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産褥期から産後3ヶ月頃のママが少しでも楽になる過ごし方

2016/02/16

赤ちゃん育児中のママ
産褥期から産後3ヶ月の間は、赤ちゃんのお世話がもっとも大変な時期です。またママの体調も戻り切らず、つらい思いをすることも少なくありません。

初めての経験だと、出産してから「育児ってこんなにつらいものだったの…?」と驚きショックを受けてしまうこともありますよね。

でも産後の体調不良や赤ちゃん育児の大変さをある程度知っていれば、世間の明るい育児イメージに振り回されることもなくなるのではないでしょうか。

育児は慣れることでとても楽になってきます。慣れるまでの3ヶ月を乗り切るためのポイントや知っておくと便利なコツをご紹介しましょう。

退院までの乗り切り方!母子同室など知っておきたいポイント

赤ちゃんを出産すると、しばらくは産院に入院することになります。この期間をどう過ごすかが、育児をスムーズにスタートできるかどうかに大きくかかわってきます。

母子同室と別室の違い…母子同室でも休める病院を選ぼう

産院では、出産後の赤ちゃんがどこで過ごすかが方針によって異なります。

母子同室
産後のママと赤ちゃんが一緒に過ごす病院。完全に母子同室の場合もあれば、夜中は新生児室で預かってくれる病院などもある。
母子別室
赤ちゃんは新生児室、ママは病室で過ごす病院。授乳の時は赤ちゃんが病室にくる病院もあれば、ママが新生児室に授乳に通う病院もある。

簡単に分けると2種類になりますが、実際は病院によってもう少しシステムが複雑になります。母子同室の場合も、完全個室制の病院と相部屋制の病院があります。

それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらを選ぶかはよく考えて決めましょう。

母子同室のメリット

  • 赤ちゃんとの生活を退院前にシミュレーションできる
  • 母乳育児に専念できる
  • 赤ちゃんと常に一緒に過ごすことができる
  • お見舞客に赤ちゃんを見せやすい

母子同室のデメリット

  • 赤ちゃんから目を離せないのでママが休む時間がない
  • スパルタな産院だと疲れやすい
  • 昼夜逆転して泣く赤ちゃんだと夜まったく眠れない
  • 相部屋だと大変気を遣う

母子同室のメリットは、なんといっても赤ちゃんと24時間一緒にいられることです。お世話の練習にもなりますし、母乳育児に専念できます。

そして赤ちゃんと24時間一緒、という点がデメリットでもあります。産後の疲れ切ったママが休むことができず、ボロボロ状態で退院を迎えることにもなりかねません。

私の場合、第一子は完全母子同室でした。しかし昼夜逆転で一晩中泣かれても一切手助けしてもらえず、産後はボロボロになって疲れ果ててしまいました。

その教訓から、二度目のお産の時は母子別室を希望しました。でも私が育児慣れしており、赤ちゃんもあまり泣かず大変さを感じませんでした。

今度は私の方が赤ちゃんを手放せず、結局病院にお願いして母子同室にしてもらいました。ママの心身の調子によって、どちらが良いかはまったく異なります。

完母育児を目指しているなど、母乳育児に専念したい場合は母子同室の方がおすすめです。

しかし産後の回復が悪い・育児に不安があるので休みたいといった場合は、別室を選んだり、母子同室でも赤ちゃんを預かってくれる余裕のある病院が良いかもしれません。

母子別室の場合も、ママが希望すれば赤ちゃんを近くでお世話できるところもあります。体調の良い時を選んで、赤ちゃんとの生活を予行演習しておきましょう。

産後に訪れる心の揺れ「マタニティブルー」について知っておこう

産後はママの体の中でホルモンバランスが大きく変化します。胎盤というホルモンの塊が体の外に排出され、同時に授乳のためのホルモンが始動します。

こうした劇的なホルモンバランスの変化や疲れ・育児への不安などさまざまな要因が重なって訪れるのが、「マタニティブルー」と呼ばれる一時的なうつ状態です。

現在ではマタニティブルーも多くの人が知るところとなり、理解も深まりつつあります。できれば産前からママも理解し、パパにも知っておいてもらうと安心ですね。

産後このような変化が見られたら、産院の医師や助産師さんに相談しましょう。

  • わけもなく悲しくて仕方がない
  • 不安感で押しつぶされそうになる
  • 赤ちゃんを可愛いと思えない
  • 育児がうまく行きそうに思えず、自分がダメな母親に感じる
  • 突然涙があふれてしまう
  • 食欲が落ちる・眠れない

