高齢出産の産後回復がスムーズに!事前準備とパパの協力がカギ

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2017/01/20

年齢が高くなるほど、出産後の体のダメージは大きくなります。心の準備と共に、人とモノの面でも準備をしておく必要があります。

野生の動物でも、子供が生まれる前には念入りに巣作りをするものです。

産後の回復のために、ゆっくり体を休めることのできる環境を整えておきましょう。事前に産後に頼れる人を確保しておくことが大切です。もちろん、パパの協力もできる限り得ましょう!

この記事では、高齢出産ママが産後に備え、スムーズに体を回復させるために、事前に知っておくべきことをお伝えします。

出産後の体のダメージを甘くみず、しっかり備えよう

初産婦の平均的な分娩時間は11~16時間、その間に消耗するカロリーは2000カロリーと言われています。これは富士山を5合目から頂上まで登るのとほぼ同じカロリーです。

高齢出産で初産の場合は、子宮口が硬いため分娩時間も長くかかる傾向にあり、急遽、吸引分娩や帝王切開になるケースもあります。陣痛を乗り切るのにもかなりの体力を使います。

それに加え、後産では、直径20cmくらいの大きさにまでなった胎盤が剥がれ、子宮内にぽっかり穴があきます。同じ大きさの傷が体の表面にできたら、すごい大けがですよね!

この子宮内の傷が、出産後の出血「悪露」の原因です。

このように体力を消耗し、体の内側に「大けが」を負った状態が、出産後のあなたです。想像してみてください。

いわゆる「産後の肥立ちが悪い」というのは、この出産時の身体のダメージからなかなか回復しない状態のことを言います。昔はそれがもとで亡くなった女性も大勢いたのです。

年を取るにつれて、激しい運動をすると筋肉痛や疲労感が長く続いたり、怪我が治るのが遅くなったりしますが、出産でもこれは例外ではありません。

もちろん、驚くほど産後の回復が早いママもいますが、高齢出産では期待しないほうがいいでしょう。

私の場合、出産した病院の病室は相部屋でしたが、他のママ達と比べて、体のダメージが激しいのは一目瞭然でした。

向かいのベッドの20代前半のママさんは分娩後病室に入って数時間でスタスタ歩いていましたが、私はといえば、出産翌日の午前中まで足腰が立たず、車いすが必要でした。

高齢出産のママの中には、ひそかに実年齢よりも若く見られることを自慢に思っている人もいるかもしれません。でも、出産後は否が応でも年齢を実感することになります。

高齢でも妊娠できたということは、子宮の状態がよい健康な体ということですので、自信を持っていいのですが、体を元の状態に戻すには、産後すぐは良く休むことが大事です。

高齢出産ならではの妊娠中とお産のリスクを知っておこう

妊娠中にすでに体の不調がある場合は、高齢出産だと出産後にそれを立て直すのも難しくなります。

例えば、高血圧、尿たんぱく、むくみの症状が現れる妊娠高血圧症候群いわゆる妊娠中毒症は、初産で高齢出産の場合になりやすく、出産後も症状が改善しないことがあります。

妊娠高血圧症候群は胎児の発育にも悪影響を及ぼすことがあり、それがさらに難産や早産などのお産のリスクを高めます。高齢出産ゆえの負のスパイラルです。

また、不妊治療の末にやっと赤ちゃんを授かったという高齢出産ママもいるでしょう。

実際に、不妊治療を受けている女性の約70%は35歳以上で、高齢出産に該当する年齢です。

不妊治療で体外受精や人工授精を行った場合は、双子以上の多胎妊娠をする可能性が高まります。これは出産のリスクだけでなく、出産後のママの負担も大きくなることを意味します。

産後に起こる可能性のある体のトラブルとその対策

入院・通院で治療が必要なほど重大なものはお医者さんに任せるとして、それ以外の「病気未満」のマイナートラブルは、自分で対処できるよう備えておきましょう。

高齢出産の場合、産後の疲労感は相当なものです。トラブルが起きたときに対処方法を調べたり必要なものを揃える余裕もおそらくないでしょう。ですから、事前の用意が欠かせません。

体質などによって個人差がありますが、妊娠中の体調管理に気を付けていても、産後には一般的に次のようなトラブルや症状が起こり、高齢出産では特に顕著になる可能性があります。

