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子供の遊びは学びがいっぱい!想像力を鍛えながら遊ぶ方法

2014/09/30

想像力を鍛える遊びというと、難しい事のように感じてしまいますが、そもそも子供にとっては体を動かす事そのものが遊びであり学びです。手を動かして物を触る、音を聞く、物を見る、舐めるなど、大人から見ると遊びとは思えないような事も、全て子供には遊びの一環なのです。

子供の想像力を鍛える遊びというと、特別なおもちゃや環境を用意してあげる事だと思う人は多いと思いますが、実は何もなくても想像力を鍛えてあげる事ができるのです。

大人にとっての当たり前は子供の発見

例えば、水の感触も音も、大人にとっては考える間もなく「水」と分かりますが、それはこれまでの経験によって、「この感触でこの音がするなら水だ」と知っているからです。想像力とは、これまで見て経験してきたことを組み合わせながら考える力の事です。

つまり、想像力を鍛えるにはまずはたくさんの経験をしていきながら、知っている事を増やしていく必要があります。子供にとっては、水も風も土の感触も、ティッシュと本の紙の違いも、全てが知らない事、経験したことのないものなのです。

私達は新しい事を知る、体験する事にとてもわくわくし、楽しいという気持ちが出てきます。大人には当たり前すぎてつまらないと感じるものが、子供にとっては新しい事を知る機会であり、体験してわくわくする事なのです。まずは、特別なおもちゃや環境を用意するのではなく、私達の生活に当たり前にあるものを知ってもらう事から始めていきましょう。

想像力を鍛える遊び方

子供の想像力を鍛えるには、まずは身の回りにあるものへの好奇心や興味を持った事を尊重し、何でも触らせてあげて、体験させてあげる事が大切です。その上で、例えば積み木を車に見立てて子供と一緒に遊んであげたり、子供が何かの遊びに飽きてきたなと感じた所で別の見方を教えてあげるなど、子供と一緒に想像力を働かせてみましょう。

お母さんやお父さんには、普段意識してこなかった想像力を働かせるという機会になり、子供には自分には思いつかない事を教えてもらう機会になります。身近なもので遊ぶ、何かに見立てて遊ぶという事は、大人も子供もともに学びあえる機会になるのです。

大人が考える遊びというと、おもちゃを使って遊ぶというイメージが強いですが、子供には好奇心を持ったものが「遊びの対象」なるという事を理解しておきましょう。また、遊びは物を触ったり見たりするだけでなく、ハイハイしたり、歩けるようになれば、体を動かす事も遊びになります。

公園などで小さな子供が遊んでいるのを見ていると気づくと思いますが、同じ動作を飽きずに繰り返し、繰り返し行っている所を見かける事があるでしょう。これは、体を動かすという遊びをしているためです。

身近にあるものでの遊びは、子供に想像力だけでなく、柔軟性や生活能力、忍耐力や思考力、自発性や認識力など実にたくさんの事を学んでいるのです。こうした能力を既に身につけた大人の目線から、「想像力を鍛えるにはどんなおもちゃで遊ばせるべきか?」と考えてしまわないよう注意しましょう。

想像力が身につかないと子供はどうなる?

想像力が身に付く事は、ごっこ遊びができるようになるといった事だけではなく、相手の気持ちを想像して思いやる気持ちや、問題を頭で考えて解決しようとする思考力、危険な事から身を守る自己防衛力も身に付くということでもあります。

では、こうした想像力が育たなければどうなるのでしょう?まず、自分以外の人の気持ちを想像したり、共感することができませんので、我儘で融通の利かない子になってしまいます。また、今の状況を考えて自分から動くという事ができず、人に命じられた事しかできない子や、実際に経験した事以外は理解できない子になってしまいます。

想像力は特別な事をしなくても自然と鍛えられる事ですが、大人の手助けが必要なのです。「あれは触ってはいけない、ここはダメ。物じゃなくておもちゃで遊びなさい」などと、小さい頃からたくさんの規制をかけてしまわないよう、生活環境や物の配置、遊ばせる部屋作りを工夫していきましょう。

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