マタニティブルーは多くのママが経験します。産後すぐの心身共に不安定な状態で、赤ちゃんを可愛いと思えなくても異常ではありません。

自分を責める必要はありませんよ。体調が戻り、赤ちゃんのお世話や新生活に慣れて落ち着きを取り戻せば、だんだん赤ちゃんが可愛いと思えるようになってきます。

赤ちゃんの入院が長引いたら…前向きな気持ちで授乳に通おう

出産時にトラブルが起きたり、赤ちゃんが低体重だった・双子だったなどの理由で赤ちゃんの退院が長引いてしまうこともあります。

ママは何も問題がなければ、経腟分娩なら5日前後・帝王切開なら7日前後で退院となるので先に退院することになります。

不安に感じることもたくさんありますよね。でも赤ちゃんは医療スタッフが24時間しっかりお世話してくれるので、かえって安心なんだと割り切りましょう。

赤ちゃんが入院していると、ママは家に帰って産褥期をゆっくり休むことができます。その分、赤ちゃんが退院してきたら思いっきり大切に可愛がろうと気持ちを切り替えましょう。

赤ちゃん入院中は、ママの母乳を届ける必要があります。可能であればママ自身が行って授乳をしてあげるとより良いですね。

ただし産後は1ヶ月健診が終わるまで自分で自動車の運転をすることは禁物です。授乳の通院も、体調と相談して無理をしないようにしてくださいね。

私も第二子・第三子が双子で低体重で生まれてきたため、先に退院しました。赤ちゃんは半月ほど入院していました。

赤ちゃんが可哀想でつらい気持ちはありましたが、落ち込んでいてはおっぱいが出なくなってしまいます。今は休むことが仕事!と考えて、笑顔で授乳に通いました。

退院後は赤ちゃんとの生活がスタート!新生児育児の乗り切り方

いよいよ退院して赤ちゃんとの生活がやってきても、すぐには慣れることができませんよね。

つまずきやすいポイントを知っておくだけでもパニックにならずに済みますよ。

産後は体調が戻らないこともある…産褥期はきちんと休んで

出産はママの体にとって大きな負担です。命をかける、という言葉は過言ではありません。経腟分娩の場合は長時間の痛みに耐えなければなりません。

帝王切開の場合は開腹手術を受けています。傷跡も大きくすぐに治るわけではありません。またどんなお産でもたくさんの出血を伴います。

産後も産褥期の間は断続的に出血が続きます。母乳も原料はママの血液なので、体が慣れるまでは貧血に悩むママも少なくありません。

足のむくみや便秘・骨盤のゆがみ・痔など、産前から悩んでいた不調が産後も続くママもいます。ホルモンバランスも崩れやすい時期です。

マタニティブルーが続き、体だけでなく心の調子も崩してしまうママも少なくありません。

産褥期の3週間、ママはほとんど病人状態なのです。

そんな状態なのに、24時間気を抜くことができない新生児育児をしなければなりません。産褥期はママの体調が戻らないことも多く、育児がとても大変…ということをママもパパもよく理解しておきましょう。

授乳しても泣き止まない…赤ちゃんの昼夜逆転が始まったら

生まれたばかりの赤ちゃんは、3~4時間ごとに授乳が必要です。授乳は食事の時間というより、「赤ちゃんが起きて活動している時間」です。

実は生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のうち16時間以上寝ているといわれています。退院後の赤ちゃんも15時間くらいは寝ています。

