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知っておくと安心~妊娠初期の妊婦検診はどんな検査があるの?

2014/04/30


妊娠初期は、赤ちゃんがまだ小さく流産の危険性も高いため、赤ちゃんの発育と母体の健康管理のためにも妊婦検診は欠かせません。検診を受けていれば、万一妊娠中に母体や赤ちゃんに異常が見つかっても一早く対処することができます。

また妊娠中は無事に出産できるのか不安な気持ちが募りますが、妊婦検診はどんな目的でどんな検査を行うのかを知っておくだけでも、気持ちにゆとりが生まれるものです。

病院で受付を済ませると、トイレで尿をとって提出する尿検査、診察室での体重測定や血圧測定は妊娠後期まで毎回行います。尿検査では、尿にたんぱくや糖が出ているか否か、血圧測定では血圧が正常値か否かなどをチェックします。妊娠高血圧症候群などの病気予防や、病気を一早く見つけるために行います。

妊娠中は、急激な体重増加は同じく妊娠合併症などの病気が疑われ、逆にやせすぎは栄養不足の可能性があり、赤ちゃんの発育が心配されるので毎回チェックします。ただつわり中で食事が十分取れないと体重が減少することもありますが、一時的なものであり、赤ちゃんは蓄えられた母体からの栄養分だけでも育つのでほとんどの場合心配ありません。

病院によって回数は異なりますが、膣内に経膣プローブという機器を入れて、モニターに映し出された子宮内の様子をチェックする超音波検査も行われます。主に胎児の発育状況や位置、羊水量や胎盤の大きさや形状などを調べるために行います。また、膣内に器具などを挿入して、膣や子宮の状態を確認する内診を行う病院もあります。

妊娠初期では、採血して血液検査も行います。貧血や血小板が減少の有無などの血算、血液中の糖を調べる血糖、赤ちゃんとの間の不適合を調べる血液型検査、更にABO式およびRh式血液型の他に血液型の抗体があると、赤ちゃんに黄疸が出やすくなるので抗体の有無も調べます。他にも、B型肝炎やC型肝炎、風疹やエイズ、梅毒、成人T細胞白血病ウイルス、動物に寄生する微生物であるトキソプラズマなどの感染の有無も調べます。

また出産時に赤ちゃんの通り道となる膣内が病気にかかっていると、赤ちゃんにも感染する恐れがあるため、膣内の粘液を採取して、B群溶血性レンサ球菌やクラミジア、カンジダなどの感染症の有無もチェックします。病院によっては、子宮頸がんや子宮がんなどの検査を取り入れているところもあります。

更に、妊娠4ヶ月にあたる12週頃からは、ちょうどおヘソの位置でお腹周りの腹囲測定と、恥骨からおへそ下あたりまでの子宮底長の測定も毎回の検査に含まれます。妊娠週数が進むにつれて子宮が大きくなっているか、胎児の成長の目安として測定します。

また、始めの段階で膣から挿入していた超音波検査が、腹部にエコーを当てて行う腹式超音波検査になります。最近では4Dを取り入れている病院も多く、より鮮明に赤ちゃんの顔や動きなどが分かるので、妊婦さんにとっては楽しみな検査でもあります。

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