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咳が長引く子どもへ落ち着いて正しく対処する方法と咳の症状一覧

2015/06/01

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お子さんが風邪を引くと一番治りにくいのが咳ではないでしょうか?夜中にコンコンと咳が出たり、痰がからんだ苦しそうな咳は早く止めてあげたいものですね。

今回はそんな咳が長引く原因と咳を少しでも鎮めるために何ができるのかを解説していきます。

咳が出るのはナゼ?

ではまず咳が出るメカニズムについて簡単に説明していきます。

咳は気道の中に入った異物を体の外へ出すための防御反応。気道には咳を起こさせるスイッチがあり何か異物がつくと咳が出るんです。鼻に何か入ったらくしゃみが出るのと同じことです。

もしこの反応がなければ痰や異物が気管に詰まってしまうんです。恐ろしいですね。風邪などの病原体が体に入った場合、咳はだんだん変化していきます。

気道に病原菌・ウイルスが入る
 ↓
咳をして体から押し出そうとする(コンコンと乾いた咳)
 ↓
病原の影響で鼻水や喀痰といった分泌物が出て気道に下りて痰となる
 ↓
痰を外に出すために咳が出る(ゴロゴロと湿った咳)

体にとってとても大切なのですが咳をするのって結構体力を使うもの。吐いてしまったり夜中に出てよく眠れなかったりと苦しい思いをすることもあります。

子供の咳が長引く理由

ではどうして子供の咳は長引きやすいのでしょうか。

気道が敏感に

子供はそもそも抵抗力が弱い上に手洗いうがいが十分でなかったり何でも口にいれたりと、体の中に病原が入りやすく風邪を引いてしまいやすいですね。

一度風邪を引いてしまい咳が出始めると気道が敏感になってしまいます。痰を上手に出せない子供の場合、咳が何度も出てさらに気道に刺激を与えてしまいます。

その状態で外へ出て冷たい空気やほこりを吸い込んだりすることで、また咳が出てしまうんですね。気道が敏感な状態をなかなか脱することができないというわけです。

鼻水が痰に!

鼻水が出ると鼻をすすってしまう子も多く、のどへ鼻水が流れてしまうことで痰になってしまいます。しっかり鼻をかむ、鼻水を吸引することで咳はかなりましになってくるはずです。

我が家の子供たちも何度注意しても鼻をズルズルと吸い込んでしまうことがあり、そのうちゴロゴロと湿った咳が出始めます。まだ鼻水だけの段階で対策をとっておきたいものですね。

咳止めでさらに長引く?!

咳が出るからと安易に止めようと咳止めを使ってしまうことで、気道についた痰を外へ出すことができず結果的に咳が長引くことになってしまいます。

痰を出しやすくする薬を中心にして本当にひどい咳が出ない限りは、咳止めはあまり使わない方がいいですね。

苦しい咳を止めるために

ではこの咳を止めるために何ができるのでしょうか。

やっぱり病院へ

なかなか咳が治まらない場合は喘息になりかけている、気管支炎や肺炎を起こしてしまっている可能性があります。咳だけだからと軽く見るのではなく一度ちゃんと受診することをお勧めします。

外出は控えよう

ずっと家の中にいるのはストレスが溜まってしまいますが、咳が出ている間は出来るだけ外出を控える方が賢明です。

気道が敏感になっていますので買い物に行くだけでも外の冷たい空気を吸い込む、暖房の効いた乾燥した空気を吸い込む、ホコリを吸い込むなどして咳がひどくなってしまいます。

外に出ることで体力を使ってしまいますよね。細菌性の病気なら抗生物質で治ることが多いですが、ほとんどのウイルスには特効薬がなく自分の力で治すしかないんですね。たかが風邪と甘くみることが長引かせてしまうことになります。

生活の中で気をつけること

お風呂は体力を使いますが湿気で気道が潤うので機嫌よく過ごせているなら入ってOKです。湯冷めしてしまわないように上がった後は温かくして早く寝かせてあげましょう。

食事は喉ごしのよい温かいものを食べさせて。咳が出る時には気道に刺激を与えないよう飲み物も温かいものを飲ませましょう。はちみつとレモン汁をお湯で薄めたものは咳に良いとされています。

ショウガや大根おろしも良いと言われますよね。子供には飲みにくいかもしれませんので食事に上手に取り入れられるといいですね。

夜中の咳に

夜中に咳をしている子供を見ると背中が布団から出ていることがよくあります。背中が冷えてしまうことで気道が冷えてしまっているのかも。

ゴホゴホとむせてしまったような時、背中をさすってもらうとマシになりますよね。実は背中には咳に効くツボがありここをさすることで咳が鎮まるというわけ。温かい手でさすることで気道も温められますね。

夜中に子供が咳をするとママも何度も目覚めてしまって寝不足になってしまいますね。寝る前に温かいものを飲ませて、寝室の湿度を上げる、背中が出ないようにしっかり布団をかけて咳が出ると背中をさすってあげましょう。

夜の咳を鎮めてしっかり眠らせてあげることで体力も回復して病気をやっつけることができるようになります!

優しい看病が一番の薬

咳が出る原因となっている病気が何であれ、側にいてくれるママやパパが優しく接してくれることが子供を安心させます。

不安やストレスを感じていると抵抗力は下がってしまい、逆に笑うことで免疫力は高まるんです。子供はママの不安をビシビシ感じ取ってしまいますので「大丈夫だよ」とママ自身にも言い聞かせ落ち着いて過ごすようにしたいですね。

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