それなのに、このころの赤ちゃんは「昼夜逆転」を起こすことが少なくありません。昼夜逆転とは昼間寝ていて夜泣く習性です。

赤ちゃんは成長とともに3~4時間で睡眠と覚醒を繰り返すバイオリズムから、24時間周期で睡眠と覚醒を行うバイオリズムに変わっていきます。

その変化についていけずに昼夜逆転が起こります。でもママにとっては夜眠ることができず、つらい時期ですよね。

でも乗り気ならければなりませんよね。昼夜逆転の赤ちゃん育児のポイントを見ていきましょう。

ママも昼寝をする
赤ちゃんがよく寝ている時間を狙って、ママも小刻みに睡眠をとりましょう。しっかり昼寝をするとその後はおっぱいも張りやすくなります。
昼夜の生活にメリハリをつける
昼間過ごす部屋は明るくにぎやかに、夜寝る部屋は暗く静かに整えます。また赤ちゃんもパジャマにするベビー服を決め、朝晩で着替えさせましょう。
お風呂の時間を調整する
お風呂のあとに興奮しやすい赤ちゃんなら、早めにお風呂に入っておきます。逆によく寝てくれる赤ちゃんなら、夜に入れると良いでしょう。

赤ちゃんが寝ている時間は、片付けや自分のことをしたいという気持ちになりますよね。でも、昼夜逆転がひどいのは限られた時期だけです。

その期間だけは赤ちゃんが寝ている時間にママも体を休ませましょう。そのうち一人遊びができるようになり、ママも自分の時間が取れるようになってきますよ。

赤ちゃんの生活リズムを作ろう!ママの授乳時間の調整でメリハリを!

昼夜逆転がひどかったり、夜中の授乳が頻繁にあるとママも参ってしまいます。そこで、生活リズムを上手に作りましょう。

まずは授乳のリズムを作りましょう。赤ちゃんは授乳と睡眠を繰り返しますが、ママが調整しやすいのは「授乳の時間間隔」の方です。

昼夜のメリハリをつけられるようにすることがコツです。我が家の赤ちゃんとの生活リズムを例に挙げますので参考にしてみてくださいね。

我が家の生活リズム 生後0~1ヶ月

早朝と朝の授乳・夜と深夜の授乳の間隔を調整して、できるだけ夜~朝の間に授乳が少なくなるようにしていきます。

時間 スケジュール
5:00 おむつ替え・授乳(1回目)
6:00~9:00 遊び・ねんね
9:30 着替え・おむつ替え・授乳(2回目)
10:00~13:00 遊び・ねんね
13:30 おむつ替え・授乳(3回目)
15:00 沐浴・水分補給(白湯)
18:00 おむつ替え・授乳(4回目)
19:00~21:30 遊び・ねんね
22:00 おむつ替え・授乳(5回目)
22:30~1:00 ねんね
1:00 おむつ替え・授乳(6回目)
1:30~5:00 ねんね

昼間活発に活動することで、夜たくさん飲んで寝てくれるようになっていきます。昼間のお昼寝時間は、部屋を暗くしなくても大丈夫ですよ。

我が家の生活リズム:生後2~3ヶ月

生後2ヶ月から3ヶ月くらいには、うまくいけば深夜の授乳がなくなっていきます。育児はぐんと楽になりますよ。

授乳は赤ちゃんが泣くタイミングで与えるのではなく、時間で与えるようにします。厳密に時間を区切る必要はありませんが、ざっくりと時間を決めておくと良いでしょう。

時間 スケジュール
7:00 起床・着替え・おむつ替え・授乳(1回目)
8:00~11:00 遊び・散歩・ねんね
11:30 おむつ替え・授乳(2回目)
12:00~4:00 遊び・散歩・ねんね
17:00 おむつ替え・授乳(3回目)
18:00 沐浴・水分補給(白湯・薄めたほうじ茶など)
18:30~20:00 遊び(興奮する遊び・テレビなどは控えめに)
20:30 おむつ替え・授乳(4回目)
21:30 おむつ替え・ねんね

