産後クライシスで離婚したい…シングルマザーになる為に必要な覚悟!

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2016/07/06

産後クライシスで離婚をしたいと思ってるママ

待ち望んだ妊娠・出産。大きくなるお腹を見ては、夫婦で子供がいる生活のことや将来のことを語り合ってきたと思います。

しかし産後、旦那のことを「あれ?この人こんな人だったっけ?」と思うようになった方いらっしゃいませんか?

お互いの心がすれ違い、できてしまった溝が埋まらず、離婚について真剣に考えている方もいると思います。

今回は、産後クライシスによって離婚を真剣に考えている方が、シングルマザーになる為にはどのような覚悟が必要なのかをまとめてみました。

実は昔からあった「産後クライシス」による離婚

産後クライシスというのは、それまで良好だった夫婦関係が産後急激に悪化してしまうことを指します。

「産後クライシス」という言葉自体は、NHKの情報番組が2012年に特集したことで一気に知られることになったのですが、実は産後クライシスの状況は昔からありました。

ただ、以前は育児ノイローゼや産後うつなど、女性側だけに問題があるような表現が多かったのですが、産後クライシスは女性側だけの問題ではなく男性側にも原因があるという意味を持っているのです。

厚生労働省では、5年に1度一人親世帯(母子家庭・父子家庭)を対象にした調査を行っています。

平成23年の調査では、子供の年齢(兄弟姉妹がいる場合、一番下の子の年齢)が0~2歳の頃に親が離婚しているケースが多く、当然産後クライシスによる離婚もその中に多く含まれていると思われます。

母子家庭・父子家庭共にお子さんが5歳までに離婚している確率は、全体の50%以上にものぼるのです。

この結果は、ここ数年に限ったことではありません。

平成10年のデータでも、子供の年齢が0~2歳児で離婚した確率は母子家庭で30.2%であり、0~5歳までに母子世帯となった確率は平成23年調べと同様に全体の離婚件数の5割を超えています。

子供が生まれた後は「幸せいっぱい」という画を描きがちですが、実は夫婦仲の危機を迎える時期でもあります。

産後に知った旦那の一面。実は元々の性格なのです!

産後クライシスによる離婚理由に挙げられるのは下記のようなものです。

  • 産後、主人の性格が変わった
  • 夫が育児や家事に協力的でない
  • 子育てに奮闘している自分に向けて夫から心無いことを言われた

世の中では、産後クライシスという言葉以上に「イクメン」という言葉が流行しています。

外でも抱っこ紐をつけて子供たちとお出かけするパパを見ることが多くなりました。

イクメンが「特別な人ではない」という印象が世間に広がった為、自分の夫がイクメンでないことを知ると、世間との差を感じ、虚しくなってしまう女性が増えたのも事実です。

イクメンが増加する一方、産後クライシスも急増しているという現象が起きています。

しかし、よくよく考えると子供が生まれたことによって旦那の一面に「気づけた」だけであり、イクメンでないタイプの男性はもともと「協力的ではない」ということが多いのです。

  • 曜日によって夫婦で家事を分担している
  • 妻より帰宅が早い場合、妻の分も食事を用意してくれていることがある
  • 夫は、日頃から細かいところに目が行き届き掃除好きである

このように、もともと家事をすることが苦ではないご主人は、そのままイクメンにシフトすることができます。

しかし、料理もできない、掃除もしなかったような男性が、子供ができたからと言って急に家事や育児に協力的になることはできないのです。

「産後に変わってしまった」と思う夫は、実は子供が生まれる前から何も変わっていないのです。妻が「産後に気づけるようになった」と考えた方が良いでしょう。

変わったのは自分の方かも。でも、悪いことではありません!

夫の性格が変わったということも一理あるかもしれません。けれども、むしろ変わったのはあなたの方かもしれません。

  • 以前なら気づいていても流せていた夫の一面が、流せられなくなった。
  • 夫の行動にいちいちイライラしてしまう。

このようなことを感じる場合、夫というよりはむしろあなたの方が変わった可能性が高いです。

女性の身体は、妊娠中に多く分泌されていたエストロゲンという女性ホルモンが、出産を機にいっきに減少していきます。

エストロゲンは脳内物質セロトニンの分泌を促し、精神安定の作用があります。

そのホルモンが産後急激に減少するのですから、情緒不安定になり、イライラしてしまうのは当たり前の減少です。

しかし、産後クライシスに陥ってしまう理由がホルモンバランスによるものだからと言って、妻側のみが悪いというわけではありません。そもそも、産後に女性が変わることは決して悪いことではないのです。

女性は妊娠・出産を経ると脳に変化が生じます。

よく赤ちゃんが夜泣きをすると、ママはすぐ起きるのにパパはその横でぐっすり寝てる・・なんてこと聞きませんか?というか、実際に経験していませんか?

