里帰り出産はいつからいつまでがいい?夫婦の話し合いが大切

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2016/02/10

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初めての出産の場合、里帰り出産を希望されるママが多いようです。特に産後1ヶ月間は、ママも赤ちゃんも外出を極力避けて安静にする必要があります。

「いつから帰省するのがママと赤ちゃんにとってベストなの?」「どのくらいの期間が必要?」など、里帰り出産を希望されているけれど不安に思っているママの疑問を解消していきましょう。

里帰り出産で帰省する時期は、妊娠9ヶ月半までが一般的

結婚を機に実家を離れた妊婦さんが、出産する際に一定期間実家に戻ることを里帰り出産と言います。特に初めての出産となる場合や、第一子が三歳未満である場合などに多くみられます。

一般的な時期としては、妊娠9ヶ月後半(34週)ぐらいまでには里帰りをして、出産をする産科へ受診した方が良いとされています。

それ以降はいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない時期となっているからです。

あまり遅くなってしまうと、お腹がより出てくるので負担も多く移動も大変です。

受け入れる産科側でも、たいてい34週までに受診するようにしているところがほとんどです。

里帰り出産の最大のメリットは、ママがリラックスできること

里帰り出産には、様々なメリットがあります。

  • ママが余計なストレスを感じず出産~産後を迎えられる
  • 母親と育児について色々と話す時間が取れる
  • 産後にしっかりと体を休めることができる

里帰り出産最大のメリットは、ママが余計なストレスを感じることなく出産に臨め、産後も安心して赤ちゃんのお世話ができることだと思います。

それには、出産前後の不安定な気持ちに安心感を与えてくれる”母親”の存在が不可欠です。子育ての大先輩である母親が側にいてくれることで、出産準備もアドバイスをもらえるのではかどりますし、とても心強いです。

妊娠中やお産のパターンは母娘では似ることが多いと言われていますので、特に実の母親の体験談はとても参考になりますし、ママの緊張や不安も話を聞くことで和らぎますよね。

そしていよいよ、いざ陣痛!という時にも母親が一緒にいてくれることでより安心して出産に臨むことができます。また、初めてのことで戸惑いがちな入院の手続きもスムーズに行うことができるでしょう。

産後は特に出産で消耗した体力を回復させるためにも、ママの身体はしっかりと休めなければいけません。母親が側にいれば、遠慮することなく安心して食事の面や身の回りの事なども頼めるでしょう。

また、初めての育児ではとまどうことも多いものです。困った時には、子育ての大先輩でもある母親にいつでも相談することができます。

赤ちゃんのお世話で寝不足が続く辛い時にも、抱っこやオムツ換えなどのお世話を代わってくれるかもしれませんし、母親は経験者ですからママも安心してお願いできますね。

里帰り出産をすることで、これまでの忙しい家事から開放されて出産に集中できますし、自分の時間も多くとることができます。

ママがリラックスすることは胎児にも良い影響を与えることになりますので、赤ちゃんにとってもメリットがあると言えるでしょう。

里帰り出産のデメリットは、パパと赤ちゃんが離れての生活となること

メリットが多い里帰り出産にも、デメリットはあります。

  • 旦那さんとは、赤ちゃんが誕生した後もしばらくは離れて暮らすようになる
  • 出費が多くなる
  • 実家に長くいることからお互いにストレスを感じやすくなる

里帰り出産の最大のデメリットは、旦那さんと離れて生活すること だと思います。立ち会い出産を希望している場合、間に合わなかったということもあるようです。

いくら母親が側にいてくれても、心の支えである旦那さんがいないというのは精神的に不安になりやすいものです。出産前は余計にそう感じてしまうかもしれません。

また、旦那さんにしてみれば、義理の母親ほどママや赤ちゃんにリアルに接していないわけですから、父親としての自覚が芽生えにくくなるということも考えられます。

実際に、ママと赤ちゃんが自宅に戻って待ちに待った家族水入らずの生活がスタートしても、なかなか対応できないかもしれないという心配もありますよね。

また、里帰り出産は実はお金がかかります。旦那さんの往復の交通費(車でしたらガソリン代や高速代)や実家への生活費、自宅に残った旦那さんの食費なども必要になります。

その他に、旦那さんとのコミュニケーション費用(赤ちゃんの写真や動画をメールで送信するなど)も意外とかかるものです。

次に、実父母との関係についてです。いくら血のつながった家族とはいえ、これまでの離れていた生活からいきなり数ヶ月間の同居生活が始まりますので、お互いにストレスに感じることも出てくるでしょう。

また、ママが第二子出産以降での里帰り出産となった場合、上の子も一緒に連れて行くかどうかも考えなくてはいけません。一緒に連れて行く場合は、旦那さんと上の子が離れて暮らすことになってしまいます。

産前はそれほど気になりませんが、産後はママも数日間は入院しなくてはいけませんので、その間の上の子のお世話は実家にお願いしなくてはなりません。

逆に、上の子を自宅で旦那さんにお願いしてきた場合は、ママが寂しくなってしまいます。

つい実家だからといって頼りすぎてしまうことも問題ですね。実家で頼りすぎてしまうと、食事や家事をすべてお任せしていた生活から、すぐに一切の家事プラス赤ちゃんのお世話を家に戻ってからこなすことがとても大変と感じます。

里帰りの期間を終えて、いよいよ新生活が始まると赤ちゃんが生まれる前のこれまでの生活とは全く違い、自分の事は後回しですべて赤ちゃん優先となるため、ママは休む暇もないほどとても忙しくなります。