貧血
出産時の出血と悪露で血が失われるので、貧血になるママも多いです。疲れがとれない、頭痛がする、といった症状がある時は、貧血を疑いましょう。

産後の貧血をそのままにしておくと、更年期障害を悪化させる原因となります。高齢出産ママは特に、早期にしっかりと対処しておきましょう。

対策:サプリメントや食品から意識して鉄分を摂る。水分をたくさん摂る。麦茶、ルイボスティー、たんぽぽ茶など、カフェインフリーのお茶を多めに用意しておきましょう。
抜け毛
抜け毛は産後ママのほとんどが経験します。ホルモンバランスの崩れやストレスが原因と言われています。

女性でも30歳代後半をピークに髪の毛の量は徐々に減っていきますが、出産後の抜け毛でそれに拍車がかかると、一気に老けて見えてしまいます。

また、まだ年齢が若いうちは、産後にホルモンのバランスを戻るのを待ちさえすれば回復しますが、高齢出産では回復しないまま長期にわたり薄毛の悩みを抱えるおそれもあります。

対策:タンパク質、ミネラルを多く摂る。よく体を休めて眠る。育毛サプリメント、育毛剤の利用
便秘
出産時の出血で体の水分量が減ることと、腹筋にうまく力が入らなくなること、生活リズムの崩れが原因です。出産した産院・病院で便秘薬を処方されることもよくあります。

高齢になるにつれ筋力も弱くなりますので、高齢出産で便秘になると、解消がますます困難になります。

対策:水分と繊維質をたくさん摂る。決まった時間にトイレに行く。
腰痛
妊娠中にすでに症状が出る人もいますが、骨盤の歪みが原因で起こります。出産時は赤ちゃんが産道を通りやすいよう、骨盤が広がりますが、その戻りが悪い状態です。

これもやはり年齢の増加とともに、治りにくくなる症状のひとつです。慢性的な腰痛になる前に手を打ちましょう。

対策:「トコちゃんベルト」などの骨盤ベルトを着ける。長時間同じ姿勢をとることを避ける。軽いストレッチをする。
肌荒れ
産後に肌の老化を一気に実感する高齢出産ママも多いでしょう。実際に、産後にシミが増えた、または濃くなったと悩むママもいます。

顔だけでなく、全身の肌がガサガサになったり角質化することもあります。

これはホルモンバランスの崩れと体の水分量が減ること、ストレスが原因と言われています。便秘も原因になります。

対策:保湿剤やローションなどでよく肌を潤す。栄養のあるもの、ビタミン類を意識して摂る。よく睡眠をとる。

妊娠中に引き続き、産後数か月はまだ肌が敏感なので、お手入れはピーリングなどの「削る」系のものは避け、ひたすら保湿に徹することです。

要は、バランスの良い食事と、体を十分に休め、睡眠をとることが大切です。食品やグッズなど揃えられるものは事前に揃えておきましょう。

その他に、高齢出産の場合は生理の再開も遅れがちですが、たいていは授乳を止めれば3カ月くらいで再開します。もし心配な場合は産婦人科を受診するといいでしょう。

体力の消耗を抑えたいなら、無痛分娩も選択肢のひとつ

出産費用が高くなってもいいのなら、無痛分娩という選択肢もあります。痛みが軽減されるので、全体的に体力の消耗もいくらか少なくなります。

産後の赤ちゃんの世話のために体力をセーブしておきたいと考える高齢出産ママは、検討してみてもいいでしょう。

日本では「痛みがあってこそ本当のお産」という考えが根強く、自然分娩が主流ですが、医学的には無痛分娩でもママと赤ちゃんに大きなデメリットはないことが分かっています。