なぜ、そのようなことが起こるのかと言うと、確かにもともと男性と女性の脳構造による違いもあるのですが、女性が妊娠・出産を経て「母性が出た」ことも理由の1つなのです。

赤ちゃんは当然、お話することができないので、ママはなかなか我が子と意思疎通ができません。

それでも赤ちゃんの表情を見たり、泣き方を見たりして「お腹がすいているのかな?」「オムツが濡れているのかな?」「暑いのかな?寒いのかな?」などと推測し、育児に奮闘していきます。

そのうち、他の人からしてみたら「なんで泣いているのか分からない」というような状況でも「ママならわかる!」ということもしばしば出てきます。

女性は、妊娠中から右脳が活性化し、表情や声で相手の気持ちを読み取る力がそれまで以上に備わってくるのです。

自然と妊娠中から、身体だけでなく脳までも「ママ」になる準備をしているのですね。

右脳が活性化し、赤ちゃんの表情を読み取れるママが、何もわからない・何もできない夫にイライラしてしまうのも当然です。

産後、多かれ少なかれどこの夫婦もギクシャクはするのですが、「なぜわかってくれないの?」「どうしてもっと協力的になれないの?」とこちらが投げかけた時のパートナーの反応が鍵になります。

そこで寄り添える言葉が返ってきたのなら、夫婦関係も修復の道はあるのですが、「女として見れない」「俺は昼間仕事をしている。この上、育児なんて無理だ」等、心無い言葉が返ってくると夫婦の溝は深くなるばかりなのです。

産後クライシスによる離婚は、子供のせいではありません

産後クライシスによって離婚を考える上で一番気を付けなければいけないのは、「産後」に夫婦関係が悪化したことから「子供が生まれたから」→「子供のせいで」夫婦関係が悪化したと考えてしまうことです。

産後クライシスによる離婚は100%お子さんに責任はありません。

むしろ、離婚を決意したのならば、「息子や娘のおかげでパートナーのマイナス面を早い段階で知ることができた」と前向きに捉えるようにしましょう。

離婚を考えるなら、離婚のデメリットを知っておこう

産後に離婚を考え、親権を得てシングルマザーになると決めたのであれば、離婚することでのデメリットは当然知っておかなくてはなりません。

自分だけではなく、子供の生活も変えてしまうのが離婚です。お子さんの為にも離婚によるマイナス面を知り、シングルマザーになる上での覚悟を心得ておきましょう。

離婚のデメリットには、下記のような点が挙げられます。

  • 経済面での負担がある
  • 自由な時間が今まで以上になくなる
  • お子さんにとって、パパと接する機会がほぼなくなる(子供の精神面に関わってくる)
  • 子供が男の子の場合、将来同性同士で話した方が良い場面での対応に困ることがある
  • 幼少期の家庭環境は子供の精神面に影響を及ぼす

このように子供がいる場合での離婚は、夫婦ふたりだけの問題ではなく、どうしても子供を含めた問題になります。

上記で説明したように離婚がもたらすデメリットは多々あります。

だからと言って、夫婦関係ギスギスで家庭内別居状況のまま何十年も過ごし、お子さんが大きくなった時に「あなたの為に離婚しなかったのよ」と、子供に責任を負わせるような発言をしてはいけません。

