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子育てが楽しくなる、笑顔が増える!ゆるママ育児3つの方法

2016/03/25

笑顔で育児をするママ
どんな子供でも、何歳になっても、子育ての悩みがゼロになることはないでしょう。また育児には絶対の「正解」はありません。

ただ、ほんの少し自分の視点を変えるだけで、悩むママの気持ちがふっと楽になることはあります。

筆者は思ったように子供の世話や躾が出来ず、「自分は落ちこぼれママなんだ。」といつもイライラしていた時期がありました。

自分への自己嫌悪を目の前の子供にぶつけてしまい、更に深い罪悪感に落ち込んでしまった経験もあります。

そんな筆者が、試行錯誤しながら辿りついた子育てのあり方。それが今回ご紹介させて頂く「ゆるママ育児」です。

「自分を大切に、子供を大切に、今この瞬間を意識する。」この3つのステップで、無理をせず、穏やかに自分と子供に向き合っていく育児の方法です。

どのように視点を変えていけば気持ちが楽になっていくのか。具体的に説明をして行きますので、気軽な気持ちで試してみて下さい。


私って落ちこぼれ…ママがイライラしてしまう理由

イライラしてしまう多くの場合、人は主体性を見失っています。

具体的にどんな状態かというと、主体的でないとき、人は何事にも受身形、どんな行動を取っても「やらされている感」を強く感じ、ストレスを溜め込みやすい状況にあるということです。

育児中のママが無意識のうちに自分の主体性を見失ってしまう主な理由は次の2つです。

  • 他人との「比較スイッチ」がオンになりっぱなし
  • 24時間ノンストップのママ業務に身も心もクタクタ

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

「比較スイッチ」がオンになりっぱなし

慣れない育児に戸惑う時期は、とにかく周りが気になるものですよね。

他人との「比較スイッチ」がオンになってしまうと、人は「自分の視点」を見失ってしまいます。

他人を基準に「出来る」「出来ない」という結果だけを気にする反面、自分や我が子が人にはどう見えるのか、他人の評価ばかりを気にかけてしまいがちです。

筆者は自分で自分に「落ちこぼれ」のレッテルを貼って「ダメだ、うちは出来ていない…。」と勝手に肩を落としていました。

24時間ノンストップのママ業務…身も心もクタクタ

生後数ヶ月から2歳頃まで、大人の理屈は一切通用しない赤ちゃん。

ママは、授乳、オムツ、寝かしつけ、夜泣き対応とママ業務は常に24時間のフル体制なのでとても大変です。

そして、たまに何か集中してやりたいことがあっても必ず子供に中断させられてしまう、というのがママ共通の悩みではないでしょうか。

私も「そんなの、母親になったのだから当たり前。」と自分でも考えていたのですが、実際にこんな毎日が続くと「赤ちゃんのお世話をさせられているだけ…」というストレスばかりが溜まっていってしまいました。

でも、そんな状態はママにとっても赤ちゃんにとっても良くありませんよね。赤ちゃんだから仕方ない…頭では理解しつつも、心と身体がついて行かず、疲労感を持て余す日々でした。

イライラはもう卒業!ゆるママをめざそう

そんな辛い毎日から抜け出すには、どうすればいいの?答えの1つがここにあります。一緒にゆるママを目指してみませんか。

  • 自分に対してゆるママ
  • 子供に対してゆるママ
  • 時間に対してゆるママ

それぞれの「ゆるママ」への道を紹介していきます。

自分に対してゆるママ

比較スイッチをオフにして主体性を取り戻すには、自分を丸ごと受け入れることが必要です。なぜその必要があるのか、そのためには何をすればいいのか、一緒に見てみましょう。