とはいっても、麻酔薬や陣痛促進剤を使う以上、まったくリスクがないとは言いきれないので、事前に出産予定の産院・病院に希望を伝え、確認しておくことが大切です。

現在、日本で妊婦さん本人の希望がある場合に無痛分娩に対応している施設は250ほどと言われています。

産後に頼れる「人」と「制度」を、出産前に確認しておこう

出産時と産後は、想定外のことが起こるのがつきもの。普段は体力に自信がある人でも、いざ生んでみると、思うとおりに体が動かないということも十分あり得ます。

これが高齢出産なら尚更です。激しい運動の後や怪我の回復にかかる時間は、年齢の上昇と共に長くなります。

赤ちゃんの世話をしながら、寝不足、体のあちこちが痛む状態で頼れる人を探すのは、想像以上に大変です。

特に高齢出産ママは、助っ人探しは出産前の「やるべきリスト」の必須アイテムと心得ましょう。

頼れる人、制度の見当がついたら、いざという時にすぐ連絡できるよう、一覧で見られるような連絡先リストを作成しておきます。

近くから通ってくれる人、泊りがけで来てくれる人を探す

里帰り出産ができるならベストですが、実家が遠かったり、両親が高齢で頼れないという人もいるでしょう。

または、義実家や実家で介護の必要な家族がいる場合は、里帰り出産どころではありませんね。

もし通える距離に住んでいて、遠慮のない間柄の姉妹や女性の親戚がいたら、頼ってみましょう。事前に声をかけておけば、何かしらの力になってくれるでしょう。

また、子どものいる・なしに関わらず、友達にも声をかけてみましょう。週末や時間のある時に数時間来てくれるだけでも、大きな助けになります。

子育ての経験がなくても、話し相手になってくれる人がいるだけでもいいのです。

10分、15分の間赤ちゃんを見てもらって、ちょっと外の空気を吸いに行ったりシャワーを浴びたりとリフレッシュの時間を持ったり、買い物を頼むこともできます。

「毎日」「長時間」でもなくてもいいので、短時間でも来てくれる人、電話をすればすぐに来てくれる人を、できるだけ多く見つけておくことです。

高齢出産ママは人脈もそれなりにあるはずですから、本気で探せば、助っ人を見つけられるかもしれませんよ。

妊娠中から、お腹の赤ちゃんの様子を定期的に報告するなどしておけば、助っ人を頼まれたほうも赤ちゃんに会うのを楽しみにしていてくれるはずです。

私と同じ年の独身の親友は、私の妊娠中から楽しみにしてくれていて、出産後も数か月に1回くらいは私と娘の様子を見に来てくれました。

彼女がお土産に持参したおいしいスイーツを食べながらおしゃべりをし、時には娘を連れて一緒に外出もし、それだけでもずいぶんリフレッシュできました。

こんな関わり合いをしてくれる人がいるだけでも、ずいぶん違います。

身内に頼れない場合は自治体のサービスを活用

周りに頼れる人がいなくても、がっかりしないで。産後に利用できる自治体のサービスを調べてみましょう。

市や区が主催する両親学級・母親学級でも情報を入手できますが、母子手帳にも利用できるサービスが書いてあるはずです。

私の場合は、事情があり、実家の両親に頼れなくなってしまったため、娘が生後2ヶ月から4ヶ月になるまで、市の産後ヘルパー制度を利用しました。

正確には「産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」という制度で、市が認定した事業所のヘルパーさんに自宅に来てお手伝いしてもらうというものです。

数千円の自己負担がありますが、普通にベビーシッターさんなどの育児サービスや家事代行を頼んだ場合の半分以下の費用で利用できます。

この制度では、赤ちゃんの世話をお願いしても、家事をお願いしてもどちらでもOKでした。

利用期間の前半は、ヘルパーさんに娘を見てもらっている間に、私が掃除や買い物などのたまった家事をしていました。

でもそのうち、私の姿が見えないと娘が泣くようになったので、残りの期間はヘルパーさんに家事をやってもらって、私は娘と一緒に横になって休んでいました。

私自身の経験からいえば、気持ちの面では身内に手伝ってもらうよりも楽でした。

自分でも自覚していませんでしたが、後になって振り返ってみると、産後はかなり神経質になっていて、実家の母が何気なく言った一言にも腹を立てたりしていました。

でも、相手が赤の他人なら、ある程度距離感があるので、余計なことを言われたり言ったりすることもなく、当たり障りのないおしゃべりで気分転換もできます。

そしてもちろん、育児のプロに直接質問できたり、アドバイスをもらえるのは、かなり心強いことでした。

理由は「疲れている」だけでも大丈夫!遠慮なく活用しましょう

最初は、利用対象者の条件に「体調不良等のため育児や家事が困難であり……」とあったので、確かに心身ともに疲れてはいるけれど、病気というわけでもないし、と迷っていました。

それでも、断られるのを覚悟で、電話をして事情を説明したところ、あっさり「いいですよ、ご利用ください」と言ってもらえました。

調べたところ、2015年の実績によれば、私の住む川崎市で「産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」について知っているママは45.1%なのに、利用率はたったの2.2%です!

