産後の抜け毛の悩みは亜鉛で解決!髪の毛に効果的な成分

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2017/07/01

抜け毛に悩んでいて積極的に亜鉛を摂取している女性

出産後のママは、シャンプーのたびに大量に髪が抜けることがあります。でも、女性なら抜け毛が多いと気になってしまいますよね。

抜け毛だけでなく、出産した後に髪質が悪くなったと悩んでいるママも多いようです。こうした髪の毛の悩みにはどう対処したらいいのでしょうか。

実は、最近抜け毛には亜鉛が効果的だということが分かってきました。亜鉛とは人の体にどんな効能を持っているのでしょう。

抜け毛との関連性と、産後の抜け毛対策に亜鉛を効果的に摂取するのはどうしたらいいのかを紹介します。

産後の体と亜鉛の関係

産後に抜け毛が増えることは、体の中の亜鉛の働きと関係してきます。そのために出産した後は亜鉛の摂取が不可欠です。

体の中の亜鉛の量を維持することで、抜け毛に対処し髪の毛の健康を回復することが出来るのです。

産後の体の中で亜鉛はどのような役割を担っているのでしょうか。なぜ亜鉛の摂取が必要なのかを解説していきます。

授乳によって亜鉛が失われます

出産してから赤ちゃんにあげる初めての母乳のことを、初乳と言います。この初乳は母乳の中でも特に栄養価が高く、授乳することはとても重要です。

そしてこの初乳の中には、その後授乳していく母乳に比べてなんと8倍もの亜鉛が含まれているのです。

亜鉛はもともと人体に吸収されにくく、体の中にもわずかしか含まれていない成分です。それが初乳を与えることによって急激に減少します。

産後の髪の毛が抜けていく大きな原因に、この授乳時の亜鉛不足という問題が挙げられます。赤ちゃんにお乳を上げるためにママの体の亜鉛が減ってしまうのですね。

薄毛の原因はホルモンバランスの乱れ

亜鉛はホルモンのバランスを整えるためにも欠かせない成分です。母乳育児ではなくミルク育児のママでも薄毛に悩む方は多いですよね。

産前産後には女性ホルモンの働きが大きく崩れていると考えられています。妊娠ている間は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの働きが活発です。

