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生後6ヶ月の赤ちゃんの体重増加や離乳食の量・生活リズム

2016/10/20

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生後6ヶ月、ハーフバースデーを迎えた赤ちゃんは出生時から体重は2倍、身長は10cm以上伸びて、見た目もしっかりしてきます。

おすわりができるようになる子も出て、成長が目に見えるのでパパ・ママにとってはうれしいですよね。

しかし夜泣きや人見知りなど困ったことも出てきます。離乳食スタートに戸惑うお母さん・お父さんも多いでしょう。

ここでは、生後6ヶ月の赤ちゃんの体重・身長をはじめとする発達・成長や、生活リズムのつけ方、授乳間隔や離乳食の始め方などをご紹介します。

生後6ヶ月前後の赤ちゃんの困りごとなどもピックアップしていきます。育児をステップアップさせる方法をチェックしてみてくださいね。

生後6ヶ月の赤ちゃんの体重増加や授乳回数・間隔の目安

この月齢の赤ちゃんの平均体重はどのくらいなのでしょうか。またママが気になる一日の授乳回数や、授乳間隔についてもご紹介します。

生後6ヶ月の赤ちゃんの体重をチェック!1ヶ月の推移を知ろう

生後6ヶ月の赤ちゃんの平均的な体重と、前後3ヶ月の体重をご紹介します。1ヶ月間の体重の推移が掴めるのではないでしょうか。

生後6ヶ月の赤ちゃんの平均体重

  • 男の子…6.4~9.6キロくらい
  • 女の子…6.1~9.1キロくらい

大きな赤ちゃんと小さめ赤ちゃんで、かなり差がつきましたね。同じころに生まれても、3キロくらい差がつくことはありえます。

発育が成長曲線から多少上下にはみ出していても、曲線に沿ってその子なりに成長しているようなら大丈夫です。

赤ちゃんの成長は個人差が大きいものです。また多少ムチムチで肥満体形っぽく見えても、ハイハイやあんよが始まるとシュッと引き締まってくる子が多いんですよ。

生後6ヶ月くらいになると、体重の増加はかなり落ち着いてきます。1ヶ月に300~400グラムくらいの成長になります。

生後5ヶ月~7ヶ月の体重増加推移

  • 男の子…6.0~9.2キロ前後~6.7~9.8キロ前後
  • 女の子…5.7~8.6キロ前後~6.3~9.4キロ前後
まったく増えずむしろ痩せてきている場合は、小児科に相談してみましょう。

