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「3歳児神話」のウソホント?保育園が子どもに与える影響あれこれ

2014/04/14


3歳児神話という言葉をご存知ですか? 「子どもは3歳になるまで母親が自分で子育てしないと脳の発達に影響が出る」というような概念で昔から広く信じられてきたものです。「三つ子の魂百まで」という感じですね。なので「子どもが小さいのに母親が育てないなんて」と非難されるのが心配になり、保育園に預けることをためらってしまうママも多いのではないでしょうか。

確かに誕生から3歳までの時間は子どもの心も体も急激に育っていく時期に当たりますから、その間ママの愛情をいっぱいもらって過ごすことは確かに理想ではあります。でも経済的な理由でママが仕事をしないといけないというご家庭や、あるいはおじいちゃんおばあちゃんに介護が必要になったり。どうしてもママがぴったりお世話してあげられないケースもとても多い昨今です。

それにこの考えに従うと、不幸にも出産の時にママが亡くなられてしまったり、難産をきっかけにママが体調を崩して寝たきりになってしまった、そういう場合どうすればいいのか。そういう家庭の赤ちゃんは脳が発達しないのか。そんな言い方は、かなり過酷なものではありませんか。過酷であり、そして現実的ではありません。

なので3歳児神話は今ではかなり否定的に捉えられるようになっています。むしろ「3歳児神話を真に受けるから」というような、否定的な意味の言葉として使われることも多いようです。また出産した女性が職場に復帰ことへの偏見の根拠にもなっていると言えます。

「日本赤ちゃん学会」による赤ちゃんの追跡調査でも、「母親が働いていたことと子どもの発達に関連は見られない」という趣旨の結論がなされています。「気にするべきことじゃない」というニュアンスで受け止めるといいようですね。

子どものために3歳までは自分がしっかりと育てる。というママの考え方もとても素晴らしいものです。是非とも無理なく頑張っていただきたいもの。

でも自分が働いて子どもと一緒に居られないことが、即子どもへの不幸と考えてほしくないのです。時間が問題ではないんだと思ってください。ちょっとの間でもいいのです。大事なのは安心感を与えてあげることですから。「ママはあなたが大好き」というメッセージを子どもにしっかり伝えられたらいいんです。その時間が作れるなら、大丈夫。寝る前の5分間しっかり抱っこしてスキンシップするだけでも、安心な幸せな気持ちは伝わって行きますから。

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