子供に対してゆるママ

24時間の重労働。思わず、「私はあなたの奴隷じゃないのよ!」と言ってしまいたくなるほど疲れているママへ向けたメッセージです。

我が子を丸ごと受け入れるための視点の切り替え法を載せています。眺めて見て、そうか、こんな考え方もあったのか!と思える気づきがありますように。

時間に対してゆるママ

子供と過ごす時間を持て余してしまうことのあるママへ向けたメッセージです。時間の単位を細切れに意識することで、乗り越えられることもあります。

1つずつどんなポイントがあるのか、詳しくお伝えしていきます。

【自分に対してゆるママ】自分を丸ごと受け入れてみよう

自分を丸ごと受け入れるってどういうこと…!?まずはそこから戸惑われるママもいるかもしれません。

自分を丸ごと…とは、自分のいい面はもちろん、悪い面や欠点まで含めて全て「これが私。私は私、このままでいいんだ。」と自分を認めてあげることです。

この自分を丸ごと受け入れる能力のことを「自己肯定感」ともいいます。

重要なのは、自分の良い面だけではなく、欠点までも含めてありのままの自分を受け入れる、ということです。

欠点を受け入れてもいいの?と疑問に思われるかもしれません。

いいんです。欠点や短所もまたママという一人の人間を構成する大切な一要素なのですから。欠点はダメ。認めない、となると「自分を丸ごと」とは言えません。

「自己肯定感」という言葉を誤解を恐れずに言い換えると「根拠なく自分を愛せる力」と表現出来ます。「根拠なく」がポイントです。

自己肯定感を最も高めることが出来るのは、親や保護者が物心つかない幼少期に子供に繰り返し与える興味・関心や、褒め言葉だと言われています。

これは我が子に対しても同様です。我が子は可愛い、大切な存在です。そこに理由や根拠はありません。そんな親の想いが子供の自己肯定感を育むのでしょう。

出産は自己肯定感を高める最高のチャンス

しかしながら、ママ達の育ってきた家庭環境も様々なはず。幼くして実母を失ったママや、何らかの事情で幼少期に十分な自己肯定感を与えて貰えなかったというママも中にはいるはずです。そんなママも諦めないで下さい。

出産経験は、自己肯定感を育むことができる大きなチャンスだと筆者は考えています。目の前にいる我が子。この子は自分を母親として無条件に頼り、愛してくれています。

どんなにママを困らせる子供でも、ママが好きなじゃない子なんていません。理由なしに、子供はママが大好きなんです。

「私はこの子のママなんだ!」ママでいるって実は凄いことです。だから、この事実だけで十分自信を持って、ママは自分を丸ごと受け入れてあげて下さい。

母親の「自己肯定感」をとりまく環境

子供を産んだ途端、年齢や経験を問わず女性は「母親」として家事育児を完璧にこなすことを要求されてしまいます。

でも待って!最初から何もかも上手に出来るわけがありません。

そんな当たり前のことを、きちんと理解してくれる人が身近にいてくれるママは恵まれています。実母、義母、何より育児のパートナーであるパパにこの認識があれば、育児はぐっとやりやすくなります。

周りのサポートがあるママは、周囲から「初めてなのに良く頑張っているね!」と見てもらえる可能性が高いです。

人は認めてもらえると自信が持てるので、自分を丸ごと肯定することが出来るようになります。

でも、そんな恵まれた環境にいるママばかりではありません。周囲に頼れる人がいないなか、これで大丈夫かしら?と手さぐりで頑張っているママも多いはず。

独りで頑張るママの中には悲しいことに「母親なのだから出来て当たり前」という厳しい視線を知らぬ間に自分自身に向け、自らを追いつめてしまうママもいます。

でも違いますよ。独りながらも迷い、戸惑うのは自分が真剣に育児に取り組んでいる証拠なのです。

悩むママはその時点でもう十分に頑張っているのだから、逆に責任を果たそうともがいた自分を認めてあげましょう。

自分を肯定することで、気持ちにほんの少し余裕が出て、物の見方が変わることがあります。

悩みが解決する糸口が見つかり、その結果、子供への笑顔が増えるかもしれません。

子供より先にママの自己肯定感をアップしよう

育児や子育ての場では、子供の自己肯定感を高めることばかりに注目が集まっていますが、まず大切なのはママの自己肯定感をアップすることなのです。

なぜでしょう?実は、自己肯定感が低いママには、自己肯定感を高める子育てを実践することが難しい、そんな場面があるのです。

具体的な例でみてみましょう。

  • 自己肯定感が低いと「比較スイッチ」が常にオンになってしまっている
  • 子供の幼い言動に被害者意識を持ってしまう

自己肯定感が低いと「比較スイッチ」は常にオンの状態…

冒頭でお話ししたママがイライラしてしまう大きな理由の一つに、他人との「比較スイッチ」の話がありました。

自己肯定感が低く、主体性のないママは、周囲の目をどうしても気にしてしまいます。

「私は私。この子はこの子。これでいいんだ!」と自信を持って割り切ることが出来ないために、絶えず周りの目を意識し、緊張して育児をすることになってしまいます。

他の子と比べてしまうこと、人の目を気にしすぎて伸び伸び子供と接することの出来ない環境では、子供の存在をありのままに受け入れ、自己肯定感を育むこと自体が難しいことになってしまいます。