1ヶ月に500グラム以上、1キロ前後増えているような場合は授乳量を減らしましょう。

生後6ヶ月の授乳間隔は4、5回!1日の授乳量は1L前後

生後6ヶ月の赤ちゃんの授乳回数は、1日に4回か5回くらいに落ち着いてきます。

完全ミルク栄養はもちろん、完ミだけでなくミルクを足す混合栄養の場合も、だいたい4、5回程度になってくるでしょう。

完全母乳の場合は、ママのコンディションによって授乳回数は大きく変動します。我が家なりの完母スケジュールで大丈夫ですよ。

生後6ヶ月の赤ちゃんの授乳の目安

  • 1日の授乳回数…4回か5回くらい
  • 1回の授乳量…ミルクで200~220ml程度
  • 1日のミルク総量…1000~1100ml程度

生後6ヶ月といえば、そろそろ離乳食をスタートするママも多いですよね。次項ではドキドキの離乳食スタート方法についてご紹介します。

生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食を始める方法をチェックしよう

生後6ヶ月前後の赤ちゃんの離乳食を始める方法やポイントについてご紹介します。基本の10倍がゆの作り方や、アレルギーへの考え方などもピックアップします。

離乳食の始め方…初めるのは平日の午前中早めの時間に

離乳食を初めて食べさせる時の注意点についてチェックしてみましょう。

始めるのは平日の午前中・早めの時間
最初の一口を食べさせるのは、平日の午前中・早めの時間がおすすめです。

何かあったときに、すぐ小児科を受診したり、保健センターに相談できるようにしておきましょう。

最初の一口は10倍がゆから
最初の一口は、消化に優れた炭水化物・10倍がゆからスタートしましょう。作り方・与え方は後程詳しくご紹介します。

お米にアレルギーがあると判明している場合は、医師と相談して離乳食を進めてくださいね。

離乳食を食べさせるスタイル
離乳食は、必ず椅子などに座らせ、食事の態勢を整えてから与えましょう。

抱っこしたまま与えたり、きちんと座らせずに食べさせるクセをつけると、遊び食べ・食べ歩きの原因になります。

ゆっくりペースで大丈夫
赤ちゃんは最初慣れない食べ物を嫌がるかもしれません。そんな時は翌日にまたトライしましょう。

最初からうまくいかなくても大丈夫です。焦らず少しずつ慣らしていきましょう。

10倍がゆの作り方…お米から作る方法とご飯から作る方法

離乳食スタートの基本メニューは10倍がゆです。お米の10倍の水で炊いたおかゆを、さらに裏ごししてなめらかにしたものです。

10倍がゆの作り方はいくつか方法があります。基本的には、お米から炊く方法とご飯から作る方法があります。ママが作りやすい方法で炊きましょう。

  • お米から鍋で炊く方法
  • お米からおかゆクッカーで炊く方法
  • お米から炊飯器で炊く方法
  • ご飯から鍋で作る方法
  • ご飯から電子レンジで作る方法
  • ベビーフードを利用する方法

お米から鍋で炊く方法
材料:(作りやすい分量)お米大さじ1・水150㏄

  1. お米をよく洗って水切りし、分量分の水を鍋に入れてお米を浸す
  2. 30分ほど浸したらお米を軽く砕き、火にかける
  3. 煮立ってきたら弱火にし、ふたをして吹きこぼれないように30分ほど炊く
  4. 火を止めてふたをしたまま10分蒸らす
  5. 離乳食用すり鉢に入れて滑らかになるまですりつぶす

お米からお鍋で炊くとおいしいおかゆができますが、吸水時間を含めて1時間半ほどかかります。

また火のそばを離れることができません。赤ちゃんから目が離せないママはちょっと大変かもしれません。

そんな時は、お米を水と一緒に炊飯器にセットするだけで炊ける炊飯器用おかゆクッカーを活用すると便利です。

また、炊飯器にお米とお米の10倍量の水を入れ、「おかゆ」コースにセットして炊けば10倍がゆが炊けますよ。

炊飯器で炊くとたくさんできます。そんな時はすりつぶし、1回分ずつ製氷皿に入れて冷凍保存しておきましょう。

レンジで解凍するだけで食べさせられるので便利ですよ。ジップ付き袋で保存し、早めに使い切りましょう。

ご飯から電子レンジで炊く方法
材料:(作りやすい量)ご飯小さじ1・水大さじ2・電子レンジ用おかゆクッカー

  • ご飯をおかゆクッカー(無ければ耐熱容器)に入れ、水を加える
  • ご飯をほぐし、電子レンジで500W1分間加熱する
  • 粗熱を取りながら、おかゆをよくすりつぶす

おかゆクッカーは専用の容器なので、説明書に従ってご飯・水と専用フタをセットし使用してくださいね。

おかゆクッカーがない場合は耐熱容器を使用し、フタをせずに加熱しましょう。吹きこぼれに充分注意してください。

おかゆクッカーは内部でご飯をすりつぶすこともできて、とっても便利ですよ。炊飯器用・電子レンジ用で仕様が異なるので、使いやすいものを選びましょう。

離乳食を始める時期を見極めよう!スタートのサインをチェック

離乳食を始める時期の見極め方をご紹介します。こんなサインは出ていませんか。

首がしっかり据わり、椅子に座れるようになる
首がしっかりと据わり、バンボなど赤ちゃん用の椅子なら座れるようになってきたら、そろそろ離乳食スタートの時期です。
大人の食事をじっと見つめる
パパママの食事風景をじっと見つめたり、興味深げにしている様子もスタート時期のサインです。
よだれが出始める
食事風景を見ていてよだれが出る、などよだれが出始めることもスタート時期のサインのひとつです。
食べ物を見てもぐもぐする
食事風景を見たり、食べ物を見て口をもぐもぐしはじめたら離乳食スタート時期ですよ。