1日の授乳回数を時間で割り出し、できるだけ朝・昼・晩の3回のウエイトが大きくなるように調整します。逆に夜中の授乳回数をできるだけ減らしていきます。

完母ではなくミルクを足しているママの場合、夜寝る前は少し多めにミルクを足すと腹持ちがよくなります。

完母の場合は、お風呂上りやパパと遊ぶなど疲れたりのどが渇いてよく飲んでくれるタイミングを夜の授乳に持ってくると良いでしょう。

おすすめできない習慣について

まず、添い乳はおすすめできません。中耳炎や乳幼児突然死症候群の原因になるという説もありますし、おっぱいトラブルの原因にもなります。

また添い乳は、「おっぱいが無ければ寝付けない」という習慣づけにもなりやすいのですので、寝かせるときはなるべくおっぱいから離すように心がけたいですね。

おすすめの習慣で昼夜のメリハリをつけよう

昼夜のメリハリをつけることで、昼夜逆転の改善や生活リズム作りに役立ちます。そのためには特に昼はアクティブに過ごしましょう。

昼間活動的に生活すると、夜は疲れてよく寝てくれることもあります。昼間静かに過ごしてしまうとよく寝てしまうので、できるだけにぎやかに過ごしましょう。

1ヶ月健診が過ぎるまでは体操をさせたり、マッサージをしたり刺激を与えてあげましょう。絵本の読み聞かせもおすすめです。

1ヶ月健診が過ぎて外出がOKになったら、積極的にお散歩に出かけましょう。お買い物もよい刺激・運動になりますよ。

昼間は授乳時間を過ぎても寝ているようなら、おむつを替えたり音楽を流すなどして起こし、できるだけ授乳時間をオーバーしないようにするとスケジュールがずれません。

赤ちゃんの生活を把握するために「育児日記」をつけてみよう

赤ちゃんの授乳・排泄・睡眠時間をチェックする育児日記をつけてみましょう。バイオリズムを把握しやすくなり、整えやすくなりますよ。

いつ寝ぐずりやすいか、どんなタイミングはよく飲んでよく寝てくれるかなど、気付くこともたくさんあります。また病気で受診する際も役立ちます。

赤ちゃんの熱も毎日同じ時間に測って記入しておきましょう。いざという時「平熱がわからない」というママは意外と多いのです。

昼夜のメリハリをつけるためにも「いつ活発な遊びや外出を入れるべきか」「興奮させる遊びは何時ごろで終わらせた方がよいか」などが把握できると便利ですよ。

生まれてから3ヶ月ほどは、パパもママも夢中で時間が過ぎていきます。写真はたくさん撮っていても、日常何をして過ごしたかなどはさっぱり覚えていないこともあります。

育児日記をつけておくと、何年たっても「一番大変だったけれど、一番一緒にいた時間」を思い出すことができます。

とても良い思い出になりますよ。子どもが成長したら、一緒に眺めて「こんなにしょっちゅうおっぱいを飲んでいたんだよ」と話してあげましょう。

外出できない時期の乗り切り方…宅配・通販と冷凍を活用しよう

里帰り出産やお手伝いをお願いしていない場合、パパとママだけで育児を乗り切らなければなりません。

産褥期は赤ちゃんもママも外出しない方が良いため、この時期だけでも宅配サービスや通販を上手に利用しましょう。産前からきちんと申し込んでおくことが大切です。

どうしても食事が作れない時期があることを見越して、産前にある程度料理を作り冷凍しておくという方法もあります。

パパも職場の理解を得て、できる限り育児に協力しましょう。特にお風呂に入れるなどの重労働は、ママにとって手伝ってもらえると嬉しいポイントですよ。

行政支援やベビーシッターを調べておこう!

乳腺炎で高熱が出るなど、ママの体に大きなトラブルが起きるケースもあります。産後すぐにインフルエンザや感染性胃腸炎にかかってしまうママもいます。

そんなもしもに備えて、産前に動けるうちから赤ちゃんを預かってくれる行政サービスや、家事・ベビーシッターなどのサービスを調べておくと安心です。

乳腺炎になってしまったときに訪問でマッサージをしてくれる助産師さんや、沐浴のときだけお手伝いしてもらえる時間利用のシッターさんなど、活用して乗り切りましょう。

里帰り&お手伝いがいる場合…意外と気疲れしやすいことも!

