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いつから何をすればいい?幼児期の大イベント「七五三」の豆知識

2015/08/20

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子どもの成長のなかで、最も大きなイベントのひとつ、七五三。多くの家庭で、七五三を盛大にお祝いするのではないでしょうか。

古くからのしきたりでもあり、子どもに普段着なれない「着物」を着せて記念写真撮影をするなど、手間がかかる行事もある七五三は、準備に時間とお金がかかります。

七五三を祝う年の秋になって「そろそろ用意をはじめたほうがいいのかな?」では間に合わなかったり、お得キャンペーンを逃して損をしてしまうこともあります。

七五三のしきたりや準備の内容をしっかりチェックして、早めに用意をスタートさせ、思い出に残る七五三をリーズナブルに行いましょう。

七五三の知って得する豆知識!どうして七五三をお祝いするの?

七五三は、幼児のいる家庭にとって大きなイベントですよね。でも、なぜ七五三のお祝いをするのでしょうか。

七五三はいつから始まったの?意外と知らない七五三の歴史

私たち日本人の生活には、大変古くから続いている儀式や行事が数多く残っています。大晦日や節分、七夕などは千年以上の歴史をもつ行事です。

では、七五三はいつごろから始まったのでしょうか。実は、はっきりとした歴史や由来はよくわかっていないそうです。

もとは室町時代ころにその起源があるという説や、江戸時代の五代将軍綱吉が、息子の成長を祝ったことが起源という説などが有力といわれています。

といっても、七五三は3つの儀式が組み合わされたものなので、3つの儀式の中にはもっと古い時代から行われていたものもあります。

七五三としてお祝いするようになったのは江戸時代の関東一円、そして全国的にも広がり始めたのは明治時代以降のようです。

七五三といえば、長寿を祈る千歳飴!いつ生まれたお菓子なの?

七五三とは切っても切れない縁がある千歳飴ですが、これも江戸時代に誕生したものと言われています。

千歳飴は七五三の必須アイテムですが、長く細いその形から、千年の長寿を願う食べ物として七五三に用いられるようになりました。

七五三だけでなく、初宮参りなど子どもの成長を願うイベントで神社から授与されることもあります。

昔ながらの千歳飴は水あめと砂糖で作られたシンプルなものですが、最近では不二家のミルキーバージョンなども人気ですね。

七五三は、日本古来から続く3つの儀式を祝うイベントです!

七五三は、7歳、5歳、3歳で祝うイベントです。でも、もとは3つの異なる儀式でした。

  • 3歳…髪置(かみおき)の儀
  • 5歳…袴着(はかまぎ)の儀
  • 7歳…帯解(おびとき)の儀

3歳…髪置(かみおき)の儀は、その昔、赤ちゃんから子どもへの境目として、それまで剃っていた髪をはじめて伸ばし始める儀式でした。

昔の日本では、乳幼児は男の子も女の子も関係なく、髪を剃っていました。成長とともに、男女関係なく長く伸ばすため、こうした儀式が行われていたようです。

5歳…袴着(はかまぎ)の儀は、男の子のための儀式です。男の子が初めて袴をはく儀式でした。

7歳…帯解(おびとき)の儀は、女の子のための儀式です。昔の日本では、子どもに現在の「甚平」のように、ひも付きの着物を着せていました。

帯解きの儀式から、女の子はきちんと仕立てられた着物を肩上げして着るようになります。そのため、帯解き、もしくは紐解きと呼ばれていたそうです。

「男女七歳にして席を同じうせず」という言葉もあるように、自分できちんと帯を締められるように躾けられる7歳は、大人への最初の扉でした。

では、なぜ昔の日本では、子どもの成長にこうした儀式をするようになったのでしょう。それは、今でも続く「安産祈願」や「初宮参り」にも通じる考えがあったからです。

昔は、科学や医学が発達していなかったため、無事に産まれなかったり、生まれてもすぐに亡くなる子がたくさんいました。

そこで、人々は妊娠、出産、乳幼児の育児など、今でも危険がともなう時期にあたって、神仏に母子の健康を祈ってきたのです。

た、亡くなる率が高かった7歳までの子どもは「神のもの」という考えがありました。そのため、こうした区切りにお祝いをして無事の成長を祈るようになったと考えられています。

