- 赤ちゃんを泳がせてあげよう!楽しいだけではない水泳がもたらす効果 | MARCH(マーチ)

赤ちゃんを泳がせてあげよう!楽しいだけではない水泳がもたらす効果

2014/06/11

1970年代にベビースイミング協会によって、日本に導入され広く知られるようになったベビースイミング。一体なぜ、これほどまでに普及したのでしょうか。

水泳の利点

アメリカ・フィラデルフィアの「人間能力開発研究所」の副所長であるダグラス・ドーマン氏によると、赤ちゃんは生まれてから、常に時間と闘っているそうです。体重が増えてしまう前に、十分に動き回れる筋力をつけなくてはいけないからです。

赤ちゃんはまだ体が弱く、動き回れないと思われる方は多いと思います。しかし水中であれば、浮力のおかげで自由に動き回ることができます。そして泳ぐことで体は丈夫になり、重力に反して動くための手助けをしてくれます。

そして運動機能の向上にともない、赤ちゃんの呼吸が成熟してくるそうです。呼吸の発達が赤ちゃんの発音へとつながり、コミュニケーション能力と言語能力の習得にも貢献します。

また、ベビースイミング協会によると、親子で視線を合わせ「抱っこ」と「振り子」による水と皮膚との摩擦や圧迫刺激は、接触、視覚、前庭感覚などの習得を促すそうです。

赤ちゃんは水泳が得意

ダグラス・ドーマン氏によると、赤ちゃんは7ヶ月も子宮の羊水の中で過ごしてきたので、生まれる前から泳ぐ能力を身につけているそうです。生まれてからも泳ぐ機会を与えてあげれば、赤ちゃんは泳ぐ能力を維持できるようです。

ベビースイミングに通う赤ちゃんが、気持ちよさそうに泳いでいる動画が公開されていました。小さな手足を水中でバタつかせながら泳ぐ姿はとても愛らしく、見ていて笑みがこぼれました。

2つの目標

動画に出ていた赤ちゃん達のようにスイスイと泳ぐためには、2つの目標を達成しなくてはいけないそうです。1つ目は、赤ちゃんが水を怖がらず楽しむようになること。2つ目は、赤ちゃんが水中で息を止められるようになること。

5つのポイント

ダグラス・ドーマン氏は、この2つの目標達成のためには、5つのポイントに気を付けるべきだとしています。その5つのポイントとは以下のものになります。

① 内容の組み立て
感覚系伝達経路が未発達のため、赤ちゃんは混沌とした環境におかれているそうです。赤ちゃんが受け取る情報は、できるだけ整理整頓されていなくてはいけません。
 
② 時間
スイミングは毎日同じ時間に行いましょう。

③ 授乳
赤ちゃんがスイミングに必要なエネルギーと体温を得られるよう、空腹のままスイミングさせないように気をつけてください。

④ 場所
スイミングは毎日同じ場所で行ってください。

⑤ 方法
毎回同じ順序で水泳を行います。最初はやさしい動きから始め、徐々にステップを踏んでいきます。そしてそれを繰り返してください。

焦らない事が大事

スイミングを始めたとしても、赤ちゃんの性格により個人差が出ることもあるかと思います。しかし焦らずとも大丈夫です。赤ちゃんが安全に楽しく泳ぐことができるよう心がけてください。

みんなのコメント
  • くりにゃんこさん

    ゲップについて。
    赤ちゃんの背骨は柔らかいから、トントンたたくのではなく、優しくなでらばいいそうです。
    実際、身体の向きを変えながらなでるとゲップはきちんとでます。

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