こんな叱り方はNG!!間違った叱り方と子供を叱るときのコツ

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2015/05/26

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育児の三大悩みの1つと言っては過言ではない、「子供の叱り方」について。実に9割の親御さんが子供をどう叱ればいいのか悩んでいます。

巷では「叱らない子育て論」もあり、叱るべきか否かの板挟みになってしまい、これでいいのか迷いつつ結局子供を叱って、叱りすぎたかもと反省する日々…という方も多いと思います。

叱り方が子供ひとりひとりによって変わってきますが、よくない叱り方ぐらいなら覚えておいても損はないと思います。

今もやっているかもしれない間違った叱り方を例に、感情的にならずに子供を叱るコツをご紹介します。

謝罪を要求する

例えば、子供がお友達に噛みついてしまったとします。そのとき「そんなことしちゃダメでしょ!ごめんなさいは!?」と叱りたくなりますよね。

叱った最後に子供に「ごめんなさいは?」を求めるセリフを言う方は多いと思いますが、謝ることを要求するのは実はあまりよくない叱り方です。

「謝るのは当然のことでしょ?」、「ここで謝らせなければ『ごめんなさい』が言えない子になるのでは?」と思われるでしょう。

しかし、子供にも子供なりにプライドがあり、「ごめんなさい」と謝ることは子供にとってはとても難しいことなのです。

けど、悪い事をしたら謝るべきなのが社会のルールですよね。そう思うと思わず「ごめんなさいは?」と要求したくなりますが、要求すればするほど意地を張って謝れなくなります。

1回ぐらいは「ごめんなさいは?」を要求してもいいと思いますが、絶対に子供が謝るまで要求することはなるべくしないようにしましょう。

それに子供が謝るまで要求することは本当の謝罪ではなく、“親の気が済むかどうか”の問題になってしまい、謝ることの本来の意味がなくなってしまいます。

いつか必ず「ごめんなさい」は言える日が来るので、「ごめんなさい」を何回も要求するよりは、噛みついてしまったお友達に一緒に謝りに行こうと誘うなどするほうが、案外あっさり「ごめんなさい」と言いますよ。

叱るときのポイント

叱るときの言葉掛けもさることながら子供に叱る言葉が届くためには親の態勢や姿勢も大切です。

遠くから叱るのは届いていない

ご飯の途中でフラフラ立ち上がったり、外で危ないところに登っていたりすると「それをしちゃダメでしょ!」と遠くから叱っていませんか?

遠くから注意しても子供には届いていません。やめてほしいときは子供の側にいって子供の目線に合わせて行動をやめさせましょう。

子供の側まで言って面と向かってやめさせるのは特に1~2歳児に有効的です。なぜなら言葉をよくまだ理解していないので、なおさら遠くから注意しても効果がありません。

いちいち子供の側に行っては行動をやめさせるという行為を繰り返すのは、実際やってみると大変なことです。

ケガをしそうになったり、マナー違反をしたりした場合など、本当にして欲しくないことだけにとりあえず的を絞って「できる範囲」でいいのでやってみましょう。

なるべく短い言葉で

多くの育児書に書いてあると思いますが、やはりなるべく短い言葉で「それはしてはいけません」と言うのが効果的。

「何をしているの!?」、「何回言えばわかるの?」と遠回しに言っても、長々と叱っているつもりでも子供は叱られている自覚すらないでしょう。

「これは皆のおもちゃだから投げるのはダメ」、「おもちゃが壊れるから優しく扱おうね」と理由と何がいけないのかを目をしっかり見て短く言うと子供の耳に届きます。

そうやって叱っても、テンションが上がってきてまたおもちゃを投げ出したり、失敗したりするのが子供なので、何度も言う必要があります。

しかし、あまりにも何十回言ってもやめないようなら、別なものに気をそらす工夫をしてみましょう。

おもちゃを投げるようならやめさせて、絵本やお絵描き、パズルまたは外で遊ぶことなど別な遊びを提案してみましょう。

感情的にならないためには?

子供を叱るときに感情的にならないように叱ることを推奨している育児書はあまたありますが、具体的にどうすれば感情的な叱り方にならないのかをご紹介します。

普通が1番

子供を叱るときにちょっと怖い声や顔をしたほうが叱る効果があるのではないかと思う方もいると思いますが、実はいつも通りのトーンで叱るのが1番効果的です。

例えば子供に叩かれたときに「痛いでしょ!」と怖い顔して叱るよりは「痛いからやめて」と普通の声で言った方が、子供にとっては怖いのです。

子供にとって怖い顔で親が怒っても「叩くとちょっと怖いけどこっち見てくれる!」という成功体験になります。

逆に「エーン、エーン、痛いよ~」と親が泣きマネをすると、子供は「遊んでくれている!」と思って段々行為がエスカレートしてしまいます。

だからといって、子供を叩き返すのはよくないですよね。となると、普通が1番いいという結論に至ります。

実際に普通かいつもよりちょっと低いくらいのトーンで「痛い」と言ってかまわないでいたら子供もそれ以上何もしなくなりました。

感情的になることもある

いくら普通に叱るのがいいと言われても日によっては体調がよくなかったり、イライラしたりすることもありますよね。

そういうときは、1度子供から離れて1分間トイレにこもって気持ちを落ち着かせると少し冷静な気持ちになります。

家のどんな場所でもいいので、子供からすこし離れて気持ちを落ち着ける場所を見つけておくといいですよ。

情報に振り回させないために

叱り方1つとっても、人によっては“叱らずに褒める育児論”や“あえて叱るのが大切”など考えが全く違っていたり、真逆のことを言っていたりします。

こう情報が多いとどれが正しいのかわからなくなりますよね。そんなときは自分が共感した、納得した、など気に入った部分だけを参考にすればいいのです。

育児に正解はありませんし、子供を叱る悩みが完全になくなることはおそらくないと思いますが、少しずつ自分と子供に合った叱り方を探ることはできると思います。

インターネットや育児書に書かれていることをあまり鵜呑みにせず、「こういう方法もあるのね」という心構えをもってお互い楽しく育児をしていきましょう!

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