また、三歳、五歳、七歳は、それぞれ子どもの厄年だという意見もあるそうです。それだけ、子どもが病気やケガを乗り越えて無事成長することは大変なことだったのでしょう。

現在でも、一部のお寺では預かり児などの儀式が残っています。赤ちゃんのうちにお参りをして、仏様の子どもにしてもらい、無事成長するように見守ってもらう儀式です。

子どもに「七五三ってなに?」「どうして七五三をするの?」と質問されることがあるかもしれません。

「神様や仏様に、これまで元気に成長できるように守ってくれてありがとうと感謝して、これからも守ってくださいってお願いするためよ」と伝えてあげてはいかがでしょうか。

11月15日にお祝いしなくてもいい!意外と長い七五三シーズン

七五三といえば11月15日に祝うもの、というイメージですが、実はその日にこだわる必要はありません。

なぜ11月15日に行うようになったのでしょうか。これもいろいろな説があり、正しい起源はわかっていないようです。

15日については、7と5と3をすべて足した数、という説や、その日が二十八宿という暦上の「鬼宿日」で、鬼が出歩かない吉日だったから、などの説があるようですよ。

神社によっては、9月くらいから七五三の参拝予約を受け付けています。9月の上旬は暑いので、9月下旬からシーズンと考えればよいでしょう。

10月、11月とピークになり、神社も混みあいます。北海道では冬が早いため、1ヶ月前倒しにお祝いすることが一般的です。

11月中旬の土日、さらに大安と重なると、非常に混雑します。時期にこだわらず、早めに参詣すると気候もよく、おすすめです。

七五三にも地域差があるって本当?驚きの七五三事情をチェック

七五三をはじめ、日本の伝統行事は地域による差が大きいものですよね。では、七五三にはどんな地域差があるのでしょうか。

七五三の代わりのイベントをする地域もある!風習チェックが大事

日本には、七五三をしない地域もあるってご存知でしたか?実は、沖縄には近年まで七五三をする風習が根付いていなかったそうです。

現在では、他県から沖縄に移り住む人々や、嫁ぐ女性も多く、文化交流が盛んにおこなわれているので、七五三を祝う家庭も増えているようです。

しかし、沖縄は幕末まで琉球王朝という日本とは別の国でした。全く違う神話や宗教を守ってきた土地なので、日本とは違う風習が根付いているのです。

沖縄に長く住んでいる家庭では、安産祈願や初宮参りなどの行事もしないことが多いようですよ。

その代りに多く行われているのが、十三祝いというお祝いです。他の地域では十三詣りとも呼ばれています。

数え年13歳になるときにお参りする風習で、関西地方などで広く行われています。知恵参りとも呼ばれているそうですよ。

こうした地域では七五三が一般的ではないこともありますし、出身者も七五三に対して積極的ではないこともあります。

七五三が迫ってきてから「うちはしない」と言われても困ってしまいますよね。これは常識の問題ではなく、風習の差の問題です。

こういったすれ違いを防ぐためにも、七五三などのイベントは地域差・家庭による差が大きいことをあらかじめ知っておくことが大切です。

子どもを妊娠したら、パパの子どもの頃のアルバムを見せてもらいましょう。パパの実家のご両親と思い出話をすれば、どれくらいの規模でいつごろ祝うのかわかってきます。

同じ地域に住んでいても、父母の出身地によって認識が違うこともあるので、できれば時間に余裕があるうちにパパとママ、両家で「どんな風習?」と話し合っておきましょう。

まるで結婚式?披露宴まで挙げる大々的な七五三を行う地域も

七五三をあまり行わない地域がある一方で、大々的な七五三を行う地域もあるってご存知ですか?

千葉県や茨城県の一部ですが、結婚式と同じくらいの規模の七五三披露宴を行う場所があるそうです。七五三のお祝いは結婚式場やホテルで開催され、親族や知人などに招待状を送って招待するそうです。

こうしたパーティを行う地域では、準備も資金もかなりかかりますよね。事前に周囲のママ友とも情報を交換しておき、準備などの知恵を借りることも大切です。

どういった物にすればいいのか迷う…七五三祝いの衣装について

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七五三といえば、7歳、5歳、3歳でお祝いするものですよね。でも、実際には、「数え年?満年齢?」など、お悩みポイントは尽きないものです。

女の子の七五三…3歳のお祝いは、キュートに着こなして!