こうしたサインがなかなか出ない赤ちゃんのために、できることをピックアップしてみました。

  • 座りやすい椅子を用意してみる
  • 腹ばいから顔を上げる練習(遊び)をさせる
  • 大人の食事風景を見せる
  • 離乳食用のスプーンなどで遊ばせてみる
  • 白湯・薄めた麦茶などを飲ませる
腹ばい(うつぶせ)にしたり、スプーンを持たせたときは危険なので、ママが目を離さないようにしてくださいね。

離乳食と授乳のお悩みを解決!授乳量や増やし方・進め方

離乳食と授乳のよくあるお悩みと、解決策をご紹介します。

授乳間隔・量との兼ね合いがわからない
最初は授乳と関係なく、午前中10時前後くらいの時間に与えてみましょう。できるだけ満腹時は避けます。

授乳量には、1~2さじなら影響しません。いつも通りの授乳で大丈夫ですよ。

増やし方がわからない
2、3回(1回食時期なので2、3日)同じ量を食べさせ、発疹や嘔吐・下痢などが出なければ2さじずつに増やします。

1週間から10日ほどかけて3さじまで増えてOKなら、緑黄色野菜(小松菜やにんじん・かぼちゃなど)にトライしてみましょう。

新しい食材を試すタイミングがわからない
気に入ったようで、発疹や嘔吐・下痢などの症状がなければ2、3日続けてみます。

大丈夫なら、緑黄色野菜やさつまいも・じゃがいもなどを1さじずつ、2、3日ずつ与えてみます。

どうしてもスプーンを口に入れてくれない
普段からスプーンに慣れさせましょう。また完母の赤ちゃんは哺乳瓶嫌いなど、ママの乳首以外の感触を受け入れない傾向にありますね。

そんな時はしぼった母乳をコップ・スプーンで少しずつ飲ませてみましょう。慣れたら白湯など味の違うものを飲ませて慣れさせます。

どうしても食べてくれない食材がある
どうしても食べてくれない食材は、無理に食べさせなくても大丈夫な時期です。

ほうれん草がダメならキャベツ、といったように、同じカテゴリーの食材で別のものにトライしてみましょう。

生後6ヶ月の赤ちゃんの身長や体の発達・心の発達

赤ちゃんの体重や授乳・離乳以外の成長ポイントを見ていきましょう。身長をはじめ、体や心の発達をチェックしていきます。

身長…1ヶ月間に1cm前後の成長に落ち着いてきます

生後6ヶ月の赤ちゃんの平均身長を見てみましょう。

  • 男の子…63~72cm程度
  • 女の子…61~70cm程度

生後6ヶ月の前後、生後5ヶ月から生後7ヶ月くらいの身長の伸びを見てみましょう。

生後5ヶ月~7ヶ月の身長推移

  • 男の子…62~70cm前後~65~73cm前後
  • 女の子…60~68cm前後~63~71cm前後

身長の伸びもゆるやかになっていますね。また赤ちゃんによって10cm前後の差が出てしまうことがありますが、大丈夫ですよ。

6ヶ月前後の1か月間で、1cm程度伸びます。発達曲線のようになんとなくカーブを描いて伸びていれば問題ありません。

体の発達…おすわりができるようになる子が出始めます

生後6ヶ月前後の赤ちゃんの体の発達や、できるようになることをご紹介します。

  • 寝返りができるようになる(7~8ヶ月くらいまで)
  • 支えなくても自分で数秒間座れるようになる(7~8ヶ月くらいまで)
  • 歯が生え始める(1歳くらいまで)
  • いろいろなものを上手につかむ