この二種類のホルモンは、お母さんが体の中で妊娠している状態を維持して流産や早産を防ぐ働きがあります。

しかし出産後は妊娠を維持する必要が無くなりますから、分泌量が急激に落ちて行きます。ここでバランスが大きく崩れます。

そして女性ホルモンには、髪の毛が抜けて生え変わるヘアサイクルのバランスを整えるという機能もあります。

女性ホルモンが活発に働いていると、本来なら抜ける筈の髪の毛が抜けずに残っています。そして働きが鈍ったときに、一度に抜けていくのです。

妊娠していなくても、亜鉛は女性ホルモンの働きにも大きく影響します。亜鉛が体から不足すると女性ホルモンの分泌量が減って行くのです。

ですから生理不順になったり、不妊の原因にもなります。出産のあとは特にその特性が顕著になるということなのです。

そのため、出産後にホルモンのバランスが崩れてしまったら、亜鉛を含んだ食べ物を意識して摂取するようにすると、乱れてしまったホルモンの働きを正せます。

亜鉛を多く含んでいるのは牡蠣、レバー、牛肉、カニ缶などです。うまく食事にとりいれられるといいですね。

亜鉛が抜け毛に効果的な理由3つ

それでは亜鉛の効果と抜け毛には、具体的にどのような関係があるのでしょうか。そして、亜鉛を摂取することで抜け毛を解消できるのはどうしてなのでしょうか。

ミネラルとしての亜鉛の働きが、髪の毛に対してどんな風に影響するのか解説して行きましょう。

亜鉛は髪を作るたんぱく質の原料になる

人体はすべて細胞から構成されているように、髪の毛も細胞からできています。すべての細胞のもとになる物質が、タンパク質です。

亜鉛は、このタンパク質が合成されるのに不可欠な元素なのです。亜鉛やその他の元素を材料として、体の中でタンパク質が作られます。

この働きの一環にとして、髪の毛の細胞も合成されていきます。薄毛が酷い場合に亜鉛を多く摂取することによって、髪の毛の原材料を補給するのです。

また、亜鉛は体内で合成することが出来ず食べ物から摂取することが不可欠なのですが、亜鉛の体内への吸収率は決して高くないのです。

そのため、亜鉛は必須ミネラルの中でも不足しやすいものとして注意が必要です。亜鉛が不足すると細胞を構成する原材料も減ってしまいます。

ですから、抜け毛が増えてしまうのは、このようにそもそも髪の毛材料となる亜鉛が不足することから起きるという一面を持っているのですね。

細胞分裂を活発にして髪の毛を成長させる

タンパク質の成分になるのと同時に、体内に入った亜鉛は細胞分裂の働きを活発にする働きも持っています。

髪の毛は、頭皮の下にある毛母細胞の中の毛乳頭という組織に栄養が送られることで、細胞分裂を促して成長して行きます。

この細胞分裂の際に利用されるのが、亜鉛なのです。亜鉛で毛母細胞が刺激されることで、髪の毛の素が細胞分裂して行き、発毛効果が得られるのです。

そこで亜鉛が不足すると、細胞分裂の働きも阻害されます。だから髪が健康を失い、抜けやすくなったり切れ毛になったりするのです。

この影響は、成長期の子供に対しても深刻なものです。亜鉛不足による細胞分裂の低下によって体の成長が遅延してしまう可能性があるからです。

このため、髪の毛を始めとした全身の細胞の正常な働きのため、亜鉛は必要不可欠な成分なのです。

亜鉛が不足することによって毛母細胞が細胞分裂できなくなり、髪の毛が痩せて抜けやすくなります。

こうして亜鉛の不足によって髪の毛が薄くなったり抜け毛が多くなったりするのです。亜鉛の摂取が髪の成長に大きな影響を与える理由です。

新陳代謝を促して髪を生えやすくする

新陳代謝とは、体の中の要らなくなったもの、老廃物や古い細胞を体外に排出し、その一方で生きる事に必要な新しい物質を取り込む働きです。

この働きが活発に維持されていると、

  • 肌や髪の毛に艶が出る
  • むくみが解消される
  • 基礎代謝が上がって痩せやすくなる

などの効能があります。新陳代謝の働きはターンオーバーといって、古くなった体組織をきれいにする役目を負っています。

この働きが鈍くなると、古い細胞組織が体に溜まってしまい、新しい細胞がつくられなくなるので、太りやすくなったり水分の排出が滞ったりします。

この流れの中で、新しい細胞が作られる働きも阻害されますから、自然と髪の毛が不健康になって、痩せて抜けやすくなって行くのです。

そしてこの新陳代謝の働きにも不可欠なのが亜鉛なのです。亜鉛は体の新陳代謝を活発にする作用も持っています。

抜け毛に悩んでいる方が亜鉛の摂取が必要になるのは、このように亜鉛が髪の毛の細胞を育てたり増やしたりすることと大きく関係しているからなのです。

亜鉛は人体に不可欠のミネラルです

食品によって体内に取り込まれる亜鉛は、人の体の健康維持のために不可欠な働きを担っています。

そのために必須ミネラルという呼び方をされています。亜鉛は体の中で生成することは出来ません。