ご自身とお子さんの幸福度を総合的に判断して決断する必要があるのです。

離婚後の具体的な生活をシミュレーションしてみよう

ここからは、具体的に離婚後の生活をシミュレーションしてみましょう。

自分に離婚の意思があっても相手にその気がない場合は、家庭裁判所に調停を申し立て、その判決を待たなくてはなりません。

お互いが離婚する方向で話がまとまっている場合は、紙1枚さえ記載すれば、いつでも離婚は成立できます。

突発的な感情で動くよりも、充分離婚したあとの生活をシミュレーションした上で届け出ることが大事なのです。

  • 離婚後の姓はどうするのか
  • 離婚後は誰とどこに住むのか
  • 夫も親権が欲しいと言ってきたらどうするか

これらのことを、まず考えなくてはありません。(他にも色々と考えることは出てきますが)それぞれ順に見ていきましょう。

離婚後に名乗る姓について

まず、1点目の離婚後の姓に関してですが、女性は離婚すると今までの姓を引き続き名乗るか旧姓に戻すかを選択できます。

通常、離婚届のみ提出すると旧姓に戻ります。

ただし、 婚姻していた時の姓(つまり旦那の姓)を離婚後も名乗りたい場合は、離婚を届け出てから三か月以内に「離婚のときに称していた氏を称する旨の届」を提出します。

「離婚のときに称していた氏を称する旨の届」は離婚届と同時に提出しても良いものです。

ただし、一度どちらの姓を名乗っていくか選択し、届け出た後は「やっぱり旧姓がよい」「やっぱり婚姻後の姓にしたい」と再度変えていくことは難しいので、離婚前にちゃんと考えておきましょう。

旧姓に戻る場合ですが、自分は何も手続きしなくても旧姓を名乗ることはできます。しかし、お子さんは別に手続しなくてはいけません。

夫の戸籍に入っていた子が、離婚後あなたの戸籍に入りあなたの旧姓を名乗る場合、家庭裁判所に「子の氏の変更許可」を申し立てなくてはいけません。

裁判所の公式ウェブページにも記載があるので参考になさってくださいね。

子が,父又は母と氏を異にする場合には,その子は,家庭裁判所の許可を得て,父又は母の氏を称することができます。
 例えば,父母が離婚し,父の戸籍にあって父の氏を称している子が,母の戸籍に移り母の氏を称したいときには,この申立てをして,家庭裁判所の許可を得る必要があります。
 なお,父母が婚姻中の場合には家庭裁判所の許可は必要ありません。

このように、苗字1つとっても色々と手続きを要してしまうのが離婚なのです。

離婚後の居住地・同居人について

離婚後、誰とどこに住むのかも考えておかなくてはなりません。

実家に戻り、両親と同居することを選択する方も多いと思いますが、その場合、いずれあなたが1人で育児に加えて介護をする可能性もあることを忘れてはいけません。

実家に戻らず子ども達と自分で新たに住居を構える場合も、考えなくてはならないことがあります。

  • 自分が病気や入院した際、子供を預けられる場所があるかどうか
  • 居住地近くに職場が見つけられるか(子供が熱を出した時にすぐ預け先に迎えにいける)
  • 学区内の情報収集
  • 町内会で最低限やらなくてはならない仕事

男性に頼れていたことも、離婚後は自分がある程度背負っていかなくてはなりません。それらをシミュレーションしておきましょう。

離婚後の親権について

産後クライシスによる離婚は、子供が幼いうちに成立してしまうケースが多いので、殆どの場合は母親が親権を得ることになります。

当然ですが、お子さんを虐待していたり、育児放棄をしている場合は違います。

しかし、夫側がどうしても親権を譲りたくないと言い出した場合、裁判を行わなければなりません。

産後クライシスによる離婚は、相手が浮気をした・夫から暴力を受けた場合の離婚とは異なり、「これ」といった証拠もなく、性格の不一致が理由になります。

夫が育児に対してどれほど協力的でなかったのかを証明するのはとても難しいのです。

自分が有利になる為のポイントとしては、育児日記などをつけておき、保管しておくと良いでしょう。自分が旦那さんに向けて依頼した内容やそれに対する夫からの言葉や態度なども記しておきましょう。

子供が幼いうちは、母親が親権を得られるケースが多いですが、子供が10歳を過ぎるとお子さん自身がパパと居たいかママと居たいのかを選択できるようになります。

親権を得られる可能性は、母親だからと言って100%ではないことを知っておかなくてはなりません。

離婚後の経済面のシュミレーションが最も大事!

離婚を考える上で、最も重要なのは離婚後の経済面です。

ご両親に経済力があり、実家で両親と一緒に暮らすのであれば、すぐに心配する必要はないですが、いずれにせよ自分一人で子供と生活できるくらいの収入が欲しいところです。

産後クライシスによる離婚は、性格の不一致による離婚である為、慰謝料等は発生しません。たとえ、何らかの理由で慰謝料が発生したとしても、婚姻期間が短いと慰謝料の額は少なくなります。

このような理由から、現在ご自身が専業主婦である場合、離婚後すぐ働けそうであるか考えておかなくてはなりません。

仕事が見つかっても、正規雇用でない場合は、金銭面で不安定な状態が続いてしまいます。

万が一、お子さんが保育園に落ちてしまった場合、お子さんを無認可の保育園に入れる可能性も出てきます。

認可の保育園と無認可の保育園では保育料が2万円ほど違います(東京都の場合)。当然無認可の方が高くなります。

母子家庭だからと言って必ずしも、認可保育園に入園できるとは限りませんし、あらゆることを想定して、離婚後にかかるお金について考えておくのが良いでしょう。

旦那側が親権を譲りたくないと言ってきた場合、裁判で自分に経済力がないと不利になることもあります。

旦那が育児をしなくても、義両親が「孫の面倒を見る」と言い出してくるかもしれません。

離婚を決断したら、切り出す前に仕事探しを始めておくと良いでしょう。密かな準備期間が離婚には必要です!

