産後にも痛みがある?痛みの種類と痛み対策について知っておこう

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2015/07/28

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もうすぐ出産を迎えられる方にとって、赤ちゃんに会える楽しい気持ちが半分、陣痛・出産時の痛みはどんなものなのか…という不安な気持ちが半分という方も多いのではないでしょうか?

陣痛や出産時の痛みについては「鼻からスイカ」、「早く終わってほしいと願っていた」など、いろいろ聞いたことがあると思いますが、後陣痛など出産後の痛みについてはあまり知られていないように思います。

陣痛や出産時ほどではありませんが、産後にもそれなりの痛みが伴うことがあります。先輩ママさんや筆者の体験を元に産後の痛みについてご紹介して、出産前に是非参考にしていただきたいと思います。

子宮が戻ろうと収縮することで痛む「後陣痛」という痛み

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後陣痛とは、妊娠によって大きくなった子宮を戻そうと収縮することで痛みが起こります。出産当日か翌日に痛みが来ることが多いのですが、産後3,4日にまた痛み出すこともあります。

筆者の場合、「後陣痛?あったっけ?」というほど後陣痛の痛みはほとんどありませんでしたが、出産経験が増えるほど痛みが増すとも言われています。

実際に、1人目よりも5人目を産んだ後の後陣痛がつらくて痛み止めを処方してもらったという先輩ママさんもいらっしゃいます。

しかし、初産でも「あっ、後陣痛だ」とはっきりわかるぐらい痛かったというママさんもいらっしゃいます。

痛み止めは母乳に影響がないものを処方してくれるので、後陣痛が辛い場合は我慢せずに痛み止めを貰って下さいね。

出産で開いた骨盤や恥骨が戻るときにズレて痛い…痛みは軽減できる?

産後、骨盤はまだ開いたままで時間をかけて徐々に戻ろうとします。骨盤が戻る過程で骨盤や恥骨(骨盤の下部の骨)がズレることによって、痛みをともなうことがあります。

そこで、ガードルやベルトなどを使用することによって骨盤を支え、無理なく元に戻すことができます。産後1か月しか使わないものですが、出産前にガードルやベルトは買っておいて出産直後からきちんと装着して産褥期を過ごすことをオススメします!

筆者もちゃんと用意しておいたのですが、夏出産だったということもあり、暑苦しくて取ってしまい、装着することをサボるように…

しかし、しばらくして一歩一歩、踏み出すたびに痛むようになり歩くのがしんどかったです。「あぁ、これは恥骨がズレている…」と自分でわかるほど痛かったです。

骨盤や恥骨のズレの痛みを軽減するだけではなく、体型戻しや産後の尿漏れや腰痛対策にも効果があります。

また、出産前に産後エクササイズについて調べておいて、産後にベッドの上ですると骨盤底筋に効いて骨盤が元に戻るのをサポートしてくれますよ。

会陰切開はやっぱり痛いの?

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会陰を切開するって聞くと背筋がちょっとゾクッとしますし、傷口はどれくらいの間痛むのか気になりますよね。

1か月で気にならなくなる人が多数です

出産直後は縫合のために局部麻酔をするので痛くはないのですが、麻酔が切れたときに痛みや違和感があったという先輩ママさんが多数です。

筆者は寝ているときは平気でしたが、授乳するために座ったときはなんか傷口がしみるような気がして、違和感がありました。

そんな時、、実母が丸くて真ん中が少しくぼんでいる座布団を買ってきてくれました。それでだいぶ楽になりましたし、退院後は授乳クッションなどにも大活躍してくれてかなり重宝し今も使っているのでオススメです。

会陰切開はお産の状況によってするかしないか決まるので、皆が切開するわけではありませんが、退院後も色々と役に立つので出産前に是非1つ購入を検討して見て下さい。

しかし、1,2週間経過した頃には気にならなくなり、産後の1か月健診までには全然気にならなくなったという人が多数です。

妊婦検診のときなどに、不安な事は色々聞いてみよう

育児書や先輩ママたちから「会陰切開しても治るから大丈夫だよ」と話を聞いていたものの、やっぱり不安…という場合は、妊婦健診の際に担当の先生に質問するのもアリです。

出産時のどんな場合に会陰切開をすることになるのか、縫合糸は抜糸するものなのか否か、痛みや出血がひどくなった場合痛み止めは処方してもらえるのか、など。

特に初産の方は不安に感じるのは当たり前なので、ドンドン質問して出産に向けて不安を解消していきましょう。

帝王切開で出産ってどういった痛みがあるの?

