- 子育てが辛いシングルマザーが安心して相談できる相手の見つけ方 | MARCH(マーチ)

子育てが辛いシングルマザーが安心して相談できる相手の見つけ方

2014/12/21

shutterstock_100489033 (2)

離別・死別・もともと籍を入れていない…様々な理由はあれどシングルマザーとしてひとりで頑張って子育てしているママは、他の人にはなかなか理解されないような悩みをたくさん抱えていることでしょう。

仕事に家事に育児に追われる毎日でホッと息をつく暇もない中で、子育ての悩みを誰に相談すればいいのか途方に暮れていませんか?悩めるシングルマザーの強い味方となってくれる相談相手をどこで見つければいいのか考えてみました。

身近な相手 母親

母親に相談するメリット

やはり子育ての悩みというと自分を育ててくれた母親に相談するという方が多いでしょう。自分のことを誰よりもよく知る強い味方 であることは間違いありませんよね。では具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 本音を気軽に言え、自分の弱い部分もさらけ出せる
  • 子供のことも生まれた時からよく知っているため悩みを分かってもらいやすい
  • 子供を預かってくれる、送り迎えをしてくれるなど子育てに協力してもらえる

こうして挙げてみるといいことばかり。母親はいくつになっても自分の子供の味方 ですから本当に頼りになりますよね。

母親に相談するデメリット

でも身近な存在だからこそ…というデメリットも意外とたくさんあるんです。

  • 本音を言い合えるからこそお互いにキツイ口調になってしまう
  • 「あなたも子供の時そうだった。お母さんも大変だったんだから」と母親の苦労話になってしまう
  • 母親世代の育児法を押し付けてくる。「そんなやり方じゃダメ」と自分の子育てを否定するような言い方をされてしまう
  • 結局シングルマザーであることがいけないと非難される

もちろんすべての母親がそうであるとは言いませんが、女同士、母親同士だからこそ何でもズケズケと言い合ってしまい感情的になってしまうことはよくありますよね。

シングルマザーであれば母親と同居あるいは近くに住んでいる場合がほとんどでしょうから、一番相談しやすいけれどもつい口げんかになりやすい相手 と言えるのではないでしょうか。

心を許せる人 友人

友人に相談するメリット

昔からの親友であったり出産後に知り合ったママ友だったり…一緒にいて話をするだけで癒される、そんな友人とはいろんな悩みを共有できますよね。

  • 同じくらいの子を持っていたり同じシングルマザーだったりと共通点が多いと悩みも分かり合える
  • お互いの子供を遊ばせながら悩みを打ち明け合える
  • 母親のように自身の子育て観を押し付けてくるようなことはしない

境遇が似ている方が「うちもそう!」とお互いに共感できる部分が多いと話をするだけでスッキリして、また頑張ろう!という気持ちにさせてくれるのはやはり友人です。

友人に相談するデメリット

友人が自分と境遇が似ているというのは良い点ばかりでもないようです。デメリットを挙げてみましょう。

  • 「そうなのよね~」「お互い大変だね~」と悩みを暴露するだけで終わりがちで解決法まで見つかりにくい
  • 境遇が似ているからこそお互いの事情、子供をついつい比べてしまう
  • 深刻な悩み程打ち明けにくい

これらを踏まえると「毎日バタバタで本当に疲れちゃう!仲のいいあの子を誘ってランチで日頃のストレスを発散するぞ!」ぐらいの軽い悩み暴露大会なら友人は最適ですね!

不特定多数の相手 ネット

ネットで相談するメリット

分からないことや悩みを質問したくさんの回答が得られるといったサイトがたくさんありますよね。ネットに繋がる環境にいれば手軽に利用出来ますが良い点は何でしょうか。

  • 自分と似た境遇や悩みを持ち解決した人の意見を聞くことができる
  • 時間を気にせず書き込むことが出来、回答が早い
  • 他人には相談しにくいデリケートな悩みも顔が見えないため書きやすい