離婚経験者が再婚できる確率は半数以上。しかし問題点も!

離婚後のシミュレーションをしていくとやはり将来的には、新しいパートナーを見つけ、心身共に充実した生活を送りたいものですよね。

何より、経済的な負担が再婚によって多少減ります。

離婚経験女性が再婚できる可能性はどのくらいあるのでしょうか。

再婚できる確率
離婚後、新しいパートナーが出来ると自然と経済面も安定してきますが、バツイチ女性の再婚率は6割程度と言われています。

この数字を多いととるか少ないととるかですが、あなたが4割に入る確率も当然あります。

離婚後のシミュレーションをする際は、常に「良くない設定」で考えておきましょう。

再婚相手は、自分にとっては良きパートナーになっても、お子さんにとっては「良いパパ」でない可能性もあります。

自分は子連れだけれども、相手に子供がいない場合の再婚は特に慎重にならなくてはなりません。

決してあってはならないことなのですが、児童虐待による子供の死亡件数は年々増加しています。

平成26年に行われた厚生労働省の調べでは、虐待件数の中でも最も多いのは「実母による虐待」なのです。

2番目に多いのは「実父による虐待」で、続いて「実父以外による父」の虐待となっています。

虐待を受けている子供の年齢層は、小学校入学前の子供が全体の約半数を占めているのです。

バツイチ女性が「再婚を望んではいけない」なんてことはありません。が、厳しい言い方をすると「我が子に虐待をする為に結婚する人」なんていないのです。

再婚を決めた時には「良い家庭が築ける」と皆思っています。それにも関わらず、幼い罪のない子供が犠牲になる事件が絶えません。

子供を伴う離婚や再婚は、母親としての「強さ」を要します。 決して一時的な感情で離婚・再婚をしてはなりません。

すぐに相談を!離婚を考える「べき」状況

離婚後のシミュレーションをするまでもなく、すぐにでも離婚を考えた方が良いケースがあります。

それは、夫から暴力を受けている場合(言葉の暴力も含む)です。

世帯主は夫かもしれませんが、DVを受けている場合、我慢する必要はありません。できるだけ早く旦那と離れて暮らすことを考えましょう。

暴力は負の連鎖を生みます。自分以外の家族にも害が及ぶことも十分考えられますので、夫の暴力に悩んでいる方、離婚をしたいけれど怖くて離婚を切り出せない方は、専門機関に相談しましょう。

下記に参考になる相談先を記載しておきます。

地域 相談先
東京都 東京ウィメンズプラザ
*サイト内に具体的な連絡先掲載
横浜市 横浜市DV相談支援センター
*神奈川県内には、その他川崎市・相模原市にもDV相談窓口が設置されている
全国 居住地の自治体で無料の市民相談などを実施しているところも多数あり。
問い合わせ先が分からない場合は、最寄りの役所に連絡してみましょう。プライバシーは守られます。

ただし、緊急を要する場合は、110番に電話しましょう!

離婚する前から調べておきたい!シングルマザーへの手当

シングルマザーになった場合に、受け取れる手当等については離婚に必ず調べておきましょう。

「自分で調べるのは面倒だから、この記事で全部紹介して!」と思われるかもしれませんが、シングルになった時に受けられる手当等は、自治体によって異なるのです。

しかも離婚届を提出した時に「あなたが受けとれる手当にはこんなものがあります」というような書類はもらえませんし、説明も特にありません。自分で調べるしかないのです。

主に、下記のようなものがあります。

  • 生活保護
  • 児童手当、児童扶養手当、児童育成手当、特別児童扶養手当
  • 就業相談や職業訓練

全ての人が上記の手当等を全て受け取れるわけではありませんが、1つずつ解説していきます。

母子家庭には最低生活費が加算される生活保護

生活保護は、最低限度の生活を保障しつつ自立を助長する為に設けられている制度です。

生活していく為に必要な最低生活費が、収入では賄えない時に支払われます。

この「収入」の中には、児童手当・児童扶養手当・夫からの教育費・養育費額等も含まれます。

自身が生活保護受給者になるには、まず居住している地域の福祉事務所に相談しに行く必要があります。

自分の親と同居している場合は、自分の収入が最低生活費を下回っているか否かではなく、世帯収入(親の収入も含めたもの)が最低生活費を下回っているかどうかで受給が判断されるので注意しましょう。