寝返り・お座り・乳歯の生え始めは個人差があります。またキャッキャとよく笑う子もいれば、ずっとおしゃべりしている子・静かなおとなしい子もいます。

寝返りが上手にできないまま、突然両面寝返りができるようになる子もいれば、寝返りが遅かったのにすぐずりばいが始まる子もいますよ。

この時期の差はあまり気にする必要はありません。毎日元気に過ごし、少しずつでも成長していればそれがその子の個性です。

我が家には知的障害児と健常児の双子の息子たちがいます。発達の速度は、障害を持つ子の方が早かったものもあります。

この時期の発達の早さは、必ずしも障害の有無に直結しているとは言えません。あまり心配しすぎず、我が子のペースを見守ってあげましょう。

心の発達…興味津々!好奇心旺盛でよく遊ぶようになる

生後6ヶ月前後の赤ちゃんの心の発達についてチェックしてみましょう。

  • 夜泣き
  • 人見知り
  • 反復喃語が出てよくお話しする
  • 自分の体、足やおちんちんなどで遊ぶ

反復喃語とは、同じ音を繰り返して遊ぶ喃語のことです。「ぶぶぶ」「まんまんまん」など、言葉のはしりのような音を出すこともありますよ。

ママやパパが反応してお返事してあげると、ますます喜んでいろいろな音を出して遊ぶこともあります。

自分の体に興味を持ち、足を持ったりおちんちんを触って遊ぶこともあります。ママは気になりますよね。

単なる興味なので、心配はいりません。ほかに興味がうつれば自然とやらなくなっていきます。

予防接種を受けよう!BCGのほか、インフルエンザも可能に

生後6ヶ月前後の赤ちゃんが受ける予防接種はBCGです。定期接種なので、忘れずに受けましょう。

その他の予防接種のスケジュールが残っている赤ちゃんは早めに済ませましょう。予防接種の必需品は母子手帳。忘れずに持参しましょう。

  • ロタウイルスワクチン5価の3回目
  • ヒブワクチンの3回目
  • 小児用肺炎球菌ワクチンの3回目
  • 四種混合ワクチンの3回目
  • インフルエンザ(任意)
インフルエンザワクチンは、生後半年から受けられるようになります。シーズンに入る場合は、受けておくと安心ですね。

赤ちゃんは1歳を過ぎると2度目の予防接種ラッシュが到来します。そのときにまたスムーズにスケジュールがこなせるよう、できるだけ早めに終了しましょう。

生後6~7ヶ月検診を受けてみよう!自治体によって無料に

自治体によっては、6~7ヶ月検診が無料で受けられるところもあります。お知らせが来たら忘れずに受けましょう。

有料になりますが、自治体で実施していない場合もかかりつけの小児科でお願いすれば任意で受けることも可能です。

3~4ヶ月検診で気になることがあったり、他のママ友達の赤ちゃんと比べて不安がある・成長・発達につまずきを感じる場合は受けると安心ですね。

自己負担の場合、保険対象外の診察になるため乳幼児医療助成制度の対象にはなりません。実費で1000円~3000円前後になるようです。

6~7ヶ月検診のおおまかな内容をご紹介します。医療機関によって、また自治体によって若干内容は異なります。

  • 問診
  • 体重測定
  • 身長測定
  • 頭囲測定
  • 胸囲測定
  • 胸部・背部聴診
  • 口の中・歯の生え具合のチェック
  • 神経の発達検査
  • 首据わりの確認
  • 関節や性器・肛門などのチェック
  • 大泉門チェック

問診は、寝返りやお座りなどのチェックや音への反応・授乳や離乳食の進み具合などを中心に訊ねられます。

ママ自身の心身の状態や、相談できる人の有無などについても触れられます。不安なことがあれば遠慮なく質問してくださいね。

神経の発達は、顔に布を急にかぶせて手で払いのける動作をするかどうかでチェックします。上手にできなくても心配いりません。

普段から、顔の前にハンカチをひらひらさせて手を伸ばすかどうかをチェックしておくと、ママも安心できますね。

検診では、ママが「ギョッ」とするような動きをお医者さんが赤ちゃんにさせることもたくさんあります。

検診に行くことで「壊れ物みたいに扱わなくていいんだ」「こんな動作も喜ぶんだ」とわかることも多いんですよ。

生後6ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを具体的にチェック!