子供の幼い言動に被害者意識を持ってしまう

主体的ではない場合、人は何事にも受身形でどんな行動を取っても「やらされている感」を強く感じ、ストレスを感じやすい状況にあるというお話をしました。

同じことが子供の幼い言動に対する場面でも当てはまります。

一生懸命作った離乳食をぐちゃぐちゃにこぼして遊ぶだけの1歳児に対して、自己肯定感の低いママは過剰に被害者意識を持って接してしまいます。

  • 「私のお料理が美味しくないからって、わざとこんなことをして!」
  • 「親を困らせようとしているのね!」

冷静に考えてみれば1歳の子供に、ママを困らせてやろうという意図がないということはすぐに分かりますよね。

子供はただ楽しいから、興味があったから茶碗をひっくり返してみただけなのです。

こんな時、自己肯定感をしっかり持ったママであれば、気持ちに余裕があり「子供を丸ごと」受け入れようという意識が働くのでその場で叱りすぎてしまう、ということは少なくなります。

逆に自己肯定感が低いママは必要以上に厳しく叱り、子供の自尊心を傷つけてしまう、という残念な状況に陥りがちです。

子供を丸ごと受け入れ、自己肯定感を高める育児をする第一歩は、ママの自己肯定感をアップすることなのです。

頑張っている自分を認めてあげる具体的な方法

ここからいよいよ、自分を丸ごと受けいれることのできる、自分に「ゆるママ」になるための具体的な方法をご紹介します。

どれも簡単な作業なので、気楽に試してみて下さい。

自分にゆるママになるために、やってみてほしい4つのメソッド

  1. 自分にプラスの声掛けをする
  2. 達成可能な小さな課題をクリアする
  3. 1日5分の瞑想時間を確保する
  4. 1日15分、自分の時間を確保する
自分にプラスの声掛けをする

しんどいな、と思ったタイミングで一度深呼吸してみましょう。次に心の中で次のような声掛けを自分にしてみて下さい。

  • 「大丈夫。大丈夫。」
  • 「良く頑張った。」
  • 「私はいいママ。だってAちゃんのことがこんなに大好き。」
  • 「なんとかなるさ。」

自分にこれらの言葉掛けをすることを、試してみて下さい。1日1回でもOK!勿論、100%の本音じゃなくていいんです。

本当は泣きたい気持ちや愚痴りたい気持ちをそっと抑え込んで、自分にプラスの声掛けをしていってみましょう。

時間に余裕があるときは、ぱっと目に入る手帳やカレンダーに書き込んで、ちょくちょくその言葉が目に入ってくる状態にしておくと効果的ですよ。

達成可能な小さな課題をクリアする

すぐに実行出来そうな小さな目標を、朝のうちに3つほど決めておきます。例えばの例を挙げます。

  • 幼稚園に行く前に10秒、玄関で我が子を抱きしめる。
  • 1日一回は子供を(もしくはパパを)褒めるようにする。
  • 夕飯の品数を1つ増やす。
  • 自転車で行く買い物を、お散歩も兼ねて歩いていくようにする。
  • 職場で嫌いな同僚に会ったら自分から挨拶をしてみる。

これも時間があれば手帳やカレンダーに書き出しておくことをお薦めします。ちゃんと出来た際には赤ペンでチェック印を大きくつける、マーカーで線を引くなどして、自分が「出来た!」という感覚を楽しみましょう。

自分が決めたことを自分がきちんとやり遂げたという”達成感”をコツコツと貯めていき、心の貯金箱を自分への信頼でいっぱいに出来れば、色々なことに前向きに取り組めるようになってきます。

1日5分の瞑想時間を確保する

瞑想には疲れた脳をリラックスさせ、イライラした気分を安定させてくれる作用があります。目の前の雑事に追われ、心のバランスを崩しそうになった時に自分を取り戻すのに効果的な方法です。

  1. リラックス出来る姿勢を取る。横になるのも良し、体がグラつかないように座るのも良いでしょう。安定した態勢が取れればOKです。
  2. 次に、目を閉じます。続いて、深く深呼吸をして、ゆっくりと息を吐き出す。
  3. この時、頭では何も考えません。ただ自分が息を吸い、吐き出している、その呼吸のリズムだけを意識して下さい。

