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痛いのは子ども?いいえママの手。叩かないための方法を考える

2014/07/10

しつけのためなら子どもを叩いてもいいのか。あるいは子どもを叩くことはたとえ親でも絶対に駄目なのか。これは難しい問題です。今から30年前に子どもだった皆さんなら、お父さんお母さんに叩かれて育つのが普通だったのではないかと思います。

言葉遣いが悪かったり、近所の子どもとトラブルを起こしたり。そんな時親に叩かれたことがある、という子育てママ、多いのではないでしょうか。しかし現代の子育て世代では、「しつけ」と「虐待」の線引きが難しくなってしまっているという不安要素があります。

初めての子育てに誰もが迷い、必死で子どもに接しようしますね。聞き分けがなくわがままなので、どうしても叩かないと収まりが付かない。しかしそれが虐待と受け取られてしまう。

あるいはしつけのために、この子が将来人前で恥をかかないように、積極的に叩いて教えなければという信念に駆られた親によって、子どもが心身ともに疲弊しきってしまうという事例も。

この場合は虐待と言えるのですが、親御さんの方では自覚がない場合が多いのですね。叩くことはしつけなのか。叩いて分からせないといけないのか。あるいはこれは虐待なのか。「私は子どもを叩く」というママがいらっしゃったら、お聞きしてみたいです。

子どもさんを叩く時に、ご自身の手も痛いですか?子どもさんを思いっきり叩いた時に、自分の手も痛かった記憶がありますか?人の頭は硬いですからね。思いっきり叩いてしまったら、ママの手だって相当痛みを感じるはずなのです。

そして、そんなにも、ママの手が痛くなるくらい強く子どもの頭を叩いたのだとしたら、それはしつけというよりは、ご自身の怒りやままならない思いを、ぶつけてしまったのではないでしょうか。

苛立ちが募って、我慢が出来なくなって、それが自分の子どもにぶつかってしまう。叱ったのでもしつけたのでもありません。子どもが受け取ったのは貴方自身の怒りなのです。

怒りを子どもにぶつけるのをしつけと呼ぶことはできませんよね。もしそうだったなら、どうか子どもさんのために日常や仕事の関係を見直してみてください。何か解決できるかもしれません。

では逆に、子どもさんを叩いても自分の手は痛くない、というママへ。それは、子どもさんを「何気なく」叩くという行為が毎日普通に行われていませんか?ママが何気なく叩いている、それが普通の毎日。

もしその場合、子どもさんも「自分も叩いてもいいんだ」という風に覚えてしまいます。そうなると、幼稚園保育園でも他の子どもに手が出やすくなってしまいます。ママと同じことだから自分もやっていいんだ。そんなふうに子どもも叩くことを何でもないように覚えてしまうのです。

現在の子育てで、「叩く」という行為は、しつけからも叱りからも違うものになってしまっているのでは。子どもを叩いてしまった時、自分の手のひらと、そっと会話してみませんか?

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