生後6ヶ月前後の赤ちゃんの具体的な生活リズム例をご紹介します。無理をせず、我が家の生活ペースに合わせて時間を前後してみてくださいね。

生後6ヶ月の生活リズム付け例

時間 行動タイムスケジュール
7:00 起床・オムツ替え・着替え
7:30 授乳1回目
9:00 午前の昼寝
10:00 離乳食(事前にオムツ替え)・白湯・麦茶で水分補給
10:30 お外でお散歩・公園やお買い物など
12:00 授乳2回目・オムツ替え
12:30 午後の昼寝(1時間程度で起こす)
13:30 白湯や薄めた麦茶などで水分補給
14:00 お散歩・一人遊び・お部屋遊びなど遊びタイム
17:00 入浴
17:30 授乳3回目
18:00 一人遊び(ママの家事タイム)
19:30 お部屋遊び・パパとの触れ合い(穏やかめ)
20:30 授乳4回目・オムツ替え
21:00 就寝

生後6ヶ月の生活リズムの整え方…睡眠・授乳・遊びで整える

生後6ヶ月前後の赤ちゃんの生活リズムの整え方をチェックしてみましょう。

  • 睡眠リズム
  • 授乳リズム
  • 遊びや運動

睡眠リズムから生活リズムを整える方法…早寝早起きが基本

赤ちゃんの生活リズムを整えるうえで非常に重要なのが睡眠リズムを整えることです。

赤ちゃんは1日の半分以上の時間寝ています。夜長時間寝てくれるようになれば、育児はかなり楽になりますよね。

寝た子を起こすことよりも、眠くない子を寝かせる方が大変ですし、ストレスになるママが多いですよね。

そこで、時間を決めて赤ちゃんを起こし、早めにそして長めに寝てくれるように調整してみましょう。

  • 朝は毎日早めの決まった時間に起こす
  • お昼寝は時間を決め、起こして水分補給をする
  • 夜は毎日決まった時間に布団に入る

授乳リズムから生活リズムを整える方法…離乳を見据えた整え方

授乳リズムから生活リズムを整える方法もあります。授乳と離乳食を3食プラスおやつ2回ととらえて時間を決めましょう。

完ミ栄養のママや混合栄養のママは、時間を決めて授乳をするように調整してみましょう。たくさん飲めるようになってきた子なら時間で授乳をしても大丈夫でしょう。

母乳メイン栄養のママは、朝・昼・晩の3回だけは時間を決め、じっくりと腰を据えて授乳と向き合ってみましょう。

その前後は散歩を入れたり、短い授乳をなるべく入れない・入浴させるなど赤ちゃんのお腹を空かせておくと、たくさん飲んでくれるタイミングになりますよ。

そろそろまとめて飲むくせ付けを始めてみましょう。離乳食が始まると、いずれ母乳より離乳食のウエイトが重くなってきます。

生まれてから完全母乳で一切乳首以外のものを受け付けてこなかった赤ちゃんは、歯固めがわりに離乳食用スプーンを与えてみましょう。

非常にのどが渇いているタイミングで母乳をスプーンやコップで与えてみるなど、別の感触に少しずつ慣らしましょう。

遊びや運動から生活リズムを整える方法…たっぷり遊ぼう

生後6ヶ月前後の赤ちゃんは、好奇心旺盛で遊びを楽しめるようになってきます。遊びや運動を生活に組み込んで生活リズムを健康的に整えましょう。

  • 毎日できれば午前・午後の2回、散歩をする
  • 一人遊びできるおもちゃを使う
  • ベビーマッサージや体操をさせる
  • 赤ちゃんの呼びかけに答えてあげる