里帰り出産や、両家の実家の親がお産の手伝いに来てくれるなど「お手伝いが頼める」出産を選ぶママもいます。

しかし意外とストレスを溜めてしまうこともあるようですので、ストレスが溜まらないコツをチェックしてみましょう。

おばあちゃんと育児方針が合わない…育児情報を味方につけて

両家のおばあちゃんは、育児の大先輩です。でもおばあちゃんたちが育児をしていた時から、すでに何十年という時間が経過しています。

「うつぶせ寝はよくない」「口移しで食べ物を与えない」など、大きく変化した常識も少なくありません。そういった育児方針の違いでママと意見がぶつかることもあるでしょう。

日ごろから「今の若い人は」「私たちの時代はこうじゃなかった」といった発言が目立つタイプのおばあちゃんは、注意信号です。

そういった場合は、産前から一緒に育児教室に行ったり妊婦健診に行くなどして「今は考え方が違う」ということを肌で知ってもらいましょう。

一緒に最新の育児雑誌や育児サイトを見ることもおすすめです。パパやおじいちゃんも巻き込んで、「今一番赤ちゃんのために良いといわれている常識」を理解してもらいましょう。

特に理解してもらうことが難しいのがマタニティブルーかもしれません。

病院で資料などをもらえたら、おじいちゃん・おばあちゃんにも読んでもらい、自分たちの時代の育児と比べてママの育児を否定しないでほしい!という気持ちをさらっと伝えられると良いですね。

大切なのは、否定的なことを言われたら気にせずスルーすることです。逆に赤ちゃんの昼夜逆転解消テクや上手な抱っこテクなどは、よく話を聞いて参考にしましょう。

同居家族が赤ちゃんを起こす…寝不足は赤ちゃん・ママの大敵

自分の実家、もしくはパパの実家でお世話になるとき「同居家族がせっかく寝付いた赤ちゃんを起こす」という悩みを持つママは少なくありません。

昼夜逆転で苦しんでいる中、やっと寝付いた赤ちゃんを起こされたらママも腹が立ちますよね。しかも中途半端に興奮させてしまうと、その後一晩泣かれることもあります。

赤ちゃんが昼夜逆転を起こし、ママは夜ほとんど眠れないことを家族に説明して理解してもらいましょう。

赤ちゃんにとって昼夜逆転を解消し生活リズムを整えることは、とても大切な生活習慣のしつけです。夜眠ることは成長ホルモン分泌にも大きくかかわっています。

またママが寝不足になると、おっぱいの分泌も悪くなってしまいます。すでに産後の疲れでヘトヘトになっているのに、寝不足が追い打ちをかけていることを説明しましょう。

夜疲れて帰ってくるおじいちゃんやパパにとって、帰宅後赤ちゃんと触れ合うことは何よりの楽しみかもしれませんが、昼夜逆転はほんの一時期だという事をわかってもらいましょう。

その間は「寝顔をそっと眺める」だけでちょっぴり我慢してもらい、休みの日の昼間などに思い切り遊んでもらいましょう。

祝い客が押し掛けてくる…赤ちゃんだけ見てもらう方法も

実家でお世話になっているときにもうひとつ困るのが、「出産を祝ってくださるお客様が突然押し掛けてくる」ということです。

ママの中には産院で「産褥期はパジャマのままできるだけ布団で過ごすように」指導されることも多いでしょう。

すっぴん&パジャマでくつろいでいるところに、突然祝い客がやってきたらママも戸惑ってしまいますよね。特に授乳時間を見られるのは嫌なものです。

地域によっては「お産のお祝いはできるだけ早い方が良い」とされ、まだ動けないママがベッドで寝ている産院に押し掛けてくることもあるようです。

知らない地域でお産をする場合は、できるだけその地の風習を事前に聞いておくと良いでしょう。自分が育った地元でも、お産の風習はチェックしておいて対策を考えておいたほうが安心ですよね。