生活保護の受給が認められた場合ですが、母子家庭の場合は子供の人数分、最低生活費が加算されます。

どのくらいの額が加算されるのかは、地域によって異なりますので離婚後居住予定の地域の加算額を調べておきましょう。

経済的に困窮した状態の世帯には助かる制度ですが、審査もあり、生活保護費自体が今後引き下げの方向となっています。

振込み先口座名義を確認!子どもに関する各種手当

子どもに関する手当には現在下記のようなものがあります。簡単に表にしました。

母子家庭でなくても受け取れるものもあります。ただし、口座名義人が前世帯主のままだと自分に振り込まれませんので、離婚と共に振込先の名義人を変更しなくてはなりません。

手当名 内容
児童手当 子供がいる世帯全てに支給されるが、所得制限がある。
所得制限にかかると(所得が高いと)支給される額は下がる。
自治体により条件や支給額は変わる。
児童扶養手当 母子世帯・父子世帯等の片親世帯にしか支給されない手当。所得制限もある。
児童手当と併用してもらうことができるが、児童扶養手当の基本支給額は毎年改定が行われる。
児童育成手当 現在東京都で実施されている制度で片親世帯に支給。
子供一人につき13500円支給されている。所得制限あり。
特別児童扶養手当 母子世帯・父子世帯に限らず、子供が精神的又は身体的障害がある場合に支給されるもの。(発達障害含む)
原則障害者手帳(療育手帳)が必要になるが、各自治体によって条件は異なる。

どの手当も自治体や所得によって支給額が変わりますので、より詳細な内容は居住する地域の福祉課に聞いてみるのが良いでしょう。

離婚前から利用したいマザーズ・ハローワーク!

近頃は、ほぼ全国的に設置されているマザーズ・ハローワーク(又はマザーズコーナー)というものがあります。

  • キッズスペースがあるので子連れで職探しができる
  • 育児をしながらの就職・就業相談にのってくれるスタッフが常駐

上記の点が普通のハローワークと異なるところです。特に「シングルマザー向け」というわけではないので、離婚前から利用できます。

キッズコーナーには、保育士さんが常駐しているところもあり(予約制の場合あり)、安心して職探しすることができます。

また、就業に向けて教育訓練を受けたり職業訓練校に通う場合は、シングルマザーの方に支給される給付金もあります。

例えば、事務経験がないけれど事務職に就きたい方は、この制度を利用してパソコンスキルを身につけ、資格取得することも可能です。

離婚を決意したものの、何の資格も持っていない・社会人経験がない方には嬉しい制度です。

同じ境遇の人と出会える場を探し、共感者をつくろう

育児に「困難」はつきものですが、シングルマザーになるとパートナーがいない分、その困難を一人で背負いかねません。

そんな時、支えになってくれる共感者をつくるとよいでしょう。

親や兄弟姉妹等の親族も良いですが、できれば同じ境遇(バツイチ経験者)のママ友ができると良いですね。

シンママの気持ちは、やはりシンママでないと分からない部分があり、親族や昔からの友人に相談するとお説教されてしまうこともあります。

当事者の目線でアドバイスし合える共感者がいると心強いです。

自治体がひとり親家庭を支援する講習を開いているところもあります。そういうところに参加し、当事者ならではの意見を聞く場面を作り、仲間をつくることも今後の生活の支えになるでしょう。

離婚後良いスタートを切る為にこそ、覚悟が必要なのです!

産後クライシスの「クライシス」とは、日本語で「危機」を意味します。

離婚を決意した今、考え方によってはその危機は回避され解決に向かっているのかもしれません。

今の生活を続けていくよりも離婚して新しい生活をスタートさせた方が自分も子供達も幸せになれると考えた上での決断なのです。

今よりも幸せになる為にこそ、シングルマザーになる「覚悟」が必要なのです。

離婚後、必ずと言っていいほど壁にぶち当たる時が来ます。シングルマザー故の困難が待ち受けています。

決断した離婚は、シングルマザーになる覚悟を十分踏まえた上での離婚であり、皆様がお子様と共により一層幸せな生活を送れるスタートになるものであると願っています。

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