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育児がもうイヤ!と感じたら産後うつの症状や対策をチェック

2015/04/25

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可愛い我が子を必死の思いで産み、さあこれから赤ちゃんとの幸せな生活が始まると思っていたのに、実際には育児に追われて心も体も疲れてしまうこともあります。

育児が嫌になり、気分が落ち込んで無気力になるなど、産後うつに陥るママさんも増えています。自分は大丈夫だと思っていても、誰でもなりえるので人ごとではありません。

そこで産後うつの原因や症状、もしなってしまった時の対策などを紹介するので、今辛い気持ちのママさんはもちろん、そうでないママさんも目を通しておきましょう。

原因

産後は妊娠前の状態に体が戻ろうとし始めるので、体調が悪くなることもあります。また赤ちゃんとの生活、昼夜を問わない育児など、自由な時間もゆとりもなくなります。

これまでとはがらりと生活スタイルが変わるので、戸惑う場面も多いでしょう。こういった様々な変化が原因となって、産後うつになるママさんが増えています。

母親の体の変化

産後、赤ちゃんがいなくなった女性の体は急激に変化します。まず、赤ちゃんを育てるために約10ヶ月かけてゆっくりと大きくなった子宮が、わずか1ヶ月という短期間で収縮を繰り返しながら、元も大きさにまで小さくなります。

急激に縮むので下腹部から腰にかけて、後陣痛という痛みを伴います。更に妊娠中は、多量に分泌されていたエストロゲンという女性ホルモンの分泌が急に減っていきます。

こうした体内の急減な変化やホルモンバランスの乱れが、精神不安を引き起こしやすくするため、うつ病になりやすいとされています。

心の葛藤

赤ちゃんと2人っきりで家に閉じこもっていると、世間から取り残されたような孤独感に苛まれることもあります。

赤ちゃんがぐずったり、泣き止まないとお世話の仕方が悪いのではないかと自分自身を責めることもあるでしょう。また旦那さんが育児に協力してくれないと、どうして自分だけが辛い思いをするのかとイライラしたり、不満が募っていきます。

更に、里帰り中の場合は親に自分の育児について口出しされると、母親としての自信をなくして落ち込むということもあるでしょう。

生活の変化

生後1、2ヶ月の新生児の頃は、授乳は2時間から3時間おきに行います。昼も夜も関係なく24時間体制で毎日授乳するので、ママさんはまとまった睡眠をとることができません。

1時間ないし2時間の睡眠を細切れで取るしかないので、いつも睡眠不足の状態になります。更に、赤ちゃんがまだ小さいと外出もできずに、家にこもりっきりでおむつと授乳をひたすら繰り返すという生活になり、息が詰まってしまうこともあるでしょう。

そして旦那さんの仕事が忙しく、近くに親や親戚など頼る人もいない場合はほぼ1人でお世話をすることになり、体の疲れがどんどん溜まっていきます。

また、育児にかかりっきりになると家事がどうしても満足にできなくて、家族に申し訳ないという気持ちになる人もいるでしょう。

他にも里帰り中などで、友人や親戚などが入れ替わり訪ねてくる機会も増えると、相手をすることで少しもゆっくり休めないということでストレスを感じることもあります。

主な症状

産後うつを放置して、どんどん深刻になると自分を追い詰めてしまいママも赤ちゃんも危険な状態になります。

できるだけ早めに気づくことが大事なので、産後うつになっていないか、当てはまる症状があるかまずはチェックしてみましょう。

ママ自身の心の変化

うつになると色々なことへの興味が薄れたり、頭がぼんやりして思考能力が低下してきます。

  • ご飯のメニューがなかなか決まらないなど、考える力が低下した
  • 集中力がなくなり、家事や育児が段取りよく上手にできなくなった
  • 物を置いた場所を探したり、聞いたことが思い出せないなど忘れっぽくなった
  • 気持ちがどうしょうもなく落ち込んで、すぐに涙が出てくる
  • 以前は好きだったテレビ番組や音楽などへの興味が薄れる
  • 外出したいと思わなくなり、家にこもるようになる
  • 可愛い洋服やバックへの興味もなく、メイクやヘアスタイルにも無関心

母としての気持ちの変化

育児に息づまってしまい、赤ちゃんが嫌いになったり、逆に過剰に心配しすぎたります。

  • 育児が嫌になり、イライラした気分が続く
  • 病気や成長度合いなど、赤ちゃんのことが心配でたまらない
  • 逆に赤ちゃんが可愛く思えず、泣いていても長時間放置している
  • 母親としての自信がなく、不安な気持ちが募る

旦那さんへの感情の変化

自分の肩に家事や育児全てが重くのしかかっているという気持ちが強くなり、周りの家族、特に同じ親である旦那さんへの不満が強くなります。

  • 旦那さんへの愛情を感じなくなった
  • 旦那さんへの不満や怒りが爆発し、いい争いや口をきかない日が増えた
  • 家の中に赤ちゃんと二人でいると、孤独感が強くなる