女の子は、一般的に3歳と7歳で七五三のお祝いをします。年齢的に4年へだたるだけでなく、装いなども大きく異なります。

3歳のお祝いは「髪置の儀」と呼ばれていたものが変化したものです。昔は男女ともに祝っていた儀式でした。

女の子の3歳のお祝いでは、被布(ひふ)と呼ばれる着物を着せる点が大きな特徴です。

被布とは、着物の上に着るベストのようなもので、七五三のお祝いに使用されるものは赤やピンクといった可愛らしい色合いで、組紐や花などの飾りがついています。

外見では被布が目立つのですが、その下に着る着物にもいろいろな特徴があります。帯は一般的な呉服の帯ではなく、浴衣などで使う兵児帯を結びます。

また、着物の仕立て方も特徴的です。背中に縫い目がこない特殊な仕立て方で、「三つ身」と呼ばれています。

子どもの着物は、「一つ身」「三つ身」「四つ身」と、3段階に仕立てが分かれています。うち、一つ身は赤ちゃんの着物です。

三つ身は3歳前後の子どものための仕立てなので、七五三でも三つ身仕立ての着物を着ます。足袋は、靴下タイプが履きやすくておすすめです。

草履は、かかと部分にストラップのついたものがよいでしょう。なければ、自宅でゴムをつけてあげると、かかとが脱げにくくなります。さらに歩く練習もしておきましょう。

また、3歳のお祝いでは、子どもにきんちゃく袋を持たせることが多いですね。着物の色柄に合わせて、可愛らしい柄のものを選んであげましょう。

インナーは、襟元やそで口からはみ出さない下着を着せ、長じゅばんを着ます。着物を仕立てたり、購入する際、着物に合わせて長じゅばんも準備します。

髪型は可愛くアレンジしてあげましょう。高い位置でツインテールに結び、カールさせたりお団子にしてもキュートですね。

女の子の七五三…7歳のお祝いは大人の第一歩!キレイに着こなす

7歳のお祝いは、帯解の儀が変化したものです。この日から、女の子は大人の女性に準じる装いを始めます。

そのため、3歳のお祝いとはガラリと違った着物になります。四つ身と呼ばれる仕立てになり、帯も通常の呉服用帯を華やかに結びます。

まだ肩あげなどはしてありますが、成人式の振り袖のような大人っぽい装いになります。さらに細やかな小物も準備します。

帯の下には「しごき」という薄い帯のようなものを結びます。また胸元にははこせこという小物入れや扇子を入れましょう。

また、草履もぽっくりやこっぽりと呼ばれる舞妓さんのようなハイヒールタイプが人気です。こちらもストラップがついているものがおすすめですよ。

7歳のお祝いでは、着物の着付けに必要なものも増えます。成人女性の着付けとあまり変わらないほどたくさんの小物が必要になります。

セットで販売されているものもあるので、七五三を来年に控えた前年のシーズンに、呉服屋さんの店頭やサイトなどで調べておくと安心ですよ。着付けを美容院でお願いする際は、事前に何が必要になるのかくわしく聞いておきましょう。七五三の着付けに慣れている美容院なら、一覧表をもらえるところも多いですね。

髪型も、できればこの日のために伸ばすなどして、大人っぽいアップヘアにアレンジしてあげましょう。

ひとまとめに結べるくらいに伸ばしておけば、ウィッグやかもじを入れてアップに結いあげることができます。

女の子の七五三は、伝統的な髪飾りでボリュームアレンジ!

髪飾りも、ママにとってはお悩みですよね。3歳のお祝い・7歳のお祝いともに使える髪飾りをご紹介します。

基本ツールは、「結綿」と呼ばれる綿入りの大きな飾りと、「チンコロ」と呼ばれる綿入りの小さなリボンです。

ちりめんで作られた飾りで、チンコロには房がついているものや、小さな鈴が付いているものもあります。

結綿とチンコロはセット販売されているので、着物の色に合わせて選ぶとよいですね。これだけで髪型がボリューミーになります。

また、花かんざしもオススメです。つまみ細工の花をあしらい、ビラビラと呼ばれる金属の飾りや、下がり藤のような垂れ下がる飾りがついたものなどさまざまありますよ。

最近では挿すタイプだけでなく、パッチン留めタイプの髪飾りも豊富です。頭皮が痛くなりにくく、髪にボリュームがなくても楽しめますよ。

女の子は、「こんなお姫様になりたい!」というイメージがある子も多いでしょう。一緒にヘアカタログや七五三アレンジサイトを見て、髪型や飾りを決めても楽しいですね。

男の子の七五三…5歳のお祝いがメイン、3歳も祝う地域も

男の子の場合は、5歳だけお祝いする地域と、3歳、5歳にお祝いする地域があります。ちなみに、我が家では3歳・5歳ともにお祝いしました。

3歳のお祝いをしない地域でも、呉服屋さんに頼めば3歳用の着物を仕立ててもらえますし、ネットでも取り寄せられます。神社でも5歳のお祝いと同じように祈祷してもらえますよ。