切られたお腹はどうなるの?と気になるところですが、抜糸の関係で自然分娩の方よりは入院期間が3,4日ほど長いです。

しかし、帝王切開も自然分娩も産後の経過はほとんど一緒。麻酔が切れたり、後陣痛があったりする出産当日や翌日に痛みをともなう方が多いです。

傷口が開きそうで歩くのが怖いという方もいらっしゃいますが、とくにトラブルがなければ早めに身体を動かしたほうが回復も早いようなので、医師と相談しながら無理のない範囲で動いて下さい。

傷口の痛みもそうですが、帝王切開の方の場合、授乳中に赤ちゃんが動いて傷口を蹴られて痛かった…という先輩ママさんが何人もいらっしゃったので授乳中は気を付けて下さいね。授乳クッションなどを使ってお腹周りをカバーしながら授乳することで蹴られることが減るみたいです。

おっぱいの痛みもあります!さまざまなトラブルを紹介します

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産後におっぱいの痛みに悩む方は多くいらっしゃいます。筆者もその中の1人でした。

母乳が詰まっておっぱいが痛い…「乳腺炎」

乳腺炎とは、乳腺に母乳が詰まって、おっぱいが固くなったり痛くなったりします。ひどいと40度近くまでの高熱も出ます。

生まれてきた赤ちゃんはまだ上手くおっぱいを吸うことができませんし、あげるほうも慣れていないので、十分に母乳が出しきれず乳腺に詰まってしまうことが原因です。

乳腺炎の一歩の手前の症状として、胸が熱を持ったり、チクチクと違和感があったり、母乳が粒状に出てきます。

母乳を授乳の度にしっかり出し切るようにすることで未然に防ぐことができます。

授乳を始めたその日から赤ちゃんが飲み切れなかった分は母乳パックに入れてとっておくか、もったいないですがティッシュやガーゼに絞り出して捨てるようにしましょう。

もし乳腺炎になってしまった場合は、保冷剤で胸を冷やしつつ、速やかに産院でマッサージを受けて下さい。とっても痛いですが、詰まりが取れると楽になって熱もあっという間に下がります。

乳頭に傷ができたりただれたりして痛む「乳頭部亀裂症」

慣れない授乳によって、乳頭が切れたり、ただれたりすることです。ひどいと出血することもあります。

弱い赤ちゃんといえども生きるために必死におっぱいを飲もうとするので、出産前、聖母のような穏やかな授乳シーンを想像していた筆者にとって、正直最初は想像以上に痛かったです。

出産前に両親学級や母親学級でおっぱいマッサージを習うと思いますが、「もっとしっかりやっておくんだった…」と反省しました。これから出産される皆さんは今からしっかりやって下さいね。

乳頭が切れそうと思った場合は、授乳後に馬油を塗って乳頭を保護すするといいです。授乳前にはしっかり拭きとってから授乳しましょう。薬局などに1000円ほどで売られています。

もし切れてしまった場合は、病院で塗り薬を処方してもらい、直接の授乳はお休みしましょう。そして、搾乳機で哺乳瓶に予め母乳を取っておいたものを赤ちゃんにあげるようにするといいですよ。

産後に痛みが出てしまったら…まずは受診!そして周りに頼ってみて

出産すれば誰でもすぐに育児ができる身体になれるほど単純にはできていないようです。自分が思っていた以上に産後トラブルがあったり、身体が疲れていたりします。

産後の痛みは出産しなければわからないことですし、個人差もあります。すべての痛みを経験する人もいれば、全く何もトラブルがなかったという人もいます。

どんな痛みでも産後1か月以内には収まることが多いですが、我慢せずにすぐに産院を受診する、家事はパパや実母にお任せするなど周りに頼って乗り切って下さいね。
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