私と同じ理由で迷ったりあきらめたりしているママも多いのではないでしょうか。ダメモトで問合せだけでもしてみることをお薦めします。

この「産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業」の他にも、赤ちゃんと一緒に泊まり込みで利用できるサービスなどもあります。

産前産後の頼れる助っ人「ドゥーラ」

日本では知名度はまだ高くありませんが、産前・産後の女性のサポートを専門に行う「ドゥーラ」という専門家がいます。

英語では「Doula」、英語の辞書によると、意味はズバリ「助産婦、産婆」。欧米では定着した職業としてよく知られています。

専門的な研修を受け、資格を持った人が、自宅を訪問し、家事や育児をサポートしてくれます。保険にも加入しているので、万一の場合も安心です。

日本のドゥーラは、アロマテラピーの資格を持っている人も多く、サービス利用時間内でアロマトリートメントなどもしてもらえます。

妊娠中でも、つわりがひどい時や切迫流産で安静にしていなければいけない時には、ドゥーラのサービスを受けられます。

利用料金はそれぞれのドゥーラにより異なりますが、目安としては1時間当たり3000円前後、1日当たりだいたい2時間以上から利用できます。

こちらの「ドゥーラ協会」のウェブサイトで、在住している場所から近いドゥーラを探すことができます。
https://www.doulajapan.com/

出産前に、パパにも赤ちゃんを迎える準備をしてもらう

ここまでで、ママが自分でできる準備はできました。

次は、パパの協力についてです。

私は「イクメン」という言葉が好きではありません。それは父親も、親として子供の面倒を見るのは当たり前のことだと思うからです。

日本では子育ては母親がするものという考えがまだ根強いですが、本来は、夫婦協力して行うもの。父親が子供の世話をしたり家事を手伝うことは、特別なことではありません。

と、ここまでは本音の部分ですが、うまくおだててパパの協力を得ましょう!高齢出産では、ママの産後の体のダメージを考えれば、パパの協力は必須です。

これまで不妊治療で協力してきた夫婦も少なくないでしょう。引き続き、子育ても協力していきましょう。

産後の回復と赤ちゃんのお世話を優先することを前提に話をしよう

出産にはハプニングはつきもの。ましてや、高齢出産は通常よりもリスクが高いもの。ママの体だけでなく、赤ちゃんが何の問題もなく元気に生まれてくるという100%の保証もありません。

その点を、まずパパに理解してもらいましょう。

言葉だけではピンと来ないかもしれません。両親学級に一緒に通うのもいいですし、子育てや出産に関するビデオを一緒に見て、パパにも勉強してもらうのもいいでしょう。

そのうえで、パパにはこう言わなくてはいけません。

「あなたのお世話はしばらくはできないから、よろしくね。あなたもお仕事があるから、無理に家事をしろとは言わないけれど、自分のことと、お皿洗い、買い物くらいはお願いね」