里帰り後の生活を少しでもスムーズにするためにも、実家に頼りすぎた部分は感謝の気持ちに変えて、里帰りしている間に、育児の合間に少しずつでも、母親の手伝いをして、自分の体も慣らしていきましょう。

自宅に戻る最適時期は、新生児の1ヶ月健診後(生後約1ヶ月)が目安です

出産後に赤ちゃんと共にママが自宅へ戻る時期としては、赤ちゃんの生後1ヶ月健診後が多いようです。母子共に健康だと医師に認められて、ようやく旦那さんが待つ自宅へと帰るといった感じですね。

早めに帰ることで、なかなか父親としての自覚が持てなかった旦那さんの”父性”をより早く育てることができます。
これまでの実家暮らしと違い赤ちゃん以外には夫婦二人しかいませんので、協力し合わなけばならない状況に自然となるからです。

抱っこやおむつ換えなどは、最初はおっかなびっくりでも繰り返すうちに慣れてくるものです。旦那さんも育児の大変さが分かってくると、自然とママを助けようと協力的になり、イクメンにもなりやすくなるものです。

しかしこの時期に自宅に戻ることは、ママにとっては少し不安が残るかもしれませんね。慣れない育児では自分の母親の存在はとても大きいものになっていますので、はたしてこれから自分1人でやっていけるのかが心配になります。

家事もこなしていかなくてはなりませんから、どのように育児と家事を協力し合い分担していくのかを、帰る前に旦那さんと話し合っておくことも必要です。

旦那さんの仕事が忙しい場合や季節的な問題など(真冬や真夏など)里帰り先からすぐに帰ることができない場合もあります。その場合は実家に長くいることなるのでより育児に専念できますがその反面、両親との衝突が増えることもあるでしょう。

また旦那さんと離れる期間が長くなるため、その寂しさはもちろんのこと、ますます旦那さんの育児参加が難しくなり、イクメンになってもらうためには時間を要しそうです。

里帰り出産なら、まずは安心してお産をするための医療機関を探しましょう

里帰り出産を決めたら、準備しなければいけないことがたくさんありますが、その中でもまず最初にしなくてはいけないのがお産をする医療機関を探すことです。

先程も述べさせていただきましたが、里帰り出産をする妊婦さんは遅くても34週までには受け入れ先の医療機関を受診しなければなりません。

里帰りされるご実家が、現在通院されている医療機関から引き続き通える距離であれば問題ありませんが、遠く離れている場合には、以下の点に注意して早めに探しましょう。

  • 受け入れが可能であるか
  • 実家からの距離と交通手段
  • 緊急の場合の体制が整っているか
  • 出産のスタイルが自分の希望と一致するか

医療機関が見つかったら、電話で問い合わせをしてみましょう。人気のある施設ですと、すでに出産予約でいっぱいの場合も考えられます。

電話をした際には、先方の電話の対応の仕方もそこに決めるかどうかの参考にするとよいでしょう。

できれば信頼できる医療機関で、安心して納得のいくお産をしたいものですよね。電話の対応ひとつも、それが可能かどうかの判断基準にしてみてください。

現在通院中の医療機関にも、その旨を早めに伝えましょう

里帰り先の医療機関へは紹介状が必要となるため、現在のかかりつけ医には早めに相談しておきましょう。その後の母子の健康状態によっては、残念ながらそれが叶わない場合も出てきます。

その場合でもかかりつけ医とよく相談をしながら、赤ちゃんとママにとって一番良い選択をしていきたいものですね。

医療補助券は大切に保管しておきましょう

母子手帳を交付してもらう際に一緒にいただく医療補助券は、里帰り先などの異なる自治体では使えない場合があります。

里帰り前に、必ず交付してもらった行政機関(保健センターなど)に里帰り出産をする旨を伝え、補助券をどうしたらいいかの確認をしておきましょう。

里帰り先の医療機関でも引き続き使用可能ということであれば、里帰りの際には忘れずに持参しましょう。

使用できない場合でも、補助券と健診費用を支払った際の領収書は大切に保管しておきましょう。里帰り先で使えないからいらないや…と捨てないように注意して下さい。

確定申告で医療費控除を受ける際にに必要となりますし、補助券を交付してもらった自治体へそれを提出することで、お金が戻ったり換金できることがあるようです。

補助券は捨てずに大切に保管してくださいね。

帰省の時期については、夫や実家の親としっかりと話し合うことが大事

ママが「いよいよお母さんになるんだ!」と実感するのは、赤ちゃんが胎内で少しずつ成長しお腹が大きくなってくる頃からでしょうか。お腹が目立つようになると、一緒にいるパパにも「いよいよだ!」という実感が沸いてくるようです。

妊娠後期になってくると胎児の成長と共にお腹ももっと大きくなりますので、ママも疲れを感じやすくなります。そのような姿を間近で見ている旦那さんも自然と家事を手伝ったり、ママを気遣うようになります。

しかし、旦那さんが仕事が忙しくて留守にしがちな場合などは、実家へ帰省する時期をかなり早めるママもいらっしゃるようです。

しかし、あまりにもその時期を早くしてしまうと、旦那さんは父親になるという自覚が育ちにくいばかりか、協力して家事を行うこと自体もないため、産後にイクメンになる事が難しくなるかもしれません…

実際に「これが正解!」と言えるような、里帰りに適した帰省時期は明確にはありません。大事なのは、一般的な最適時期ではなく”夫婦でよく話し合うこと”です。そしてそれぞれのご家庭に最も適した時期を決めることが一番大切です。

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