散歩などの外遊びや買い物に連れていくことは、赤ちゃんが自分で歩くわけではなくてもとても良い運動になります。また好奇心を育てることにも役立ちます。

お座りが上手にできるようになってくると、ベビーチェアに座って一人遊びをする時間も増えてきますよね。

視界が広がり、好奇心も広がります。両手が使えるようになって、遊べるおもちゃの幅も広がりますよ。

ベビーマッサージや体操も効果的です。赤ちゃんの呼びかけに答えたり、いろいろな方法で遊んであげましょう。

生後6ヶ月前後の生活の困りごとと、解消法・対処法を紹介

生後6ヶ月前後の赤ちゃんには、いろいろな生活の困りごとが起きることがあります。困りごとの具体例と、それぞれの対処法についてまとめてみました。

  1. 夜泣き
  2. 病気にかかり始める
  3. 便秘になる
  4. 人見知りする

1.【夜泣き】…昼間の生活リズムと入眠儀式を見直してみよう

生後6ヶ月前後には、夜泣きが始まる子も少なくありません。夜泣きは非常に個人差が大きく、全くしない子もいれば3歳近くまで続く子もいます。

基本的な対策は昼夜逆転改善と同じです。夜しっかり寝るように、昼間の生活リズムを整えていくことがポイントになります。

  • 昼間しっかり遊ぶ・散歩に行く
  • 昼寝をさせすぎない・遅い時間まで寝かせない
  • 寝る1時間前は興奮させない

昼間の運動量は、夜の睡眠に大きな影響を与えます。明るいうちにしっかり運動させるようにしたいですね。

もうひとつのポイントは「入眠儀式」にあるといえます。

入眠儀式とは、寝付くまでに赤ちゃんが必要とするルーティンのことです。子供によって指しゃぶりだったり、授乳だったり、絵本読みだったりさまざまです。

授乳や抱っこなどが入眠儀式になっていると、眠りが浅くなった時に再びおっぱいや抱っこを求めて泣くケースが考えられます。

赤ちゃんの入眠儀式が授乳や添い乳、抱っこになっているママは、夜泣きしているときの赤ちゃんの状態を観察してみましょう。

おっぱいや抱っこを求めているようなら、入眠儀式を別のことにしていった方が夜泣き対策には良いということになりますね。

  • 手をつないで一緒に寝る
  • 髪の生え際や頭をなでる
  • 寄り添って寝る

夜一度起きた赤ちゃんが泣いても、ママやパパが起き上がらず負担を感じない入眠儀式を試してみてくださいね。

どうしても夜中に泣き止んでくれず、困ったときの方法もご紹介します。

  • ドライブに行きチャイルドシートで寝てもらう
  • 指しゃぶりやおしゃぶりをさせてみる
  • 一度きちんと起き、入眠儀式から仕切りなおす

深夜に大声で泣かれると、集合住宅や密集した住宅地に住んでいるパパママは困ってしまいますよね。

そんな時はストレスをため込むより、確実に寝てくれる方法を試してしまうこともパパママの気持ちを安らげるためには良いかもしれません。

パパママがイライラしていると、赤ちゃんは余計に寝付きにくくなります。赤ちゃんと一緒にゆったりとした気分になれることを見つけてみましょう。

2.【病気にかかり始める】…母子免疫が切れ始める時期

生後6ヶ月前後になると、赤ちゃんはママからもらった免疫が切れて病気をもらい始めるようになります。

赤ちゃんはママから免疫をもらって守られています。胎盤を通してもらった免疫と、母乳を通じてもらった免疫があり、母子免疫と呼ばれています。

しかし母子免疫は、このころから切れ始めます。自身の免疫力・抵抗力は未熟なので、病気にかかるようになるのです。

生後半年まで、また1年までにいろいろな予防接種を急いで受けるのも、母子免疫が有効な時期が生後半年くらいまでだからなんですよ。

赤ちゃんは、どんな病気にかかるようになるのでしょう。生後6ヶ月前後の赤ちゃんがかかりやすい病気、まだ予防接種が受けられない病気をご紹介します。

  • 突発性発疹
  • インフルエンザ
  • RSウイルス感染症
  • ヒトメタニューモウイルス感染症
  • 風邪
  • アデノウイルス感染症(プール熱)
  • 手足口病
  • ヘルパンギーナ
  • 溶連菌感染症
  • りんご病
  • ノロウイルス感染症