体の不調

精神面が辛くなると、体にも不調が出始めます。

  • 胃がキリキリに痛む
  • 食欲がなくなる
  • 便秘や下痢が続く
  • 体はすごく疲れているので、全然眠れない

なりやすい人

産後うつはママなら誰でもなる可能性があります。ただ、ママの性格や育児環境などによって特に陥りやすい場合もあるので注意が必要です。

性格が真面目

産後うつに限らず、うつ病は一般的に性格が真面目な人が陥りやすいとされています。
主婦なんだから家事も育児もしっかりやらなければと、体にムチをうって無理をしすぎてしまう傾向にあります。

産後はまだ体もしっかり回復していないのに、普段以上に体に負担をかけることで疲れきってしまいます。

真面目だからこそ、思うようにできないと自分はダメな母親、妻だと自分自身を責めて落ち込んでうつになる場合もあります。

何でも完璧を求める

ママとして、妻としての理想が高く、育児も家事も全てを毎日完璧にこなさなければならないと思い込んでいると、心身ともに疲れ果ててしまいます。

初めての赤ちゃんだと育児も慣れていなくて、上手くできないこともあるでしょう。できない自分が情けなくなり、かといってプライドがあるので誰かに助けてもらうこともできず、一人で抱え込んでしまうとやがてうつを発症します。

ほぼ1人で育児をこなす

親や旦那さんなどを頼ることができず、自分一人で育児をこなさなければならない環境にあるママ は思う通りにいかない育児にイライラして、ストレスを抱えやすいと言えます。

誰にも預けることができないので、気分転換の時間もないのでストレスがどんどん溜まってしまいます。

里帰り出産をした

里帰り出産をして、しばらくは実家で親に育児を手伝ってもらっていたのに、自宅に帰ったら全て自分でやらなければならなくなります。

そうなると途端に、育児に自信をなくして気分が落ち込むママも多いでしょう。また、自分が休める時間も減るので体も疲れやすくなります。

対策

産後うつかな?と思い当たるふしがあったら、悪化する前に早めに対策をすることが大事です。まずは、できることから始めてみましょう。

心を休めよう

産後は育児も家事もしっかりやらなければと思っても、ママ1人では完璧にこなすなんてどんなに要領がいい人でも到底無理なのです。

できないからといって、自分を責める必要なんてありません。少し位手抜きでも、赤ちゃんに手がかかる今は仕方ないと割り切って、頑張りすぎないようにしましょう。

そして少しの時間でもよいので、心をリフレッシュできることを生活に取り入れましょう。 好きな音楽をかけて歌を口ずさんでみたり、美味しいお菓子でティータイムを楽しんだり、ちょっとしたことで心が癒されるものです。

体を休めよう

昼夜問わず育児に追われていると、慢性的な寝不足に陥り、体がぐったりと疲れてしまい疲れもなかなか取れない日々が続きます。

判断力や集中力も低下して、いつしか気持ちも落ち込んでしまいます。まずは少しでも体を休めるようにしましょう。

赤ちゃんが眠っている時は、少しでも家事を済ませたいと動き回るママさんも多いでしょうが、せめて生後半年位までは家事は最低限のことだけを手早く済ませ、あとの時間は横になって眠れなくてもいいので目を閉じましょう。

仕事と違って育児には休日ないのだから、自分で休憩時間を見つけてこまめに休むことが大事です。

周囲へ協力を求める

家事や育児がママ1人の肩に重くのしかかってしまっていては、タフな人でも疲れ果ててしまいます。旦那さんや両親、親戚など助けを借りられる存在があれば、遠慮しないで協力してもらいましょう。

特に上に幼い子がいる場合は、全てを自分一人でこなすのはとても大変です。夫婦2人の子供でもあるので、産後早い段階から旦那さんに手伝ってもらって育児や家事に慣れておいてもらうとよいでしょう。

身内で頼れる人がいなければ、民間の託児サービスや家事代行サービスなどを使うことも検討しましょう。

相談する

育児が思うようにいかない、しっかりできない自分が情けないという辛い気持ちを自分の心の中に抱え込みすぎてしまうと、いつしか爆発する時があります。

そうならない前にしんどいなと感じたら、誰かに聞いてほしいなと思ったら先輩ママの友人とお茶したり、自治体の保健師さんなどに連絡して、悩みを打ち明けてみましょう。

聞いてもらうだけでも心がすっきりすることもあるし、何かアドバイスしてもらえることもあります。 辛い気持ちをしまい込まないで、思い切って話してみましょう。

専門医への受診

産後うつも悪化すると、ママや赤ちゃんの命に関わることもあります。最悪の事態になる前に自分でどうにもならなくなったら、家族の助けでも解消されないなら、専門医にかかることも考えましょう。

産婦人科や自治体の子育支援の部署などで産後うつによい心療内科などを紹介してもらうなどして、早めに専門医を受診しましょう。

無理をしないことが大事

産後うつは特別なものではなく、特に一生懸命育児も家事もこなそうとするママなら誰でも陥りやすいものです。

産後うつかな?と感じたら、それはあなたが母として、妻として頑張りすぎているということになのです。十分しっかりやれてる、自信をもって大丈夫です。

深呼吸して、まずは一息つきましょう。家事など簡単に済ませられることは少々手を抜き、まずは自分の心と体を休めましょう。

また、自分だけで解決しようと思わないで、家族や市の保健師さんなど誰かに頼ったり、助けを求めることも大切なのです。

育児はこれから先もずっと続いていきます。無理しすぎないで、肩の力を抜いて自分のペースでやっていきましょう。

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