3歳のお祝いをするかしないかは、パパとママの気持ち次第です。予算や祖父母の気持ちなどを考慮して、お祝いするかどうかを決めるとよいですね。

3歳のお祝いは、女の子同様、髪置の儀が変化したものです。古くは男女ともに祝っていた儀式ですので、男の子がお祝いするのも自然なことです。

男の子の場合は、三つ身の着物に兵児帯を締めたスタイルが一般的ですね。最近では、水色やシルバーといったカラーの被布を、男の子にも着せる家庭も増えています。

女の子の七五三の被布に憧れているママも多いですよね。「女の子だったら着せられたのに…」と思っていたママ、男の子にも着せてみたらいかがでしょうか。可愛いですよ。

5歳のお祝いは、袴着の儀が変化したものです。5歳では、やはり袴を着せたいですよね。

四つ身に仕立てた着物に、白や水色の襟をかけた長じゅばんを合わせ袴をはかせます。守り袋や扇子といった小物のほか、雪駄も準備しましょう。かかとストラップつきがおすすめです。

さらに、男の子のお祝いでは「羽織」が必要不可欠です。正装は羽織を着用するものという風習があり、セットで購入する際は羽織もメインについてきます。

着物は下半分が袴で隠れてしまうこともあり、色柄を楽しむのは羽織になります。凛々しいものを選んであげたいですね。

5歳のお祝いでは、昔、碁盤から飛び降りるという儀式が行われていました。現在も碁盤から飛ぶ儀式ができる神社もありますよ。

着物を再利用したい!はじめから再利用するための仕立てが必要

こうして七五三に着る着物を見てみると、準備しなければならないものが多くてちょっと尻ごみしてしまいますよね。

3歳に着た着物を再利用できないの?と考えるママも少なくないでしょう。子どもの着物は、再利用することができます。しかし、再利用するにははじめから「再利用するための仕立て」にしておく必要があります。

我が家では、初宮参りに使用した産着(祝い着)を、3歳・5歳のお祝いで着用しました。産着を仕立てる際、その後七五三で着用することを伝えて仕立ててもらいました。

呉服屋さんで仕立てる際は、産着や3歳の晴れ着を仕立てる時点で、5歳、もしくは7歳のお祝いまで着ることを伝えます。

すでに仕立てられているものを購入する際は、呉服屋さんによく話を聞き、四つ身で仕立てられ、その後も着られるものを選びましょう。

男の子の場合は5歳まで、数え年なら4歳までしか使用しませんが、女の子の場合、満年齢なら0歳から7歳まで使用することになります。

産着はかけるだけですが、3歳のお祝いでは着物を着て歩かなければなりません。おはしょり分も多くなるため、着づらくなるという欠点もあります。

女の子の場合、産着を再利用する場合は、産着と3歳の着物をそろえて7歳では新調する、産着を7歳で着て3歳の時は別に買うか借りる、などの工夫をしても良いかもしれませんね。

数え年と満年齢で迷ったり、きょうだい一緒に祝いたい!どうする?

七五三のような昔ながらの人生儀礼は、「数え年」でお祝いすることが多いですね。数え年とは、生まれた年を1歳として数える昔の数え方です。

そのため、生まれた翌年からは、誕生日がくるまでの期間、数え年と満年齢には2歳の開きがあります。

11月生まれの子や、12月生まれの子の場合、数え年で七五三を行うと、ちょっと幼すぎる場合もあります。特に3歳のお祝いでは早すぎると感じることも多いでしょう。

現在では、数え年でお祝いする家庭もあれば、満年齢でお祝いする家庭もあり、どちらが正解という年齢はありません。子どもの成長や次の子の妊娠・出産、家族の予定などを考慮して、数え年で祝うか満年齢で祝うかを決めると良いですね。

