- 出産が痛みのピークではない!?産んでみて初めて「知ったこと」 | MARCH(マーチ)

出産が痛みのピークではない!?産んでみて初めて「知ったこと」

2015/03/22

shutterstock_211761661

初めての出産は知らないことばかり。生まれて初めての体験なのですから当然と言えば当然ですよね。

私もまわりの友達や親戚の出産の話は幾度となく聞いてきたはずなのに、いざ実際に出産を経験してみると「えっ聞いてないよ!」と思うことがいくつかありました。

なかでも驚いたのは“出産”が痛みのピークだと思っていたこと。考えてみればそうではないことも想像はつきそうなものですが、私も、“出産が痛みの頂点”というふうに、それまで思いこんでしまっていました。

出産が無事に終わってホッとして喜びをかみしめていると、今度は“産後の痛み”が出てきます。

“出産が痛みのピークではない”ということはどういうことか。少し頭に入れておくと、出産後に痛みがあっても、不安を減らすことができるかもしれませんよ。

出産後も続く痛み

出産が終わってホッとして、喜びをかみしめるのもつかの間。和痛分娩の場合は、麻酔が切れたころに少しずつ下半身に痛みが出始めます。

なかでも、会陰を切って出産をした場合は、特に強い痛みを感じるようです。

人によっては自然分娩で出産に臨み、会陰を縫合している時が一番痛かったという人もいますが、私の経験では出産を終えてからまる1日経ったくらいから、“おしり”にズキズキとした鈍痛を感じるようになりました。

おしりの痛みがひくまでの時間は個人差があるようですが、私は完全に何も感じなくなるまでに、まる1ヶ月かかりました。その間は産科でもらった痛み止めを飲み、円座に座り、座るのも痛い時は、なるたけ横になるようにしました。

ドラマとは違う産後ママ

ドラマでは出産後、女優さんが髪を整え顔もきれいにメイクした状態で、ベッドから上半身を起こしていて、隣にスヤスヤ眠っている赤ちゃんを「抱っこしてみて」と訪ねてきた人に言う、というシーンをよく目にします。

私自身も初めての出産で、痛みのピークが出産している時だと思っていたので、経験がない時はそういうものだと思っていました。

でも現実は、産まれてから数日は特に痛みも強く、横になるのもつらかったり、かと言って座るのも痛いので、腹這いになったり、横向きに寝たり。当然髪の毛はボサボサでノーメイクです。

ドラマを信じていた私は、ヘアアクセサリーやメイク道具を入院時に持っていったりしていましたが、出産後数日間は、それらを使うことはほとんどできませんでした。

私のまわりのママ達も同じ状況だったようで、1ヶ月検診で再会した時は皆きれいにメイクして、身なりもちゃんとしていて綺麗になっていて、少し驚きました。

産院ではこのように、ママは“ありのままの姿をさらけだす”ことになる と思います。

産後の痛みの原因とは

出産時の縫合

まず大きな要因は出産時の会陰縫合でしょうか。昔は出産時に切れることもあったそうですが、これですと痛みが強いので、最近の出産では、必要だと思われた時は早めに切ってしまうと聞いたことがあります。

他の傷口でもそうですが、切れば切り口は痛いし、縫えばなおさらでしょう。そう考えれば、出産後に痛みを感じるのはいたしかたないのかもしれません。

でも言えるのは、痛みはかならずとれる、ということです。産褥期の気持ちの抑揚や体調の変化に加えて、痛みを感じながらの生活はとても大変なことですが、赤ちゃんの存在をかみしめていると、不思議と毎日乗り切れていきます。

痛みは2ヶ月も3ヶ月も続くものではないようです。時間とともに必ず落ち着くので、痛みがとれないと不安にならずに、処方された薬をうまく使って頑張りましょう。

便秘

産後はおしりの痛みもあるので、便秘になりがちです。特に入院中の数日は、気持ちの高ぶりや慣れない生活のスタートの緊張感などから、出なくなってしまう人が多いようです。

産後の便秘に備え、入院前にスッキリさせておくこと。また心配ならば入院の持ち物に浣腸を用意しておくとよいかもしれません。

便秘になると下半身の痛みから、思いきりいきむことができないので、お腹も張ってしまいとても辛くなります。かといって、便秘に効く体操をやマッサージをする余力もないのです。

妊娠中に便秘にならないように食べていた食べ物を入院中に持ってきてもらうなど、便秘はならないように、と言うより“なっても軽く済むように”、妊娠中から自分にとって便秘に有効な方法をつくっておく必要がありそうです。

足のむくみ

足のむくみは出産後翌日ぐらいから始まります。私の場合は出産後2日目ぐらいに、フッと足を見たらすでに足首はなく、今までの2倍ぐらいに足が膨らんでいました。足がむくむと、ベッドの上や椅子に横座りする時もうまく足がたためずに、少し痛みを感じます。

入院中、むくみはそのままにしていましたが、退院時に漢方を処方してもらい飲み始めると、1週間も経たないうちにシュルシュルと元の足に戻りました。

産後は誰でも多かれ少なかれ、むくみは経験するようです。

痛みの対策は

円座を用意しておこう

円座は入院時に持っていくと便利です。

貸してくれる病院もあると思いますが、退院後も家で使う場合が多いので、入院前に購入して、入院時に他の荷物と持っていくと安心だと思います。

うつ伏せになる

ベッドや布団のうえに丸めた毛布や座布団を重ねたものを用意して、よりかかった時に心地よい高さにします。

そこにうつ伏せになってよりかかることで、おしりにかかる負担が少なく、少しラクに過ごすことができます。

しばらくの間はその格好から立ち上がろうとすると、強い痛みを感じて大変なので、旦那さんやご家族はぜひ手をかしてあげて下さい。

まわりが優しく理解して

産後1ヶ月くらいまでは、痛みが強くて長い時間座っていられずに、たまに立ったまま食事をとってしまうことがあるかもしれません。

痛みの感じ方は人それぞれ。ママのお母さんからみたら「そんなに痛いの?」「私はそんなに痛くなかったけれど」と言いたくなることもあるかもしれません。

でもママは初めての出産をがんばったのです。旦那さんをはじめまわりの家族がたとえ立って食事をとろうとしていても「なんて格好しているの!?」「そんなに痛いわけないでしょ」ではなく優しく、理解してママに接してあげてください。

痛みには個人差がある

帝王切開の場合もそうでない場合も、ほとんどのママが産後に少なからず痛みを感じるようです。

でもその日数や痛みのレベルは個人差があるようです。私は全く痛みを感じなくなるまでに1ヶ月以上かかりましたが、退院時にはほとんど痛みがなかった友達もいます。

出産は痛いもの。そして出産後も痛みは続くもの。

出産は痛いから怖い。確かにそうかもしれません。でもその痛みを忘れてしまうほど、赤ちゃんはとてもかわいく、かけがえのないものです。痛みに負けず、がんばりましょう!

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