専業主婦のママもこの一言を言う勇気を持ちましょう。普段外で仕事をしていようがいまいが、出産時にうける体のダメージと産後の疲れは同じです。

実際に、産後は体調不良のオンパレードです。会陰切開や帝王切開の傷は痛むし、腰も痛む、貧血気味、便秘、肌はガサガサ、抜け毛もごっそり。

そんな状態で、赤ちゃんのお世話もしなくてはなりません。他の事をしている余裕はあまりありません。

実質、産後1ヶ月くらいは赤ちゃんと家にこもって過ごすことになるでしょう。無理に動くよりも、自分の体の回復と赤ちゃんのお世話に集中するのが賢明です。

事前に知っておきたい、高齢出産と産後うつの関係

たまに産後うつや育児ノイローゼが原因と思われる母子心中のニュースを聞くときがあります。

わが子に手をかけるなんて、ありえない……と思うかもしれませんが、重度の産後うつや育児ノイローゼになると、正常な判断ができなくなります。

出産後の妻のうつに悩む男性も少なからずいます。「嫁が出産後うつになった」という相談もネットでよく見かけます。

精神科に通院しての治療が必要というほどではなくても、ちょっとしたことでイライラしたり、悲しくなったりするマタニティーブルーは多くのママが経験しています。

これは一過性のもので、数か月もすれば、通常は元の精神状態に戻ります。それ以上長引くようなら、治療が必要なうつと考え、医師に相談しましょう。

メンタル面での不調は、ホルモンも影響していて、本人の意思の力だけでコントロールできるものではありません。その点をパパにも話して、理解してもらうようにしましょう。

産後うつに限らず、うつというのは真面目で責任感の強い頑張り屋さんの人がなりやすい傾向にあります。高齢出産のママの多くは、これに当てはまるかもしれません。

実際に、35歳以上の初産の女性に産後うつの発生率が高いという研究結果もあります。

予防策としては、あまり頑張りすぎないで、人に頼れるところでは頼り、気分転換をする、体をよく休める、という疲れた時にするべき当たり前のことをすればいいのです。

ストレス解消に、ママ友や気心の知れている友達とたまに電話やラインでおしゃべりするのもいいでしょう。

お姑さんとは、仲がいいのならなるべく頼り、そうでないのなら、避けられるものならできるだけ避けましょう。嫁姑問題はメンタル面の不調をこじらせる原因になります。

先輩ママたちの体験談を聞くことだけが解決策になるという訳ではありませんが、自分の中で起こっていることを理解して嵐が過ぎるのを待つ助けにはなります。

パパをショッピングに連れ出していつも買っているお店と物を確認

出産前は、赤ちゃんのものを揃えるのはもちろんのこと、食事の食材や生活必需品の買い物にも、なるべくパパに付き合ってもらいましょう。

妊娠中は重いものを持つのは良くないから、というのもいい口実になります。

そして、いつも買っている店に行って、実際に店内の棚でいつも買っているものを手に取って、どこで何を買うかをよく見て覚えてもらいます。

これを予定日の前、少し余裕を持ってやっておきましょう。

パパに買い物を頼むと、いつもと違うものを買ってきたり必要以上に高い値段で買ってきたりということが起こりがち。産後にこれでイライラするママも多いのです。

事前に教えておけば、このようにつまらないことで腹を立てずに済みます。憶えがよくないようなら、メモをとってもらいましょう。

パパの「教育」に加え、トイレットペーパー、シャンプー・リンス、洗剤など、重いもの、かさばるものは1カ月くらいはもつくらいの量をまとめ買いしておきましょう。

食品に関しては、焼くだけ、温めるだけですぐに食べられるものを多めに買いだめして、冷凍庫にストックしておくことをおすすめします。

ネットで買える「訳あり」の干物セットや漬け魚のセットは、特に重宝します。これをメインのおかずにして、あとはご飯を炊いて、1品か2品添えるだけで、晩御飯の準備完了!

自宅で一人でランチの時は、レトルトのカレーや牛丼で楽をするのもいいでしょう。

また高齢出産で体のダメージが大きいと、はじめは母乳の出が悪くなることもあります。1ヶ月もつくらいの量の粉ミルクと哺乳瓶、哺乳瓶の消毒剤も事前に買っておきましょう。

ネットスーパーとオンラインショッピングを賢く活用

野菜や魚、肉の生鮮食品など、食品の買い物をパパに任せるのが不安な場合は、ネットスーパーを活用しましょう。

授乳中や、寝かしつけの後のちょっと手が空いた時に、PCやスマホで注文でき、注文の時間帯によっては、同日中に品物を届けてくれます。

主なネットスーパーを上げておきますので、参考にしてみてくださいね。

URL 配達料 配達料が無料になる購入額 特長
イトーヨーカドーのネットスーパー https://www.iy-net.jp 315円 4000~7000円以上。店舗により異なる 発行日から4年以内の母子手帳を店舗に持参するか配達員に提示して登録をしておくと、配達料を4年間、100円に割引
イオンネットスーパー https://www.aeonnetshop.com/shop/ 324円 5000円以上。店舗によっては配達料無料サービスはなし ネットWAONポイントが貯まる。
SEIYUドットコム https://www.the-seiyu.com/ 525円 5000円以上 生鮮食品の鮮度の良さには定評あり。即日配達を17時まで受け付けてくれる。
ダイエーネットスーパー https://netsuper.daiei.co.jp/ 324円 3000~6000円以上。店舗により異なる 買い物代行手数料が別途105円かかる。「木曜の市」の特売品もチラシを見て注文できる。

お住まいの地域で配達に対応している店舗をチェックしてみましょう。

配達料のことを考えると、足りないものをチョコチョコ、という利用の仕方よりは、1週間分くらいまとめて買うのがいいでしょう。

生協の宅配サービスの商品は普通のスーパーに比べて全体的に割高ですが、特に食材にこだわりたいというママなら、予算が許す限り、利用するのもいいでしょう。

産後の離乳食に便利なベビーキューブなども充実していますよ!

