- 事前に知っておきたい、出産したあと劇的に変化していく体 | MARCH(マーチ)

事前に知っておきたい、出産したあと劇的に変化していく体

2014/06/20

ながーい妊娠の期間を終え、出産したらやっと楽になれる!と思いますよね。初めての出産を控える妊婦さんを脅すつもりはないですが、出産してからが1番大変だったりするのです。

お産に気をとられて、産後のこと何も知らなかった!なんて、病院で1人不安にならないように、自分の体がどうなるのか知っておきましょう。

産後処置

産後の試練は出産直後に訪れます。自然分娩の場合、母親がやっとのことでわが子を産んで、達成感と感動に浸っているつかの間、お医者さんは間髪を入れず産後処置を行います。まず、役目を終えた胎盤を外に出す「後産」。

自然にはがれて出てくるか、おなかを押されたり引っ張ったりして、おなかから出します。そして、子宮に残った羊水や血を出すための処置をされます。痛いです。後産が終わっても気を抜くべからず。

会陰切開や、会陰が裂けていたりすると、傷の縫合が行われます。これもまた痛い。会陰切開される時は、出産クライマックスのどさくさにまぎれて切るからか、切られた感触が分かりにくいです。

初産で産後処置を知らなかった人は、「出産よりも痛かった」と言うほどのものです。我が子のために力を使い果たした後ですもんね。しかし出来るなら、産後処置が終わるまで気を抜かないほうがよさそうです。

帝王切開の場合

帝王切開の方の産後は、麻酔が切れてからが大変です。何せお腹を切るわけですから、会陰切開の痛みより強く、更に後陣痛は自然分娩のそれよりも痛むのです。手術後しばらくの食事は、おかゆなどの質素なものになります。

入院中の服は、傷に触れないワンピースタイプのものが良いでしょう。産後1ヶ月はお腹の痛みが続きます。とても育児どころではないので、出産前に、頼れる人に産じょく期の面倒をお願いしておきましょう。帝王切開は自然分娩より大変です。

産じょく期

母親の体は、6週間ほどで元の体に戻っていきます。産後数日は、子宮が元の大きさに戻る時に起こる後陣痛に悩まされます。授乳の刺激でも子宮が収縮するので、辛いですが回復のためにがんばってお乳をあげましょう。

子宮の収縮とともに、悪露(おろ)が膣から出てきます。1ヶ月続く生理だと思ってもらえば良いです。傷口もあるので、清潔にして過ごしましょう。ドーナツ型の座布団があると、座る時安心です。

傷も痛みも入院中にだいぶ回復できますが、産じょく期はご家族に協力してもらって、母親は授乳と養生に努めましょう。無理は禁物です。

おっぱい

胎盤が無くなったら、母乳を出すホルモンが分泌されます。最初は少ししか出なくて心配になるでしょうが、吸わせ続ければ出るようになります。妊娠中からのおっぱいマッサージも忘れずに。

出始めの初乳は、赤ちゃんの免疫に関わるとても大切な母乳です。少しでも良いので母乳を飲ませましょう。たくさん出るまでには根気のいる作業です。おっぱいにお乳が残っていたり、お乳が詰まってしまうと、乳腺炎になってしまいます。

熱が出て、しばらくお乳もあげられず、大変な思いをしなければなりません。授乳後に残りを絞ったり、油ものの食事を控えるなどして気をつけましょう。黒くなった乳首の色は、子供に吸われるうちに元の色に戻ります。

元の体に戻るまで

完全に元の体に戻るまで、早い人は半年、遅くても1年はかかるでしょう。帝王切開跡は1年で気にならなくなります。会陰切開跡は1ヶ月で治ります。

月経は、早い人は産後1ヶ月で始まります。産後すぐの妊娠もありえますので注意してください。母乳育児の方は月経再開が遅いと聞きますが、体の回復が早ければ関係ないようです。

出産のために骨盤が開いて、そのうちに閉じていくのですが、歪んでしまうことがあるので、骨盤の体操をしたり、正しい姿勢で過ごすと良いです。体重は、出産すると2~6キロ減ります。母乳育児をしていれば体重は減りやすいので、半年で元の体重に戻るでしょう。

これから出産をひかえている皆様、無事元気なお子様が産まれますように心から願っております。産後の不安は尽きないかと思いますが、どうかリラックスして出産に臨んでください。

みんなのコメント
  • アルパカさん

    かわいい赤ちゃん産みます🎵

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