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髪がごっそり抜けるなんて嫌!産後の抜け毛を予防しよう!

2015/01/01

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妊娠・出産で女性の体は劇的に変化し、その影響は様々なところに現れてきます。産後の抜け毛もその一つ。

髪が抜けるとは聞いていたけれどこんなに?!と驚く人が多いこの抜け毛。仕方ないものと諦めるしかないのでしょうか?産後の抜け毛対策をご紹介します!

出産と抜け毛の気になる関係

まず産後の抜け毛の基礎知識をみていきましょう。

原因は女性ホルモン!

妊娠・出産をコントロールしているのはプロゲステロンとエストロゲンの2種類の女性ホルモンです。実はこの女性ホルモンの影響が髪のトラブルとして現れています。

プロゲステロン…妊娠を維持する働きをする女性ホルモン

毛髪の成長を促しライフサイクルを伸ばす役割を持つ。つまり髪が抜けにくくなるということ。妊娠すると分泌は増え続け出産すると激減する。

エストロゲン…排卵を促し女性らしくあるために必要なホルモン

髪にハリやコシを与え、髪の幹細胞を刺激して成長を促す働きがある。プロゲステロンと同様に妊娠中は増え続け産後激減する。

普段は妊娠中のようにたくさん分泌されるわけではありませんから、髪は生え変わって適度に抜けている状態なんですね。

でも妊娠中はこれらの女性ホルモンの影響で抜けにくくなり、本来抜けるはずだった髪が産後一気に抜けてしまうことで「何これ!」と驚いてしまうほどの抜け毛となってしまうわけです。

私自身、産後髪がたくさん抜けたなと感じた時期がありましたが、その後抜ける前以上にたくさん生えてきて、同じ長さの短い髪が大量にある時期がありました。

女性ホルモンの影響なのである程度は仕方のないことなんですね。

いつから抜ける?いつまで続く?

産後2~3か月の頃に抜けたという方が多いようですがもちろん個人差があります。ずっと抜け続けるわけではありません。

抜け毛が落ち着くと毛根は一度休止期に入ります。その後発毛が始まるまでにさらに2~3か月かかります。

つまり産後半年くらいから徐々に抜けたところからまた生え始めるということ。全体的に髪が薄くなっている状態が元に戻るのにはさらに時間がかかりますね。

抜けてしまう前にできることはないの?

では産後の抜け毛は仕方ないものと諦めるしかないのでしょうか?

食生活の改善

無理なダイエットにより抜け毛が起こってしまうことはよくあります。つまり栄養が不足することが髪の健康にも影響しているということ。

栄養は生命を維持するために必要不可欠なところに優先して送られます。髪の毛がなくなっても命には別状ありませんから、髪への栄養は後回し。

産後の体力を回復するために、また授乳している場合には特にたくさんの栄養が必要になりますので抜け毛予防になるものを意識して摂っていかなければ抜け毛が増えることになってしまいます。

では具体的に何を食べればいいのでしょうか。

育毛に必要なタンパク質やカルシウム
→大豆製品をたっぷり。動物性のものを食べる場合には脂の少ないものを。

タンパク質の代謝に必要なビタミンB群、亜鉛、鉄
→ビタミンB群…レバー、未精製の穀物、魚介類。産後うつにも効果あり
→亜鉛…牡蠣、レバー、ナッツ類。サプリメントも上手に利用して
→鉄分…カツオ、ヒジキ、小松菜、豆腐など

バランスよく女性ホルモンを分泌するためにも効果的な大豆製品は高タンパク低カロリーでとても栄養価の高い食品です。積極的に食事に取り入れるようにしましょう。

ストレスをためない

産後ではない人が抜け毛で悩んでいると聞くと「ストレスかな?」と思いませんか?ストレスはあらゆる体の不調の原因となります。

特になかなか赤ちゃんとの生活がうまくいかない、疲れているのに夜ぐっすり眠れないといったストレスのたまりやすい状態にある産後は注意が必要です。

ストレスは脳に影響を与えてホルモンのバランスを大きく崩してしまう原因となります。少しでいいので育児や家事を離れてリフレッシュする時間を持つようにしたいですね。

シャンプーやマッサージ

産後のデリケートな状態には今までと同じシャンプーでは刺激が強すぎて抜け毛の原因になっていることもあります。できるだけ刺激の少ないものを選びましょう。

また毎日少しでいいので頭皮をマッサージすることで血行が促進され、柔らかく健康な頭皮になっていきます。

爪を立てないように指の腹で小さな円を描くようにしながら頭皮を少しずつマッサージしてみましょう。頭にあるツボも刺激されてリフレッシュできますよ。

骨盤を整える

産後太りの鍵を握る骨盤ですが、抜け毛にも影響を与えています。出産で大きく開いた骨盤がゆがんだままになってしまうことでエストロゲンを分泌する卵巣への血流が悪くなってしまいます。

ただでさえ激減してしまうエストロゲンの分泌がさらに減ってしまう原因となりますので、正しい位置に骨盤を整えることが大切。骨盤ベルトや体操でしっかりとケアしましょう。

こんな抜け毛は要注意

産後1年を過ぎても抜け毛がおさまらないということもあります。高齢出産の場合には抜けたあとの回復が遅いとされています。またストレスが続いている場合には抜け毛も治まりにくい状態にあります。

また産後は円形脱毛症の原因であると考えられている自己免疫疾患が出やすい時期。リンパ球が自分の毛根を異物と間違えて攻撃することで脱毛してしまうんです。

「あぁ、またこんなに抜けた…」と気にしてしまうことがさらにストレスとなり悪循環を招きますので、一度医師の診察を受けることをオススメします。

抜け毛で悩みたくない!

産後は赤ちゃんのお世話だけでも悩みがつきないのに、自分の体のトラブルもたくさん起こってきます。

そのトラブルの一つ、抜け毛を少しでも減らし悩まなくて済むことを願っています!

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