ママが使うちょっとしたものやオムツなどは、楽天やYahoo!のオンラインショッピングでの購入が便利です。

同じ商品でも複数のショップの値段を比較して、一番安いところが選べるし、ポイントもつきます。

ただ、実際にお財布を開けないでできるネットでの買い物は、つい買いすぎになりがちなので、「欲しいもの」より「必要なもの」を買うよう、気をつけましょう。

上の子がいる場合の事前準備

2人目、3人目として高齢出産に挑むママもいるかもしれませんね。その場合、やはり上の子の存在は気になるところ。

体力の面でやはり心配があるので、産後しばらくは上の子の相手を十分にしてあげられないかもしれません。

出産前は大丈夫と思っていても、不測の事態が起こらないとも限りませんし、ここは正直に上の子にこう言い聞かせておくといいでしょう。

「お母さん、赤ちゃんのお世話で疲れてしまう時があるかもしれないけれど、その時は助けてね」

いきなり「お兄ちゃん(お姉ちゃん)らしくしなさい」と言われても、子供としてはすんなり受け入れづらいものですが、大好きなお母さんを助ける、ということなら、嫌という子はいないでしょう。

一人でおつかいに行ける年齢の子なら、買い物の時にはパパと一緒に付き合ってもらい、同じように、普段買っているものを教えておきましょう。

場合によっては、パパより頼りになる助っ人になるかもしれません!

パパへのご褒美は、感謝の言葉と赤ちゃんとのふれあいタイム

パパに協力してもらったら、その都度、素直に感謝の気持ちを伝えましょう。これは夫婦仲を円満に保つのにも、大事なことです。

出産後の体調が万全ではない時期は、他の方法でお返しというのも難しいので、せめて言葉で伝えていくことです。

結婚をすると、相手に面と向かって「ありがとう」と言う機会はそれほど多くありません。簡単な言葉ですが、言われるとうれしいものです。

そして、おむつ替えやお風呂などのお世話とは別に、パパにとってのストレスなしで赤ちゃんと触れあえる時間を作ってあげるようにしましょう。

赤ちゃんが泣いている時ではなく、機嫌のいい時にパパにだっこしてもらったり、赤ちゃんと遊べる手遊びを教えてあげるのもいいでしょう。

「ぞうきんの歌」や「たまごをぽん」などは、ねんね期の赤ちゃんとでも楽しめる手遊びです。ネットで検索すれば動画も見つかります。

赤ちゃんにどう接していいか分からないというパパもいると思いますが、手遊びはきっかけづくりにぴったりです。

いきなり大変な状況で世話をしろと言われても無理があります。遊びを通して赤ちゃんに触れる機会を多く持たせることから始めてみましょう。

生後2ヶ月くらいから笑う子もいますので、一緒に遊びながら、赤ちゃんのかわいい表情に、パパも心和むことでしょう。

事前の準備で協力することは、夫婦協力の子育ての第一歩

妊娠期に食事や運動に十分に気をつかい、万全に準備をしたつもりでも、実際に出産してみると、いろいろ想定外のことが起こります。高齢出産ならなおさらです。

基礎体力に自信がある人でも、ダウンしてしまうことがあります。そんな時に頼りになるのは、やはり、夫であり、家族でもあるパパなのです。

ご主人の仕事が忙しい場合、産後もいつもそばにいられるとは限りませんが、毎日なるべく話す時間を持ち、こまめに相談し、意見を求めることで、育児に参加してもらいましょう。

自治体や民間のサービスを必要に応じて利用しつつ、長期的な育児や教育のことはパパとしっかりとしたパートナーシップを築き、対応していくのが賢いやり方です。

ママ一人でしょいこもうとしないこと、追いつめられる前に、助けを求めることが大事です。

育児疲れでママの笑顔が失われると、子供の発育にも悪い影響があります。これはダウン症など一般的に高齢出産のリスクとされていることよりも、頻繁に起こり得る問題です。

産後、子育て期のママの心身の健康のためにも、赤ちゃんがお腹の中にいるうちから、夫婦で協力して環境づくりをしておきましょう!

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