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妊娠中のママの食事と赤ちゃんのアレルギーって関係あるの?

2014/03/23

最近、アレルギーの子供がとても多くなっていますよね。アレルギーがあると食事は大変。給食や外食などにも気を遣わなければならなくなりますし、出来ればアレルギーはない方がいいですよね。

赤ちゃんをアレルギーにしないために、「ママの妊娠中・授乳中の食事」「除去食」が取り上げられることがあります。でも、これって本当に効果あるんでしょうか。

赤ちゃんのアレルギーの原因

アレルギーの原因は一つではありません。まず、アレルギー体質は遺伝しやすいので、パパやママ、近親者などにアレルギーを持った人がいると赤ちゃんも発症しやすくなります。

まずは近親者にアレルギーがないか確認を。現在は治っている場合でも、幼いころに症状があればアレルギー体質ですので、注意して。

それから、赤ちゃんの周囲の環境もアレルギーに関係しています。ハウスダストやダニなどのアレルギー性物質や、ダイオキシン等の環境ホルモン等によってアレルギーが引き起こされていってしまうこともあるのです。

近年、アレルギー体質の人(大人を含む)が増えたのは、こうした環境的な因子が強いと言われています

妊娠中に卵や牛乳はダメ?

よく言われるのが、妊娠中に卵や牛乳などのアレルギーを起こしやすい食品を多く摂ると、赤ちゃんにもアレルギーが出やすくなる、ということ。でも、これ実は正しい情報ではありません。

赤ちゃんの食物アレルギーでは確かに牛乳や卵はよく見られ、卵や牛乳はアレルギーが出やすい食品ですが、妊娠中に敢えて除去しなければならないほど影響が出るものではない、というのが現在の一般的な見解です

もちろん、食べ過ぎや飲み過ぎには注意が必要ですが、卵は1日1個以内、牛乳は1日200ml以内であれば影響はほとんどないと言われています。

ただし、家系に卵・牛乳アレルギーの人がいる場合は妊娠後期に胎児にアレルギー抗体が作られ始めるので控えた方がいいことも。アレルギー体質は隔世遺伝するので、祖父母や兄弟などのアレルギーの有無も確認しておきましょう。

赤ちゃんのアレルギーは難しい……

赤ちゃんのアレルギーについては、遺伝的要素が強いことは判明してしますが、まだまだ研究途中。

アレルギーと除去食の影響の研究については、生まれてくる赤ちゃんの体質や生命に影響が出ることもあって比較が難しく、医師によって考え方も違っています。

だから、ママがアレルギーに対して不安を抱えたり、わからないと悩むのは当然のことなんです。ただ、一つ言われているのが「除去のし過ぎ」も一つの原因になるのではないか、ということ。

最近は「除菌」「滅菌」「消臭」などとにかく「清潔」が一番という風潮ですが、あまりに清潔すぎることで、免疫や抵抗力がつきにくく、免疫機構の影響が大きいアレルギーも起こりやすくなる可能性が指摘されています

これは食べ物にも言えることで、添加物やアレルギーの多い食品の除去のし過ぎでかえってアレルギーが発症するケースもあるのでは、という意見もあるのです。

バランスのとれた食事が一番!

妊娠中に気をつけたいのは、特定の食品を除去するのではなく、バランスのとれた食事をすること。アレルギーのリスクが高いからといって、除去ばかり考えてしまい、食事が偏ってしまうのも困りもの。

食事が偏ってしまうと、赤ちゃんの発育も心配ですし、ママの体調や体力も心配ですよね。だからバランスのとれた食事をしっかりと摂る、というのが赤ちゃんの健やかな成長のためには不可欠。

ただ、つわりの時期は食事についてはそれほど気を遣う必要はありません。アレルギーを始め、ママの食べ物が赤ちゃんに大きく影響してくるのは妊娠後期以降

つわりは妊娠中期には治まる人が多いので、つわりの時期は食べられるもの、食べたいものを食べてOKです。バランスの良い食事を心掛けることは大切ですが、ストレスにならないように気を付けましょう。

アレルギーでも大丈夫!

遺伝因子の強いアレルギーは、ママがどんなに注意しても防ぐことができないもの。だから、ある程度は開き直ることも大切です。

パパやママにアレルギーがあるからと言って、それが100%遺伝するわけではないですし、その因子を持っていても発症しないこともあります。

また、たとえ発症しても、早めに発見して正しい対処をすればアレルギーが改善・軽減できる可能性は高いのです。アレルギーでもしっかり対処すれば大丈夫!

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