5分というのはやってみると意外と長いものです。最初のうちは昼寝をしている子供のことや夕飯の下ごしらえのことなど、関係ないことが思い浮かんでしまい、なかなか集中することが出来ないかもしれませんね。

しかし脱線してしまった場合にはその都度、自分の呼吸のリズムに意識を集中して5分間だけは頭を空っぽにするようにして下さい。

1日5分の瞑想を取り入れるだけで、気持ちの余裕が生まれ、目に前のことの集中することが出来るようになります。

子供のお昼寝タイムや、働いているママであればランチ後の昼休みに取り入れることをお薦めします。

1日15分、自分の時間を確保する

家事や育児に追われて、見失いがちな自分を取り戻すための15分です。出産前から好きだった趣味や読書、ゆったりとコーヒーを飲む時間…何でもいいので「主婦」業や「ママ」業から離れた「私」のひと時を、日常に取り入れましょう。

どうでしょうか。まずは今挙げた自分にゆるママメソッドのうち、1つか2つを日常生活の中に取り入れてみて下さいね。

緩やかですが、必ず自分の中に気持ちの余裕が生まれてくる変化が感じられるはずです。続いて、子供に対して「ゆるママ」を実践する方法をご紹介していきます。

【子供に対してゆるママ】子供を丸ごと受け入れてみよう

子供を丸ごと受け入れる、ということはありのままの我が子を「大好き」と言って抱きしめてあげられることだと筆者は考えています。

「何が出来なくてもいい、ただそこに居て笑っていてくれるただそれだけで、ママは幸せなんだよ!」

そんな気持ちを持って、子供に伝えることが出来たら、子供の自己肯定感はすくすくと伸びていくはずです。

子供の自己肯定感を傷つけない叱り方

もちろん、悪いことをした時には叱ることも必要です。しかし、そういったマイナスのメッセージを伝える際にも気を付けたいことが1つあります。

例えば、お友達とおもちゃの取り合いになり、思わず相手の子を叩いてしまったようなケースを考えてみましょう。

「(友達を叩くという)この行動は良くなかったよ。」というように、あくまで良くない「行動」を指摘するに留め、子供の人格を傷つけるような表現はしないように心掛けて下さい。

「おもちゃが欲しかったんだね。でもお友達を叩く、っていうのは良くないことだよ。
次からは叩かないで、貸してってお願いしてみようね。」言葉にするとこんな具合です。

逆にこの時「(友達を叩いた)Aは良くない。Aのことはもう嫌いだよ。」というように、子供の存在自体を「嫌い」「いけない子」「悪い子」と言ってしまうと、子供は自分が大好きなママに嫌われてしまったのではないかと不安になります。

このように子供が自分の存在自体への不安をもってしまうことは、子供の自己肯定感を委縮させてしまうことになってしまうので、気を付けましょう。

「ゆるママ」になるために、たった1つの必要なこと

手のかかる育児中、いつもいつも笑顔でいることは至難の業です。どんなママでも、時にはイライラしたり、大きな声で怒鳴ってしまうようなことがあると思います。

そんな場合でも必ず伝えて欲しいのが「ママはあなたが大好きだよ。」というメッセージです。

「怒鳴っちゃってごめんね。」「今日のあれは良くなかったね。」など、色々なケースがあると思いますが、必ず最後には「でもね、ママは◯◯ちゃんが大好きなんだよ。」 という想いを言葉にして伝えてあげて下さい。

子供に対していつも「大好き」というメッセージを発信するように努めること!それが丸ごと子供を受け入れる「ゆるママ」になるために必要な、たった1つのメソッドです。

自己肯定感が高い子は挫折に強い子に育つ!