また、七五三は、きょうだいで一緒にお祝する家庭も多いですね。といっても、きょうだいで年齢が合うとは限りません。

そういった場合は、上の子を数え年、下の子を満年齢でカウントしてお祝いする家庭もあります。臨機応変で決めましょう。

逆に、男の子の兄弟で、祝い着を1枚しか用意しない場合などは、わざと1年ずらす方法もあります。これもまた、家庭の都合で決めて大丈夫ですよ。

一緒にお祝いできるのは、七五三だけではありません。

  • 下の子の安産祈願
  • 初宮参り
  • 百日参り
  • お食い初め
  • 1歳のお祝いの一升餅かつぎ
  • 上の子の十三参り

こうした儀式と時期があえば、一緒に祈祷を受けることも可能です。

七五三は、シーズンが固定しているため、他の儀式を七五三に合わせることが多いでしょう。その際、初宮参りなど赤ちゃんの儀式と一緒にする際は、タイミングが大切です。

ママが妊娠していたり、生まれたばかりの赤ちゃんがいる場合は、11月15日近くの土日、しかも大安吉日といった日を選ぶと非常に混雑し、負担がかかります。

逆に、安産祈願で人気の神社に「戌の日」にお参りしてしまうと、混雑して七五三の子どもに負担をかけることになります。

お寺では仏滅にお祝いの祈祷祈願を受け付けていないところもありますが、実は神社ではあまり大安や仏滅といった「六曜」はこだわらないそうです。

子どもたちのコンディションや天候の良さなどを一番に重視して、家族にとっての「吉日」を選ぶとよいですね。

七五三の祝い方!基本の神社仏閣のお参りの仕方と、写真撮影

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七五三のお祝い、いつから準備を始めて、当日はどんな段取りでイベントを進めて行けばよいのでしょうか。

神社仏閣で、子どもの無事の成長を願おう!お参りのノウハウ

七五三といえば、お参りがメインイベント。神社にお参りする家庭も、お寺にお参りする家庭もあります。

神社やお寺を選ぶ場合はこうした点がポイントになります。

  • 氏神様、もしくは菩提寺
  • 安産祈願や初宮参りでお参りしたところ
  • 七五三に便利なパックを展開しているところ

本来は氏神様や先祖代々お世話になっている菩提寺などにお参りするものですが、最近では便利な七五三撮影セットパックを展開している社寺もあります。利用してもいいでしょう。

神社やお寺で七五三祈願の祈祷をお願いする場合は、祈祷料が必要になります。祈祷料は、祈祷を受ける料金ではありません。神様や仏様への奉納品になります。

お札をそのまま支払うのではなく、のし袋に入れて用意しましょう。きょうだいで祝う場合は、きょうだいそれぞれの祈祷料を包む必要があります。

神社なら「初穂料」「玉串料」、お寺なら「祈祷料」「祈願料」と表書きした紅白ののし袋にお金を入れて奉納します。

社寺によっては金額が決まっているところもあります。おこころざしという場合は、1人あたり5千円から1万円を包むと相場です。

また、きょうだい一緒に七五三の祈祷を受ける場合は、祈祷料が割引になる社寺もたくさんあります。事前に電話で問い合わせておくと良いですね。

かなり早い時期からスタートしている!七五三の写真撮影予約

七五三には、晴れ着の用意や写真撮影といったイベントがあります。これも早めに準備しておかなければ間に合わなくなります。

たとえばスタジオアリスなどの専門フォトスタジオでは、七五三の撮影キャンペーンをなんと5月からスタートさせているんですよ。

7月には先行予約の第2弾が展開されます。素早いママは、5月の段階で写真を撮影してしまいます。

早く予約するとどんな特典があるのでしょうか。

  • まだあまり予約が入っていないため、好きな衣装を選べる
  • 子どもが日焼けする前に撮影できる
  • 余裕を持って準備できる

特に、スタジオアリスなどの大手では、早撮りの特典がたくさんつく上、秋の参拝当日もレンタルが無料になるなどいろいろな嬉しい特典がついてきます。

また、ドレスやタキシードといった洋装の写真もたくさん撮影できる点が、フォトスタジオの長所ですね。

注意したい点は、シーズンが近くなるほど非常に混みあい、日時も限られてくるという点です。5月の上旬には情報収集など動き出す必要がありますね。

手持ちの着物を仕立て直す場合、また呉服屋さんで新たに仕立ててもらう場合は、仕立てに時間がかかります。

通常でも1ヶ月は余裕をもってお願いした方が良いでしょう。時期が迫っていると呉服屋さんも混みあうため、早めにお願いしておきましょう。仕立て直しは1万円前後かかります。

