子供の理想の叱り方は「叱らない」?親は育児論に混乱中です!

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2015/05/07

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「叱るより褒めよ」「叱らない子育て」なんて育児のスペシャリストの言葉を聞いて実践してみても、結局わがままになった気がする…。昔よりも子育てに関する情報があふれかえっている今、私たち親はその情報に振り回されてばかり。

思い通りにならない子供を目の前に、「叱らない方がいいの?」とついつい眉間にシワを寄せてしまっているママ!子育ては楽しまなきゃ絶対に損ですよ!

理想の叱り方に混乱せずに子供としっかり向き合っていくために大切なことを考えます。

叱るってどういうこと?

ではつい混乱してしまう「叱る」ということについてちょっと整理してみましょう。

「叱る」と「怒る」は違う

よく比較されるこの2つ。辞書で調べてみると同義語として出てくるんですが、実際には少し違った意味で使われることが多いですね。

●怒るとは?

喜怒哀楽の「怒」であることからも分かるように感情ですよね。悪いことばかりする、言うことを聞かない子供に対して腹を立てた感情をそのままぶつけることと言えますね。

●叱るとは?

悪いことばかりする、言うことを聞かない子供に対してその子にどうすればいいのか、何が悪いのかを伝える(あえて厳しく言うこともある)という行動。

言葉のニュアンスって難しいですが違いが伝わるでしょうか?でも子供を叱ろうとしても怒りの感情が湧いてきて、叱るから怒るに変わっていってしまうことも多いですね。

理想的な叱り方は?

叱るからにはちゃんと「伝えたいこと」が子供に伝わる叱り方をしていきたいわけです。この「叱り方」にはいろんな意見があり、それが少しずつ違うのですが大切なところは共通しています。

  • 感情的になって怒鳴ってしまわない
  • 暴力はいけない
  • いつまでもぐちぐちとしつこく言わない
  • 何を叱られているのか分かりやすい言葉で手短に
  • できればどうすればいいのかを自分で考えさせる
  • 子供は何度でもやってしまうもの。イラッとしないで根気よく

いかがでしょうか?頭では分かっていても、子供を叱る状況になるとどうしても湧いてくるイライラとした感情を抑えることは難しいものです。

そして「何で今?」という時に限ってしてほしくないことばかりするんですよね。「今ママが大変なの分かるでしょ?何でそんなことするの?!」と怒ってきてしまうのは当然です。

ただやっぱり感情的になると子供には伝わらないんですよね。ここで自分をコントロールして落ち着いて話ができるのが理想の叱り方と言えるかもしれませんね。

「叱らない」子育てって?

これはざっくり言うと子供の悪い行動を叱るのではなく、良いところをとにかく褒めていこうという子育ての方法です。

子供が悪いことをしている時には「どうしたの?」と子供の心を覗いてみる努力をするんですね。そうしてしまった子供の気持ちを受け止めて、その中で良いところを見つけてとにかく褒めていく。

これって話だけ聞くと何とかできそうな気もするんですが、実践するのはとても難しいと思います。感情的にならないというのは先ほどの理想の叱り方と一緒です。とにかく落ち着いて子供と向き合う。なかなか出来ることではありません。

この育児法を正しく理解せずに、子供が何をしていても放置してしまう親が増えてしまっているのは残念ですね。叱らない育児を実践するには「叱らない=放任」ではないことを理解した上で、しっかりとした覚悟が必要です。

子供の心を知るということ

子供の行動には何か理由があるはず。叱るにしろ叱らないにしろ、子供がなぜそんなことをしてしまったのかを知ろうとする努力はとても重要なことです。

子供は自分の気持ちをちゃんと理解してくれた人には自然と心を開いていきます。そして信頼関係がしっかり出来上がっていくんですね。

信頼している相手にはちゃんと自分の気持ちを言える、相手の話も聞くことが出来るという好循環が生まれます。だんだん子供の気持ちが手に取るように分かるようになってきます。するとイラッとしてしまうことも減ってくるんです。

振り回されないために

では結局叱る?叱らない?様々な育児論に振り回されないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

振り回されていると…

育児論にもいろいろありますが、ある育児論を実践している人なら全く同じ叱り方をしているかというと決してそうではないですよね。こういう時にはどうすればいいかなんてマニュアルがあるわけでもないですし。

それに情報を収集して「この叱り方がいいと聞いたからやってみよう!」という気持ちで叱ってしまうと、なかなか本気で子供と向き合うことができないものです。

「こうすればうまくいく!」という方法にとらわれすぎてしまうと、子供にうまく伝わらないと大きなショックを受けてしまいます。そして「それじゃ、どうやって叱るのが正しいの?」とまた育児本とにらめっこすることに。

これでは子供も混乱してしまいます。うまくいかないことが続きイライラが溜まってしまうと感情的になって怒鳴ったり叩いたりといった間違った方向へ行ってしまいかねませんね。

育児論はプレッシャー

子供のためを思って叱り方をいろいろと調べて、何とかしようと思っている真面目なママほど、うまくいかないとストレスが大きく他人の目も気になってしまいます。

完璧な叱り方なんてないんですよ。たくさんの子供と関わってきた育児のスペシャリストたちからの「こう育てればうまくいく!」という言葉は、なるほど!とは思いますが多くのママにとってプレッシャーになっていることは間違いありません。

「そういうやり方もあるんだ」という程度にいろいろと調べることは決して悪いことではありません。ただそれと自分を比べて「私はこんなにダメなんだ」と思う必要は全くないんですよ。

育児論より子供の心

子供を叱るにはしっかりと子供の心と向き合うことが大切なんです。これだけ理解しておけばそんなに間違った叱り方にはならないはずです。

育児論での叱り方を思い出して「どうすればいいんだっけ?」と思うのではなく「この子はどうしてこんなことをしたんだろう?」と考えること。

たまには感情的になってしまうこともあって当たり前ですが、そんな時は子供に素直に「ごめんね」と言いましょう。子供と向き合おうとする気持ちがあれば大丈夫。他の人と違う叱り方でもきっとお子さんの心には響いていますよ。

あなたもスペシャリスト

子供はこうやって叱ろうと育児本やTVで紹介しているスペシャリストの方でも、あなたのお子さんのことに関しては全く知らないですよね。

そういう意味ではママは自分の子供のことなら誰よりもよく分かっているスペシャリストなんです。お子さんとたくさんの時間を一緒に過ごしてきたあなたの言葉は、しっかりお子さんに届きます。

しっかりお子さんと向き合うことで、自分に合った叱り方を見つけることが出来るようになるはず!自信と愛情を持ってお子さんと接する時間を楽しんでくださいね!

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    子育てにおいて叱ると怒るを履き違えてる人が多いようです。
    叱る=躾の意味合いを感じます。
    怒る=自分の感情のままぶつけるイメージがあります。

    そして場面を無視してる人も多いです。
    頑張った事に対しては褒めてあげるべきで、ここがダメだったねとか、無理だったねとか、ダメ押し的に叱る事は萎縮させてしまいます。

    でも、悪い事をした場合は叱るべきです。事によっては怒鳴ってもいいくらいです。本当に悪い事をした時は親も感情むき出しで怒るべきです。子供は親の本気の目を見て判断します。時には手の甲ペチンやおしりぺんぺんする親には、むしろ愛情の躾を感じます。
    アンケートで実は叱られたい若者が増えてきているのは、子供時代に悪い事をしても叱られず物事の判断がつけられずに育ち、打たれ弱くなり社会で苦悩してるsosの表れです。

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