか。

我が子をとても愛おしいと感じ、その後の育児も自分から積極的に行うようになる人が多いのも事実です。

また、産後寝不足で辛い思いをしている妻に協力してあげたい、育児は大変だけど楽しいと思えるなどの意見もあります。

NGの声

立ち会い出産を経験してみると、残念ですが旦那さん側からはNGの声もちらほら聞こえてきます。

分娩室という普段入ることのない場所で、見たことのない光景を目の当たりにして動揺してしまうという気持ちもわからなくもありません。

こんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、立ち会い出産では旦那さん側はどんな事がNGだったのか、ホントの声を知っておくことも大事ではないでしょうか。

ショックを受ける

今まで優しく温和だった妻が必死の形相で陣痛に耐え、叫び声をあげたり時には暴言を吐くなんてことも十分ありえます。

妻が出産している姿があまりに普段とのギャップが大きく、怖いと感じる旦那さんもいます。 今まで見たことのない妻の姿に、ショックを受けて感動をわかちあうどころじゃなかったという意見もあります。

血が苦手

出産が始まると分娩室は破水で流れ出る羊水のちょっと生臭いようなにおいや、血のにおいが立ち込めます。

血が苦手な男性だとにおいだけで気分が悪くなってしまって分娩室で倒れたり、嘔吐したり、中には気を失ってしまうという旦那さんもいます。

更に出血の光景を目の当たりにすると、出産に恐怖感を抱いて違う意味で一生忘れることができないショッキングな経験となり、トラウマになってしまうこともあります。

女性として見れなくなる

妻が出産している姿はとてもショッキングで、旦那さんが今まで抱いていた優しく女性らしいイメージが吹き飛んでしまうこともあります。

また、赤ちゃんが産まれる瞬間が生々しい光景として記憶に残り、出産を境に妻を女性としてみることができなくなったという意見もあるのです。

更に、産まれたばかりに赤ちゃんは分泌物や血液が付着していてイメージしていた姿とは違い、ショックを受けて子供を愛せなくなったというケースも、嘘のようですが、実際にあります。

出産が一転して夫婦関係を悪化させ、親子の絆を断ち切る原因となってしまったという悲しい結果もあります。

無力さを感じる

妻が必死に痛みや苦しみと戦っているのに、そばにいるだけで特に何もしてあげられない、情けないと自身の無力さを感じる場合もあります。

また、妻の母親がそばについていて世話を焼いていたり、妻も母親を頼りにしていたので何もできず、疎外感を感じ家にいたほうがよかったと感じる旦那さんもいます。

妻の意見

妊婦さん側から見ると、旦那さんの立ち会いを望む声が大半ですが、中には立ち会いを希望しないという意見もあります。

立ち会いをすることで生じるメリットも多いですが、逆にデメリットがあることも否めません。デメリットな部分も含め、産後後悔のないように妊婦さん自身ももう一度、旦那さんを立ち会わせるかどうかをよく考えてみましょう。

安心できる

陣痛で痛く苦しい時も、旦那さんがずっとそばについていてくれたら安心できたという意見が多数あります。

特に初産だと出産に対する恐怖心があったり、不安でたまらなくなりますが、旦那さんがいてくれるだけで落ち着いて出産に臨める、心強いと感じるものです。

感動を共有できる

記念すべき我が子誕生の瞬間を一緒に迎えることができ、感動を共有できたのがよかったという意見も多数を占めます。

二人の子供なんだという実感が湧いてきて、感動している旦那さんをみて惚れ直したという人もいます。

頼りにならない

自分は陣痛で痛くて苦しいのを必死で耐えているのに、ただそこにいるだけで何もしてくれないと、全く頼りにならないという意見もあります。

更に、人ごとのような態度を見せたり、のんきに居眠りしていたり、暇を持て余しているのか携帯でゲームをしている姿に怒りを覚えたという人もいます。

安心できるどころか、旦那さんがいるだけで気持ちが不安定になってイライラしてしまうから、いてくれないほうがよいとの考えもあります。

見られたくない

自分が痛みに耐えて苦悶の表情を浮かべたり、叫んだりするので、今まで見せたことのない自身が苦しむ姿を、愛する旦那さんに見られたくないという気持ちもあります。

また、出産時に排泄物が出てしまうこともあるし、恥ずかしい姿を見られると幻滅されるのではないかと不安になるものです。

病院に確認を

立ち会い出産をしてもらうかを決める前に、まず出産を予定している病院では立ち会い出産が可能かどうかを必ず事前に確認しておきましょう。

夫が妻に寄り添って励ましたり、お水を飲ませるなどのサポートは妊婦さんの心の支えになって、よりお産をスムーズに進めることができるなどの理由で立ち会い出産を認めたり、奨励する病院も増えています。

しかし、感染症予防などの衛生上の理由や旦那さんが興奮しすぎたり、倒れたりしてお産の進行を妨げるなどの理由から立ち会い出産を認めていない病院もあります。

一般的に個人病院では認めているところが多いですが、大学病院や総合病院などの大きな病院では認められないところもあるようです。

不向きな夫

立ち会い出産自体はとても感動的で、素晴らしいことなのですが、旦那さんの性格などによっては立ち会い出産に向かないケースもあります。

例えば、血が怖くて苦手意識をもっている、血のにおいをかいだり見るだけで気が遠くなってしまう性質の人だと、分娩室で倒れる可能性があります。

更に、妻に言われて仕方なくという感じで立ち会いに同意していたり、始めから頑なに拒否している場合などは控えたほうがよいかもしれません。

他にも、非日常的なことに対してすぐ動揺したり、パニックを起こしやすいなど少々気の弱い性格のだんなさんも心配です。妊婦さん自身がよく見極める必要があります。

夫婦で話し合いを

立ち会い出産をするかどうかは、夫婦一方の意見だけでなくお互いに思っていることを確認したり、双方の意思を尊重しながらよく話しあって、慎重に決めることをおすすめします。

上でも挙げましたが、夫側は立ち会い出産に不安や恐怖すら感じている場合もあります。また、妻側も必ずしも立ち会って欲しいという希望ばかりではなく、分娩中の姿を見られたくないと思っている人もいます。

どちらか一方の意見を押し通してしまうと、その後の夫婦関係に亀裂が走ったり、夫が育児に消極的になってしまうというケースも実際にあるという事も頭に入れておきましょう。

話しあって立ち会い出産を希望するということになれば、お産の進め方や妊婦さんへのサポートの仕方などをあらかじめ勉強し、頭に入れておくことをおすすめします。

例えば自治体や産院の両親学級に参加したり、妊婦検診に付き添ってもらい一緒に超音波モニターで赤ちゃんの姿を見たり、不安なことは医師に質問するなどして準備を進めましょう。

立ち会いをしないと決めた場合、立ち会わないからといって旦那さんが出産に無関係というわけではありません。

妊娠中は家事など妻をしっかりサポートし、産後は少しでも育児に協力できるように、妊娠中から赤ちゃんのお世話の仕方などをしっかり勉強しておきましょう。

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