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夫さんにも絶対に知っていて欲しい「マタニティブルー」と「産後鬱」

2014/04/15


産後のママさんには、身体的な疲れだけでなく「マタニティブルー」や「産後鬱」といったトラブルが待っていることがあります。これらについては、とても辛いものであるにも関わらず、名前を聞いたことはあるけれど……という程度のことしか知らない方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、パートナーである夫さんにもぜひ知っておいてもらいたい「マタニティブルー」と「産後鬱」について、ご紹介してみたいと思います。

「マタニティブルー」って何?

マタニティブルーと産後鬱とを、同じものだと思っていらっしゃる方も少なくないかと思います。たしかに、あらわれる症状は似ているようにも思われますが、この2つは全くの別物です。
マタニティブルーは、産後の2〜3日後に症状があらわれます。急に悲しくなって涙が止まらなくなったり、大きな不安に襲われたり、些細なことにイライラしてしまったり……と言った症状があらわれるのですが、これは出産による女性ホルモンの急激な変化が原因と考えられていて、5〜10日でピークを迎え、10〜14日程度でおさまることが多いようです。

産後のママさんが10人いたら、そのうちの3〜5人はこのマタニティブルーになると言われています。生理的なものですし、短期間で終わるものですので、周囲の方にも協力をしてもらって、コントロールしようとせず、赤ちゃんにとって大切なママのためにも、できるだけ自分自身を楽にして過ごせるようにしてあげるのがよいでしょう。

「産後鬱」ってどういうものなの?

産後鬱は、マタニティブルーとは違い、一過性の短期間のものではありません。マタニティブルーの症状があらわれ、2週間程してもそれがおさまらないようであれば、産後鬱の可能性があると考えてもよいかと思います。

またマタニティブルーとは違い、症状があらわれ始める時期が遅く、産後の数週間〜数ヶ月であることも特徴です。精神的な負担だけでなく、疲れた感じや頭が痛くなったり、食欲がわかなかったり、読書ができなくなったりと、身体的な症状が出てくることもポイントです。

「赤ちゃんを泣き止ませてあげられないなんて自分は価値のないダメな母親だ」「赤ちゃんにもしかしたらひどい病気があるかもしれない」など、赤ちゃんに関することで悩むことが多くあります。これは非常に辛く、ママさんの命に関わるものですが、産後ママのうち、なんと10%もの方がかかってしまうと言われています。

マタニティブルーや産後鬱の時にはどうしたらいい?

気分が落ち込んだり、情緒が不安定になったり、不眠が続いたりなど、マタニティブルーであれ産後鬱であれ、症状があらわれたら、夫でも、家族でも、行政でも、まずはとにかく周囲のサポートを仰ぎ、自分を甘やかすことです。

家事など一切しなくてもいいし、赤ちゃんに関しては「暴力をふるわず、お乳やミルクをあげ、オムツをかえてあげてさえいればいい、自分がやっていなくても、誰かがそれをしてくれていたらいい」と考えることです。赤ちゃんを愛せていないのではと思ったり、可愛いと思えなかったりしても問題ありません。産後数か月になるまでは、赤ちゃんは「可愛くなくても当たり前」と思っていて大丈夫です。

マタニティブルーの場合は様子を見ているだけでよいですが、産後鬱の可能性がある場合には病院に行ってみることをオススメします。産後鬱でなくとも、育児のアドバイスをもらえることも多いので、気軽に出掛けてみるのがよいでしょう。

以上、いかがでしたでしょうか。出産をする人であれば、決して他人事ではないマタニティブルーと産後鬱。周囲の人にも、ぜひこれらがどういうものなのかを理解してもらって、ママさんが少しでも心穏やかに、過ごせるようになるとよいですね。

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