そのため、体の機能を維持していくためには、食事やサプリメントを使って常に亜鉛を補給していく必要があります。

人体に対する亜鉛の働きとは

  • 酵素の働きを活発にさせる
  • 免疫の働きを助ける
  • 精子の形成に働きかける
  • 小児に成長に影響を与える
  • 味覚の働きに影響を与える

などがあります。酵素や免疫は人の体を健康に保つのに重要な意味を持っています。ですから亜鉛が不足すると、深刻な症状現れることがあるのです。

最も顕著なものが味覚の減少です。亜鉛は舌にある味蕾という味を感知する細胞組織に影響を与えるので、亜鉛不足で味覚障害が起きます。

また亜鉛が不足することによって精子の数が減ってしまいます。そのほかには貧血、女性では無月経など。亜鉛の摂取は日々の生活の中でとても重要です。

亜鉛とイソフラボンの組み合わせは薄毛対策に効果的

亜鉛は体の中で作り出すことが出来ない上に、食事によって体に取り込んでもなかなか蓄積されません。

そのため、効果的に亜鉛を摂取する方法が必要です。失われやすい亜鉛はどのようすれば多く摂取できるのでしょうか。

また、なかなか吸収できないからと言って、亜鉛が含まれる食べ物を取りすぎて過剰摂取になることでどのような問題が起こるのでしょうか。

大豆イソフラボンが亜鉛の働きを助けます

イソフラボンとは大豆に含まれている成分で、人体の中に入ると女性ホルモンと同じ働きをします。

それはイソフラボンの化学構成が、女性ホルモンのエストロゲンに近いからです。亜鉛は本来精子を作るために必要とされるので、男性に求められるミネラルです。

そのため男性がイソフラボンと亜鉛を同時に取ると、男性ホルモンの働きが押しとどめられるので、効果が無いと考えられがちです。

しかし発毛効果を求めるためには、亜鉛とイソフラボンを同時に摂取するのは良い方法です。それは女性ホルモンが活発になることで、髪の毛の育成を促すからです。

亜鉛と女性ホルモンは互いに影響しあって働いています。女性ホルモンに近い成分を持ったイソフラボンを同時に取ることで、亜鉛の働きも助けてくれるのです。

過剰摂取することで急性亜鉛中毒になります

亜鉛は体から失われやすいミネラルだと書きました。しかし、過剰摂取することで起きる問題についても注意喚起されています。

亜鉛にはごく僅かですが毒性を持っています。そこで過剰摂取すること急性亜鉛中毒になってしまいます。その症状は

  • 腹痛や下痢
  • 貧血
  • めまい
  • 免疫障害
  • 神経の不調

などがあります。しかし、亜鉛の毒性は本当にごくわずかです。亜鉛を過剰摂取するという状態は、サプリメントを一度に大量に飲むなどの場合です。

食事に気を付けてさえいれば、亜鉛は過剰摂取になる心配はありません。サプリメントを飲めば大丈夫、と思っていないで、食事で上手に取れるようしましょう。

産後は亜鉛不足を防いで健康な髪の毛と体を保ちましょう

亜鉛は、経産婦だけでなく日本人全体に不足しがちな成分だと言われています。そのため、食べ物を工夫することによって摂取して行かなくてはなりません。

人体の健康維持にとって不可欠な働きをする亜鉛は、特に産後のママの体にとても大切です。

抜け毛を防ぐ意味はもちろんありますが、お産で消耗した体力を回復させなくてはなりません。

そのために亜鉛を多く含んでいる、牡蠣、レバー、卵、チーズなどを積極的に食べるようにしましょう。

生まれた赤ちゃんのお世話をしながら徐々に抜け毛が増えてしまう原因は

  • ホルモンの乱れ
  • 授乳による亜鉛不足

の二つが大きいです。その両方を防ぐために、効果的に亜鉛を身体に取り入れて行きたいですね。

特に牛肉のレバーや卵黄に亜鉛は多く含まれいます。抜け毛が気になりだしたらこうした食材を食事に加える工夫をしていきましょう。

それでも一日に必要な亜鉛を補うことが難しい場合は、サプリメントを使うことも有効です。亜鉛のサプリメントは各メーカーから様々な商品が販売されています。

ドラッグストアやディスカウントストア、コンビニなどでも気軽に購入できます。気になる方はお近くのお店を調べてみてください。

効率よく亜鉛を摂取することによって代謝を維持したり、細胞分裂を活発にすることが出来ます。生命維持に不可欠な働きです。

このように、亜鉛には脱毛を防ぐという意味以上に様々な働きがありました。逆に言うと亜鉛不足は様々な病気の原因になり得るのです。

女性ならきれいな髪の毛を維持したい、と同時に、赤ちゃんと一緒に生活していくうえで健康な体で遺体ですよね。

そのためにも、産後のママには普段の生活以上に意識して亜鉛を摂取して行ってほしいと思います。

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