やはり手軽であることが最大のメリットですね。質問を投げかけておけば時間が経てば何らかの回答が返ってくるので後は時間のある時に読んでお礼をしておけばいいんです。

ネットで相談するデメリット

手軽なものには必ず落とし穴がある?!ネットで相談するのは大きなデメリットが考えられます。

  • 文章で伝えるため悩みの内容が正確に伝わりにくい
  • 好意的な回答ばかりとは限らないので前よりも落ち込んでしまう可能性あり
  • 個人情報をうっかり書いてしまう、読む人の気分を害する可能性あり

ネット社会はお互いに顔が見えず文字だけでのやり取りだからこそ「そんなつもりで書いたんじゃない」ことも全く違った意味合いで受け取られることもよくあります。

子供が寝た後にネットの質問サイトでシングルマザーであることを心ない言葉で非難されるような回答をされているのを見てしまうと、悔しさと悲しさで夜も眠れなくなってしまうことでしょう。

非難した側にも悪意はないのかもしれませんが文字からでは相手の真意が伝わってこないので本当の解決には繋がりにくいのではないでしょうか。

こんな人に頼ってみたら?

保育園の園長・主任クラスのベテラン

ここで保育士でもある私が提案するのがお子さんを預けている、または預けていた保育園の園長や主任などのベテランの先生。担任の先生としか話をしたことがない人は多いですが、それではもったいない!

園長や主任になるからにはシングルマザーではないとしても先生自身も子育てと仕事の両立に苦労してきたハズなので、子育ての大先輩としての貴重な意見を聞くことが出来るでしょう。

また私も勤務経験がありますから分かりますが、保育園はシングルマザーで頑張っているママが結構多いんです。そういう母子をたくさん見てきたからこそ悩みをしっかり分かってもらえます。

大きな園ほどなかなか話をする機会がないとは思いますが、勇気を出して声を掛けてみれば担任の先生より相談するための十分な時間を取ってもらえる可能性が高いです。

子育てコンシェルジュ

最近「子育てコンシェルジュ」といって保育士や保健師などとして子育て支援に関わってきた方が、子育てに関する様々な相談に乗りますよという事業を始めている自治体がたくさんあります。

私の住んでいる市でも子育てコンシェルジュとして元保育士の5人の方が相談に乗ってくれるということです。その中の一人は子供を連れてよく遊びに行っていた子育て支援センターでセンター長をされていた先生でした。

その方はもちろん子供にも大人気でしたが、遊びに来ているママたちにも積極的に話しかけて悩みを聞き、アドバイスをいろいろしていて私も同じ保育士として尊敬していました。

子育てコンシェルジュが相談を受け付けているのが平日の9~17時くらいの間というところがほとんどなので、仕事で忙しいシングルマザーにとってはなかなか機会がないかもしれませんが、平日に休みがあるならぜひ利用してみて。

子育て支援センター

子育て支援センターでは子供を連れて行って遊ばせている間に相談することができます。文字通り「支援」する場所ですから時間をたっぷり使って話を聞いてもらって構いません。

同じ保育士でも子供を預かる保育園の先生よりも子育て支援として、母子両方の様子を見ながら毎日たくさん悩みの相談を受けていますから、ただ悩みを聞いてくれるだけでなく具体的に「こうすれば?」というアドバイスをもらえるはずです。

自治体の支援制度(金銭的なものも)についても詳しく教えてもらえるでしょう。どんな小さな悩みや疑問でも恥ずかしがらずにどんどんきいてみましょう。

あなたは独りじゃない

子育て中のママには悩みはつきもの。「私一人で頑張って子供を育ててみせる!」と強がってしまわないで誰かに悩みを相談する相勇気を持ってみましょう。

ストレスを溜めこんで爆発してしまう前に少しずつ吐き出しておくと、きっと今より少しだけでも笑顔でいられる時間が増えていきますよ。つい忘れがちですが子供を育てていく時に一番大切なのはママの笑顔です。

たくさんの人に支えられて大きくなった子供は、いずれ自分も誰かの役に立ちたいと思うようになります。誰かの助けを借りるのは子供のためでもあるんです。自分ひとりで何でも背負い込もうとせずに子育てを助けてくれる強い味方を見つけられることを願っています。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