- 食事のバランスを整え辛い好き嫌いのある子どもへの接し方を考える | MARCH(マーチ)

食事のバランスを整え辛い好き嫌いのある子どもへの接し方を考える

2014/06/28

大人になって振り返ると、自分にも嫌いな食べ物はありました。そんな時、親は「どんなに嫌いでも、必ず食べないといけません」と、厳しく接してきたものです。今親になってみると、まさに自分の子どもの好き嫌いに頭を抱えてしまいますね。

親になってみると分かる親の気持ち。なんとも悩ましいことではあります。しかし現在30~40代のお父さんお母さんの子ども時代と、今の子どもを比べてみると、単に「嫌いな食べ物」というだけですまない問題になっているのを感じます。

小学生くらいの時。「嫌いな食べ物は?」という質問にどんな答えを思ったでしょうか。ピーマン、ニンジン、納豆、にんにく、などなどでしょうか。今のお母さん世代では、食べられないもの、好みに合わないものは単品というか、いろいろな食べ物の中からなにか1つずつというようなものだったのではないでしょうか。

しかし今の子ども達は違います。例えば野菜なら「野菜はみんな嫌い」、魚なら「魚はみんな嫌い」というように、なんとも困ったことになってしまいました。

好き嫌いなくバランスの良いご飯を食べてもらうためには、いったいどうすればいいのでしょうか。嫌いな食べ物が多い、食べたくないものが多い。それは逆に捉えると、他に食べるものがたくさんあるということに繋がるのかもしれません。

コンビニやファーストフード店の展開は目ざましいものがありますし、おこづかいを持って、好きに飲み食いが出来る子どもも、珍しい存在ではありません。食べること、栄養というものに対する考え方そのものが、大きな転換期を迎えているようです。

それだけ社会が豊かになり、食べ物に困らなくなったという意味もあるのですが、なんだか皮肉ですね。例えば野菜嫌いの子どもさんが野菜の何を嫌になるかというと、食感やにおいなどが挙がることでしょう。

そういう場合ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツなどをスープでことこと煮込んで、ミキサーでポタージュにしてしまう。こうすれば食感は滑らかになり、見た目も優しい色合いで、野菜というイメージがちょっと変わるかもしれません。

魚が嫌いという場合なら、おじゃこや干しえびなどから試してみる。これだって立派な魚です。あるいは煮干をミルで粉末状にして、そのままお味噌汁に。出汁として使えますし、煮た後のゴミも出ません。

あるいは、お肉の炒め物に振り掛けたり、ひき肉料理に使うものお勧めです。普通販売されている食肉は、カットされてから時間が経って切り口から旨みが逃げてしまっているものですからね。煮干の粉末で失った分の旨みを補うことも出来るのです。

そして、まさか煮干がまぎれていると見破られることも無いはず。最初はばれないようにこっそりこっそり。そのうち嫌いなものにもトライ出来るようになっていってほしいものですね。

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