ここで紹介したのは赤ちゃんが感染する病気のごく一部です。RSウイルス感染症やヒトメタニューモウイルス感染症は、重症化することもある怖い風邪の一種です。

ロタウイルスやインフルエンザなど、予防接種を受けていても感染することもあります。

一般的に予防接種を受けた場合は、受けない場合よりも軽く済むといわれています。

予防接種を受けても感染することもあることを念頭に置いて、感染予防を心がけましょう。

病気を見分けるコツはご機嫌の悪さ・飲みの悪さによる体調不良チェックと、毎日の検温による体温変動です。毎日触れ合い、様子を観察しましょう。

3.【便秘になる】…離乳食スタートでますます便秘に拍車が

離乳食がスタートしたり、腸内にたくさんのうんちをため込めるようになると、便秘してしまう赤ちゃんも出てきます。

便秘になってしまったときに試したい方法をご紹介します。

湯ざましなどで水分補給
水分が足りないと便秘になりやすくなります。夏場など汗をかく季節・おしっこが増える冬場は特に水分不足になりやすいといえます。

湯冷ましなどで母乳やミルク以外の水分を補給してみましょう。

お風呂で肛門をマッサージ
お風呂や、おむつを換える際に赤ちゃんの肛門を軽くマッサージしてみましょう。

水分をたっぷり含ませたカット綿などでそっと刺激することで、便意がやってくる可能性がありますよ。

お腹の「の」の字マッサージ
大人でも有効なのの字マッサージは、赤ちゃんにも有効です。

お腹に大きくのの字を書くように、優しくマッサージしてあげましょう。

腹ばいから体を起こすなどの運動
腹ばいから上体を起こさせたり、体操やマッサージなどで体を動かし運動させることで、ウンチが出やすくなることもあります。
授乳量や離乳食を少し増やす
体の成長に対して授乳量が少なくなっている可能性も考えられます。母乳の場合は分泌量が減っていることもあります。

ミルクを足してみるなど、授乳量を少し増やしてみましょう。離乳食が進んでいる場合は、少し食べる量を増やしてみましょう。

マルツエキスを飲ませてみる
マルツエキスは、麦芽糖でできた赤ちゃんのための便秘のくすりです。糖分なので安心ですし、水飴状なのでとても飲ませやすいメリットがあります。
綿棒浣腸
赤ちゃん用の綿棒の頭にベビーオイルを含ませ、頭部分だけをそっと肛門に入れて少し動かします。

すぐにうんちが出る子もいるので、おむつの上で行うと失敗を防げますよ。

4.【人見知り】…心の成長のサイン!人とたくさん触れ合おう

人見知りは成長のあかしです。赤ちゃんが毎日会うパパママ以外の他人を見分けられるようになり、不安や恐怖を感じられるようになったサインです。

社会性の芽生えの第一歩ですが、親しい人までギャン泣きされたり、ちょっと出かけただけで大泣きされると困ってしまいますよね。

赤ちゃんをいろいろな場所に連れて行ったり、いろいろな人に会わせることで、外の世界に慣れていきます。

病気が怖い気持ちはとてもよくわかりますが、赤ちゃんは病気をして免疫をつけていきます。恐れずいろいろな人に触れて心を育てましょう。

生後6ヶ月は育児の転換期…焦らず我が子のペースを見守って

生後6ヶ月前後の赤ちゃんは、好奇心旺盛で視野も広がり赤ちゃんらしい可愛さも倍増する時期です。

一方で初めての病気をしたり、夜泣きや人見知りといった困ったことが起きる時期でもあります。ママも不安を感じることがあるでしょう。

乳児期の育児のターニングポイントといえる時期です。離乳食をスタートする子も多いですね。ママにとっては育児の新ステージ開幕、緊張の瞬間でもあります。

現在は保健師さんなどが常駐する保健センターや子育て支援センターなど、育児をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。

ママサークルもあります。またかかりつけの小児科を作っておけば、予防接種や検診の際に相談することもできますよ。

発育曲線から少しでも外れていたり、ママ友の子と違う点があると不安になってしまいますよね。でも大丈夫です。

育児の味方をたくさん作ることで、密室育児の孤独を解消することにもつながります。いろいろな専門家や先輩ママたちの意見も参考にしながら育てていきましょう。

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