自分の存在自体を肯定された子は、心の底にしっかりとした支えを持つことが出来ます。

幼少期に手に入れたこの「折れない心」はこれからの長い人生のなかで、子供が向き合う様々な試練を乗り越える際に、強力な武器となり我が子を守っていってくれます。

競争に負けることを恐れて競技に参加しない子にはこう声をかけてみて下さい。

  • 「一生懸命やればいいんだよ。一生懸命やって負けてもね、ママはAが大好きだよ。」
  • 「負けてもいい。頑張ることが大事。」

それさえ伝われば子供は怖さを忘れ、全力で目標に向かって頑張ることが出来るようになるのです。

「競技でビリになっても大丈夫。ママは変わらず大好きでいてくれるのだから。」それが分かっていれば、今回の負けは負けとして、子供はすぐにまた新しいことにチャレンジしていくことが出来るのです。

「生まれてきてくれてありがとう」を伝えたい

大切な我が子に「大好き」を伝える方法は沢山あると思います。今回は我が家で実践している3つのエピソードをご紹介しますね。

子守唄に想いを込めて

「タロウ、タロウ、ハーイ、ハイ。
タロウ、タロウ、なぁに?
大切なタロウ、宝物のタロウ、タロウはパパとママの宝物。
生まれて来てくれてありがとう、タロウ。」

ご紹介するのが恥ずかしいくらい、稚拙で単純な歌詞です。これに適当な節をつけて子供の寝かしつけの際にずっと歌っていました。確か生後6ヶ月頃からでしょうか。

今は5歳になる長男タロウは幼稚園などで色々な歌を覚え、眠る前に何曲か歌って欲しいとねだりますが、1曲は必ずこの歌をせがみます。

「これはタロウのための特別な歌でしょ?」と聞いてくるので、「うん、そうだよ。」と答えます。あと何年かすれば恥ずかしくなり、歌って、とねだられることもなくなってしまうことでしょう。

ですが、母としてはこの歌がずっと息子の心の中のどこかで流れつづけ、将来辛いことや悲しいことがあった時にふっと思い出してくれたらいいと願っています。

眠る前に子供の生まれた日の思い出を語る

また寝かしつけの話になりますが…電気を消した後、昔話をしてあげる代わりに子供が生まれた日のことを物語として話して聞かせることがあります。

「平成××年×月×日、お昼を少し過ぎた12時15分頃、タロウは元気な産声をあげて、ママのお腹から出てきました。

お医者さんから、多分この日に生まれてくるよ、と言われた出産予定日から一週間も早く生まれてきたので、その日はパパもママも大慌て。

でも元気で可愛い赤ちゃんのタロウの顔をやっと見れて、パパとママはすごくすごく嬉しかったのです…。」

単調な思い出話ですが、息子は聞くととても安心するらしく、幼稚園で嫌なことがあって泣いた日などによくこの話をリクエストされます。

叱るときには手をつなぐ

大切な我が子、ではありますが、時にはママが口から火を吐くんじゃないかというくらいの悪さをしでかしてくれます。

思わずゲンコツを作ったこぶしを宥め、怒鳴りつけたい気持ちを深呼吸で鎮める…自分のなかの怒りが強ければ強いほど、我が家では子供の手を必ず握りしめるようにします。

目線を合わせ、冷静に言い聞かせようとはしますが、時には声を荒げ、キツイ言葉をぶつけてしまうことも。ママが本気で叱れば子供は泣きます。

「悪いことは悪い、その行動は許さないよ!ただ、それでもママはタロウが大好き。だから手をつないで話そうね。」そんなメッセージを込めて叱る時には手をつなぐ、そういうルールを定着させています。

ゆるママには諦め力も肝心!邪魔されたら子供とのスキンシップを

料理にお洗濯、片づけたい家事は山程あるのに、いつも邪魔をしにくる可愛い悪魔。特に言葉が通じない未就学児を持つママは大変!

今これを集中して終わらせてしまえば、後でゆっくり遊んであげられるのに…。もちろん、子供はそんなことはお構いなしです。

彼らは自分のペースで、無邪気にママの邪魔をします。そんな時はイライラする気持ちをぐっと抑え、思い切って子供とじゃれてみて下さい。

一番のおススメは「抱っこ→コチョコチョ→お布団でゴーロゴロ→そのまま一緒に寝てしまう」というゴールデンお昼寝コース。でも抱っこだけ、コチョコチョだけでも子供はとても喜びます。

お掃除は2、3日しなくても何とかなります。夕飯のおかずが一品、出来合いのものに変わっても大丈夫。家事についてはこの時期、ある程度は諦めてしまうことも必要です。

代わりにこの時期、子供が得られる大好きなママの笑顔、関心、スキンシップは子供のこれからの長い人生への掛け替えのない贈り物となります。

大げさな?と思われるかもしれませんが、幼児期に得られるママからの自己肯定感は家造りでいう基礎部分にあたるもの。

土台をしっかり固められた子はそこから上手に社会性、思いやり、学習能力という積み木を自分で重ねていけるようになります。

家事を少々手抜きしても、今自分は母親として一番大切なことを我が子にしてあげている!そう自信をもって、邪魔をしにくる悪魔ちゃんを抱きしめてあげて下さいね。

【時間に対してゆるママ】過去や未来は考えない!