デパートや呉服屋さんでも、初夏から夏場には七五三フェアが開催されるところが多いですね。秋にスタートでは遅いので、早めに準備を始めましょう。

町の写真館や美容院を利用する場合や、ホテル・結婚式場の写真室を活用する場合も、七五三の2ヶ月前には問い合わせの電話を入れたいですね。

10月に入ってからでは、土日の予約はもういっぱいになっていることもあります。9月上旬、北海道や東北では8月から問い合わせをスタートさせるとよいでしょう。

当日の流れをチェック!写真を前撮りする場合、しない場合の準備

では、七五三当日はどんな流れで行動すればスムーズでしょうか。スタジオなどで記念写真を前撮りする場合は、参拝に合わせて子どもとママの着付けとヘアアレンジを行います。

家族は、記念写真を撮る場合はスーツや和服などフォーマルな服装でお参りすることが多いでしょう。

前撮りしておく場合も、神社やお寺は神聖な場所です。相応しい服装をこころがけましょう。また、スナップ写真として残ることも考慮しておきたいですね。

記念写真を当日に撮影する場合は、着付けをした後すぐに撮影できるように予約の時間を決めます。参拝の後では着崩れたり、髪がこわれてしまったりするからです。

3歳のお祝いでは、子どもが疲れてぐずったり、寝てしまうこともあります。写真撮影は、その日一番初めの行事になるようにしておきたいですね。

最近は撮影用の衣裳を着たまま参拝できるサービスや、前撮りしたスタジオで当日も借りられる場合があります。

レストランや自宅でお食事会を予定している場合は、一度着物を脱がせ、ちょっとフォーマルな洋装を用意しておいて着替えさせるとよいでしょう。着物を着たまま食事をとると汚すリスクが高くなりますし、慣れない帯を結んだままでは気分が悪くなることもあります。

また、神社やお寺が遠方にある場合、家のそばで着付けてしまうと、着物を着たまま長時間移動しなければなりません。

車に弱い子は特に酔いやすくなりますし、そうでない子も緊張と着慣れない着物の締め付けで酔ってしまうことがあります。

できれば神社や写真館の近くで着付けて撮影、参拝し、すぐに脱いでフォーマルな洋装に着替えさせてあげると負担が少ないでしょう。

七五三が終わったら、着物を洗うこととお祝いのお返しを忘れずに!

七五三が終わったあと、気をつけておきたいことがあります。

  • 着物の洗い
  • いただいたお祝いのお返し

着物は、一度着たら洗いに出した方が良いでしょう。特に子どもは食べ物などで目に見えない汚れをかなりつけています。

そのままにしておくとシミやカビの原因になるので、専門業者などに依頼して着物専門クリーニングに出します。

そのまま長期間着ない場合や、着物専用の保管場所がない場合は、きもののやまとなどで実施しているフィルムパックなども活用すると安心です。

翌年にべつのきょうだいの七五三や初宮参りなどを控えている場合は、ふたたび仕立て直しに出すことも忘れないようにしたいですね。

親族や知人から七五三のお祝いをいただいた場合は、できるだけ1ヶ月以内、遅くともその年のうちにお返しを贈ります。

いただいた金額のだいたい半額くらいになるものを選ぶとよいでしょう。親戚の場合は、両家の両親に問い合わせてからお返しすると安心です。

早めにリサーチ&準備をして、思い出に残る素敵な七五三に!

七五三で子どもの可愛い笑顔を残すためのポイントをまとめてみました。

  • 数え年・満年齢にこだわらず、子どもの成長にあった歳に祝う
  • リサーチ・写真撮影・予約は5月からスタート。遅くとも9月までには済ませる
  • 11月にこだわらず、気候の良い9~10月に済ませる。もしくは平日に行う
  • 当日の日程は、写真撮影を一番先に。子どもの体力に合わせて無理なく組む

子どもにとって、着物を着て写真を撮ることは緊張するためとても疲れるイベントです。さらに神社やお寺での参拝は、退屈するかなり苦痛なイベントです。

その点を考慮して、できるだけ移動や待ち時間などで子どもを飽きさせず、疲れさせない日程を組むと良いですね。

近隣のママ友の話を聞いて、よい神社やフォトスタジオを早めに調べておくとあたふたせずに済みます。

七五三の写真は一生もの。思い出に残るものです。素敵な1日にして、家族の宝物にしたいですね。

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