どうしても嫌なときは「体調がすぐれないので人前に出たくない。つらくて耐えられない」ということを率直におじいちゃん・おばあちゃんにお伝えしましょう。

お祝いに来てくださった方には、おじいちゃん・おばあちゃんから赤ちゃんを見せてもらい、ママは別室で待機させてもらうという方法もあります。

また「できるだけお客さんが来る際は事前に教えてほしい」と伝えましょう。パパもママの気持ちを察して、橋渡しになってあげてくださいね。

育児がつらい・苦しいと感じたら、気持ちを伝えて理解を得よう

夢にまで見た赤ちゃんとの生活…それなのに、実際はつらいことばかりでちっとも楽しくないと感じるママもたくさんいます。

そんな時はどうすればよいでしょうか。

世間のイメージに踊らされない!最初は楽しめなくても大丈夫

メディアでは赤ちゃんとの新生活を楽しく喜びあふれるものとして紹介しています。でも実際はすぐれない体調を押して寝不足を我慢する、過酷な毎日でもあります。

こうした世間のイメージに踊らされないことが大切です。特に身近に赤ちゃんや小さい子どもがいない環境で育ったママは、慣れないことが当たり前です。

慣れないうち、体調がすぐれないうちはつらくても、赤ちゃんが成長するとともにママも育児に慣れ母子の間にきずなが生まれます。

赤ちゃんがママによく笑いかけたり、よその人から「よく育っているね」と褒められたりすることで「我が子って可愛いな」としみじみ感じられる時がやってくるでしょう。

「育児は楽しいはずだし、我が子は可愛いはずなのに私はダメな母親だわ」と考えてしまうと、余計につらくなってしまいます。自分を追い込まないでください!

世間のイメージに踊らされる必要はありません。マイペースで赤ちゃんとの生活に慣れ、長い時間をかけて「可愛い、楽しい」と感じるポイントを探していきましょう。

パパに孤独を理解してもらおう…孤独とストレスを伝える

外出ができない時期や、外出が大変な時期の赤ちゃんとの暮らしはとても孤独なものです。気付くと誰とも話さずに1日が終わってしまうこともあります。

そんな時は、パパにこうした寂しさや我慢を、きちんと伝え理解してもらいましょう。伝え方の例を挙げますね。

  • 「私、今日は誰ともしゃべらなかった」
  • 「一人になれる時間が全然ないの」
  • 「コーヒーやお酒、お菓子がほしいけれど赤ちゃんのために我慢しているの」

新米パパは、育児の大変さを理解していないことも少なくありません。誰ともしゃべれず、一人にもなれず好きなものも飲食できないつらさはわかっていないかもしれません。

まずは理解してもらうことが大切です。そして赤ちゃんのお世話を少しずつ手伝ってもらい、できれば休みの日はパパに赤ちゃんを見てもらってひとりの時間を作れるようになれるよう働きかけてみてください。

保健師さんの家庭訪問で話を聞いてもらう…抱え込まないで

パパや家族の理解が得られず、どうしてもつらい…そんな時もひとりで悩む必要はありません。保健師さんの家庭訪問などを利用して話を聞いてもらいましょう。

現在はママのマタニティブルーが注目されていることもあり、ママの心身の不調は育児に悪影響を与えることはよく知られています。

保健師さんは大ベテランさんです。色々なアドバイスをくれるはずです。

  • 「託児を利用して美容院に行ってきたら」
  • 「同じ悩みを持つママ同士のサークルがあるわよ」
  • 「赤ちゃんはよく育っている、あなたは良いママよ」

こうした情報を与えてくれたり、元気づけてくれるのではないでしょうか。

私も産後マタニティブルーがひどくなり、育児に自信も喜びも見いだせなかったときに家庭訪問の保健師さんに話を聞いていただき救われたことがあります。

抱え込むと、悩みは余計に深くなってしまいます。自分だけではありません。多くのママが同じ悩みで涙しています。

ちょっと勇気を出して言葉にしてみましょう。たくさんのママたちの悩みを受け止めてきた保健師さんなら、きっとよい知恵を貸してくれるのではないでしょうか。

無理をせず、周囲の人々の理解を得てまずは3ヶ月を乗り切ろう

出産から3ヶ月くらいの間は、赤ちゃんも首が据わらずママも育児に慣れないためつらいこと・大変なことも多い時期です。

でも、そこを乗り越えてしまえば赤ちゃんも感情を表現できるようになり、ママも慣れて育児に喜びが見いだせるようになってきます。

育児がもっとも大変なのはこの時期。乗り越えれば、ママにはきっと自信がつきますよ。また赤ちゃんは驚きのスピードで成長していきます。

愛情の在り処がわからずがむしゃらにお世話をしている間も、そこには自分で気付いていない母の愛が息づいているものです。

「ああ、あんな頃があったんだ。私も頑張ったんだなあ」と笑える日がきっときます。パパなど周囲の人々に不調や不安をきちんと伝え、理解を得てまずは最も大変な3ヶ月間を乗り切りましょう。

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