人が悩むことの大半はもう過ぎてしまった過去への後悔とこれから起こるかもしれない未来への漠然とした不安に基づくものだ、という話を聞いたことがあります。

言われてみれば筆者もここのところ悩んでいたことは「子供がどうも言葉が遅い気がする…。やっぱり、赤ちゃんの時の絵本の読み聞かせが足りなかったよね。」という後悔です。

加えて「今のうちに英語を習わせに行かせた方が、将来子供が困らないのでは…?」という未来に対する不安でした。同じような経験はどんなママにもあるのかもしれません。

でも大切なものは遠くにぼんやりと存在する過去や未来ではなく、今進行しつつある「現在」なのです。

時間に対してゆるママとは、今、目の前にいる我が子とゆったりと今日1日、この1時間を楽しもうという、穏やかな時間感覚を持つママを目指すメソッドです。

「今日、今、この瞬間」を意識するように心がける

今日1日、子供と2人で過ごす時間を考えると「何をして時間を埋めよう?」と1日がとても長く感じる時がありますよね。

それなのに、ある日ふと見た我が子が急に大きくなってしまったように感じて、驚きとともに寂しさを感じた経験はありませんか?

子育ての最終目的は子供の自立だといいます。それが二十歳の成人式を無事迎えることなの」か、学校を卒業して社会人として自活し始めることをいうのか、ゴールは様々ですが1つだけ、全てのママに共通していることがあります。

今子供と過ごしている一日一日がそのゴールへと至る掛け替えのないプロセスだということです。

幸せを感じることが出来る人というのは、行動の結果ではなくそのプロセスを楽しめる人ではないでしょうか。

育児中のママで言えば、日々成長する子供のほんの一瞬の変化を感じ取り、喜ぶことが出来る力をもった人のことです

それが出来れば、育児は子供が親の手を離れるその時まで、予測しない変化が次々と起こる冒険の道のりへと変わるのです。

そしてちょっと冷静に考えてみれば、親になった自分の今までがあっという間に過ぎ去ったように、我が子が親の手の中で愛らしく微笑んだり、泣いたりしてくれる幼年期は一瞬で過ぎてしまうという事実にも気づきます。

我が子との今日、今、この瞬間を意識して過ごす。育児を楽しむにはこのプロセスを楽しむという感覚がとても役にたちます。

辛いときこそ時間を区切って考える

それでも、育児がしんどい、子育てが辛いと感じる日は必ずあるでしょう。

その時は自分に「今日1日は頑張ろう。」と声をかけて見て下さい。

辛くてしんどい、と感じたその時間から眠りにつくまでの、数時間、お昼からなら9時の就寝までの8時間半だけ、頑張るのです。

明日以降のことは考えず、とりあえず、今日子供とお布団に入るまで、今日の残り数時間だけを頑張りましょう。

それも難しい、もう本当に疲れてしまったという時はその日やらなくてはならないことを簡単にリストアップしてみて下さい。

例えば、子供に夕飯をあげる、入浴をさせる、寝かしつけ…この中でどうしても明日へは回せないもの、子供に夕飯をあげる、この1つだけをやってみましょう。

お風呂は入らない日があっても大丈夫。寝かしつけも、今日一日くらいなら、ソファーでテレビを見せながらもアリです。

でも、夕飯は抜かせませんよね。だから、そんな時は「これ1つだけは頑張ろう。」そう自分に言い聞かせて、子供に夕ご飯をあげることだけを頑張って下さい。

そして、自分が疲れていてもその1つが頑張れたなら、あなたは立派な良いママなのです。

ママが笑えば子供が笑う!ゆるママで今しか出来ない子育てを楽しもう

いかがでしたか?ゆるママについて長々と書いてきましたが、実はゆるママ育児の目的は1つです。

「自分を大切に、子供を大切に、今この瞬間を意識する」この3つのステップでママの笑顔を増やすこと、それだけなんです。

そんな小さなことの積み重ねで、今しか出来ない幼い我が子の子育てが少しでも明るく、楽しいものとなりますように!

ゆるママ育児!是非実践してみて下さいね。

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